怨霊の話   作:林屋まつり

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三十話

 

「みんな、病院から連絡があったわ。

 ルッキーニさんは回復したみたいね」

 早朝、朝食前。ミーナの言葉に今に集まっていたウィッチたちは安堵の表情を浮かべる。

「ほんとかっ! 豊浦っ、私、朝飯いらないからっ」

 さっそく飛び出そうとするシャーリー。けど、襟首をつかまれて「ぐえっ?」と、崩れ落ちる。

「一人で突っ走るな馬鹿」

 彼女の襟首をつかんだのはトゥルーデ。微笑して立ち上がる。

「それじゃあ、行くぞ」

 一刻も早く会いたいのは、自分たちも同じなのだから。……そして、

「宮藤」

「うん」

 一人、少しだけ複雑な表情を浮かべる芳佳。……けど、顔を上げる。

「私も、行くね」

「ああ、そうだな。……母との話も必要だな」

「清佳さんが言っていたわ。ルッキーニさんは、不自然なほど、体力や魔法力の回復も早くて、清佳さん自身も、不自然なほど、治癒の魔法による疲弊はなくて、不自然なほど、治療はスムーズに終わったみたいね。

 その後の経過も、不自然なほど、良好みたいよ」

 やたらと、不自然、と繰り返すミーナ。事情を知らない芳佳は首をかしげる。

 で、

「…………全部シャーリー君が悪い」

「お前は往生際が悪いなっ! ああもうっ、私が悪いでいいからさっさと行くぞっ!」

 

「ええと、なにがあったんですか?」

 豊浦の運転する軽トラックの荷台に揺られながら芳佳は首を傾げた。

「そ、……えーと、豊浦が魔法で回復の後押ししたみたいなんだ」

 エイラがなぜか面白くなさそうに応じる。その口調に芳佳は首を傾げた。けど、

「あ、そうなんだ。……豊浦さんが」

 仲間を助けてくれた。その事が嬉しそうに呟き、

「けどさ、あいつ、シャーリーだけ連れて誰にも何も言わずにやったんだってさ。……まったく、ルッキーニが怪我したのは私たちの責任なんだから、せめて協力させろっての。

 おまけにいつまでたっても帰ってこないし、……まったく」

 面白くなさそうな理由。大切な家族のことなのに蚊帳の外に置かれた。それに心配かけた事、八つ当たりとはわかっていても不満が再燃。

 だから、

「そ、シャーリーだけ、連れてな」

「ほあっ?」

 八つ当たり方針決定。意地悪く笑うエイラと、唐突に水を向けられ変な声を上げるシャーリー。

「え、シャーリーさん、……だ、け?」

 芳佳の表情が無へと変わっていく。シャーリーは「ええと、」と、軽く手を振って、昨日、豊浦が言ったこと。

「そ、そうだっ! 私が機関銃を持って豊浦を脅したんだっ! ほらっ、あいつなんかいろいろできそうだったから、なっ」

「なんで、こんなところに機関銃があるんですか?」

「…………あれ?」

「なんで豊浦が掘った墓穴にシャーリーが飛び込むんだ?」

 首を傾げたシャーリーにエイラが笑いをかみ殺して呟く。

「と、ともかくっ! ルッキーニが怪我をしたのは私のせいなんだっ! だったら、私が何とかするのが筋だ、あだっ?」

「ふざけた事を言うなリベリアン。ルッキーニ負傷の原因はあの場にいた私たち全員だ。

 たとえ直接の原因がお前であったとしても、だ。だから、ルッキーニの負傷は私たち全員の責任だ。貴様一人が背負うなんて許さん」

「あ、……ああ、すまん」

 強く睨みつけ、静かに告げるトゥルーデにシャーリーは応じる。

「まあ、終わったことは仕方ないがな。だが、いいか? 金輪際自分だけの責任だ。というな」

 きっぱりと告げるトゥルーデに「なに笑ってる?」

 笑みをこぼしたら睨まれた。「べっつにー」とそっぽを向く。トゥルーデはまだ睨んでいるがシャーリーは視線を背けて追及回避。

 笑みを浮かべた理由は一つ。嬉しかったから。……自分一人で背負う必要はない、と。その力強く告げてくれたことが、すごく、嬉しかった。

「あー、あれさー」

 不意にエーリカが手を上げる。昨日の夜に聞いたこと。

「なんか、もう一人協力してくれた人がいたみたいなんだよね。シャーリーとは別に。豊浦の知り合いらしいんだけど。

 で、出来るだけその知り合いに私たちを会わせたくなかったんだって、豊浦が言ってた」

「会わせたくなかった? ……まあ、それで最低限、で、シャーリーさんに白羽の矢が立った、という事ですわね?」

 皆、仲間だと思ってる。家族だと思ってる。

 けど、ルッキーニが一番なついているのはシャーリーなのだから。……確かに、一人しか連れて行かないとしたら彼女が選ばれるだろう。

 となると、

「知り合い、……豊浦さんの?」

「あ、……ああ、」

 向けられるのは好奇心。山家という得体のしれない職業に就き、陰陽や風水など見たこともない魔法を使う豊浦の知り合い。興味がある。

 けど、

 

