Legend of Galaxy~表裏一体の光と影~   作:takanist

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第28話~絶望を知らぬ者達~

ザ・激熱!

あっつあつあつ、あつあつじゃー!

 

スパースターニンジャーは忍者激熱刀にセットしているシュリケンを回転させる

 

サンダーじゃー!

激熱!

 

忍者激熱刀に雷を纏わせる

デッドヒートマッハはマッハドライバーのスイッチを連打する

 

バースト! キュウニ、デッドヒート!

 

デッドヒートマッハは更にパワーアップしたデッドヒートマッハバーストになる

マッハはバーストした状態でシンゴウアックスを振り

スーパースターニンジャーは忍者激熱刀を振る

「おりゃぁ!」

「イーハー!」

喰らったバキシムは後方へと下がる

バキシムは頭を下し、角を二人に向ける

「なんだ?」

すると角がミサイルのように飛んできた

「これくらい!」

マッハはシンゴウアックスを盾のように使い、ミサイルを防ぐ

するとバキシムは手を二人に向け、手先と嘴からロケット弾を発射する

「こんどはあっしが!」

スターニンジャーはシュリケンを風側に切り替え、回転させる

 

ハリケーンじゃー!

 

竜巻を起こし、ロケット弾を防ぐ

「!!」

バキシムはかなり動揺しているようだ

「さて、フィニッシュといきやしょう!」

「あぁ、いくぜ!」

スターニンジャーはシュリケンを再び、雷側に戻し'激'ボタンを押す

 

ザ・激熱!

 

マッハはシンゴウアックスに、マッハドライバーから抜いたシフトデッドヒートをセットする

 

ヒッサツ!

 

そしてシンゴウアックスのボタンを押す

 

マッテローヨ!

 

その音声と共に、赤信号が点灯する

走りだそうとしたスターニンジャーは立ち止まる

「待つんでございやすか?」

「ちょっとな」

 

イッテイーヨ!

 

そして青信号が点灯し

「行くぞ!」

「イエー!」

スターニンジャーはシュリケンを2回回転させ、マッハはシンゴウアックスのトリガーを引く

 

サンダーじゃー!

超!激熱!!

フルスロットル!!

 

バキシムの目の前まで来た2人は、それぞれの武器を高く振り上げ

「はぁぁぁぁ!!」

「イッヤハー!!」

一気に振り下ろす

「!!!」

斬られたバキシムは体から火花をあげ、鳴き声をあげながら爆発した

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――

 

 

忍者一番刀とカラクリヘンゲン刀の二刀流でムザン星人に斬りかかっていくアカニンジャー

「俺も、もう一本剣が欲しいな」

《ピッタリのシフトカーがあるじゃないか!》

「そんなシフトカーあったっけ?」

《come on!!》

すると1台のシフトカーがドライブめがけて走って来た

「おっと」

ドライブはキャッチしてそのシフトカーを見る

「これは・・・!」

《またいつか使う日が来るのではないかと思って、保管しておいたんだよ》

「サンキュー、ベルトさん!」

ドライブはイグニッションキーを回し、シフトカーをシフトブレスに装着する

 

DRIVE! Type FRUIT!!

ON STAGE!

 

ドライブは赤が主体のタイプスピードからオレンジ主体に変わり

頭にはオレンジ色の笠が付き、オレンジの輪切りのようなタイヤが胴体に装着する

そして手には無双セイバーと大橙丸を持っている

「天晴!待たせたな!」

ドライブは2本の刀を使い、ムザン星人に斬りかかる

「なんだその姿、熱いな!」

計4本の刀でムザン星人と応戦する

 

「そろそろ極めるぞ、進ノ介!」

「分かった!」

ドライブは無双セイバーに大橙丸を装着し、ナギナタモードにする

そして、イグニッションキーを回しシフトブレスのボタンを押してからシフトカーを一回倒す

 

ヒッサーツ! Fullthrottle! FRUIT!!

 

アカニンジャーは忍者一番刀の'技'ボタンを押し、シュリケンを回す

 

ザ・技!

アカジャー!、ニンジャー!

 

ドライブの足元に輪切りのオレンジを模した足場が現れる

「天晴、乗れ!」

「よっしゃ!」

足場が大きくなり、ドライブとアカニンジャーが2人で乗る

「行くぞ!」

足場が移動し、ムザン星人に近づいていく

ムザン星人はかなりダメージを負っているようで、避けるような動きをしていない

 

忍者一閃!

 

擦れ違いざまに2人は剣を振るう

「はぁ!」

「はっ!」

ムザン星人は火花を散らしながら倒れる

足場が消え、2人は着地する

振り返るとムザン星人は爆発した

 

 

 

 

 

 

 

 

「進兄さん!」

剛がキンジを共に進ノ介たちの元に走ってくる

「そっちは大丈夫だったか?」

「俺がヘマするわけないでしょ!」

「タカ兄!」

今度は八雲、霞、風花がやってくる

「これで全員揃ったな!」

そして八雲たちに遅れて、晴人がやってくる

「あれ、もしかして晴人か?」

「よっ、久しぶりだな」

進ノ介が晴人に近づいていく

「どうしてここに?」

「あんなデカいのがドンパチやってたら嫌でも気になるだろ」

「それもそうか」

進ノ介と晴人が話しているのを見て

「伝説の魔法使いと知り合いなんて・・・」

「泊さんの人脈は計り知れやせんね」

「・・・」

「風ちゃん、どうしました?」

みんながそんな会話をしている中、風花は上の空だった

「霞ちゃん、あの人彼女とかいるのかな・・・」

「もしかして魔法使いさんですか?」

風花は静かに頷いた

「風ちゃんにもようやく春が来たようですね」

 

「進ノ介」

「なんだ?」

「あいつは大丈夫なのか?」

晴人はギンガへと目線を送った

「ミチル君なら、大丈夫だ」

「俺たちの弟子を甘く見るなよ!」

2人の会話を聞いていたのか、天晴は割って入って来た

「誰も絶望していないのなら大丈夫だ」

「えっ?」

「必ず、奇跡は起こる」

 

 

 

 

 

 

 

 


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