さあ!始まらない!   作:まだはげ

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前島での出来事
アウギュステでの依頼は帝国の配下が何か怪しい事をしているのでそれを探って欲しいという内容だった。しかし、初めて海を見るルリアとイオの興奮した様子を見たグランは休暇を決意する。海で遊ぼうとする団のメンバー。だがそれは叶わない夢であった。なぜか周りを武装した者達に囲まれたグラン達はそれを撃破する。しかし其の者達は島の自警団であり、グラン達は島に詳しい自警団に協力をすれば依頼も完遂できるのではと考えた。そこで出会った自警団のリーダー『オイゲン』と共にこの島を帝国の領土にしようとする計画を邪魔をしていたグラン達であったが、帝国の兵器によりアウギュステの星晶獣リヴァイアサンが目覚めてしまう。グランの捨て身の魔法により海ごと星晶獣を凍らせひとまずは解決したが、グランは後遺症によりしばらくは魔法が使えなくなってしまった。だが、帝国の計画を聞く限りではのんびりとしていられないグラン達は、帝国幹部である黒騎士の行方を追いルーマシー群島へと旅立つ。


ルーマシー群島にて

&月%日

ウィイイイイッス!!どうも、グランで〜す!

えー、こないだは依頼ついでに海で遊ぼうとアウギュステ列島に行って来たんですが...水着を着た人、なんと0人でした....

泣いてねえし、別に泣いてねえし。ただ目から汗が出てるだけだし。

 

そんなこんなでテンションだだ下がりのまま、ルーマシー群島へ到着。

そんなテンションの俺を迎えてくれたのは、ルーマシー群島の圧倒的な大自然だった。うわぁ.....森かぁ...実は俺、虫嫌いなんだよね...

 

あれは確か、まだルリアちゃん達と出会う前にザンクティンゼル島の森でビィ君と魔物を楽しく狩っていた時の事。

だいぶ魔物を狩り終えて、今日の飯ぐらいならもう大丈夫だな。と思っていた時に突然雨が降り出した。

突然降ってきた雨を避けるため俺たちは近くにあった洞窟に入ったがこれが間違いだった...

そこの洞窟は暗く、何も見えなかったため服を乾かすついでに火の魔法で、明かりをつけた。

そうして明かりをつけた俺はちょうど近くにあった物干し竿みたいな棒に服をかけ、服を乾かすためにその下に火をおいた。

 

そう、何故か動いている物干し竿に。

 

今思うとなんでそんな都合よく物干し竿みたいな棒があると思ったんだ俺。アホか。

結果をいうとその棒は、超巨大ゴキ○リの触角だった。

俺たちと同じく雨宿りをしていたそいつは突如触角を触れられ、なおかつその下を火で炙られたんだ。大パニックだろう。その後の俺らの方が大パニックだったが。

その後、なんやかんやで森を半分焼失させた事について師匠にめっちゃ怒られた事は内緒だ。俺も実は何をやったんだかは覚えてない。ビィ君に聞いても震えて答えてくれないし。そんなにゴキ○リが怖かったんだろうか。まあ俺も怖かったんだがな!正直もう思い出したくない....

 

まあそんな訳で俺は虫が嫌いだ。見るだけならまだいいが触るとSAN値がゴリゴリ削られる。あんまり虫が居ないといいんだけどなぁ....

 

そんな事を思いながら、先導していくカタリナさん達に着いて歩いていくと、見覚えのある店の名前が掲げられた建物に俺らはついていた。

 

 

&月@日

俺らがついた店の名前とは「よろず屋、ルーマシー群島店」。つまりシェロちゃんの店だ。カタリナさん曰く、ここで黒騎士のような人物を見なかったかを聞くようだ。ついでにアウギュステ列島での報酬金も貰う。

中に入って見ると、シェロちゃんがにこやかそうな笑顔を浮かべて此方に近づいた。

いらっしゃい〜なんていつもの気の抜けた声を出しているがこの人は本当にどこにでもいるな。最後に会ったのなんてバルツ公国だから結構遠いはずなのに...

