私の名前はヨシカゲ・キラ 目指すものは心の平穏 作:ドリーム
原作通りリンネは覚醒できるのか…不安だ。
「…インレルト家…」
元は一般的な商人の家だったが、現当主の二代前…パジル・インレルトが無人世界にて超高密度の魔力結晶体…『ロストロギア』を手に入れ、それを元手に管理局などにもパイプができたりなどして超資産家となった。
そこから管理局の古代遺物管理部の機動課、第六の部隊…通称『機動六課』に配属して居たジョイル・ジョースターと孫娘が結婚…ジョイルは姓をインレルトに変え、二児の父となっている。
ニュースや、新聞にもよく見かけるが…
「なんというかことだ…この吉良吉影がこんな…こんな目に…」
先日始末したスタンド使い…エイギス・カタルスファがいうには奴はこのジョイル・J・インレルトの手によってスタンド使いになった。
ジョイル・J・インレルトがスタンド使いを増やす理由…それは…
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〜昨日・学院にて〜
『つまり貴様はその息子を殺した犯人を探しているジョイル・J・インレルトというやつにそそのかれたというわけか…犯人に目星は付いているのか?』
『ヒィ…ヒィ…わからない…でも奴は…犯人はスタンド使いって決めつけて居た…』
『その根拠は?』
キラはエイギスの髪を持ち上げ、自分の顔に近づけさせる。
『イギャ…あ、あんたさっきこれが最後の質問だって言ったんじゃn『質問に答えろ!!!貴様…疑問文には疑問文で答えろと教わってきたのか!!?』ヒィィィィィィィ!!わ、わかった!!話す!話すよぉぉぉぉぉ!!』
エイギスは顔を更に恐怖で歪めながら震えた口で喋り出す。
『こ、根拠はここ最近の行方不明者が多くなっているにもかかわらず手がかりがこれっぽっちも出てこないからだって…!!』
『ッ!!!?』
キラは顔をひきつらせる…
(キラークイーンでも証拠完全消滅が逆に仇になっただとぉぉぉぉぉ!!?…いや…たったそれだけのことで犯人をスタンド使いと決めつけるのか!?この世界には魔法があるのに…魔法を使えばキラークイーンほどではないにしろ証拠は消せる!!)
『…そのジョイル・J・インレルトもスタンド使いなのか?』
『そ、そうだと…思う…何をそんなに怯えてるんだ…ハッ!!?』
そこでエイギスは何かに気づいたかのように体を震わせる。
『まさか…いや、でもあんたのその能力なら…』
エイギスはキラと戦った経験を元に考え、その答えにたどり着く。
『ま、まさか!インレルトの息子を殺したのは…おm(カチッ)』
ボグバァァァァンンンンッッッッ!!!
『なんということだ…』
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〜通学路〜
まさか…クレイバ・インレルトを殺したことがこんな裏目に出たとは…思えば、これもリンネ・ベルリネッタ…彼女に関わらなければ…こんなことには…
この吉良吉影が…明日をもあるかもしれない戦いに…ストレスを感じてるなんて…こ、こんな絶望感とストレス…私の生活には…本来なかったはずなのに…
「クソッタレ…とにかく…学院に…行かねば…」
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〜学院〜
ヒソヒソ…
ヒソヒソ…
なんだ?今日はやけにヒソヒソ喋ってるのが多いな。ん?私の教室の前に…人だかりが…それとなく聞いてみるか…
「すまない何かあったのかね?」
「あ!キラくん。みてよアレ」
アレ?アレとは一体…
「君のクラスのベルリネッタさんを前いじめてた人だよ!指を大怪我してしばらく休んでたらしいけど…復学してきたんだって!」
…指を大怪我…それ殺ったの私だ。
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しかし…復学してくるとは…普通指がぶっ飛んだらトラウマでも抱えて布団にくるまってるはずなんだがな…ま、私にそんな経験はないがね…
「ベルリネッタ」
「ッ!!…はい…」
「放課後…魔法準備室に来なさい…破ったらどうなるか…わかるわね?」
「は、はい…」
また始まったか…懲りないな…しかし前は三人でいじめてたのに…今では一人か…
(ガタガタガガタガタガタガタガタガタガタガタ…)
「…?」
ああ…ベルリネッタか…震えているな…まあ無理もないか…再び悪夢が舞い戻って来たんだからな…
「全員席に付けー!」
さて、今日も頑張るか…
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〜放課後〜
(ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ…)
行ったか…
ま、せいぜい頑張って少年時代を過ごしてくれ…
「お、キラ。ちょっと待ってくれ」
「…?先生。どうしたんですか?」
「いやこの資料を魔法準備室に届けて欲しくてね」
「わかりました。魔法準備室で…」
ん?魔法準備室?
