Legend of Galaxy~表裏一体の光と影~   作:takanist

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タイトルから何が起こるかわかりますよね?


第26話~伝説の魔法使い~

「ミチル、お前の力はこんなもんだったのかよ」

光を失い、倒れているギンガに向かってMは呟く

「急につまんなくなったな」

Mは一体のスパークドールズを、ダークスパークにリードさせる

 

ダークライブ!

カイザードビシ!

 

上空にカイザードビシが出現し、その腹部から大量のドビシが放出された

「片野桃耶、お前のお手並み拝見だな」

 

 

 

――――――――――――――――――――

 

《桃耶、空を見ろ!》

桃耶はエックスに言われて空を見た

「ドビシか!」

空は既に大量のドビシが覆っていた

「こんなんどうするんだよ!」

ドビシが群れをなして街に向かって行く

「マズイ!!」

その時、エクスデバイザーに通信が入った

「片野、あいつらの相手は俺らがやっとく」

ふとドビシの方を見ると

ドビシに向かって、ビームを放っている戦闘機が

「もしかして、アスカ先生?」

問いかけると

「俺だけじゃないぜ、S-GUTS総動員だ!」

見ると

ガッツウイング1号・2号・EX-J、ガッツイーグルの姿が

「お前はその怪獣に集中しな!」

「ありがとうございます!」

エックスは再び、エクスラッガーを構えゾグに向かって行く

 

「いいかみんな、今までの出撃とはわけが違うぞ

 あの怪獣を一匹たりとも地上に落とすな!」

「・・・!」

みんな息をのんでいた

「各機、弾と根性が続く限り撃ちまくれ!!」

『ラジャー!!』

「本機は分離して迎撃する」

『隊長』

「どうした、ナカジマ?」

『隊長はα号でいいんですか?』

「あぁ、この機体の方が落ち着くんだよ」

ガッツイーグルはα号・β号・γ号に分離し、ドビシ迎撃に向かった

 

 

――――――――――――――――――――

 

バキシムへと向かって行くスターニンジャーとマッハ

マッハはゼンリンシューターのタイヤ部分を回し

 

ゼンリン!

 

タイヤ部分で打撃攻撃を行うが

「あれ、硬すぎじゃね!」

まったく効いていない

「あっしに任してくださいやし!」

スターニンジャーはスターソードガンで何度も斬りつけるが、まるで効果なし

「ならこれで!」

マッハはシンゴウアックスを取り出す

「力を貸してくれ、チェイス!」

今度はシンゴウアックスを振るう

するとバキシムは怯んだ、多少のダメージは与えられているようだ

バキシムは両手を二人に向け、火炎を放つ

「うわぁ!」

「くっ!」

二人とも火炎を浴びて、倒れてしまう

マッハは一つのシフトカーを取り出し

「お前の炎より、こいつの方が断然熱いぜ!」

シフトカーをベルトに入れる

 

シグナルバイクシフトカー!

ライダー! デッドヒート!

 

マッハの姿がドライブとマッハを足したような、姿に変わる

「おお!なんか激熱な姿でございやすね!

 ならあっしも!」

スターニンジャーは忍者激熱刀を手にし、その姿をスーパースターニンジャーへと変える

「あんたの姿、まさにスーパースターだな」

「そっちにばっかり、見せ場は持っていかせやせんよ!」

二人はバキシムに目線を向ける

「こっからが本番だ!」

「こっからが本番でございやす!」

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――

 

 

アオニンジャーとキニンジャー、モモニンジャー、シロニンジャーはレイビーク星人たちを少し離れた場所に誘導し相手にしていた

「ちょっと多くない?」

レイビーク星人のあまりの多さに風花が愚痴を漏らす

「しかも、一体一体が強いし」

風花の愚痴に凪も同調する

「二人とも、そんなことではミチル君に呆れられてしまいますよ」

「しかしこの数じゃ、さすがにeasyとは言えないな」

その時、一体のレイビーク星人がモモニンジャーに銃を向ける

「危ない霞ちゃん!!」

咄嗟にキニンジャーは射線軸上に入る

縮小光線を受けたキニンジャーはレイビーク星人の持つ銃の中に吸い込まれていく

「凪!」

「凪!」

「凪君!」

突然の出来事に動揺する3人

しかしレイビーク星人の攻撃が止むことはない

アオニンジャーは自分の魔法で状況を打開しようとするが、なかなかそんな隙を与えてくれない

「くそっ!身内一人守れなくて何が魔法だ!」

アオニンジャーは自分の非力を嘆いていた

「八雲君・・・」

「やっくん・・・」

 

 

テレポート プリーズ

 

突然目の前に魔法陣が現れ、一人の男が姿を現す

レイビーク星人たちも動揺している

「今度はなに!?」

動揺している風花と霞。そんな二人と全く違う反応を見せている八雲

「まさか!」

男は八雲の方を向き

「絶望するのはまだ早いぜ、後輩君」

そう言うと再び前を向く

男は右手に嵌めている指輪をバックルに当てる

 

ドライバーオン プリーズ

 

すると銀色のウィザードライバーが出現する

そしてハンドオーサーを操作する

 

シャバドゥビタッチヘーンシーン!

 

独特な変身待機音が鳴る

「八雲君、知ってる人ですか?」

「知ってるも何も・・・」

今度は左指に嵌めた指輪のカバーを下し、ハンドオーサーにタッチする

「変身!」

 

フレイム プリーズ

 

「この人は、伝説の魔法使い・・・」

 

ヒー・ヒー・ヒーヒーヒー!

 

「ウィザード」

「「ウィザード?」」

 

 

 

 

 

「さあ、ショータイムだ!」

 

 

 

 




この辺りはこの作品の前半のクライマックスだと思っているので、じっくりと進めたいと思います

いやぁ、ウィザード出しちゃいましたね
本来今作に登場させる予定はなかったんですが、物語進行に支障ないと判断し登場させました

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