幻想天霊伝説〜都会の悟空が幻想入り〜   作:サウザンド・J

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この小説は東方プロジェクトとドラゴンボールの2次創作です。

・2次創作
・お馴染みの変態アリス
・勝手な年齢設定
・普通なあらすじ
・定番となった霊夢の夢
等が含まれております。

それでも問題無いという伝説の超地球人の方は是非お読みください!


第7話「幻想郷はやっぱりすげえ!裏で動き始めた謎の影」

〜あらすじ〜

咲夜と妖夢がパワーアップしてしまい、ピンチに陥ってしまった悟天。しかし、そこへ突如霊夢が現れその場を収めたおかげで助かった。

 

しかし、咲夜の攻撃により足を負傷してしまった。だが、霊夢が看病してくれたのだ。

 

次の日、霊夢の勧めで河童の河城にとりの研究所へ行った。そこには修行するための装置があったものの、研究所の雰囲気から悪寒を感じた悟天は帰ろうとする。

 

とその時、修行装置から1人の少女が現れた。自称幻想郷No.2を名乗る霧雨魔理沙だ。決闘を申し込まれ、あっさり承諾し、場所を変えすぐに始めた。

 

様子を見ていると、なななんと!

魔理沙はまるで超サイヤ人のようなパワーアップをしてきたのであった!

 

本気を出さなくてはいけないのではないか?悟天よ!

 

   

幻想天霊伝説 第7話

 

魔「どうだ悟天!驚いたか!」

 

天「な、なにが、どうなって・・。」

 

魔「? その様子だと初めて見た顔じゃないな。どこで見たんだ?」

 

天「どこもなにも、俺の世界だけだと思ってたし、それに俺も…。」

 

魔「私が初めて見たときは霊夢だったな。霊夢も師匠から教わったらしいし。」

 

天「超サイヤ人をかい?」

 

魔「超サイヤ人?なんだそれ?私はただの人間だぜ。」

 

天「(謎が深まるばかりだ)」

 

魔「もうこの話は終わりだ。こっちから行くぞっ!」

 

 

一目散に飛んできた!避けようとするも、

 

 

天「いっ!」

 

 

足の傷が響いてしまい避けられなかった。

 

 

魔「たぁっ!」

 

天「うわっ!」

 

 

攻撃により飛ばされたと思ったのもつかの間、とんでもないスピードで後ろに周り、上へ蹴り上げた!

 

 

魔「はっ!」

 

天「ぐわっ!」

 

 

そしてまた物凄いスピードで先まわりし、上から下へ叩き飛ばした!

 

 

魔「そーれっ!」

 

天「がぁっ!」

 

 

そのまま地面へ叩きつけられた!そして、

 

 

魔;魔符「スターダストレヴァリエ」

 

魔「くらえっ!」

 

 

さらに追撃をキメた!

静かになり、倒れた悟天のところへ立った。

 

 

魔「ハッハッハッハ!この程度で手も足も出ないとはな!」

 

天「くっ・・・・ははは。」

 

魔「ん?遂にいかれたか?」

 

天「いや〜、やっぱりすげぇな、って思ってさ。こんなに強い地球人が居たなんて。」

 

魔「褒め言葉として受け取っておくぜ。それで?降参か?」

 

天「まさかまさか。これからが本番だろ?」

 

魔「ふん、そんな強がりなんていらないぜ。」

 

天「さぁ?どうかな?」

 

 

ゆっくりと立ち上がり、一気に気を高めた。悟天の戦闘力はどんどん上がっていく。

 

 

魔「この感じ、師匠に似ている!」

 

天「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

悟天の髪は金髪になり、一気に戦闘力を上げた!

 

 

天「そういえば言ってなかったね。俺はなれるんだよ。超サイヤ人に!」

 

魔「そ、そう来なくちゃ面白くない。」

 

天「さあ・・・」

 

 

「第2ラウンド始めよう!!」

 

••••••••••

 

••••

 

に「おっ!あれが悟天君の本気だね!しっかりデータを取らなくっちゃ!」

 

 

どうやら悟天が超サイヤ人になったことに喜んだのは魔理沙だけではないらしい。

 

 

に「戦闘力を計測しないと!・・って、あっ」

 

 

もう始まっていた。始まる瞬間を見逃したのである。

 

 

に「あー!もう!戦闘力だけでもいいや!いくら悟天君が強くても魔理沙が簡単にやられるわけないし。」

 

 

と言ってる間も両者は激しく闘っていた。そして、戦闘力の計測が終わり、数値を見てみる。

 

 

に「!!? う、嘘だろ。」

 

 

数値を見たにとりは驚いた!あの魔理沙よりも悟天は上だったのだ!

