オルレアンの覇王   作:球磨川べネット

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皆様いつも作者の誤字脱字の多いクソガバ小説に誤字報告してくださり有り難うございます。(土下座)
なるべく作者も気を付けてはいるのですが……せめて理論はガバら無いように頑張ります!


罠だ!これは孔明の罠だ!!おのれ孔明!

会話のみのダイジェストにてお送りします。

 

 

「ノリと勢いでデュエルしろとは言ったが、お前って遊戯王どこまで知ってるの?」

「え?アークファイブの最新話の16話まで見たよ。だからペンデュラムも知ってる」

「あっ(察し)サンキュー聖杯製造機」

「え?今敵の事何て言った?」

「聖杯最低でも7ヶ所にばら蒔いてるんだからあながち間違いでもないだろ。それよりアークファイブとか言う害悪は無かった。イイネ?」

「えっなにその殺意に溢れた目」

「かつては私もただの1遊戯王ファンだった。2年目まではまぁ良かった。だが92話以降とEMEm環境。テメェらは駄目だ」

「えぇ……何があったのか(困惑)…………………ん?あれ?92話ってサラリと2016年迎えてない?」

「あれ?言ってなかった(目逸らし)?俺の前世での記憶は2017年の1月まであるぞ」

「今明かされる衝撃の真実ぅぅぅぅぅ!?」

 

 

 

「黄 泉 転 臨。光の創造神ホルアクティ!!ゼェフェル」

「勝てるわけ無いだろ!いい加減にしろ!!何なのだこれは!どうすればよいのだ!!」

 

 

翌朝

 

 赤ジャンヌ(⬅一応カルデア最高責任者)が復活したため、大広間にて作戦会議が開かれていた。

 

「敵の本拠地もわかり、更に客将も新たに迎えた今、余の全力をもって連合ローマ帝国を潰す!  ところで本当にもう赤ジャンヌ殿は動いても大丈夫なのか?」

「大丈夫大丈夫。元々ダメージの半分は技の反動なんだから大したことねぇよ。死ななきゃ安い安い」

「……むぅ…そう言うのであれば遠慮なく前線に立って貰うが本当に大丈夫なのか?」

「大丈夫だ、問題ない(イケボ)」

「フラグ建てるな。」

 

 実際のところ赤ジャンヌの手や脚の見える部分には包帯が巻かれ、顔には湿布等が貼られているのだから心配してしまうのも仕方なくはあるだろうが、心配されてる本人は何時ものように軽い感じであった。

 

「それよりも総攻撃かけるって事は神祖に刃を向ける覚悟は出来たってことでいいんだな?」

「ッ!…………やはり連合ローマ帝国のトップは……」

「なんだ、覚悟出来てなかったのか?んなもん九割以上の確率でロムルスだろ。潰すつもりなら覚悟決めろ。いざ対面したら覚悟が鈍って木偶の坊とかなられても困る」

「おい、赤ジャンヌ、流石に最後の方は言い過ぎじゃ……僕達一応客将でしかないんだよ?」

「いや、良い………覚悟が足りていなかった余の責任である。むしろそなたに言われた事によって吹っ切れた。例え神祖が相手だとしても、今のローマの皇帝は余だ。ならば余の敵である」

 

 連合ローマ帝国の将には多数のかつてローマのために粉骨砕身した人物が多数いた。カルデアが観測したカリギュラ、カエサルのどちらもローマの偉人である。その二人が今のローマを攻撃することに従わせられる人物等一握りである。

 巨大国家ローマを作り上げた人物ロムルスであり、全てのローマの父である。そのロムルスが連合ローマを率いている可能性が高いこと等ネロが一番解っていた事であった。彼女自身も死後なら、カエサルやカリギュラと逆の立場なら、きっと本気で取り組むかどうかは別としても従うだろう事は想像に難くなかった。

 だからこそ今まで出来るだけ考えない様にしていた。しかし、これより総力を尽くして連合ローマ帝国を滅ぼすつもりなら、確実に敵のトップは討ち取らなければならないのだ。赤ジャンヌの発言は、確かに失礼では有るのかもしれないが、ネロが吹っ切るための切っ掛けとしては丁度良かったのだ。

 

 

 

 

 

