・2次創作
・ヨウム・アッカーマッ
・勝手な設定
・今回は少し短め
・あらすじは無し
等が含まれております。
およ?大丈夫ですかい?それならこちらですじゃ。
妖「・・ん?ここは…。」
気が付くと、見知らぬ荒野の真ん中で倒れていた。服も少々痛んでいる。
妖「思い出せない。私は、闘っていたのか?」
ここは明らかに戦場だ。壊れた旗や武器がある。
妖「! 何か来る!」
遠くから無数の気を感じた。
それは、妖精軍団であった。それだけではない。一体一体が今のチルノくらいの気を持っている。
妖「こんなに強い妖精がこの数ですか。」
次の瞬間、妖精軍団は妖夢目掛けて一斉に掛かった。
妖「これでも、あれからずっと修行してきたんです。」
ゆっくりと2本の刀を抜いた。
妖「倒せるものならー」
「倒してみなさい!」
気を高め、妖夢も駆け出した!
妖「はっ!たぁっ!」
大量の妖精を一太刀ずつ斬っていった。妖精達は妖夢のスピードについて行けず、反撃すらままならない。
妖「やっ!せいっ!」
みるみるうちに減っていく。
見上げると、離れて気を溜めていた10人の妖精が一気にエネルギー波を発射した。
しかし、避けようとしなかった。
妖「それくらいなら!」
妖;断命剣「瞑想斬」
妖「はぁぁっ!」
エネルギー波を両断した!
二手に分かれたエネルギー波は地面に当たり、爆発し埃が舞った。
煙となった埃から一気に飛び出し、残り十数人の妖精達に斬りかかった。
妖;人鬼「未来永劫斬」
1人残らず斬り裂いた。
妖「こんなものですかね。でも、こんな状況前にもあったような。」
ぼやいていると、遠くから何か歩いてくる。大柄な男だ。
妖「!!」
忘れもしない。それは彼女を3発で倒した14号だったのだ。
•••••
天「いや〜今日も人里は賑やかだなぁ。」
霊「感心してないで荷物持ちなさいよ。」
天「え〜、霊夢もなんか持ったら?」
霊「私はか弱い乙女よ。あんたが全部持ちなさい。」
天「そんなぁ。」
悟天と霊夢は買い出しに行っていた。
天「にしてもさっきは何処行ってたの?」
霊「にとりの手伝いよ。」
天「どんな?」
霊「悟天には言わないように言われたわ。」
天「えぇ!なんで?」
霊「口が軽そうだからって言ってたわよ。」
天「そんなに隠す事なのかなぁ。」
霊「知らないわ。」
そんなことを話しながら歩いていると、あることに気付いた。
天「そういやここの世界に老人の方はいないの?」
霊「いるわよ。そこにいるじゃない。」
目の先には、白髪で垂れ目の男性がいる。しかしシワがない。
天「あのお兄さんのこと?」
霊「そ。」
天「髪が白いだけじゃん。」
霊「あれがここの御老人。外の世界とかはもっと弱々しくなるらしいわね。そこらへんはほんとここの住人でよかったわ。」
天「老けたら嫌だもんね。サイヤ人は老けにくいけど。」
霊「はぁ?それどういうことよ!?」
天「いや〜へへ。」
霊「はいあれも買うわよ。」
天「ごめんって〜。」
紫「2人ともラブラブじゃないの〜。」
天「うわ!吃驚したぁ。」
突然、2人の間にスキマを作って現れた。
霊「は?誰がこんな奴とラブラブしなきゃいけないのよ。」
天「相変わらず辛辣だなぁ。」
霊「思ったことをそのまま言っただけよ。」
紫「・・それでいいのかしら。」
霊「ふんっ。」
天「ま、まあ次行こうよ。」
霊「それじゃああれね。」
天「へいへい。」
紫「・・・(このままだと、また失うわよ、霊夢)。」
こうして、1人の男は1人の女に振り回されるのであった。
•••••
文「う〜ん、上手くいきませんね〜。」
椛「文さん、また例の変身の特訓ですか?」
文「はい、あの力を自在に操りたいので。」
文はいつでも超化することができなかった。
無理もない。あの孫悟空ですら自在に操るために別の星で修行していたのだから。
椛「それにしても、どうしてそんなに頑張るんですか?」
文「今まで届く筈もなかった霊夢さんに追いつく千載一遇のチャンスですから。」