 滅びを望む《もの》だよ。

 

 その言葉が、不意に突き刺さる。シャーリーには信じられない言葉だが。

「まあ、……えーと、子供だよ。子供。ルッキーニより、年下、くらい、だったかな」

「そいつも、……ええと、風水だかなんだか使えるの?」

「いや、……悪い。見てなかった。

 私さ、豊浦に頼まれて病院の周りに木を植えてたんだ。……植えたっていうか、穴掘ってそこに根っこが付いたままの木を置いていっただけなんだけど。

 で、それだけ。四つ全部置いたらそのまま豊浦に運転してもらって戻ったから、そいつが何やったかは全然見てない。興味はあったんだけどな、あんまり関わらせたくなかったのか豊浦に急かされてそっちは見れなかった」

「そうか」

 ふと、シャーリーは運転席に視線を向ける。ガラス越しに豊浦が運転しているのを確認し、

「な、……なあ、ちょっと、」

 ちょいちょい、と手を振る。皆が集まってくる。

「なんですの?」

「ああ、…………ええとさ、ちょっと信じられない話、なんだけど」

「なにをいまさら?」

 ミーナの言葉にシャーリーは頷く。信じられない展開などあの謎のネウロイのような何かだけで十分だ。

「いや、そうじゃなくて、豊浦の事なんだけど。……その、豊浦の知り合いが言ってたんだ」

 声を潜める。シャーリーが意識していなくても、その表情が真剣なものになる。

 その様子を察し、皆も息を詰める。

「その、……子供が言ってたんだ。

 豊浦は、扶桑皇国の、滅びを望む者、とか」

「え?」

「そ、そんなこと、ない、ですっ」

 きょとんとする芳佳。そしてリーネが声を上げる。

「わ、私だってそんなこと思ってないよっ! けど、その子供がそんなこと言ってたんだっ」

 皆に黙って外に出たこと、その時以上に非難の視線を向けられ、シャーリーは慌てて手を振る。ミーナは溜息。

「なにを吹き込まれたのかは知らないけど、ばかげているわね。

 第一、それを望んでいるのなら私たちに協力する理由はないし、鉄蛇を封印する必要もないわ。あれを解放すれば扶桑皇国は壊滅的なダメージを受けるもの」

 淡々と、強い口調でミーナは告げる。それを聞いてシャーリーは溜息。「ああ、そうだよな」

 よかった、と。…………だって、もし、彼がそれを望んでいるのなら。

「望んでいるもの。……あの、ミーナさん。

 豊浦さんに、お礼した方がいいと、思ひっ?」

 がくんっ、と軽トラックが跳ねてサーニャが舌を噛む。

「さ、サーニャっ? 大丈夫かっ?」

「ひ、……ひはひ、へふ」

 涙目で訴えるサーニャ。エイラがおろおろする。

「まあ、確かにそうですわね。

 お世話になっているのですし、何かお礼をした方がいいですわね」

「…………我侭言うとか何とか言ってなかったっけ?」

 真面目な顔で告げるペリーヌにシャーリーが問いかける。「あ」と、ペリーヌ。

「って、えっ? それどういう事っ?」

「んー、昨日心配かけた罰で豊浦が私たちの我侭を聞いてくれるんだってさ」

「そうそう、すっごーい我侭どーんっ、って言っちゃうんだよねー。ねーっ、サーニャ」

「は、はいっ、……が、頑張りますっ」

「サーニャちゃんっ、頑張るって何をっ?」

「わ、私も、リーネちゃんみたいな、……が、頑張りますっ」

「サーニャっ? だ、だめだっ、早まるなーっ」

 決意に拳を握るサーニャをエイラが半狂乱で諫め、

「だめだっ、サーニャっ、そ、そういう事はまず相談してだなっ」

「おーい、落ち着けトゥルーデー。……っていうか、なんでトゥルーデに相談が必要なの?」

「リーネちゃん? なに、を、しようとした、の?」

「み、宮藤さん、怖い、怖いですわ。ほんと、怖いですわ」

 感情の欠落した表情を浮かべる芳佳に慄くペリーヌ。リーネは軽トラック荷台の隅で震える。

「ま、まあ、落ち着きなさい皆。……ええと、正直、我侭云々は冗談なのだけど」

「いや、豊浦結構乗り気だったよ」

「…………ああ、ええ、孫と遊ぶ約束をしたお爺さんみたいものじゃない?」

 確か、そんな事を言っていた気がする。と。ミーナはあたりの景色を一瞥。

「この話はあと。……まあ、確かに豊浦さんに報酬は必要ね。

 みんなも、何か考えてみて」

 つまり、病院に到着した。

 

