真・恋姫†三國伝~群雄飛翔~   作:椛颪

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約束通り、章終わりに登場人物紹介を入れさせて貰います。次話に残りの人物紹介を書いたら、次章に進みます


登場人物紹介~孫家編~

姓:孫 名:皎 字:叔朗 真名:珠蓮(しゅれん)

 

性別:女 年齢:15(物語開始時、西暦183年時点)

 

武器:武科百識(柄の短い二刀一対の青竜刀。非常に頑丈な拵えで、数多の敵を斬っても刃毀れしない。母、孫静の形見でもある)

 

武力:孫家家臣団の中でも上位に食い込む実力の持ち主。激しい気性に似合わず、不意打ちなどの奇手も用いる。兵を率いる才能も、天性の才覚に加えて十座の指導によって非常に高くまとまっている。

 

知力:張承の指導を受けたので、軍略に関しては水準程度の実力。ただ本人の気質的にはひらめき型であるため、自分の直感の方を信頼しがち。

 

能力:政務の処理能力は低く、武官としての素質に比してその方面での資質には恵まれなかった。敵陣の弱点を見抜く目に優れており、意図的に作られた弱点などを直感に任せて看破することも多い。

 

概要:孫堅の妹である孫静の三女で、当作品における主人公的立ち位置についている。

 口調は基本的に男勝りだが、空気を呼んだ口調に切り替える事も一応可能である。

 容姿は孫家の特徴である褐色の肌と桃色の髪、碧い瞳。目付きはきついものの、それを差し引いても美人の部類に入る程度には整っている。

 喧嘩っ早いものの気さくで面倒見が良く、姉貴分としての資質は十分といったところ。時々周囲を置いてけぼりにして思考の深淵に沈む悪癖を持つ。

 

 

 

姓:張 名:承 字:仲嗣 真名:(しん)

 

性別:男 年齢:24(物語開始時、西暦183年時点)

 

武器:直刀

 

武力:元々文官として出仕したために一般兵と互角程度だが、統率力には秀でている。

 

知力:孫家家臣団の中にあって、上位十指に入る。政務軍務の両面において実力を発揮する万能の秀才

 

能力:道理と法を以て民心を慰撫する能力に長け、更に政務の処理能力も非常に高い為に重用される。

 物事を理詰めで考え抜いた上で判断し、多角的な視点から物事を判断した上でしか動かないため、腰が重い、もしくは粘り強いとの評価を受ける。

 

概要:孫家の宿老張昭の嫡男にして、孫家の柱石を担うと目されている優秀な文官。公明正大で度量が広く、同僚や多数の領民に慕われている。また、人物鑑定の眼にも優れており、諸葛瑾を推挙したのも彼である。

 見識を広める為に諸国を漫遊した後孫堅に仕え、孫皎の教育係などを務めた。

 容姿は細身で神経質そうにも見えるが、実際は気さくな好青年である。付き合いも良く、ざると言っても過言でもない程酒に強いため、孫策などには好かれている。

 

 

姓:徐 名:盛 字:文嚮 真名:十座(じゅうざ)

 

性別:男 年齢:31(物語開始時、西暦183年時点)

 

武器:弩弓を仕込んだ幅広の大剣。徐盛の手製であり、複雑な機構を有している。

 

武力:純粋な腕力だけだと、孫家家臣団の中では中の上か上の下といった所。彼の真髄は不意打ち騙し討ち上等の奇手奇策にあり、それらを総合すれば上位に食い込む。

 

知力:軍務にかけては天性の才能があり、調練によって精強な兵達を送り出す事に長ける。無論、実戦における指揮能力も非常に高い。

 政務に関しても水準程度にはこなせるため、内務官としても数えられていたりする。

 

能力:全ての能力が高めの水準で纏まった堅実な武官。兵の調練に一家言を持つことから、孫堅、孫策直属の兵達を調練する役を拝命している。

 

概要:孫家に仕える武将。元々江賊を生業として長江一帯を荒らしまわっていたが、孫堅に討伐されたのを機に改心し、江賊仲間を更生させた上で孫堅旗下に参じた。

 年齢に比して容姿は若々しく、孫策達と同年代に見られることもままある。

 軽薄で気分屋に見られがちではあるが、実際は思慮深く仲間の身を第一に案じる仲間思いな一面もある。部下や孫皎に厳しい調練を課すのも、死なせたくない一心である。

 

 

 

姓:賀 名:斉 字:公苗 真名:(ひゅう)

 

性別:女 年齢:17(物語開始時、西暦183年時)

 

武器:追魂奪命剣(派手な彫金や透かし彫りを施した豪奢な大剣。鎧と相俟って、異様なまでの目立ちようを誇る)

 

武力:中堅程度。統率力は高く、防衛戦において実力を発揮する。

 

知力:軍略においては水準よりやや秀でる程度。政務に関しては指導を受けてこなかったため、適性が無い。

 

能力:上記の通り防衛戦に長け、また、山越族との戦いの経験から山岳戦も得意としている。策略は得意ではないが頭の回転は速く、敵の動きを敏感に察知する勘の良さも持っている。父が腕利きの商人であり、そのつてで商人達に対して顔が広い。

 