椛「別に追いつかなくても。強い方増えましたし。」
文「それじゃ駄目なんです。」
椛「なんでですか?」
文「それはやっぱり…」
空を見上げてこう言った。
文「見守りたいからですよ。一番近くで。」
•••••
に「いや〜順調順調。」
なにやらモニターを見ている。
ビー、ビー
に「ん?誰だろ。」
電話らしきものをとった。
??「もしもし、にとり様でしょうか?」
に「そうだよ〜。そんなにかしこまらなくていいのに。」
??「いえ、世話になっている身でもあるので。」
に「私と君たち月人の仲でしょ?気にしなくていいって。」
??「有難う御座います。」
「早速ですが、例の兵器はできたでしょうか?」
に「うん、もう直ぐできるよ。」
??「本当ですか!」
に「もうちょっとみんなの様子を見たかったところだけど、急いでいるんならしょうがないよね。」
??「思ったのですが、どうして我々に協力してくださるのですか?」
に「戦争ではこちらも迷惑かけたからだね。」
「私1人でも、月の都と仲良くできるきっかけになればと思って。」
??「恩にきます。私も彼女らを傷付けてしまい申し訳ありません。」
に「戦争だから仕方ないよ。」
??「それでは、次は取引の際に会いましょう。」
に「それじゃあね。依姫。」
•••••
妖「こんなことがありますか?」
状況もわからない上因縁の相手と出くわすとは、流石の妖夢でも予測不可能であった。
妖「も、もうあなたなんかには負けませんよ!」
腕が震えていた。あれから1ヶ月修行したとは言え、あの敗北の恐怖は勝たねば消えない。
妖「た、たぁっ!」
14「ンッ!」
勢いだけで斬りかかった。パンチを3回避け背中を斬りつけようとしたが、
カンッ!
妖「うっ」
力が入らず斬れなかった。その隙を突かれ、
14「ガァッ!」
妖「うぁ゛っ!」
またしても殴り飛ばされてしまった。
妖「・・もうっ!なんで…」
肉体への痛みはあの時ほどはないが、精神への痛みは大きかった。
妖「どうして…、どうして…。」
悔し涙を流した。敵はすぐそこまで迫ってきている。
その時、師の言葉を思い出した。
妖忌「いついかなる時においても、迷ってはいけない。」
「お前には白楼剣がある。もし、自分を見失い取り乱してしまった場合はー」
妖夢「迷いを、断ち切る…」
自分の中で、震えている己を白楼剣で斬った!
妖夢?「あなたは、もう大丈夫よ。自信を持って。」
妖夢「・・・。」
臆病な人物が溶けるように消えた。
その瞬間、体の震えが止まった。
14「ガァッ!」
構わず殴りかかってきた。
が、その大きな拳を小さな手のひらが防いだ!!
妖「もう、あなたは怖くありません。」
ヴンッ!
ゆっくりと顔を上げながら、気が一気に上がった!
髪に変化はなく、瞳の色が明るくなり、銀のオーラを解き放ったのだ!
妖「!!!」
14「アッ」
シャッ!!
一瞬だった。14号が声を出した時は既に、上半身と下半身は分かれてしまったのだ。
ス・・
超化を解いた。いや、解けた。
妖「・・おかしい。やっぱり何かおかしい。」
少し考え込んでいた矢先、
?「はーい、ノルマ達成!もういいよ〜。」
妖「・・クスっ、そんな気がしてました。」
銀の勇者はニヤリと笑った。
•••••
一方紅魔館では、ある人物の面接をしていた。
レ「それじゃあ、入っていいわよ。」
??「失礼します!」
ノックをし、入室した。ドアもしっかり閉め、椅子の横まで歩き立ち止まった。
レ「いいわよ。座って。」
??「はい、失礼します。」
レ「ふふ、それじゃあ改めて訊くわ。お名前は?」
??「えーと…」
レイ「レイです!」
第16話まで、続く!!!
というわけで、第15話でした!
いつも通りかと思ったら少し短くなってしまいました。
レイはオリキャラです。性別は男です。
え?紅魔館?咲夜は?と思ったそこのあなた!お願いですもう少し待ってください。
ここまでのご愛読、有難う御座いました!!