Legend of Galaxy~表裏一体の光と影~   作:takanist

4 / 48
一週間振りですね!
みなさんお久しぶりです



第4話~なぜ師匠は忍ばないのか、そして・・・~

「ありがとうございました!」

元気のある声と素晴らしい営業スマイルの店員さんのいるスーパーを後にし、僕は道場への帰路に着いていた

今日のお使いは僕の番だった

なんでも前はキンジさんが家事をやってたそうだけど、今はローテーションで回している

「早く帰って、天晴さんに稽古つけてもらわなきゃ」

 

 

 

 

 

 

 

「あいつが礼堂ミチルか・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あと少しで道場に着くというところで僕は振り返り

「さっきから誰?僕を着けてるのは」

すると

「気付いていたのか」

という声と共に曲がり角から男の人が出てきた

「そりゃ気付くよ、気配バレバレだし

 で、僕に何の用?」

「お前に恨みはない、だが・・・」

そういうと男は体を機械のような体に変化させる

胸には'017'のナンバープレートが付いている

「!!!」

(なんだこいつ!)

「我が主の命だ、お前には死んでもらう!」

そういうとそれは僕に襲い掛かって来た

「うわっ!」

僕は相手の猛攻を避けるしか術がなかった

(僕に戦う力があれば!)

 

そんなことを考えていると

「ガラ空きだぞ!!」

僕の頬に相手のパンチがきれいにきまる

「ぐっ!」

後方に転がって行ってしまう

親指で唇をなぞると、血が付いていた

(くそっ!)

それでも相手はどんどん近づいてくる

「恨むんだったら、我が主を恨むんだな!」

そう言いながら拳を振り上げた

 

 

その時

 

「ぐふぁ!!」

相手は急に後ずさりをした

様子を見ると、何かが相手に当たったようだ

すると

「ミチル!」

後ろを見ると

「キンジさん!!」

僕の六人の師匠の内の一人、キンジ・タキガワさんがいた

「なんで・・・」

「ミチルの帰りがちょっと遅かったもんで

 様子を見に来たら・・・」

相手はキンジさんを見て

「貴様、誰だか知らんが邪魔をするな!」

相手は臨戦態勢をとる

「キンジさん、あいつは相当強いですよ」

「あっしなら大丈夫

 天晴坊ちゃんは'まだ'と言っていやしたが、致し方ありやせんね」

「キンジさん?」

「ミチル、今から目の前で起きることを

 しっかりと目に焼き付けてくださいやし!」

するとキンジさんは手裏剣を取り出した

「うちの可愛い弟子を傷つけた罪、その身で償ってもらいやすよ!!」

 

スターニンジャー手裏剣!

 

今度はハンバーガーを取り出した

「ハンバーガー?」

そのハンバーガーを開き、中に手裏剣をセットして横のボタンを押した

 

ザ・チェンジ!

 

そしてキンジさんはそれを顔の前に持ってきて手裏剣を回す

「シュリケンチェンジ!!」

するとキンジさんの体がどんどん変化していく

そして

 

スターニンジャー! WOW!

 

その音声と共に顔も変化して、金色の戦士に変身した

 

 

「彩の星、スターニンジャー!」

「忍者?」

「忍びなれどもパーリナイ!!」

(忍ぶ気、無いのかな・・・)

キンジさんはギター型の武器を持ち、相手に向かって走っていく

防戦一方だった僕とは違い、どんどん相手に攻撃を当てていく

けど切る度に

「ヒーハー!」「イヤッハー!」

と言いながら攻撃をしている

「キンジさんて普段大人しい人だと思ってたけど、そうでもないのかな・・・」

今度はギターに手裏剣を付けた

「手裏剣忍法、風の術」

 

風マジック!

 

そしてまた手裏剣を回し

 

ハリケーンじゃ!

 

風を起こし相手を空へと飛ばす

そして少し離れたところに落ちてくる

「さぁ、止めと行きやしょうか!!」

すると

「俺の邪魔をするなと言ったはずだ!!」

相手はまた体を変化させた

「なにっ!?」

胸のナンバープレートがなくなり、帽子を被り、手には銃が握られている

「まずはお前から殺してやる!」

襲い掛かってくる敵に対抗するキンジさん、けど

「うっ!」

キンジさんの攻撃が全く当たらない

「相手の動きが急に軽くなった!」

さっきまでとは真逆の構図、キンジさんが防戦一方になってしまっている

「はぁ!!」

相手の銃撃を受けたキンジさんは

「うわっ!」

僕の傍まで飛ばされてきた。僕は駆け寄り

「キンジさん、大丈夫ですか!?」

呼びかけると

「ははっ、弟子にかっこ悪いところ見せちまいやしたね」

「キンジさん・・・」

 

そうしている間にも相手は、銃を構えながらこっちに近づいてくる

「ニンジャだかなんだか知らねぇが、大したことねぇな!

 二人そろって、仲良く消えな!!」

僕はとっさに目を瞑った

 

 

 

 

けど、一向に体に痛みが走ることはなかった

目を開けると、空中を走る小さなバイクが敵を翻弄していた

「なんだ、あれ・・・」

すると後ろの方からバイクの音が近づいてきた

真っ白いバイクだった

そのバイクは、僕らの近くに止まり運転手が下りる

「まーたあいつか」

そう言いながら僕らの前に立つ

「貴方は?」

僕は、バイクに乗っていた男の人に問いかける

「自己紹介は、もうちょっと後ね」

そう言い、男はバックルのようなものを取り出し腰に当てた

そのバックルの右部分を上げた

すると敵を翻弄していた小さなバイクが男の手に飛んでくる

「お、お前は!」

敵は男を見るなりそんな声を上げる

「おっ!俺のこと覚えてるわけ?」

「あぁ、あの屈辱は忘れないさ!」

「ま、また俺に負けるんだけどね!!」

そしてバックルの上げた部分にバイクのミニカーを入れて下げる

 

シグナルバイク! ライダー!

 

「Let's 変身!!」

 

マッハ!!

 

男は白を基調とした姿に変身した

「ライダー?」

僕はその姿を見ていると

 

相手を指さして

「追跡!」

一回転して、拳を握り

「撲滅!」

腕を広げて

「いずれも、マッハ!」

腕を回してポーズを決めながら

「仮面ライダーマッハ!!」

 

 

 

僕は心の中で思ったことが言葉に出てしまった

 

 

 

「その(くだり)、いる?」




今日2016年も終わってしまいますが
みなさんは今年をどう過ごされ、そして来年をどう過ごすのでしょうか

僕は今年の反省をいかし、来年はこの作品の投稿を頻繁に行っていきたいと思います
一応、最終話までの構想を練ってから執筆していますが
具体的に何話くらいになるのか全く予想できないので
小まめに投稿をしていきたいと思います
来年中には最後まで行きたいなと思ってます


では、みなさんよいお年を!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。