概要:徐盛に推挙されて孫家に仕える事となった武将で、山越族の討伐で地方では名を知られていた。田舎で燻っていた自分に戦う場所を与えてくれた徐盛に対し、恋慕にも似た感情を抱いている。

 碧い瞳に焦げ茶色の髪、小麦色の肌が特徴的。派手好きで鳴らしているが、化粧などはあまりしていない。

 気風の良い姐御肌で、しばしば酒屋などで大盤振る舞いをする姿が見受けられる。また、無類の装飾品好きであり、街に繰り出して装飾品漁りをすることも多い。とっつきやすい印象から、民との仲も良好である。

 

 

 

姓:諸葛 名:瑾 字:子瑜 真名:翠里(みどり)

 

性別:女 年齢:23(物語開始時、西暦183年時)

 

武器:無し。文官であるため、基本的に前線には立たない

 

武力:前線に出て戦働きが出来る程の身体能力は無い。但し、拳骨の威力には定評がある。

 

知力:政戦両略に通じる万能の天才。特に軍略方面においては徹底的に隙を潰した数段構えの作戦立案が評価されている。

 

能力:優秀な文官として、軍師として注目されている。政務も軍務も巧みにこなすが、本人の適正的には軍務に比重が傾いている。前線の指揮能力は低いが、施設の造営指揮能力は非常に高い。

 

概要:張承によって推挙され、孫家に仕え始めた文官。

 司馬徽の門下生として名を知られ始めている諸葛亮の姉だが、幼いころに別離したために彼女との親交は無い。

 容姿は諸葛亮のそれを大人びさせたような雰囲気。ただし父親違いである影響か髪は烏の濡れ羽色。

 飄々とした性格だが、周囲の人物が悉く勢いを喰ってしまうため、今一自分の思うように物事を進められない。

 

 

 

姓:全 名:琮 字:子璜 真名:四季(しき)

 

性別:女 年齢:17(物語開始時、西暦183年時)

 

武器:直槍

 

武力:武官としては平均的で、一騎打ちなどは得意ではない。部隊の統率力はかなり高い。

 

知力:政戦ともにそこそこ。武官としては標準的だが、文官としての資質は低い。

 

能力:武官としての資質に長け、特に防衛戦における評価が高い。独特の雰囲気が部下を安心させるのか、兵達の人気も高い。

 

概要:賊徒に襲われた邑の防衛指揮を執り、孫策達が到着するまで持ちこたえた実績を買われて登用された武官。

 茶色の短髪に、勝ち気な緑色の瞳が特徴的。容貌も優れており、どことなく異国風な顔立ちである。

 頭は回る方でこそあるものの本質は楽観的であり、昼寝とたくさんの食事さえあれば十分という心情が彼女の本質を表しているといえる。

 

姓:韓 名:当 字:義公 真名:懐園(かいえん)

 

性別:男 年齢:39(物語開始時、西暦183年時)

 

武器:長剣(刀身が長い鞘付きの刀。鋭い切れ味と高い強度を持ち、韓当はこれを居合抜きの要領で使う)

 

武力:老獪な立ち回りと用兵を以て孫家家臣団の頂点に君臨している。彼自身の武力も高く、常に前線で指揮を執る。

 

知力:武官として生きてきたため、知略に関する資質は低い。軍師を信頼しており、軍略に関してはそれらの人物に任せればよいと考えている。

 

能力:孫堅が重用したというだけのことはあり、武将としての能力は抜きんでている。一方で頭脳労働は苦手としており、副官に知略において優秀な武将をつけている。

 

概要:孫堅の代から仕える宿将で、黄蓋・程普・朱治と共に孫家四天王と呼ばれている。

 長髪を旋毛のところで一つにまとめ、常に着流しを身にまとっているために非常に目立つ。伊達者として名を売っている節もあり、言動も軽薄そのもの。

 真面目な周瑜などからの覚えは今一つだが、四天王の面々や若い武将との仲は良く、宴会を設けることが非常に多い。酒と喧嘩は人生の華だと公言して憚らない一人である。

 非常に軽薄な風に見られがちだが、鋭い洞察力によって相手の状態を見極め、適切な助言が出来る“いい大人”としての一面も持っている。

 

 

 

姓:朱 名:然 字:義封 真名:風露(ふうろ)

 

性別:女 年齢:20(物語開始時、西暦183年時)

 

武器:二刀一対の長剣

 

武力:戦闘力は非常に高く、部隊の統率もそつ無くこなせる実力の持ち主。

 

知力:政務能力は低いが、軍略に対する適正は非常に高い。

 

能力:政務を除くすべての能力が高めの水準で纏まっている。騎射や攻城兵器の構築に関する様々な戦闘技能を習得しており、特殊な局面においても効果を発揮する。

 

概要:孫家四天王である朱治の義理の娘で、成人後よりしばらく諸国を漫遊した経験から、様々な技術を習得した。特に烏丸族の元で習得した騎射と、山越族の元で習得した暗殺術を得意としている。

 どこにでも居そうと言われる程に没個性な容姿ではあるが、眼光だけは隠しようがないほどに鋭い。それを少しでもごまかす為に目を閉じており、表情も常に穏やかである。

 穏やかな仮面の裏に酷く鬱屈した感情を押し隠しており、それを悟られないように自分を戒めている。




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