 

とりあえず、アウギュステの依頼の件の報告と黒騎士の情報について聞く。

アウギュステの依頼については大変シェロちゃんに驚かれてしまった。帝国の目的を知りたかっただけでそこまでしてくれるとは思っていなかったと言われた。俺も魔力が一時的に使えなくなるまで頑張るとは思ってなかったわ。

受け取った依頼金は元々の依頼金よりもかなり多めだったが、これはアウギュステを救ってくれた分ということ。なんでもあそこが潰されると商人にとっても大打撃で、これでも安いくらいだとか。これはありがたく貰っておいた。

黒騎士についての情報は残念ながら聞いてはいないと言われた。

その代わり、俺たちにまた二つ依頼を頼みたいとの事。その依頼の内の一つの内容とは、一人の女の子を預かって欲しいというものだった。

正直、俺は大賛成だったがオイゲンさん達は反対。これからこの森を捜索するのに少女を連れて歩くのは危険すぎるからというのが理由だった。俺の、少女だから、という理由になってない理由とは違う。

だがそれも、その少女の姿を見て皆の目の色が変わった。俺の反応はというとめちゃくちゃ美少女で興奮していた。何アレ、めっちゃ可愛い。人形みたいなんですけど。

この美少女の名前はオルキスといい、魔物が居る森で歩いていた所をある人に保護され、このよろず屋にいるらしい。依頼とはこの島にいるはずの連れを探して無事に送り届けること。

そこまでシェロちゃんが言うと、この依頼に反対派だったみんなが何故か賛成してくれた。みんなはこの子の連れに覚えがあるだった。なんでだろ。

もう一つの方の依頼はある人物が俺に会いたがっているらしい。案内人をつけるからある特定の場所まで来てくれというもの。

正直行きたくない。怪しい匂いしかしないし特定の場所とか罠があってもおかしくない。

だがそんな考えは案内人の姿を見て吹っ飛んだ。なんだこの美人。

艶のある魅力的な髪を腰までたらし、豊満な胸にキュッとしまった腰。それでいて出るところは出ている。正に美女というのに相応しい人だった。

いつの間にか手に出ていたOKサイン。それを見てシェロちゃんは満足そうにうなづいていた。俺を謀ったな!?

とりあえずその日はもう日が暮れて来たので依頼は明日に持ち越し。

案内人のロゼッタさんという名前の美人のお姉さんに自己紹介をして、その後はよろず屋に泊まらせて頂いた。

 

&月#日

よろず屋に泊まった翌日、俺たちはオルキスちゃんを連れて昨日出会った案内役のロゼッタさんに連れられて森へ出た。

しかしまあロゼッタさん本当に綺麗な人だなぁ...なんかやたら薔薇を服にくっつけてるけどそんなに好きなんだろうか。

そんなたわいも無いことを考えていると魔物が現れた。ザンクティンゼルでもよくいた、狼に似た奴らだ。こいつら弱いくせにやたら数が多いからめんどくさいんだよなぁ....

オルキスちゃんとルリアちゃんに怪我をさせる訳にはいかないのでみんなで魔物を蹴散らし終わると、大丈夫ですかー、と何処かから声が聞こえた。

声が聞こえた方向をみると誰かが森の奥からやってくる。そうして森の奥から現れたのは目にも鮮やかな緋色の甲冑をつけた大柄の人物だった。

 

どうやらロゼッタさんから話を聞くとこの人物が俺と会いたがっていた人のようだ。俺たちの事を待っていたら、こっちから物騒な物音がしたから助けに来てくれたらしい。優しそうな人でよかった。

ただ、改めて自己紹介すると驚くべき事が分かった。なんとこの人黒騎士と同じく、七曜の騎士とかいう集団の中の一人だとか。

もちろんそう言った瞬間警戒してルリアちゃん達を背後に隠したが、そんなに警戒する必要もないとの事。

七曜の騎士とはお互いが干渉しあってはならず、正確には黒騎士とも仲間ではないので俺に会いにきたのは本当に個人的な事だと言った。

 

じゃあその個人的な理由はなんだとそういう目でこの人を見ると、トチ狂ったような妄言をほざいた

 

ーー私と、手合わせをして見てはくれませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・カタリナ目線

 