「ありがとう。私はやることあるから…それじゃあ気をつけて帰れよ」
「ちょ、ちょっとまっ…しまった…」
まさか…今日に限って…魔法準備室だと…?
ベルリネッタとクソッタレがいるところじゃないか!!
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〜魔法準備室前〜
「クソ…今日に限って…恨むぞ教師…」
少し不機嫌な状態で廊下歩く。これから行くとこは面倒なことがある。
もちろん今日復学して来たんだってあのクソッタレだ。
「着いたか…さてどう書類を置いたらいいか…」
教師の机におけばいいのだ。置いてさっさと帰れば私の勝ちだ…見つかったら私の負けだ…
静かに入り…奴らに見つかる前に…書類を置いて出る…ッ!
「キラークイーン…慎重にドアを開けろ…(ボソ」
スゥー…
「…………!!」
「………」
「………………!!?」
「…」
よし…奴らは奥で何か話している。
今のうちに…
シャァァァ…
「なん…だと…!!?」
へ、
『シャァァァァァ!!!』
ガブチュ…!
「うぐ…か、か、噛まれた…!」
!!?
さ、さわれない!?ひっぺがせない!!こ、この感じは…
「す、
このクソ蛇!!ぶっちぎってやる!!
「いたッ!!誰かそこにいるの!!?」
ダメージがあのクソッタレ返ったってことは…間違いない…休む前は確かにスタンド使いではなかったがあの小娘…スタンド使いになっている!!
そしてこのクソ蛇のスタンドの本体はあの小娘!!
このまま戦ってもいいが…ここにはリンネ・ベルリネッタもいる…正体をバラすのはリスクがある!!
「…!!痛いわね!!ベルリネッタ!!そこから動くんじゃないわよ!!」
しめた!!廊下に出る!!
ガラァ!!
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〜廊下〜
「あんたが…私の『リーファス』を掴んでるのね…確か名前は…ヨシカゲ・キラ…」
「やはりこの蛇が貴様のスタンドか…ならこのまま…引き千切る!!」
リーファス呼ばれたスタンドをキラークイーンの握力で引き取ろうとするが…
「無駄よ…リーファスはすでにあんたの骨に到達したわ!!」
「こ、これは!!?」
う、腕がフニャフニャに!!?ま、まるで骨が丸々なくなったみたいに…ハッ!?
「これが…貴様の能力か…骨を奪う能力…」
「ふふ…そうよ…リーファスは一度食らいついたら離さない…絶対に。そしてそのままそいつの骨を好きなだけ奪う…あんたの全身の骨がなくなるまで…何分かしら?」
「こ、このクソッタレが…!!」
←To Be Continued
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スタンド名-リーファス
本体-クソッタレ(いじめっ子リーダー)
破壊力-D
スピード-A
射程距離-A(100mほど)
持続力-C(一人の骨を吸い尽くすのに約5分)
精密動作性-E
成長性-B
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キラ(しかしこの蛇…なぜ額にハートの形痣が?)
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クソッタレの唯一の女の子成分
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