オルレアンの覇王   作:球磨川べネット

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幕間は4話位になると言ったな?あれは嘘だ
1日だと3話が限界だった。
明日からは本編に戻ります。

今回はタイトルのまんま。基本のクラス7騎で召喚されていたら


幕間 もしもジャンヌが別のクラスで召喚されていたら

セイバーの場合

 

「セイバーのクラスで召喚されたジャンヌ・ダルクだ。宜しく頼む」

「…………………何処にも剣が見当たらないけど何で?」

 

 僕が召喚したセイバーは何故か剣を持っていなかった。ジャンヌダルクならセイバーで召喚されても不思議じゃないけど剣を持ってない理由が解らなかった。

 

「愚問だな。

俺自身が剣となる事だ。」

「…なん……だと……?」

 

 全く意味が解らなかった。

 

 

 

「虚刀流奥義!!『七花八裂・改』!!」

「…………(白目)」

 

 どうやら自らを一本の剣とする特殊な武術、虚刀流を使うからセイバーで召喚されたらしいです。なお剣を持たせると弱体化する模様。

 

 

 

アーチャーの場合

 

「アーチャーで召喚されたジャンヌ・ダルクだ。宜しく」

「………弓も矢も見当たらないけど?」

 

 僕はアーチャーとして、あのジャンヌ・ダルクを呼び出した。

 でもアーチャーなら弓と矢じゃ無いのか?あ、確かジャンヌは効果的に大砲を使った事が有名だし、きっと大砲を呼び出すんだろう。

 

 

パパウパウパウ

「波紋+黄金の回転……食らえ!『黄金の波紋カッター』!!」

「……………(白目)」

 

 殆どステゴロで格闘戦しかしてない。たまに波紋とか言うので遠距離攻撃する程度。あと黄金の回転とかで凄い回転しながらボールを投げてる位。アーチャーって何だっけ?(哲学)

 

 

ランサーの場合

 

「ランサー、ジャンヌ・ダルクです!!貴方が御館様ですか!!」

「えっ?えと、御館様?僕はマスターですけど」

「なるほど、やはり貴方が御館様ですね!!このジャンヌ!誠心誠意働きます!!」

 

 何か凄いテンション高めの人が来た。ジャンヌ・ダルクってこんな熱血そうな人だったのか。

 

 

 

 

 

「御館様ァァァァァァァァァ!!!」

オモーイーガー バサラケーオー

「御館様ぁぁぁぁぁぁ!!」

「…………………(白目)」

 

 さっきから飛び蹴りした相手がお星さまになっていく。確かに槍は持ってるけどさっきからその槍使ってないよね?

 

 

 

ライダーの場合

 

「ライダーで召喚されたジャンヌ・ダルクだ。お前がマスターか?」

「うん、僕が君のマスターだよ。宜しくね」

 

 僕が召喚したのはあのジャンヌ・ダルクだった。確かにジャンヌは馬に乗りながら旗を掲げて突撃してるイメージだしライダーでも不思議はない。のかな?

 

 

 

 

「来い!ビヤーキー!!」

「ギャァァァァ!!」

「…………(白目)」

 

 ジャンヌが呼び出したのは馬ではなかった。蜂蜜の様なナニカと、どこからともなく取り出した不思議な音色の笛の様な物を使って呼び出されたそれは、名状しがたく、おぞましき羽の生えた生き物であった。

 

キャスターの場合

 

「キャスターのジャンヌ・ダルクだ。お前がマスターか?違うなら撃つ」

「僕がマスターだけど撃つってなに!?」

 

 いや、キャスターと言うくらいだし多分魔術だろうけど、いきなり撃つぞって脅されるのは………うん?そもそもなんでジャンヌ・ダルクがキャスター?

 

 

 

 

 

「どうだ!このプレラーティと共同開発した魔本型ファンネルは!ロックした相手は決して逃がさず壁ごとぶち抜く!!唯一の欠点としたら『秘拳 TUBAME返し』!!殴った方が早い事位かな。」

「………………(白目)」

 

 何かジャンヌの回りを5つの本が浮遊してビーム放ってる。でもジャンヌ本人は敵本陣に単騎で突撃かけてファンネルが倒すより多くの数の敵殴り倒してる。キャスターって肉弾戦も出来るのか(遠い目)。

 

 

 

アサシンの場合

 

「アサシンで召喚されたジャンヌ・ダルクだ。よし、特異点行こう」

「いや性急過ぎない?」

 

 僕は何故かあのジャンヌ・ダルクをアサシンのクラスで召喚した。理由が解らない上にジャンヌ・ダルクはせっかちな様で、直ぐにでも特異点に行こうとする。

 

 

 

 

「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ」

 

約3分後

 

『!?と、特異点が解決した………』

「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ。多分これが一番早いと思います。」

「……………………(白目)」

 

 特異点に着いた瞬間ジャンヌがドゥエドゥエ言いながら変態的な動きであっと言う間にどっかに行ってから3分後にロマンからの特異点解決報告と共に、またドゥエドゥエ良いながら聖杯持ってジャンヌが帰ってきた。何がどうなっているのか解らなかった。

 

 

 

 

バーサーカーの場合

 

「俺がバーサーカーのジャンヌだ。」

「宜しくね、ジャンヌ。僕がマスターの藤丸立香だよ。」

「そうだな、筋肉だな」

「………うん?」

 

 ある日、先輩がバーサーカーを召喚しました。その時からです。徐々に先輩がおかしくなっていったのは。

 

 

 

「マッスル!!」

「筋肉!!」

「ナイスマッスル!!」

「ありがとうジャンヌ。君のお陰だよ。僕には魔術の才能が無い。なら筋肉を付ければ良かったんだ。そんな簡単な事に気付かなかった僕に、筋肉の素晴らしさを教えてくれたのは君だった。ありがとうジャンヌ」

「そうだな、プロテインだな。」

「謙遜する事はない。君は僕にとって恩人なんだよ。」

「そうだな、乳酸菌だな。」

「ふふ、そんな恩人の君と肩を並べて戦えるなんて、僕は幸せ者だ。」

「そうだな、上腕二頭筋だな。」

「よせよ、照れるだろ。」

「そうだな、大胸筋だな。」

「………………………(白目)」

 

 先輩が私より固くなってる。あれ?私これ必要でしょうか?さっきからスパルタ兵をたった二人でなぎ倒してるんですが…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貴方はどのジャンヌが好き?(白目)




プレラーティが一晩で用意してくれました(蜂蜜酒と笛を)

なおどのクラスでもやってる事ほぼ変わらない模様

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