Legend of Galaxy~表裏一体の光と影~   作:takanist

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第39話~優しさとは、力とは・・・~

「グビラだ・・・」

桃耶はマイから少し離れ、グビラを見上げる

《深海怪獣か、何故地上に?》

「そんなの知るかよ」

桃耶はエクスデバイザーに手を掛ける

《桃耶!》

桃耶はふと自分を見ているマイに気づく

「先輩?」

(マイの見てる前でユナイトするのか・・・

 けど今ここでグビラをなんとかしないと!)

桃耶が思考を巡らせていると、グビラが再び動き出した

グビラは鼻先のドリルを回転させ校舎に向かって移動を開始する

「やめろ!!」

桃耶の声も空しくグビラはドリルを建物に突き刺し瓦礫が落ちていく

自分たちのいる中庭にも・・・

「きゃぁぁぁぁぁぁぁ」

 

「マイ!!」

桃耶はすぐさま走り出し、マイの許へ行く

倒れているマイの体を起こす

「マイ!マイ!」

「せん、、ぱい・・・」

マイは意識はあるが、頭から血を流している

「マイ、しっかりしろ!」

「せんぱい、私に構わずユナイトしてください・・・」

「なんでそのことを・・・」

「せんぱい・・・・」

マイは意識を手離した

「おい!マイ!!」

桃耶はマイを強く抱きしめた

「マイ・・・・」

《桃耶、早くグビラを止めないと!》

「・・・」

《これ以上の被害者が出てもいいのか!》

桃耶はエクスデバイザーを取り出した

 

 

 

 

ウルトラマンエックスとユナイトします

エックス、ユナイテッド

 

ユナイトした直後エックスはグビラに向かって走り出した

対するグビラはドリルを回転させ立ち向かう

「はっ!」

エックスはグビラの目の前で高くジャンプをし、背後に回る

そして背後からグビラを抑え込む

しかしグビラは背中から潮を吹きだす

「あっ!」

不意を突いたグビラはドリルで地面を掘り、地中に潜る

《どこに行ったんだ・・・》

「探す必要はない、地中から叩き出す!」

桃耶はサイバーカードを取り出し、エクスデバイザーに読み込ませる

 

サイバーゴモラ、ロードします

 

エックスの体にアーマーが装着されていく

 

サイバーゴモラアーマー、アクティブ!

 

「ゴモラ振動波!!」

エックスは巨大な爪を地面に突き立て、地中に振動波を放つ

するとグビラが少し離れたところに出現した

「これでとどめだ」

 

サイバーエレキング、ロードします

 

先程とは違うアーマーがエックスに装着される

 

サイバーエレキングアーマー、アクティブ

 

エックスは右腕の砲身をグビラに向ける

 

 

《桃耶、やめろ!》

「なんでだ?」

《あのグビラは恐らく何者かに操られて、狂暴になっているだけだ!》

「・・・」

《お前にはあの涙が見えないのか!!》

よく見るとグビラは涙を流していた

「そんなの知るかよ」

《桃耶?》

「あいつはマイを傷つけたんだ!

 それだけで殺る理由としては充分だ」

砲身にエネルギーが溜まっていく

「エレキング電撃波」

砲身から青・黄・緑の3色の電撃が放たれた

 

 

 

しかし電撃波がグビラに直撃することはなかった

グビラの目の前には巨大なバリアが展開されていた

そのバリアとグビラの間に立っていたのは

「コスモスっ!」

青き慈愛の戦士、ウルトラマンコスモスだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ~episode of outlaw 第二部 青いパズル~

 

「仮面ライダーパラドクス、レベル50(フィフティー)

「レベル?」

「そうか、あんたには分かんないか」

「何のことか分からんが、お前が俺の敵だってことは分かる」

Mは忍者一番刀を構える

「シュリケン変化(へんげ)

 

クロジャー、ニンジャー!

 

Mは黒いニンジャへとその姿を変える

「いいね、心が躍る」

パラドクスの一言をきっかけに二人は同時に走り出す

 

「はっ!」

クロニンジャーの剣戟を

「よっ」

いとも簡単によけるパラドクス

「めんどくせぇな!本気出せよ!」

「あんたも本気を出しなよ」

パラドクスは空中にメダル型のアイテムを出現させる

「なんだこれ?」

「あんたには扱えない物だよ」

パラドクスはアイテムをパズルのように動かす

「これだな」

すると大量のアイテムは2つのアイテムへと変わり、パラドクスへと飛んでいく

 

透明化

高速化

 

するとパラドクスの姿が消えた

「おい!どこに行った?」

するとクロニンジャーの体に衝撃が走る

「うわっ!」

それも何度も

 

 

何度も攻撃を喰らい片膝をついたクロニンジャー

そして姿を現すパラドクス

「お前、厄介な能力を持ってるみてぇだな」

そう言いながら立ち上がるクロニンジャーを見て

「いいねその根性」

パラドクスはギアホルダーに入れていたガシャットを取り出す

「もっともっと遊ぼうぜ!」

そう言い、ガシャットのダイヤルを180度回した

 

KNOCK OUT FIGHTER

 

 

 

 

 


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