真・恋姫†三國伝~群雄飛翔~   作:椛颪

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これにて第一章終了。次話より再び本編に入ります。


登場人物紹介~その他勢力~

姓:韓 名:遂 字:文約 真名:(あや)

 

性別:女 年齢:31(物語開始時、西暦183年時点)

 

武器:混世魔王(韓家代々に伝わる異国の大剣。幅が広く非常に分厚いため、重量に任せた高威力の斬撃を繰り出すことが出来る)

 

武力:涼州出身の武将としては個人の武力は低め。統率力と戦術眼は他を凌いでいる。

 

知力:優れた戦術眼を持ち、政務能力も高い部類に入る。戦略眼に乏しいのが欠点らしい欠点といえる。

 

能力:君主として十分な器量を具えている。得体の知れない雰囲気から醸し出されるカリスマ性は、他者を惹きつけるのに十分な役割を果たしている。

 

概要:涼州に拠点を持つ豪族。馬一族とも深いつながりを持ち、羌族との連携によって確固たる地盤を築き上げている。個人の武力には恵まれなかったが、その分旗本八騎衆や義姉の閻行、戦略眼を補う成公英といった優秀な部将に恵まれている。

 容姿は大秦国出身の母を持った影響で異民族の血が色濃く出ている。この時代における一般的な美貌ではないが、銀色の長髪に碧い瞳、透き通るような白い肌は、十分に美人と評しえるものである。

 やや芝居がかった言動をするが、それは周囲に本心を隠すためのものである。心を許した相手にしか本心を打ち明けないため、腹黒い、或いは胡散臭い人物と認識されている。

 

 

 

姓:成公 名:英 字:不明 真名:飯綱(いづな)

 

性別:女 年齢:15(物語開始時、西暦183年時点)

 

武器:無し

 

武力:一通りの技能は具えているが、前線に立つことは無い。

 

知力:政戦両略に通じるが、自身の適性は軍事に傾いている。特に間諜を使った情報戦や調略などを得意とし、暗殺用の部隊も子飼いにしている。

 

能力:韓遂配下にて唯一といっていい文官であり、かつその能力は非常に高い。軍略を練る才能もあるが、韓遂の領分であるために殆ど口を出さない。

 

概要:韓遂の配下で軍師を務める少女。韓遂の補佐をしながら、彼女に足りない戦略眼を補い、そして内政の整備を担当している。赤ん坊の頃に城郭の外に捨てられていたところを韓遂に拾われ、彼女に受けた恩を返すために働いている。

 羌族出身の人物と関わることが多いため、彼らに溶け込もうと羌族の民族衣装を着ている事が多い。

 従順で自己主張の少ない性格だが、韓遂に一国の王となって欲しいという野望を抱いており、その事を話す時だけは感情を昂ぶらせる。

 

 

 

姓:樊 名:稠 字:不明 真名:(こう)

 

性別:女 年齢:31(物語開始時、西暦183年時点)

 

武器:大斧

 

武力:羌族を相手に長い間戦ってきた経験もあり、一騎打ちと統率力の両面が高い水準で纏まっている。

 

知力:知識より経験と直感を信頼するため、積極的に知識を蒐集することはない。内務能力は皆無に等しい。

 

能力:武官としての能力は高いが、内務能力は皆無に等しい。優秀な武官を見出す能力には長けており、董卓軍の陣営強化に一役買っている。

 

概要:董卓軍に初期から名を連ねる将軍で、董卓直属の部隊を率いるに足る実力と信望を持つ唯一無二の武官でもある。

 背が高く体つきもしっかりしており、如何にも武官然とした恰好をしている。体には歴戦の傷跡がいくつも刻まれており、この傷跡を名誉の負傷だとして誇っている。

 豪放磊落で竹を割ったような性格。洞察力は鋭いが、基本的にそれを表に出すことはない。

 

 

 

姓:徐 名:栄 字:不明 真名:刹那(くしゃな)

 

性別:女 年齢:25(物語開始時、西暦183年時点)

 

武器:斧槍

 

武力:董卓軍の中でも上位五指に入るだけの武力、統率力を持つ。

 

知力:樊稠同様、知識よりも経験を重視する傾向にある。政務能力は兵站に関わることを除いて適性が無い。

 

能力:軍務に関しては超一流といっても過言ではない領域に達しているが、一方で政務に関しては殆ど適性が無い。軍略に関しては、天性の才能も手伝って非常に細かい点まで目を向ける事が出来る。

 

概要:董卓に仕える勇将の一人。故郷の幽州で烏丸相手に戦っていた所を、樊稠に見出されて董卓に仕え始めた。忠義に篤く、戦術的に非常に有効な判断力を有している。

 黒い長髪を三つ編みにし、兜は決して着けない主義を貫いている。身長が高く、樊稠と違って体格は細め。

 どのような相手であっても自分の生き方を貫く事を信条としており、意図的にふざけた態度を貫いている。

 

 

 

姓:皇甫 名:嵩 字:義真 真名:姶良(あいら)

 

性別:女 年齢:33(物語開始時、西暦183年時点)

 

武器:帝賜宝剣(霊帝より賜った宝剣。嘗ての功績に報いる目的で造られたもので、華美な装飾によって実用性は低い)

 

武力:個人の武勇はそれ程高くは無い。一方で統率力と兵站の確保に関しては超一流である。

 

知力:内政能力、軍略共に優秀。特に内政能力は、朝廷に仕える百官の中でも最上位に位置する。

 

能力:中朗将を務めあげるだけあって非常に優秀。本人の仁徳も高く、政略面での見切り能力も高いなど基本的に隙が少ない。

 

概要:廬植、朱儁と共に中朗将を務める女性。能力が高く、更に清廉な性質もあって民からの人気が非常に高い。

 見た目は敢えて特徴が無いように抑えており、垂れ目がちの目が柔和な印象を強めている。武将としては背が低めだが、それでも一般兵以上の技量は有している。

 自己主張が少なく、押しが弱い性格。威厳のある将軍としての仮面を被っているが、押しに非常に弱いという一面がある。

 

 

 

姓:曹 名:仁 字:子孝 真名:佑華(ゆうか)

 

性別:女 年齢:16(物語開始時、西暦183年時点)

 

武器:直刀と盾

 

武力:武勇、統率力共に武将の平均値をやや下回る。

 

知力:こちらも武力と同様。知識はあるが応用がきかない、融通のきかなさが致命的。

 

能力:資質は高いのだが、気が急いて努力が空回りしているために能力が伸び悩んでいる。

 

概要:曹操の従妹。幼少より曹操に仕えて身辺の警固を担当していたが、もっと曹操の役に立ちたいという本人たっての希望により、武将としての活動も始めた。しかし、本人の資質と努力に比して能力は伸びず、焦りを募らせた彼女は何かを掴むために皇甫嵩率いる官軍に従って韓遂の叛乱討伐に従軍、そのまま消息を絶った。

 顔立ちは曹操に似ているが、体つきや身長は曹操よりも恵まれている。当人は武人らしくない体つきに劣等感を抱いており、頑丈な鎧に身を包んでいる。

 勤勉で生真面目な性格だが、それ以上に融通がきかず頑固な性質が非常に強い。


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