「グランと手合わせ...だと.....!?」

 

突如申しだされたその言葉に皆、驚いていた。

それも当然だ。なにせ七曜の騎士との手合わせなのだから。

七曜の騎士とは色の名を冠した七人の騎士のことであり、そのあまりの強さに一つの空を一人で征服できるとまで言われている。

そんな七曜の騎士の中でも今、目の前にいるこの男は別格だった。

こいつがさっき言った七曜の騎士という情報が正しければこいつは緋色の甲冑をつけている。つまりこいつは緋色の騎士バラゴナ・アラゴンだ。

私が帝国にいた頃の噂では緋色の騎士は七曜の騎士の中でも特に武芸に秀で、この空の中でも最強とされ緋色の鬼とまで言われていた。何やら問題があり帝国の騎士を辞めてしまったらしいが....

何故こんな人物がグランと手合わせしたいのかよく分からなかった。

 

「何故...といった顔をしていますね」

「っお見通しか...!ああ、何故貴方はグランと手合わせをしたがる。貴方はもう帝国の騎士では無いはずだ!彼と戦う理由など無い!」

「はい、帝国は関係ありません。ただーーーこれは世界の最強を背負う者の使命なのです」

「何を.....?」

「理解は求めていません。ただ、そこの彼がルリアを連れている以上私は戦う必要がある」

 

そういって緋色の騎士は腰に吊るしてあった剣を抜いた。

 

「さあ...かかってきて下さい、七曜の騎士が一人、バラゴナ・アラゴンの実力を見せましょう」

「.......」

 

グランは何も構えなかった。剣も構えも取らず、ただ緋色の騎士の目をいつも通りの空を想起させるような蒼い目で見つめているだけだった。

長いようで短い時間が続き、緋色の騎士が痺れを切らしたように言う。

 

「...其方がこないのであらば此方からいきます。くれぐれも恨まないように」

 

瞬間、緋色の騎士の姿が消えた。いや、消えたのでは無い。目にも留まらないスピードでグランの後ろに回り込んでいた。

このままでは切られるーーそう私が気付いた時にはグランを守るための水の盾も既に追いつけなかった。

だが、しかし思っていた事態にはなってはいなかった。

 

「よく、防ぎましたね...中々本気を出したのですが....」

「........」

 

いつの間に抜いたのか。グランの手にはたった今まで腰にあった剣が握られていた。こちらも見えなかった。

緋色の騎士もこれには驚いたのか上ずった声で賞賛をあげる。

 

「今ので貴方の実力は私の想像以上だと確信しました...申し訳ありませんが手加減などできるレベルなどではありませんね....!」

 

緋色の騎士のスピードがまた上がったように感じられた。まるで鬼のような猛攻が続く。それをグランは全て軽くいなしていき、時には反撃をする。そんな、とてもじゃないが割って入ることなど出来ないレベルの戦闘に私は軽く息をついた。

そしてその戦闘を見ていたイオが今思い出したのか、焦ったように言う。

 

「ねえ、そういえばグランってまだ魔法が使えないじゃない!不味いわよ!」

「!そうだった!グランはまだ魔力が回復していなかった!」

 

その事実に驚いたオイゲンとラカムが思わず叫ぶ。

 

「なにぃ!?と言うことは...あいつはいま強化魔法すら使ってねえのか!?」

「おいおい...それであの動きは冗談だろ...!」

 

グランは今、魔法を使えない。そんな状況下の中、最強と名高い緋色の騎士と戦っている。

元々グランは生粋の魔法使いというわけでも無く、剣の腕前も凄まじいものであったが、それでも自分の使える武器を一つ失っているような状態で全空最強とほぼ互角の戦闘をしているのはまさに異常としか思えない。その事実に皆、驚愕し畏怖した。

いつまでも続くかのような剣の演舞。しかし突如鋭い鉄の音が止み、緋色の騎士が距離を離しグランに話しかける。

 

「...どうやらこのままでは埒があかないようですね....驚きました。その歳でそれほどの剣術を極めているとは」

「.....」

「...周りで見ている皆さんは下がっていて下さい。今から放つ技はとても危険なので。そしてこの技は貴方のお父様から教えて貰った技です」

 

そうして緋色の騎士は剣を持った両腕を天にかざす様に剣を持ち上げた。そしてその剣に大地が震える程の火の属性の力が集まっていく。

 

「ーー輝ける命の奔流!束ねるは龍の息吹!受けてみよ!!

