Legend of Galaxy~表裏一体の光と影~   作:takanist

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10日振りの投稿になってしまい申し訳ありません

お気づきかと思いますが、ニンニンジャー側の設定を少し変えているので
ドラマ本編とは違う部分がでてまいりますのでご了承ください



第8話~何年経っても俺たちはニンジャだ!~

ミチルの看病をしていた霞が戻って来た

「霞、ミチルはどうだった?」

「すぐに手当てをしたので、大事には至らないと思います」

「そうか」

「天晴君、ミチル君を襲ったのって・・・」

「前に戦ったことあったよな」

「はい、私たちも妖怪と間違えてしまいましたけど・・・」

霞と天晴の会話を聞いていたキンジは

「そういえば、あれは一体なんでございやすか?

 妖怪とは違う機械的な体、あっしは初めて見やしたけど」

キンジは初めて見た機械生命体のことを二人に聞いた

「実は五年くらいまえに・・・」

すると

 

ゲロゲロゲロゲロゲロゲロ

 

ガマガマ銃が音を鳴らしながら動いている

「!!!」

驚く三人

「まさか妖怪!?」

「そんな筈はありません、妖怪はすべて倒したはずです」

すると八雲・風花・凪も集まって来た

「タカ兄、これは?」

八雲はガマガマ銃を見て、天晴に問いかける

「俺にも分かんねぇ、けどほっとけねぇだろ!」

「行こう、お兄ちゃん!」

 

天晴・八雲・凪・風花・霞・キンジの六人は忍装束姿になる

 

「行くぜ、みんな!」

天晴の一声にみんなが頷き、全員その場から消える

 

 

 

 

――――――――――――――――――――

 

 

 

僕は部屋に一人、布団に横になっていた

さっき僕を襲ってきた機械生命体は一体なんなのかとか

キンジさんのあの姿、それに白い仮面ライダー

色んなことが一気に起こりすぎて頭が追い付いてこない

「なんで僕を狙ったんだろう」

そう気がかりなのは、あの機械生命体は僕を狙ってきたということだった

「'主の命令'って言ってたけど、主って一体誰なんだ・・・」

僕に恨みのあるやつの仕業だってことは分かる

 

今の僕には力がない

以前のような誰かを守れる力はもうないんだ

今の僕に身についているのは、師匠に稽古してもらっている剣道くらい

それに天晴さんはいつも手加減している気がするし

 

(ダメだ、一旦考え出すと良くない方向に思考がいってしまう)

そう思った僕は目を閉じて、眠りにつくことにした

 

 

 

 

 

「よう、久しぶりだなミチル」

 

 

 

「!!!」

僕はすぐに体を起こした

そして僕の目の前にいたのは

「M!」

桃耶との決着をつける前日に突如現れた、僕と同じ顔の男

「俺のこと覚えててくれたのか、嬉しいね」

「忘れるわけないでしょ、自分と同じ顔の人間なんて」

「ま、それもそうか」

「ていうか、何処からここに入って来たの!」

「感動の再会の前にはそんなことどうでもいいじゃねぇか」

 

「俺はお前に忠告しに来てやったんだぜ」

「忠告?」

「お前は前の戦い以上に命を狙われてるぜ

 だからしっかりと力をつけて、生き延びろよ」

「なんで敵の君がわざわざそんなことを言うの?」

「決まってるだろ、お前を殺すのは俺だ

 俺以外のやつに殺されるんじゃねぇぞ」

そう言うとMは消えた

(また父さんの死の真相を聞けなかったな)

 

「そういえば・・・」

Mの声が僕の頭に直接入ってくる

「お前の師匠たち、結構大変な目に遭うかもな」

(天晴さんたちが!?)

僕はすぐに飛び起きて居間に行くと誰もいなかった

その後家中を探したけど、どこにも誰もいなかった

ふとカエルの顔が付いた銃が目にとまった

すると

 

ゲロゲロゲロゲロゲロゲロ

 

音を立てて動きだした

僕はその一つを手に取る

(もしかしたらこれで居場所が分かるかも)

そう思った僕は道場を飛び出した

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――

 

六人が辿り着いた先には、機械生命体と一体の怪物がいた

「なんだあいつは!?」

「来たな、忍びの者たち」

機械生命体・ロイミュードが語り掛ける

「お前たちの存在は、礼堂ミチル抹殺に邪魔なのでな、消させてもらうぞ!」

「抹殺!?」

八雲が驚く

「そんなこと、させません!!」

霞が構える

「僕たちの大事な弟子だからね」

凪が答える

「貴様らの相手はこいつだ!」

すると隣にいた怪物が前に出てくる

 

ハサミ状の腕、セミのような顔、頭に生えている角

その姿は・・・

「貴様らの相手はこの宇宙忍者バルタン星人だ!」

「宇宙忍者?」

風花が問う

「ニンジャのあっしらの相手には相応しいかもしれやせんね!」

キンジが鼓舞する

「どんな相手だろうと倒すだけだ!」

天晴の声と共にそれぞれ手裏剣を取り出す

 

 

アカニンジャー手裏剣!

アオニンジャー手裏剣!

キニンジャー手裏剣!

シロニンジャー手裏剣!

モモニンジャー手裏剣!

スターニンジャー手裏剣!

 

そして五人は刀・忍者一番刀に手裏剣をセットし、'変'のボタンを押す

 

ザ・変化(へんげ)

 

キンジは忍者スターバーガーに手裏剣をセットし、ボタンを押す

 

ザ・チェンジ!

 

ニンニンニン ニンニニンニン

軽快な音が流れる中、六人は構え手裏剣を回す

「「「「「シュリケン変化(へんげ)!」」」」」

「シュリケンチェンジ!」

 

アカジャー・アオジャー・キジャー・シロジャー・モモジャー・スターニンジャー!

 

六人が色とりどりの忍びの姿に変化する

 

「暴れてアッパレ! アカニンジャー!」

「轟け八雲! アオニンジャー!」

「きらめきの凪! キニンジャー!」

「ひとひら風花! シロニンジャー!」

「揺らめく霞! モモニンジャー!」

「彩の星! スターニンジャー!」

 

「忍びなれども忍ばない!」

「忍びなれどもパーリナイッ!」

 

「「「「「「手裏剣戦隊ニンニンジャー!!」」」」」」

 

 

「やれバルタン星人!」

バルタン星人がニンニンジャーに近づいていく

 

 

 

 

 

 

「忍ぶどころか、暴れるぜ!!」

 

 

 

 




今回のタイトルはニンニンジャー第1話をもじったものになります

これからタイトルをドライブ風、ニンニンジャー風を話のメイン側に寄せて行こうと思っています


ニンニンジャーの変身シーンを文字に起こすと、かなりの文字数になってしまいますね
これからはドラマ同様に、省略変身もしていかなきゃですね

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