☆☆☆☆

 

 

 

 

 作戦会議後、兵糧や兵、装備などを整えること2日。更に進軍を開始してから4日程経ち、現在敵の首都まで残り1/3となった頃。

 

赤ジャンヌside

 

「おお圧政者よ!汝らを抱擁せん!!」

「■■■■■■■■■■■!!」

「まさしく猫まっしぐらだワン!にゃははははは!!」

「■■■■■■■■■■■■■■!!」

 

 スパP、呂布、キャット、ダレイオスの理性蒸発(バーサーカー)四人組が最前線で露払いしてくれるから楽でいいんだが今のところ進軍中に一度もサーヴァントに襲われてないのが気掛かりだ……確かそろそろブーティカネキ捕まってくっ殺イベントだと思うのだが……ここまでシナリオブレイクしておいて今更シナリオ通りといくか?

 そもそもからして味方サーヴァントってブーティカ、荊軻、呂布、アッセイの四人だったはずで、ダレイオス、タマモキャット、エリちゃんが増えてる。

 増えてる敵としては俺が仕留め損なったヘラクレスとエミヤ、話を聞く限りレオニダスともまだ戦ってない。メデューサは知らん。

 一番ヤバイのはロムルスと素材柱(レフ教授)とヘラクレスとの同時戦闘。まぁそうなったらまたヘラクレスの足止めして速やかにレフ教授ぶち殺して聖杯回収してトンズラするのが一番か……え?ネロとロムルスの決闘は放置してもいいのか?知らん。少なくとも聖杯回収したら皆消えるだろ。

 まぁなんにせよそろそろこの特異点も終わり―――――――

 

 

―――――――『王の軍勢』(アイオニオン・ヘタイロイ)

 

 

 瞬間、全てが砂漠へと塗り替えられた。

 

「!?何が起こったのだ!!」

「!?」

「チッ!!大人の方かよ!!」

 

 前方に圧倒的な数の軍勢が現れた。そして、良く目を凝らせば軍勢の先頭にイスカンダルと、孔明、レオニダス、ヘラクレスが並んで立っていた。

 おい!ふざけんな!なんだあのドリームチームは!!イスカンダルは戦車も健在だしそもそもヘラクレス居る時点でヤバイ!

 

「イスカンダルゥゥゥゥゥゥ!!!!」

「ふははははは!!まさか貴様とまた血沸き肉踊る戦を繰り広げられられようとは思ってもみなかったぞ!!行くぞ余の軍勢達よ!『遥かなる蹂躙制覇(ヴィア・エクスプグナティオ)』!!」

「「「「「「「「オオオオオオオオオオオ!!!」」」」」」」」」

 

――――――『不死の一万騎兵(アタナトイ・テン・サウザンド)

 

――――――『炎門の守護者(デルモピュライ・エノモタイア)

 

 

 アカン!!ダレイオス君がウッキウキの満面笑顔で宝具発動して1万の軍勢で突撃仕掛けた!!そしてレオニダスが宝具で孔明の守護固め始めたぞおい!!

 

「敵だ!それも軍勢召喚系のな!『50人の赤き悪魔の軍勢(アヴェンジャーズ)』!」

「ッ!総員戦闘体制!!」

「怯むな!奴等にローマの強さを見せてやるのだ!!」

「「「「「「「「「「「オオオオオオオオオオオ!!!!」」」」」」」」」」

 

 敵が殺意に溢れすぎィ!!防衛に定評のあるレオニダスがよりにもよって集団戦で真価を発揮する軍師の孔明をガッツリ護ってるとかふざけんな!

 

 

 

 

 ここに、かつて何度も繰り返された因縁の対決が、規模を大きくして、再開された。




やったねダレイオス君、願いが叶ったよ!!


バレンタインイベ運営頑張り過ぎィ!!110個も追加とか運営大丈夫かよ。でもめんどくさいのまでパワーアップしなくていいよ。
ヒロインXオルタ実装によりついにアルトリア基本クラスビンゴ大会も残りはキャスターリーチか。(白目)ところでヒロインXオルタ弱すぎない?上方修正案件だよねこれ?
それと設定的に宝具かスキルにアルトリア顔特効無いとむしろヒロインXの餌だよね?

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