 

 

に「まずい!魔理沙が殺されちゃう!・・いや、ないかもしれないけど。まあとりあえず!」

 

 

魔理沙の方へ飛んで行った。にとりも誰かから舞空術を教わったらしい。

 

 

???「やっと見つけたわ。魔理沙♡」

 

 

どうやら闘っている悟天と魔理沙に向かっている者はにとりだけではないようだ。

 

••••••••••

 

•••••

 

激しい闘いが続き、両者は止まって睨み合っていた。もう夕暮れである。

 

 

天「どうした魔理沙。体力が落ちてるよ。」

 

魔「はぁ、はぁ、そんな、負け惜しみは、いらないぜ。」

 

天「負け惜しみ?」

 

魔「さっきから、お前の攻撃は、全然、効いてないぜ。お前も疲れただろ?」

 

天「・・・。」

 

 

実は相手が女の子ということもあり、手加減をしている。そのせいで、なかなか決着をつけられないでいる。とは言え魔理沙は痩せ我慢をしている。どうであれ手加減していると魔理沙は倒せないのだ。

 

 

魔「どっちにしろ、これで終わりだぜ!」

 

 

至近距離でありながら魔理沙は構えた。

 

 

魔「はぁぁぁぁ!」

 

天「なっ!気がどんどん上がってる!ならこっちも!」

 

 

魔;魔砲「ファイナルスパーク」

 

天;「かめはめ波」

 

魔「ファイナルスパーーーーーク!!」

 

天「波ぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

2つのエネルギーはとてつもない勢いでぶつかった!やや魔理沙がおしている。

 

 

天「なっ!おされてる?」

 

魔「いっけぇぇぇぇ!」

 

天「くっ、負けて、たまるかぁぁぁ!」

 

 

そんな中、にとりが到着した。

 

 

に「魔理沙!すぐに降参して!」

 

魔「は!?なんで!?今勝ってるだろ?」

 

に「説明は後!とにかく今は降s」

 

???「魔ーー理ーー沙ーーーーーッ!!」

 

 

奇声にも似た声で何者かが飛んできた!

 

 

魔「げっ!アリス!」

 

ア「もう逃がさないわーーーー!」

 

魔「すまんな悟天!勝負はまた今度な!」

 

天「えっ?」

 

 

魔理沙が急に攻撃をやめたためにかめはめ波はそのまま直進し、魔理沙を追いかけるアリスに直撃した。

 

 

ア「あっはぁぁぁぁぁぁん!」

 

天「あっ!」

 

 

アリスは倒れた。

 

 

に「大丈夫かな?」

 

天「ごめんっ!君大丈夫?」

 

 

大丈夫なわけがない。と思っていたが、

 

 

ア「ほぉぉぉあぁぁぁぁ!!」

 

天「えっ?」

 

に「!!」

 

 

こんな状況でアリスもサイヤパワーによるパワーアップを成し遂げたのであった!

 

 

ア「なぁにこれぇ?身体の底から力が湧き上がってくるぅ!」

 

天「なんか、怖いな〜、いろんな意味で。」

 

 

急にアリスは悟天の方を見た。ニヤァっと笑い、

 

 

ア「あなたが、美味しそうな外来人さんね。」

 

天「・・・。」

 

ア「次はあなただからね♡ あ〜ムラムラする!待ちなさい!魔ー理ー沙ーーー!!」

 

 

そう言って、魔理沙を追いかけていった。

 

 

天「・・・、変態だ。」

 

 

正論である。

 

 

天「でも、あの目は…。」

 

 

何かに気づいたが、今は止めなかった。

 

•••••

 

アリスの一連の流れをスルーしたにとりは、計測機に夢中になっている。

 

 

天「にしても、どうして魔理沙を助けに来たの?」

 

に「悟天君に殺されると思ったからね。」

 

天「酷いな〜。俺は女の子を殺したりしないよ〜。」

 

に「・・・やっぱりそうなんだ。」

 

天「え?」

 

に「新聞見たときからいいやつだって思ったんだよ。信じてよかった!」

 

天「(助けに来たあたり信用してないんじゃ・・)」

 

に「それにね!みんなのパワーアップの秘密がわかったよ!」

 

天「なんだって!」

 

に「どうやら、悟天君のサイヤパワーが対象者の中に入り込んで、サイヤパワーを維持しつつ対象者の色に染まるみたいだね。」

 

天「・・つまり?」

 

に「本人がサイヤ人みたいになるってことだよ。」

 

天「そうだったのか!でもなんで俺じゃないとパワーアップできないの?」

 

に「本物のサイヤ人じゃないと移すことができないみたい。」

 

天「? どうしてにとりはサイヤ人を知ってるの?」

 

