天夏達は龍姫を救助活動に向かわせて、合流した仲間達で第一アリーナに出現した森を片付けるついでに元凶である、桐原静也を逮捕することにしたのであった。
「待ってたよ、IS学園って言うハーレムが出来る学校に来れるなって‼」
「おまえが桐原静也か、狩人の森はこの霧を利用し、弓による波状攻撃と言ったところか?」
「ご名答、けど、ボクは、金髪の子を狙う‼」
「なるほどね、見えない遠距離攻撃は、そっちだけじゃないのよ‼ ヘタレな癖に‼」
「誰が‼ ヘタレだ‼ ボクは」
「おまえ、アホだな、森と言えば、自然火災が起きることくらい考えないのか? 爆炎剣‼」
「やめろ‼ やめろ‼ やめろΣ(゚Д゚)‼」
狩人の森に入った天夏達は桐原静也の気配を知るために、桐原静也が気にしていることを発言すると、化けの皮剥がれて、見えない矢を星奈に目掛けて射ると宣言し、宣言通りに、星奈に目掛けて放ってきたが、星奈は持っていたデュアルウェポンで叩き落とした後、朱音が挑発し見事に桐原静也が挑発に乗った所で、弥生が、枯れ木に向かって、日本刀型機攻殻剣を振り下ろして、爆炎を熾し、着火して、森から脱出したことで、桐原静也が大泣きで、姿を見せたのであった。
「予想通りのヘタレ野郎だな」
「桐原静也、IS学園襲撃並びに、器物損壊罪で逮捕‼」
「ボクは悪くな~い!」
「しばらく寝てろ‼」
姿を見せた桐原静也は接近戦という物をやったことがない、目の前にいる一行は全範囲を網羅した集団である以上、桐原静也の身柄は天夏達によって拘束された後、暴れまくるので、弥生が服の襟を掴んで送り襟締めと言う有難い絞め技で落としたのであった。
「織斑ぁああぁぁ‼」
「次から次へと、オレは、織斑じゃない、天河天夏だ‼」
桐原静也を捕まえたことで狩人の森がきれいさっぱり消えて燃えていた痕跡すらなくなっていたのだが、今度は不意打ちでブルーティアーズの兄弟機であろう青っぽい蝶々をモチーフにした顔をバイザーで隠しているISに乗った少女に天夏目掛けて襲い掛かってきたのであった。
襲ってきた少女の襲撃でもう一人、天夏達を狙っていた襲撃者がいたことに気が付かなかったのであった。
「死ね‼」
「しまった‼ 間に合わない‼ 弥生‼」
「‼」
そうあのゲイムギョウ界を窮地に陥れたあの存在に気付かなかったのだ、
「もう・・・お姉ちゃん・・・」
「束姉ちゃぁぁぁっぁぁあああんΣ(゚Д゚)‼ 今、治す‼ 彼の者を死の淵からより呼び戻せ‼ レイズデッド‼」
「弥生、篠ノ之束博士はもう・・・」
「フハハッハハハハ(^-^)‼」
「ちゃんと、姉妹としてやり直そうって、決めたのに、許せるかぁぁっ‼」
「おまえもその光を放つか‼ 機械の鎧を身の纏わず‼」
弥生が桐原静也の見張りで気を取られている隙を突如姿を現した、あの紅い髪をツインテールに結っている肌を露出した鎌を持った四天王の紅一点、マジック・ザ・ハードの凶刃が、弥生目掛けて振り下ろされた、その時、弥生を突き飛ばしたウサ耳のカチューシャをした童話風のドレスを身に纏った赤紫色の女性が弥生を突き飛ばし、マジック・ザ・ハードの凶刃によって、アリーナが血に染まったのだ、弥生はすぐに応急手当てを施そうとしたが、もう即死だった。
それを見たマジック・ザ・ハードはあざ笑うかのように高笑いを大音量でしたのであった。
その時、弥生が覚醒してしまったのだ。
マジック・ザ・ハードは恐怖した、そうあの時、ユーリ達によって付けられた傷が疼きだしたのだから。
「崩龍斬光剣‼」
「ぐっ‼」
「弥生‼」
覚醒した弥生はオーバーリミッツLv3まで解放して赤色のオーラを纏いマジック・ザ・ハードに縮地で斬りつけたのだ
そして、
「塵も残さねえ‼ 喰らえ‼ 浄破滅焼闇‼」
「( *´艸`)ふふふ、小娘、いや、朝宮弥生、そして、天河兄妹、黒衣の断罪者に、いつかその首を貰い受けるとな‼」
「待ちやがれ‼ クソ、気が遠くなってきた」
「弥生‼」
持っていた右に日本刀型機攻殻剣「ドラゴニック・オーバーロード」を持ち、左に黒い匕首の小太刀を持ち、双極の炎を纏わせて斬り祓い、上段から振り下ろす、龍音とリオンとジューダスの十八番の秘奥義「浄破滅焼闇」をお見舞いしたが止めを刺せずに、マジック・ザ・ハードはユーリに首を洗って待っていると言うと姿を消してしまったのであった。
そして、弥生は気を失ってしまったのであった。