Legend of Galaxy~表裏一体の光と影~   作:takanist

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いつもよりは長くなってしまいました



第24話~命を懸けた戦い~

ダークライブ!

ゾグ!!

 

僕らとMの間には、悪魔のような姿の天使が現れた

「根源的破滅天使・ゾグ、しかも第2形態!」

僕は隣の桃耶を見て

「桃耶、やれる?」

と問いかける

「やるしかねぇだろ!」

そう言ってエクスデバイザーを取り出す

僕も桃耶に続いてギンガスパークを取り出す

「行くぞ、エックス!」

《あぁ桃耶、ユナイトだ!》

「行くよ、ギンガ!」

 

 

「ギンガーーー!」

「エックスーーー!」

 

 

「こんなサイズの敵相手にしたことねぇな」

《桃耶、ミチル、どうやって戦うんだ?》

「まずは・・・」

僕は一体のスパークドールズを出現させ、ギンガスパークに読み込ませる

 

ウルトライブ!

ウルトラマンネクサス!

 

姿をウルトラマンネクサスへと変化させ、さらに姿をジュネッスへと変化させる

「まさか・・・」

「そう、そのまさか!」

腕を十字に交差させ、右腕にエネルギーを貯め

「フェーズシフトウエーブ!」

右腕を天高く突き上げる

右腕から光線が飛び出し、上空から金色の光が降り注ぎ辺り一面の風景を変えていく

 

 

―――――――――――――――――――――

 

「おい、ウルトラマンと怪獣が消えたぞ!」

「マジで!?」

《いやあそこに生体反応はある

 つまり、あの怪獣と戦うために特殊な空間を発生させたのだろう》

「そういうことか・・・」

ドライブは先程までウルトラマンがいた場所を見ながら

(頼んだぞミチル君、桃耶)

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

「メタフィールドか」

《メタ、フィールド?》

「説明は後でしてやるよ、今はこいつの相手が最優先だ」

僕らの前には変わらず、悪魔が立ちはだかっている

「戦術とかあるか?」

桃耶が僕に問いかける

「取り敢えず、ゾグの動きを封じてから体力の続く限り光線を打ち続ける」

「動きを封じるのって難しくないか?」

「この間シルバゴンにやった方法でできないかな?」

「あれか、まぁやってみる価値はあるか」

僕たちは再びゾグを見据える

「僕が奴の注意を引くから、その間に・・・」

「了解!」

 

僕らは一斉に違う方向へと走り出した

ゾグはエックスを目で追っていた

僕は腕を十字に構え

「クロスレイ・シュトローム!」

光線を放ちゾグの顔に中てる

ゾグには大したダメージがないようだが、注意を引ければそれでいい

「あんたの相手はこっちだ!」

ゾグは僕を掴もうと巨大な腕を伸ばしてくる

「はっ!」

その腕を飛んで避ける

 

ウルトライブ!

ウルトラマンダイナ!

 

今度はダイナにライブし、胸の前で腕をクロスさせミラクルタイプにタイプチェンジする

「ウルトラマジック!」

ミラクルタイプの能力で3人に分身する

「ビームスライサー!」

3人のダイナで光弾を放つ

しかし、ゾグには傷一つ付いていない

「桃耶!!」

「準備OKだ!」

エックスの方を見るとサイバーゴモラアーマーを身に着けていた

《やるぞ、桃耶!》

 

「ゴモラ振動波!!」

エックスは巨大な爪を地面に刺す

振動波は地面を這っていき、ゾグの右足の地面をへこませる

ゾグは突然のことに対応できず、バランスを崩してしまう

「今だ!」

僕は姿をフラッシュタイプに戻し、エックスはアーマーを解除する

僕は上空から狙いを定める

エックスは右腕を斜めに揚げ、そして両腕を左側へゆっくりと振りかぶる

僕は両腕を胸の前で一直線に合わせ、上下に広げる

そして

 

「《ザナディウム光線!!》」

「ソルジェント光線!!」

 

二人のウルトラマンが同時に光線を放つ

「《はぁぁぁぁぁぁぁぁ!》」

「はぁぁぁぁぁぁぁ!!」

光線を放ち続ける

二人同時にカラータイマーがなる

しかしそれでも、撃ち続ける

さすがのゾグもこれは堪えるようだ

 

しかしゾグは腕を振り、エックスを吹き飛ばす

「ぐはぁぁぁ!」

「桃耶!」

油断をしてしまった僕をゾグが掴む

「っっっぐ!」

そしてゾグは僕を掴んだまま、腕を大きく振りかぶり

地面に叩き付けた

「かはっ!!」

僕の姿はもとのギンガの姿に戻り、メタフィールドも消えていく

 

 

―――――――――――――――――――――

 

ギンガのカラータイマーの点滅はだんだん早くなっていく

ゾグは口に黒いエネルギーを貯めていく

「ここで終わるわけには・・・!」

ギンガは倒れた状態で、腕を胸の前方で交差させS字を描くように左右に大きく広げる

「!!!」

ゾグの口から禍々しい光線が放たれる

「ギンガクロスシュート!」

ギンガは腕をL字に組み、右腕から光線を放つ

二つの光線はぶつかり合う

 

しかし

ゾグの光線はどんどんとギンガに近づいてく

その様子を見ていたドライブは

「おい、マジかよ、やめろ!!!」

その言葉も空しく、ゾグの光線はギンガを覆っていく

「ミチル!!!」

マッハが叫んだと同時にギンガのカラータイマーが点滅をやめ、光を発しなくなった

カラータイマーだけではなく全身にあるクリスタル、ギンガの目までもが光を失った

 

 

 

 

 

 

《桃耶、ミチルが!》

エックスはようやく立ち上がると、親友の惨状を目の当たりにした

「嘘・・だろ」

桃耶はうつむいた

《桃耶、ゾグがこちらに来るぞ!》

ゾグは始末し終えたギンガから、始末し損ねたエックスへと標的を移す

 

「エックス、あれやるぞ」

桃耶は俯きながらエックスに語りかける

《あれって、まさか!》

「あぁ、あれなら今の状況を変えられるかもしれない」

《しかし、あれはまだ成功したことがないんだぞ!》

「それでも!!」

桃耶は叫んだ

「親友があんな目に遭ったのに、黙ってられっかよ!

 四の五の言ってられねぇんだ!!」

《・・・分かった、やろう!》

 

桃耶は右腕を伸ばす、すると一体のスパークドールズが現れる

そのスパークドールズを手に取り、エクスデバイザーに読み込ませる

 

ウルトラマンエックス、パワーアップ!

 

デバイザーの音声がなると、桃耶の目の前に一つの虹色の剣・エクスラッガーが出現する

桃耶はそれを手に取り、側面に付いているパネルをスライドタッチしトリガーを引く

「《行くぞ!》」

桃耶はエクスラッガーをX字に振り、その名を叫ぶ

 

 

 

 

「《エクシードエーックス!!》」

 

 

 

 

 




次話か次々話で、そろそろ今作も折り返し地点かなと思います
数少ない読者様、いつもありがとうございます!
アニメの小説ではないので閲覧数も他作品に比べて少ないですが
これにめげずに最後まで書き終えたいと思いますので
応援のほどをよろしくお願いします!


ちなみに次回作の構想はもうありまして
あのウルトラマンとあの仮面ライダーとあの戦隊と共演させようかと考えております
今作でもいろんな共演あるかも
ヒント・最近、平成ジェネレーションズを見ました

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