に「魔理沙からいろいろ聞いてるからね。霊夢と魔理沙のお師匠さんはサイヤ人だったらしいし。だから修行を受けたあの2人だけがとんでもなく強かったんだろうね。」

 

天「俺より先にサイヤ人が来てたのか。あっ、そういえば魔理沙の姿が変わったあのパワーアップはなんなの?」

 

に「あれも君と殆ど同じさ。サイヤパワーを宿した者はサイヤ人と形質が同じになるんだよ。だから、あれは超サイヤ人と同じパワーアップをしてるのさ。」

 

天「超サイヤ人じゃないのに超サイヤ人と同じパワーアップか。じゃあ、なんて言うの?」

 

に「う〜ん、超魔理沙でいいんじゃない?」

 

天「(にとりがつけた名前だったんだ…)」

 

に「もう暗くなってきたね。悟天君も帰りなよ。私は今日のデータをあの装置に組み込むから帰るよ。」

 

天「そっか、それじゃあ。」

 

 

2人はそれぞれ帰るべき場所へ帰っていった。

 

••••••••

 

••••

 

帰ってみると、ボロボロな悟天の姿を見た霊夢はかんかんになって怒っていた。

 

 

霊「ちょっとなによその格好!」

 

天「魔理沙と手合わせして、それで。」

 

霊「誰が縫わなきゃいけないと思ってるのよ!」

 

天「え?自分で縫うけど。」

 

霊「口答えしない!貸しなさい!」

 

天「・・自分でやるのに。」

 

 

こんな感じで、この日も何事もなく終わったのであった。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

師「おぉ!魔理沙、おめえすげえな!」

 

魔「そうだろ?私は最強の魔法使いを目指してるからな!」

 

霊「・・・。」

 

師「でもよお、弾幕ばっかりじゃなくてちゃんと組み手の修行もしなきゃダメだぞ。」

 

魔「強けりゃいいんだよ!弾幕はパワーだぜ!」

 

師「霊夢も教えてやってくれよお。」

 

霊「私休憩する。」

 

師「? どうした霊夢?」

 

霊「・・なんでもない。」

 

師「・・・。」

 

魔「師匠!弾幕撃ってくれよ!」

 

師「お、おう。」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

霊「・・・朝ね。」

 

 

 

 

それから悟天は、チルノの稽古をつけながら、幻想郷のいろんなところへ飛びまわっていた。もう一度紅魔館へ行ったり、迷いの竹林へ行ったり、地霊殿へ行ったり、たまににとりの研究所へ行ったり、手合わせしたりしていき、いろんな者と知り合いになった。

 

その中で、竹林で出会った藤原妹紅もサイヤパワーを手に入れたりしたのであった。

 

そして、寝込んでいたレミリアは元気になり、悟天に勝負を申し込んでもいた。結果は予想通りではあるが…。

 

にとりの装置はそれから忙しくなった。悟天や魔理沙から装置のことを聞いたチルノとアリスを除くサイヤパワーを手に入れた少女達が、頻繁に使うようになったのである。そうしているうちに、少女達の間でも交流が深まり、仲間意識が芽生えていたのであった。

 

時の流れというのは早いもので、半年という月日はあっという間に流れていた。

 

第1章➖伝説の始まり➖

〈完〉

 

 

?「ドクター、あれの完成はいつになりますか?」

 

ドクター?「あと半年といったところか。」

 

?「にしてもドクターはすごいですね!あれの細胞の中にさらにバーダックとトランクスの細胞まで混ぜてしまうなんて。」

 

ドクター?「元のデータがあったからな。これくらい容易い。」

 

?「にしてもあの転送機は孫悟天を連れてきてしまったようですが大丈夫なのでしょうか。」

 

ドクター?「なに、心配はいらん。たかが孫悟天だ。それに、もうじきか。4つの転送機が到着する筈だ。」

 

?「あんなのが〈この幻想郷〉に来て大丈夫なのでしょうか?」

 

ドクター?「問題ない。孫悟天が来る以前の幻想郷よりも遥かに強くなっているようだ。簡単には滅ばん。あの4人程度で滅んでもらっては困る。」

 

?「ドクターがそう仰るなら。」

 

ドクター?「くくく、楽しみだ。全ては、大いなる計画のためだからな。」

 

 

遂に動き出した謎の影。

 

果たして、大いなる計画とは?

 

あれとは何なのか?

 

この幻想郷に何が起ころうとしているのか?

 

 

第8話へ・・続く!!!




というわけで、第7話でございました。

次の更新は遅くなります。ご了承ください。

次回からは、第2章➖時空を超えた過去の強敵達➖が始まります!

そして、ドラゴンボールから敵キャラが登場致します!

ここまでのご愛読、ありがとうございましたー!

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