オルレアンの覇王   作:球磨川べネット

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※お祭り企画なので本編と何の関係もありません。


番外編
特別企画 絶対に笑ってはいけないカルデア24時


某日カルデアにて

 

 赤ジャンヌにより管制室に5人の被害者が集結していた。

 

「今度は何をするのですか?」

「私ゲームしたいから速く帰りたいんだけど」

「先輩も呼ばれたのですか?」

「マシュも?」

「拙者も呼ばれたでござるよ」

 

 上から順に白ジャンヌ、ジャンヌ・オルタ、マシュ、立香、黒髭である。

 そしてその五人が集まったのを何処からか監視していたのか呼び出した張本人である赤ジャンヌが現れ、今回呼び出した理由を告げた。

 

「今日来てもらったのは、君達に『絶対に笑ってはいけないカルデア24時』をして貰うためだ」

 

 白ジャンヌ、マシュは首を捻るがジャンヌ・オルタと立香と黒髭は知ってるため黒髭と立香が二人に説明をしていた。

 

「はぁ!?何で私がそんな苦行に参加しなきゃいけないのよ。私は帰るわ。」

「拒否した方には『天草さんの新春カウントダウン宝具!~私のツインアームビッククランチは百八式まであります~』のサンドバック役をやってもらいます。」

「死ぬに決まってんじゃない!?」

「わざわざ選択死を選ばせてやってるんだから有りがたく思え」

 

 自分が死ぬかケツが死ぬかの選択肢なら誰でもケツを犠牲にするだろう。誰だってそうする。俺だってそうする。

 

「ではこちらのボックスにそれぞれの衣装が入ってるから、各自それに着替えるように」

 

 いつの間にかスタッフ(百貌)の手により赤ジャンヌの隣には試着室の様な物が5人分設置されていた。

そして五人とも渋々入っていった。

 

 

 

「では白ジャンヌ以外出てこい」

「あれ?先輩は戦闘服に変わっただけですか?」

「うん、そうだよ。サーヴァントの皆は最終再臨の見た目になっただけだね。」

 

 そう、立香はいつもの礼装から戦闘服に変わったのみで、マシュ達は第一臨の見た目が最終のに変わったのみだった。

 ならば唯一残った白ジャンヌは?

 

「よし、こっから既に笑っちゃ駄目だから」

「ここから!?」

「うん、既に笑っちゃ駄目だから。てな訳で出てきて良いぞ」

「………………………………」

 

 出てきた白ジャンヌの格好はジャック・ザ・リッパーと同じだったのだ。

 当然サイズは調整されてあるがそれでも色々きわどい物であり、出てきた本人が真っ赤になっていた。

 

「ぶ、あっはっはっは!何よ聖女サマその格好は!アハハハハハ!」

\デデーン ジャンヌ・オルタ out/

「想定通りにオルタが引っ掛かってくれました。

てな訳で紹介します。特別ゲストの対サーヴァント用ケツバット係『高野レン』さんです」

「乙女は強くなくっちゃ!!」

「ケツバット(10割)とかたまげたなぁ。あれ?対サーヴァントって事は拙者も笑うとペルセウスされる!?」

「そうだよ。立香以外はペルセウスされる」

メルヘーンゲットォォォォォ    ペールセーウスー

「いっ!?」

 

 早速一人ケツ10割もってかれた人物が出たようだ。

 その後道中にも笑いの仕掛けが施され全員等しくケツをしばかれた。因みに立香のケツバット係はレオニダスさんだった。

 

「ここがお前らの待機場所だ。次の指示が有るまで存分に休憩してろ」

『……………………』

 

 道中何度もケツをしばかれた5人は既に満身創痍だった。

 そんな5人が案内されたのは5人分の机とイスのある簡素な部屋だった。

 

「…………………これやっぱり開けなきゃダメかな?」

「…………お約束通りにするなら開けるしかないでござるな」

「えと、何の話ですか?」

「いや、この机の引き出し開けるかどうかって話」

 

 そう、黒髭と立香は何となく察してる恐らくこの机の引き出しの中にも仕掛けが有ることを。

 まぁ結局開けることになったのだが。

 引き出しを開けた、スパルタクスの顔だけぐだ子になってるコラ画像等が出てきて、それらを笑いながらケツをしばかれ、次々と消化していった。

 

「最後は問題のこれか…………」

 

 最後に残ったのは1枚の謎のDVDであった。そしてこの部屋にはDVDプレーヤーとTVがあり、既にセットアップは完了してるのだ。

 当然見た。

 

『カルデア医療班の日常。

今回取材するのはカルデアの癒したる、医療班です。

そして今回医療班による治療を受けるのはバルバドス君だ。

彼は度重なるガチ勢からのワンキルにより僅か14時間で200万回殺された事が大きなトラウマとなっている。そんな彼を治療するのが、我がカルデア医療班の中でも精鋭の3人だ。

「貴方を殺してでも治療しましょう。」

「パンケーキにしてあげましょう」

「安心してください。その程度の怪我、私が杖を一振りすればたちまち治ること間違いなしですよ。何故なら私はあのギルティィィロックハートなのですから!あぁ、慌てないで。勿論後でサインもあげますよ。」』

\デデーン 黒髭、立香 out/

「アッ!」

メルヘーンゲットォォォォォ  ペールセーウスー

「ア゙!」

「待って、お願い待って。ナイチンゲールとメディアリリィはまだ解るがなんでロックハートとか言う無能が混じってるの!?」

『「あぁ、慌てないで。勿論後でサインもあげますよ。」

そんな3人のプロフェッショナルの手にかかれば治療前の弱々しいバルバドス君(CV.杉田)もバルバドスさん(CV.若本)に早変わりである。

「生まれ変わった気分だ。今日の俺は機嫌が良い。運が良かったな。」

3人の治療を受けたバルバドスさんは数多のマスター達の要望に答えるため、今日も君をぶち殺すRPGをしている。

最後にナイチンゲールさんからお知らせです。

「この季節は正月太り等と言った不健康な生活にならぬように。特に殺菌はしっかりと。

そしてジャンヌ・オルタはタイキックです。」

ナイチンゲール先生、ありがとうございました。』

\デデーン ジャンヌ・オルタ out  タイキック/

「…………………………え゙?」

「はい、ロックハート先生に続き特別ゲストの『アパチャイ・ホパチャイ』さんです。」

「とりあえずむつかしい事はぶっ飛ばしてから考えるヨ」

「無理無理無理無理!死ぬわよ!!」

 

 

 

「いーやだばどぅぅぅぅぅぅ!!」

「あぁだぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

 ジャンヌオルタのケツが終了した。

 

 

 

 

 

 

その後もマルタのビンタや百貌との鬼ごっこなど、様々な笑いの仕掛けにより彼ら5人のケツは等しく死んだのだった。




昨日は色々忙しくて投稿出来なかった上にこんな低クオリティで更には最後まで書き切れなくて。大変申し訳ない。

何か思ったように書けなかった。

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