バカと一途の純愛者   作:魔剣姫の従僕

3 / 10
度重なる投稿ミスと忌引きなどのため、ここまで遅くなってしまって申し訳ないです。


episode2 ~テイタイノゴゼン~

~HR終了後~

side 明久

志弦「しかし、あーちゃんは全然変わらないね」

明久「そんなことないよ、これでも色々成長

   したんだから」

志弦「変わってないよ、あの頃と同じ綺麗な瞳だよ」

   『吉井ノヤツガ、イチャツイテヤガル』

周りの雰囲気が怖い、誰か助けてー!?

 

秀吉「そういえば、二人はいつからの

   付き合いなのじゃ?」

ありがとう秀吉、ナイスフォローだよ。

明久「幼稚園に入るまではお隣同士だったんだよ」

志弦「その後海外を仕事で旅してきた」

雄二「海外ってどこにいたんだ?」

志弦「二週前までカシミールにいた」

    『どこだよ!!」

姫路「カシミールってあの紛争地帯ですか!?」

志弦「そう」

明久「また行ってきたんだ」

また、危ないことしてきたんじゃ・・・    

明久「あれ、でもこのまえはベトナムって

   言ってなかった?」

志弦「そっちは、父様が引き継いでくれた

   あーちゃんの制約破りそうだったから」

    『(制約ってなんだ?)』

明久「あぁ、そういうこと・・・」

よかった、あの約束まだ覚えててくれたんだ

志弦「ということで、よろしく。あーちゃん」

明久「うん、よろしくね志弦」

 

~昼食時~

side 志弦

 

とりあえず、午前中の分は終了した。

というより学園長に頼んで(脅すともいう)

あーちゃんに案内を頼んで正解だった。

久しぶりに一緒に歩けて嬉しかった。

今はあーちゃんに誘われて昼食をとるところ

 

姫路「そういえば志弦さんの昼食は?」

明久(その質問はだめだ!!)

志弦「ここ」

三日前に作ったビーフジャーキーと固形食料を

ポケットから取り出す。

なかなかの自信作だ。

明久以外「えっ・・・・」

なんで全員固まっているのだろうか。

明久「やっばりかぁー ハァ」

なんでため息なのあーちゃん?

島田「そんなんでお腹すかないの?」

志弦「手元にある食料はこれだけだから」

雄二「しかし、その二つを買ってこなくてもいいだろう」

志弦「これは、私が作った」

明久以外「えっ・・・・」

なんでまた固まったのだろうか。

明久「志弦、何かほしいのある?」

そう言ってあーちゃんは弁当箱を取り出す。

たまごやきと注文した。

明久「はい、どうぞ」

志弦「ありがとう、交換ね」

ビーフジャーキーを渡す

秀吉「珍しいのぉ、明久が弁当をもってくるなんぞ」

ムッツリーニ「ウンウン」

明久「朝、なんか作らないといけないって感がした」

雄二「お前は、勘だけはすごいからな」

志弦「そういえば」

さっきまで、思っていたけど

明久「ん?」

志弦「この人たち、だれ?」

   (アーチャンノナニ?)

 

side 明久

 

あれ、なんか志弦の空気がかわったような・・・

 キノセイダヨネ

 ソウダヨネ

明久「そういえば自己紹介がまだだったね」

取りあえず一通り説明していこう。

明久「こっちが雄二、となりのがムッツリーニ

   志弦の前が秀吉、その隣が姫路さんで、

   志弦のとなりが美波だよ」

うん、これが無難だろう。

志弦「そうじゃなくて、ダレがテキ?」

明久「みんな敵じゃないから!!」

危ない、ターゲット設定されかけた。

でもこれで大丈夫だよな・・・

 

午後は、体育と召喚獣の練習だった…

本当に大丈夫なのか?

 

 

 

 

   

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。