 

 

ーーーテンペストブレード!!」

 

そういい、緋色の騎士が剣をグランに向かって振り下ろした瞬間。

凄まじい程の衝撃波と爆風に似た風が私達を襲った。咄嗟にルリアとオルキスを守るため体で抱える。だがしかしそれでも私達は吹き飛ばされた。

ようやく衝撃波が落ち着いてきた。私は急いでグラン達のいた方向を見た。

 

「グラン!大丈...夫....か.....?」

 

思わず言葉が切れる。私は自分が見た光景が信じられなかった。

 

緋色の騎士が剣を振った後の空間が割れていた。

 

この世界は四大元素である火、水、風、土で出来ている。だからそれを断ち切る程の強い力であれば文字通り、世界を断ち切り壊す事は可能だ。

 

しかし、それは机上の空論であり実際に出来るはずがない!!

 

だが現に緋色の騎士は世界を断ち切ってみせた。また、剣の振り抜いた衝撃波で目の前の森が破壊尽くされ無残な姿を晒されていた。

さすがの緋色の騎士もこれほどの技を撃ち、無事ではすまなかったらしく、片膝をつき激しく息を吸うようにして呼吸をしている。

ただ私は、剣を振っただけでこの災厄を招いた緋色の騎士を同じ人間とは思えはしなかった。

化け物、まさにこう言い換えるしかない。

 

だが、それを上回る男が居た。

 

「....ふぅ、貴方の勝ちです。私はこの通り魔力と体力を使い果たし、もう立つことも厳しい状態です。まさかここまでやるとは.....お見事でした。黒騎士は彼方に居ます。早く向かうといいでしょう」

 

そういい、緋色の騎士は去っていった。あれだけの一撃を受けたにもかかわらずまだ立てているグランを残して。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

&月?日

もう絶対美女になんか釣られない。絶対にだ。

なんで俺は最近こんなボロボロなんですかね....あの男まじで許さねえ。黒騎士の情報置いてってくれたのはありがたいけどさぁ....

というかあの人親父のこと知ってそうだったけど誰だったんだよ結局。俺の事ぼろくそにしてっただけじゃねえか。

あの後、あの変な人に絡まれた後、俺たちは緋色の人が指し示してくれた方向にいき黒騎士を追った。正直体はボロボロだったけど行くしかないでしょ、俺がモタモタしてる間に黒騎士がどっか行っちゃうかも知れないしね。

一応途中で休憩も挟んだし大丈夫でしょ。スープを飲んで、初めてしたらしい火傷に悶えていたオルキスちゃんが可愛かったです。

黒騎士がいたのはでかい遺跡の前だった。ロゼッタさんが言うには「忘却の遺跡」という名前の遺跡らしい。でかい。

どんどん遺跡の中を進んで行くと、本当に黒騎士の姿が見えて若干ビビった。だって七曜の騎士の全員がさっきの緋色の人並みの強さって事もあり得るわけでして。そうなるともう一戦戦わなくてはいけないわけで。うん。死ぬ。過労で死んでしまう。

黒騎士がこちらに気づきオルキスちゃんに目が行くとめちゃくちゃ睨まれた。えっ、なんで。私の人形によくもって言われたけど、確かにオルキスちゃんは人形のように可愛いけど貴方のじゃ無いんですが。

そうして無理やり黒騎士がオルキスちゃんを連れて行こうとする。

あっ、ちょっ犯罪ですよ!美少女攫っていく黒い鎧を着た人なんて通報待ったなしですよ!!

流石に不味いと思った俺はオルキスちゃんを助ける為に黒騎士の背後に回り込み回し蹴りを食らわせる。反応が遅れたのかもろにくらわせたのでオルキスちゃんの手を引いて離脱。ってめっちゃ怒ってるー!

