インフィニット・ストラトス~龍神と白猫と自由   作:天龍神

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今回の話は龍音達目線です


客員武偵と覇王の魔法少女護衛

龍音はスノーホワイトの護衛兼魔法少女によるバトルロワイヤルを終わらせるべくこの事件を解決する依頼を次元武偵として受けていたのであった。

 

今回は幼馴染の一人旧姓神武現在神楽堂春龍も同行することになったのであった。

 

「お待たせ」

 

「今日もがんばろ。わたしスノーホワイト」

 

「(困りましたね。流石にアインハルトと名乗るのは不味いですし、シエルは被りますし、葵はおば様がいますし、かといってハルカも・・・この名前なら)サテライザーです」

 

「なんかカッコイイ名前だね」

 

「それじゃあ行きましょうか」

 

龍音は道中で神楽堂家の春龍の部屋の窓まで行き春龍は神姫化して龍音と一緒にスノーホワイトが待っている名深市の鉄塔へ向かい合流したのであった。

 

春龍はまだ実戦経験が少ないので今回が初めての対人戦を交えた依頼であることは前もって龍音から聞かされていたので覚悟を決めていたのか通常の神姫化の姿というより龍の仮面以外がアインハルト・ストラトスと瓜二つの容姿で同じバリアジャケットまで装着していたのだがスノーホワイトに魔法少女としてのつまりオンラインゲームで言うペンネームを聞かれたのでしばらく試行錯誤した結果「サテライザー」と名乗ることにしてその人物と同じ金髪碧眼になりツインテールに束ねていた赤いリボンが一瞬で青いリボンに変わったのであった。

 

バリアジャケットは敢て動きやすいと言うことでそのままにしてスノーホワイトの護衛を行うことになったのであった。

 

スノーホワイトを龍音が背中に乗せて春龍が辺りを警戒しながら名深市の空を飛んでいたのであった。

 

『マスター‼ 大変です‼』

 

『どうしたの? アステ』

 

『リップルさんが何者かに襲われてかなりの出血が見られます‼』

 

『ありがとう。アスナ、まぁ聞いてたみたいね』

 

「もちろん。スノー、行き先勝手に決めるけど」

 

「うん。お願い‼」

 

名深市上空を取り敢えずパトロールすることになったのだが春龍のインテリジェントデバイスでアインハルトから名前が被るからと怒られてから「アスティオン」を略して「アステ」と名付けたデバイスにリップルが戦いで負傷し致命傷を負ったと報告したので念話で繋がっていた龍音もそのことを聞いていた以上ほっとくわけには行かずスノーホワイトを連れて一緒に現場に急行したのであった。

 

神姫化していることもあってそんなにも時間がかからず数秒で到着した現場はなぜか火薬を使った痕跡と夥しい血痕が残っていたのであった。

 

「スノー。ごめんここで待ってて」

 

「うん」

 

「サテライザー。スノーをお願い」

 

「わかったわ」

 

リップルがいるであろう場所は今いる所より酷いのは予想できていた龍音はスノーホワイトを守るために結界の中にスノーホワイトを入れて春龍に見張りをお願いしリップルを探しに向かったのであった。

 

 


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