それでは、本編へ行ってらっしゃいませ。
残弾1
ジリリリリ!っと、目覚し時計の音で目が覚めた。
「朝……か……」
ムクリと起きて、目覚しを止めて伸びをした。
「くぅーー!……さて、今日も生きますか」
え?なんで、その漢字かって?いや、なんとなく?まぁ、顔洗ってきますか。
(ピーンポー……)
「誰だ、こんな朝早く……って、こいつの幼馴染かな?」
こいつこと、遠山金次は今幸せそうに寝ているルームメイトで、今インターホンを鳴らしたのがこいつの幼馴染、星伽白雪……ん?俺の名前か?あぁ、すまない言いそびれたよ。俺の名前は
「やぁ、おはよう星伽さん」
「あ、おはよう御座います。百地君」
「奴なら、まだ寝てるから起こして来たら?」
「あ、うん。そうだね」
そう言って、星伽さんは寝室で寝ている
ん?俺はどうするかって?顔洗ったら学校に行くが?
「さてと、着替えてとっとと行きますかな」
そうと決まれば、行動行動っと
「それじゃ、俺は先に行って来ますから」
「うん、わかったよ百地君」
未だ、キンジの寝顔を見ていた星伽さんに一言って俺は、寮を出た。
…
……
………
まぁ、先に寮を出たのはそうした方が面白いからそうしたまでだ。……というのは冗談だ、学校に転校したから早めに行って担任とクラスを教えて貰うためだ。
「この時間帯は、空いてるかな……」
そう呟いて、寮の近くに借りてる駐車場に向かった。なんで、駐車場かって?車を駐めてる以外何があるかな?
ん?歳いくつか?もう18だが……何か……
「さて、行きますかな」
そして、長い一日の始まりだった。
道は、空いていて走りやすくて渋滞にはまらずに学校に来れた。だが、問題が発生した。
「駐車場……何処だ……」
学校に入る前に気付いて、校門前で駐めて話せそうな人を探したが、ある視線が気になった。
「誰だ?」
こちら……というか、車を凝視している男子生徒と目があった。え、なんでこっち来るの?なんで?そうこうしてる間に、窓ガラスをコンコンされたので少しだけ開けて……
「な、なにか?」
「お前……車で来たのか……?」
「え?駄目なのか?」
「いや、駄目じゃないけど車で登校する奴初めて見たからついな……」
あぁ、なるほど……まぁ、日本じゃ珍しいか……
「まぁ、そうか……なぁ、駐車場は何処にある?」
「おいおい、知らないで来たのかよ……」
「わ、悪いかよ……そんで、何処だ?」
「(´Д`)ハァ……武偵が武偵になにk「報酬は、駐車場まで乗せてやる」わかった、それでいいぜ!」
「ほんじゃ、カーナビよろしく」
「いや、カーナビちげぇし……轢くぞ?」
「すまんすまん、俺は百地甩だ」
「よろしく甩!俺は武藤剛気だ」
その後、駐車場に案内してもらいそこで別れた。
ついでに、教務科の場所も教えて貰った。
コンコンと、ドアをノックしてあけた。
「転校生の百地甩です、挨拶をしに来ました」
「おー、来たかこっちやー」
失礼しますと言って、返信をした先生の元へ行った。
「へぇー、お前が百地甩か……ちゃんと、飯くってるんかー!」
「た、食べてますから!てか、痛いですよ!先生!」
先生が居るとこにいったら、肩をバシバシ叩かれた。
「あ、自己紹介がまだだったか……お前の担任の蘭豹だ」
「よろしくお願いします」
「あぁ、よろしく〜」
「それで、用とは?」
「ん?あぁ、選択科目の事聞き忘れていたからな」
いやいや、忘れちゃアカンでしょ!
「あー
そう答えたら、周りの先生が( ºㅁº )ってなった……え?なんで?
「ぷ……くくくく………あはははは!」
そして、爆笑している蘭豹先生……なんか間違えたのかな?
「えっと、先生なんで笑ってるのですか?」
「アハハ……ハァ……いや、だってな飯を注文する感じで言われちゃぁな……プクク……」
「……」
なんとも、答えづらかった……だって、『あの人』と一緒だったからな……
「あー、すまんすまん、普通は、悩むとかするのにあっさり言われちゃぁな」
「いえ、お気になさらず」
「にして、日本語うまいな……教えて貰ったのか?」
「先生も武偵ですよね?なら、調べたら早いのでは?」
「そうだったな、執事君?」
「ご存知でしたか……」
「情報戦は、武偵の基礎やろ」
「そうでしたね……」
「さてと、ほんなら教室に行くぞーついて来い」
「……畏まりました」
ついそう言ってしまった。
そして、俺がこんなやりとりしてる間キンジが、事件に巻き込まれていたの知らなかったのと『あの人』も来ているのも予想していなかった。
ここまで、読んでくださり誠にありがとう御座います。次話は、なるべく早く書きます。それでは、次話でまたお会いしましょう。では