緋弾のアリア〜除外された武偵〜   作:禾口爻

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 うん、グチャグチャやな……まぁ、ええや
 本編へ行ってらっしゃい。


残弾4

 数日が過ぎ、家の者の影や気配はなかった……だが、この日は大雨だった。

「なぁ、キンジ時間大丈夫か?」

「え?……あ!!」

 時計の針は、7時40分だった。

「っていう、お前はどうするんだよ」

「車があるからな」

「さいですか……じゃ、先に行ってるぞ」

 そういって、キンジは先に寮を出て行った。

「さて、俺も行くかな……」

 傘をさして、駐車場へ……なぜか、先に出て行ったキンジが居た。

「お前……バスは?」

「乗れなかった……」

「そっか……乗ってけ」

「恩にきるよ」

 

 

 車を走らせて、強襲科の体育館を過ぎたあたりでキンジの携帯が振るえた。

「電話か?」

「あぁ……げっ、アリアだ」

「早く出ないと、どやされるぞ?」

「そ、そうだな……もしもし?」

『キンジ。今、どこ』

「強襲科を過ぎたとこ」

『過ぎた?誰かと一緒なの?』

「あ、あぁ」

『誰なの?』

「甩だけど?」

『ちょっと、代わりなさい』

「甩、アリアが代われって」

「……わかった、なにか御用ですか?」

『あんた、武偵ランクいくつ』

「……お教え出来ません」

『まさか、Eじゃないわよね?』

「はぁ……RR(ツーアール)ですが」

『は?あんた、化け物?』

「いえ、規格外です」

『そう……あんたに命令するわ』

「……主からですか?」

『メヌ?ええ、そうよ』

「畏まりました。ご命令は」

『私のパーティで、事件解決』

「御意」

 電話を切って、キンジを強襲科に降ろし俺はある場所に向かった。

 

 

 

 

「あれ?ハミルトンは?」

「は、はみ?誰だそいつ?」

(あいつ……偽名、使ってたわねそう言えば)

「百地甩は、どうしたの?」

「何故フルネームなんだよ……はぁ、寄るとこがあるって」

「そう……」

「それで、事件は?」

「ええ……」

 この後は、原作と同じなのでカットで。

 

 

 キンジ達が、現場に到着して数分後にハミルトンはついた。だが、武偵ではなく『死神』として。

 

 

 

 爆弾解体中に、後方から爆発音が聞こえた。

「今度は、なに!」

 アリアは、イラつきながら音がした方向を見た。そこには、白い仮面……というより骸骨の仮面をつけ、黒のコートを着た人間が素手で車を、破壊していた。

「な、なに……あれ……」

「なんでだ……」

 バスの屋根から、キンジの呟きが聞こえた。

「キンジ!あいつの事、知ってるの?」

「いや……知らないが、だけど」

「なによ!はっきりいいなさい!」

「あいつ……なんで、それを……」

「だから!なんなの!あれは!」

「秋水……遠山家の奥義……」

「え?なんで、あんたの家の奥義を使ってるのよ!」

「知るかよ!むしろ、俺が聞きたいよ!」

「まぁ、いいわ……」

 2人が、話てる間何台もの車が破壊されていった。

「……」

「……化け物だな……」

 キンジは、思わずそう呟いていた。

「誰が、化け物だ」

 すると、今まで戦っていた奴が後ろに居た。

「え?」

「ッ!死神!なんでここに居るのよ!」

「いやいや、誰も殺ってないから」

 心外だ、という声で反論してきたが、キンジは疑問をぶつけてみた。

「な、なぁ、なんで俺の家の奥義……使ってるんだ」

「あぁ、それはいづれわかるさ」

「は?」

 という声は、虚しく誰の耳に届かなかった。

 




 すみません、プロットとかやってないので暫く投稿が遅れます。すみません。プロットが、出来次第投稿する予定です。
 2017/2/4/15:30改編

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