ストライクザブラッド ─真の零番目─   作:本条真司

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オリジナルストーリーはこれ限りにする
さすがに二つも三つも思い付かない・・・
それじゃ本編へ


第3話

黒鉄はハスターに斬りかかる

が、防がれる

久遠が式神を召喚し、クトゥグアに仕掛けるが、効かない

「ふん、ならこれでどうだ?メル!」

『Yes、my master』

「スペルON!」

『spell active』

「『恋符、マスタースパーク』!」

黒鉄がどこからか取り出した八角形の角柱から野太いビームが飛び出した

四季は避けない

「無駄だよ。コピー〈励奈〉消<IOS 10>」

その瞬間、マスタースパークが消えた

「もう少し遊んでいたいけど、時間がないんだ。また今度ね」

そう言い残し、ハスターの能力を使い、逃げた

 

 

 

 

「神話シリーズの眷獣か.....」

「ん?知ってるの?」

久遠は黒鉄に尋ねる

「神話シリーズは使えるやつが四人しかいないんだ」

「え?」

「ギリシャ神話、クトゥルー神話、日本神話、そして全ての神話だ」

黒鉄は空間に画面を展開し、説明する

「いやその画面なんだよ」

古城が帰ってきてそうそうにつっこむ

「言うな」

「お、おう」

「話の続きだ。ギリシャ神話はリリカっていう女性が、クトゥルー神話は不明、日本神話は霊斗っていう平行世界(ほかのいとがみじま)に住む吸血鬼、そして全部を操るのは」

「お前、か?」

「そうだ。だが、俺は眷獣がまだ使えない」

久遠と古城は納得したような顔になる

そして、久遠が切り出す

「リリカっていう女性の話を聞かせてよ。君の知り合いなんでしょ?」

黒鉄は少し考えたあと

「いいんだが、俺は家がねぇんだ。古城、泊めてくれ」

「いいぞ。泊めたら聞かせてくれるのか?」

古城は間髪いれずに答える

「ああ、リリカの話と俺が原初の真祖(ルート・ブラッド)になった経緯をな」

古城がそれを聞くとたんに緊張した面持ちになったのに、黒鉄は気付かなかった

 

 

 

「風牙狼!!」

少女は立っている黒鉄に斬りかかる

「甘いな、氷月歌!」

黒鉄は魔法書から剣をとりだし、受け止める

「終わりだ、人鬼、未来永劫斬」

その瞬間、黒鉄の姿が消えた

一瞬あとには、少女は倒れた

黒鉄は少女を受け止め、一言呟く

「安心しろ、峰打ちだ」

 

「やっぱ黒鉄は強いね」

「氷月歌を作ったあとからずっと言われてるぜ」

少女と黒鉄は、寮で会話している

「あとさ、何故俺らは同室なんだ?リリカ」

「それは聞かないお約束だよ」

その時、辺りに轟音が鳴り響く

六刃神官を育てるこの施設に侵入者が入ったと連絡が入った

「いくか?リリカ」

「もちろん、仕留めるよ。この風牙狼でね」

そういいつつ、寮の部屋を飛び出し、現場に向かった

それがあんなことにあるとは、黒鉄でさえもわからなかった




黒鉄、最強
とまあ、今回はこの辺で
また他の作品も見てください

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