Legend of Galaxy~表裏一体の光と影~   作:takanist

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第23話~悪魔降臨~

今、僕の目の前にはロイミュードの大群がいる

僕は忍者一番刀を構えロイミュードたちを見据える

「こいつらを越えてこいってことか・・・」

ロイミュードは僕に狙いを定め、駆けてくる

「こい!」

しかし、僕の後ろから銃撃音がして目の前のロイミュードが怯む

僕は振り向くとそこには

「桃耶、泊さん、それに詩島さん!?」

拳銃を構えた泊さん、白い銃を構えた詩島さん、そしてその後ろに立っている桃耶がいた

「剛、お前ミチル君と知り合いだったのか?」

「少し前にね」

泊さんと詩島さんがそんな会話をしている中

「ミチル!格好つけるなよ!

 俺も一緒に戦わせてくれ!!」

「桃耶・・・」

桃耶の気持ちを聞き、嬉しくなった

「ミチル君!ここは俺たちに任せて、君はMのところへ!」

「でも・・・」

「俺たちを誰だと思ってんの?

 正義の味方、仮面ライダーだぜ。こんな奴等に負けないっての!」

「でも、どうしてここが?」

「S-GUTSの隊長さんから情報をもらってね、ヤナセ・レナの反応をキャッチしたって」

「アスカ先生が・・・」

「ミチル、行くぞ!」

桃耶が走って行く、僕も桃耶の後を追う

少し走って止まり、後ろを向き

「泊さん、詩島さん!」

泊さんはロイミュードを見据えながら

「また会おう」

そう言って僕を送り出してくれた

僕は泊さんと詩島さんに深くお辞儀してから再び桃耶を追った

 

 

――――――――――――――――――――

 

「進兄さん、今の変なフラグ立てたんじゃないの?」

「俺もそんな気がしてならないんだが」

「姉ちゃんと、なんか約束とかしてないよね?」

「・・・」

「・・・したの?」

「今回の事件が治まったら、家族みんなで旅行に行こうって・・・」

「進兄さん・・・」

《二人とも、今はそんなことより目の前のロイミュードをなんとかしなければ》

「そうだったな」

進ノ介と剛は戦闘態勢に入る

「行くぞ、ベルトさん」

進ノ介はベルトのイグニッションキーを回す

《OK!Start your engine! 》

剛はマッハドライバー炎を腰に装着する

進ノ介はシフトスピードを回転させ、シフトブレスに装着する

剛はマッハドライバーにシグナルマッハを装填する

 

シグナルバイク!

 

「Let's」

「「変身!!」」

変身の掛け声と共に進ノ介はシフトカーを一回倒す

 

DRIVE! Type SPEED!

 

進ノ介の体に赤い装甲が付いていき、胸にタイヤが嵌り

仮面ライダードライブ タイプスピードに変身する

 

ライダー! マッハ!!

 

剛の体に白い装甲が付いていき、背中のマフラーがなびき

仮面ライダーマッハへと変身する

ドライブは少し腰を落として

「お前たち!ひとっ走り付き合えよ!!」

そう言ってロイミュードたちに向かって走り出した

「追跡!・・以下略!!」

マッハはいつもの決め台詞を略し、ドライブに続いた

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――

 

 

僕たちはある広場に辿り着いた

「ここなのか?」

「僕には分かる、Mはここにいる」

 

「ご名答」

 

僕と桃耶の前にMが現れる

「お前がMか・・・」

「片野桃耶か、会うのは初めてだな」

「M、レナはどこだ」

「心配すんな、ヤナセ・レナはあそこだ」

Mが指さした先のビルの屋上に、十字架に磔にされたレナがいた

「レナ!!」

するとMは少し口角を上げ

「愛しの彼女のもとに辿り着けたら、あの女は返してやる

 ただし、辿り着けたらな!」

そう言い残し、Mは姿を消した

レナの方を見るとMはレナの隣に移動していた

「さあ!ミチル、そして片野桃耶!!

 こいつを相手取ってもらおうか!」

Mは黒いギンガスパーク・ダークスパークを取り出した

「ダークスパーク!?

 ってことはやっぱり黒幕は・・・」

すかさずMは一体のスパークドールズを取り出し、ダークスパークに読み込ませた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダークライブ!

 

 

 

 

ゾグ!!

 

 

 

 

 


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