魔法少女バトルロワイヤルは龍音の介入によって終止符が打たれて翌日第二茶熊学園は期末テストを実施していたのであった。
内容は基本的に国語・数学・理科・社会・英語の五科目という至って簡単なことなのだが今までISの事ばかり勉強していたほかの生徒達は頭を抱えていたが天夏達は黙々と答案用紙に答えを書き記して行ったのであった。
スキット:龍音の活躍
天夏「龍音がまた一つ事件を片付けたか」
スミレ「確か名深市を巻き込んだ魔法少女バトルロワイヤル事件だったわね」
弥生「子供から大人まで巻き込んだバトルロワイヤルだったらしいよ」
ルクス「あの~」
理世「ファヴと言う人工知能が原因だと聞かされてます。龍音はまだ十四歳の中学二年生でしたね」
弾「そのバトルロワイヤルって」
朱音「魔法少女バトルロワイヤルはファヴって奴の所為で起きた殺し合いよ。それを龍音が解決したけどもう既に数人が命を落として転生の間に送られたのよ」
弾「嘘だろ(=゚ω゚)ノ‼」
スミレ「参加した人たちは単純なゲームだと思ってたらしいから」
フィルフィ「・・・・」
「終わったぜ‼」
「まだ欠点が出てるわけじゃないんですよ‼」
「せり・・・」
「先輩。わたしはセリスティアではなくて、天々座理世とあれ程言ったはずですが(^-^)」
「すいませんでした(゚Д゚)ノ‼」
期末テストが全行程終わったのか天夏達はほっとしていたのだが転入したばかりの理世は気を抜くなと言うとルクスが理世に向かってセリスティアと言いそうになったので理世は終始笑顔だが背後に物凄いオーラを出してルクスは謝っていたのであった。
「さてと、天夏達には新たな任務を任せましょうか。弾君は民間協力者にしてあるけど」
「天照大御神様、書類です」
「どれ? なるほど」
一方天界の執務室でモニター画面を見ながら天夏達にまた新たな仕事をしてもらおうと考えていたところに部下の職員が入って来て書類を剣心に渡したのであった。
「下がっていいわよ」
「はい‼失礼しました‼」
「龍音がまた事件を解決したのね。それと民間協力志願希望。名前は姫河小雪。面白い子が入るのね。またにぎやかになりそうね」
剣心は部下に下がってもいいと言うと部下の職員は執務室を出て行ったのを見届けた剣心は部下が持ってきた書類が龍音の書いた報告書とスノーホワイトこと姫河小雪の民間協力者希望の書類も一緒に受け取って笑みを浮かべてまた面白くなりそうだと呟いて、
「まだ。これからなのよ。頑張りなさい」
と言って書類整理をし始めたのであった。
まだまだ物語は始まったばかりのだから。