Legend of Galaxy~表裏一体の光と影~   作:takanist

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第17話~モンスアーマーコンボ~

「怪獣魔境ってことは・・・」

すると突然車が揺れだした

「地震か!?」

違う、これは

僕と桃耶も車から出て辺りを見回した

「来たぜ、シルバゴン」

僕達の目線の先には、剛力怪獣シルバゴンの姿があった

「ここは僕が!」

「待てって」

ギンガスパークを取り出した僕を桃耶が止める

「ここは俺がやる」

「・・・じゃあ頼んだよ」

桃耶はエクスデバイザーを取り出す

「よし!行くぜエックス!」

《あぁ!桃耶、ユナイトだ!》

桃耶はエクスデバイザーを展開した

 

 

 

――――――――――――――――――

 

ウルトラマンエックスとユナイトします

「エックスーーーーー!」

エックス、ユナイテッド

 

今俺の目の前にはシルバゴンが立ち塞がっている

《桃耶、かなり強そうだが策はあるのか?》

「こいつの弱点はよく知ってる」

《弱点?》

「こいつは静止しているものが見えないんだ

 だから、だるまさんがころんだ戦法だ!」

俺はそのまま動かず、シルバゴンが自分の横を通り過ぎるのを待つことにした

シルバゴンは俺の前で立ち止まり腕を振り上げる

「えっ?」

そのまま腕を振り下ろす

「ぐはぁっ!」

予想だにしない攻撃に、数歩後ずさりしてしまう

《おい桃耶!今、完全にこちらを認識してなかったか?》

「そんなバカな、だってシルバゴンは・・・」

俺は目の前のシルバゴンをよくよく見た

(シルバゴンって皮膚の溝って青かったっけ?)

シルバゴンは尚も向かってくる

「もしかして」

俺は記憶を探る

《桃耶、何か分かったのか?》

「こいつ、クローンシルバゴンだ」

《クローンだと?》

「動いてるものも見えるように改良されたシルバゴンだ」

今、シルバゴンの猛攻をなんとか凌いでいる

《どうするんだ?》

「いや、弱点がないなら」

俺は一枚の掴み、エクスデバイザーに読み込ませる

 

サイバーゴモラ、ロードします

 

「力で圧倒するだけだ!」

 

サイバーゴモラアーマー、アクティブ

 

アーマーを装着し、シルバゴンと対峙する

両腕の爪でシルバゴンを斬りつける

「はぁ!」

シルバゴンはこちらに背を向け、尻尾を高く揚げる

俺は両腕の盾で尻尾攻撃を防ぐ

今度は、シルバゴンに爪を立て後方へ押し出す

「よし!」

両腕の爪を地面に刺し

「ゴモラ振動波!」

振動波でシルバゴンの足元の地面をへこまし、体勢を崩す

「今度はこれだ!」

俺は再び一枚のカードを取り出し、エクスデバイザーに読み込ませる

 

サイバーエレキング、ロードします

 

エックスの体に先程とは違った装甲が装着されていく

 

サイバーエレキングアーマー、アクティブ

 

右腕にエレキングの腕を模した砲身が付き、左の肩にはエレキングの顔を模したアーマーが装着されている

《桃耶、これは・・・》

「これでシルバゴンの動きを封じる!」

右腕の砲身から電撃を放ち、シルバゴンを絡め捕る

「うぉぉぉりゃぁぁぁ!!」

そのまま持ち上げ、シルバゴンの頭が下になるようにし

「はあぁぁぁぁぁ!!!」

一気に地面に落とす

「止めだ!」

エレキングアーマーを解除し、上空へ高くジャンプする

さかさまになっているシルバゴンに狙いを定めて

「《ザナディウム光線!》」

ザナディウム光線を放つ

光線が当たったシルバゴンは爆発し、消滅した

 

 

 

 




ウルトラファイトオーブを見てると、次回作に出す予定のオーブを早く出したくてしょうがなくなりますね

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