やべえってあのロリコン不審者!鎧きてるから顔見えないのに激怒してんの分かるのってすげえ。ほらオルキスちゃん涙目じゃん!美少女泣かせるとかどんな教育したんだこいつの親は!

とりあえずルリアちゃんにオルキスちゃんを任せて、みんなで黒騎士と戦う事にする。

すると流石に五対一は不味いと感じたのか去っていってくれた。不機嫌さがMAXでクソ怖くてちびりそうだった...

ロリコンから美少女を守れてよかったです....いやほんと。今度会ったら滅却しないと(使命感)

 

&月:日

この島から黒騎士を追い出せたのでこの島にいる意味はあまり無くなった。

あまり、というのはオルキスちゃんの連れがまだ見つかって無いからだ。なんか団の皆はオルキスちゃんと一緒に旅をするような口ぶりなので俺もそれに乗っかっておく。やってる事が黒騎士と同じじゃね?と思ったら駄目だ。あ、あんなロリコンと一緒にしないでよね!ただオルキスちゃんがついてきたそうな顔をしてたから連れて行くだけなんだから!勘違いしないでよね!

無事にもう片方の緋色の騎士の依頼は達成できた為シェロちゃんから報酬金を貰っておく。あのおっさんは意外と金持ちだったそうで懐に余裕がだいぶ出来たとカタリナさんが言っていた。

しかし、それだけで安心してはいけないのでシェロちゃんから新しい依頼を受ける。新しい依頼の内容はアルビオンと呼ばれる島の当主が最近活躍している俺らに会いたがっているから会いに行くというだけの依頼。ぶっちゃけいけばいいだけなのですごい楽。また、当主の人が客人という事で料理なんかも振るまってくれるようだ。これで報酬金も中々の額なんだからもう行くしか無いでしょ!

また、新しい戦闘員としてロゼッタさんがついてきてくれる事になった。魔物退治でも大丈夫だったし戦闘員扱いです。薔薇を使って攻撃するという発想は無かった...

こうして俺らの仲間が新しく二人増え、その両方が可愛い女の子という、俺がすごい嬉しい結果のまま次の島へ行く事になった。




ウィイイイス!→某有名ユーチューバーの挨拶。オフ会は0人だった。
ルーマシー群島→森に囲まれた島。特に特徴がないかと思いきや割と深い設定がある。この島は一度火事で8割の植物と9割の動物が死んでいて、植物は生き残る為に島の植物全てと合体したとか。ナメック星人かお前らは。
ロゼッタ→公式で盛大にネタバレされている人物。まだ物語を進めてなければ公式サイトを見てはいけない。
オルキスの連れ→黒騎士の事。未だにグラン君は、オルキスと黒騎士が一緒にいるのを見た事なかったため黒騎士はロリコン扱いです。
緋色の騎士→ゲーム公式チート。単体ならグラン君のお父さんを除き最強クラスだとか。最近では剣の衝撃で星晶獣の眠りを覚ましてしまったうっかりさん。
テンペストブレード→ゲーム内のグラン君が最初に使える技。ちなみに緋色の騎士が言っていた決め台詞はFateのエクスカリバーです。
四大元素→火、水、風、土でグラブルの世界は出来ている。水素とかはあるかどうか明言されていない。多分無いと思う。あとの残った光と闇の属性は心に関係してくるらしい。
オルキス→おらん。つい私の願望がでて旅に同行させてしまった。原作では黒騎士と行ってしまいます。
ルーマシー群島の星晶獣→居るんだけど今回は出てこない。多分もうこの小説に出てこない。のため説明します。ユグドラシルといい、ゆぐゆぐという愛称でプレイヤーとチャラ男に呼ばれている。私は星晶獣の中で一番ゆぐゆぐが可愛いと思っている。異論は認めない。このゲームは風属性が異常に強く、結果的に風属性が弱点のゆぐゆぐが弱いと思われがちだが割と強い。風じゃなくて他の属性で挑むとその強さがよくわかる。マグナと呼ばれる方では着ているドレスが派手になり小林幸子と呼ばれることもある。可愛い。星晶獣モードの時は巨大な姿だが、平時には普通の人間とそう変わらない大きさである。
エルセムには渡さねえ、私の方がゆぐゆぐ愛してる。

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