 病院に詰めていた衛生兵に案内された病室。そこで、

「あっ、みんなっ!」

「ルッキーニっ!」

 ベッドに寝ていたルッキーニが笑顔を見せ、シャーリーが駆け寄る。

 ルッキーニも抱きしめてもらおうと手を広げて「あだっ?」

 べしっ、と音。ファイルで駆け寄るシャーリーの顔面を打撃して止めた清佳は苦笑。

「気持ちはわかるけど、もうしばらく安静にしてもらいます。

 今日一日、急な運動は厳禁ね」

「はい」「ぶーっ」

 傷が開く可能性は十分にある。医者にそう言われれば従わないわけにはいかない。

 けど、

「急な、でなければ大丈夫よ」

 清佳は微笑。だから、

 そっと、優しく、丁寧に、シャーリーはルッキーニを抱きしめる。

 ごめんなさい、そんな言葉が思い浮かんだ。……けど、

「えへへ」

 甘えるように身を寄せるルッキーニの笑顔。そして、トゥルーデに言われた事を思い出し、……丁寧に、ルッキーニを撫でて、シャーリーは静かに抱きしめた。

 大好きな、温かくて柔らかい感触に包まれ、ルッキーニは心地よさそうに目を細める。そして、

「ありがと、シャーリー」

「ん?」

「あたしを助けてくれたの、シャーリーでしょ?」

「あ、……いや、それは、」

 そんな事は、ない。……そう、違う。

 豊浦は自分を脅して回復させた、なんて意味不明な事を言ったが、実際は、

「そんな事、ない」

 自責にとらわれてうじうじしていた。……手段はともかく、回復のための行動を起こしたという豊浦の嘘の方が、ましかもしれない。

 だから、シャーリーはルッキーニの言葉を否定する。結局、自分は何もやっていない、と。

 けど、

「えー、あの、……何とかっていう子供が言ってたよ。

 シャーリーが助けようとしたから、助けたって」

 子供、……おそらく、豊浦が呼んだ協力者の、彼。

「そう、か。……けど、わた「そうじゃなくちゃ、あたしのこと助けなかったって、言ってた」」

 何もしてない。その言葉をルッキーニは否定する。彼女にとって大切なのは、

「助けたい、そういってくれた。……あたしはそれが嬉しいっ」

 嬉しい、と。ルッキーニはシャーリーに抱きしめられて、心地よさそうに伝えた。

 

 ルッキーニの回復を喜ぶウィッチたち。そちらに加わりたいのをこらえて、ミーナは清佳と病室内の机を挟んで腰を下ろす。ミーナと、あと、二人。

 清佳はいくつかのカルテを広げ、

「ルッキーニさんは回復、意識を取り戻しました。

 経過は、不自然なほど、順調、魔法力、体力、ともに充実しているみたいです。不自然な事に」

「…………はい、僕がやりました」

 じと、とした清佳の視線を受け、豊浦は潔く両手を上げた。…………溜息。

「まあ、治療は私たちの専売特許、というつもりはないし、最優先は患者の健康よ。

 だから、感謝はします。けど、豊浦さんも作戦の要と聞いているし、無理をしてはだめですよ」

「……………………気を付けます」

 項垂れる豊浦に清佳は微笑。

「そうしてください。……といっても、今日は安静で検査をしますけど、このままなら問題はないでしょう。

 明日には《STRIKE WITCHES》への活動を許可できます」

「はい、わかりました」

 それはつまり、交戦許可が下りたことになる。……ミーナは清佳に視線を送り、清佳は頷く。

「私もできるだけ近くにいるようにします。

 また、何かあったらすぐに呼んでください」

「ありがとうございます」

 そうしてくれるととても心強い。それに、ミーナにとって、いつかはこうなりたいと思えた女性。個人的にももっと話をしたい。

 そして、医者としての話は終わり。……清佳は娘に視線を向ける。

「お母さん、……あの、」

 何か言わないと、そう思い芳佳は口を開き、……口を噤む。清佳はまっすぐに娘を見つめて、口を開く。

「芳佳、貴女はこれからどうしたい?

 医者として、誰かを助けたい? 軍人として、誰かを守りたい? ……大義なんて掲げなくていいわ。世界の情勢も、未来の事も、なにも気にしなくていい。

 今の、貴女の思いを聞かせて」

 清佳の声が聞こえたのか、ルッキーニの所に集まっていた仲間たちも口を閉ざして芳佳の言葉を待つ。…………仮に、

 彼女の仲間たちは確信している。もし、医者として、《STRIKE WITCHES》から離れる選択をしたとしても、それでも、そんな、大切な仲間の選択を心から歓迎できる。離れてしまう寂しさはあっても、その選択はとても尊いものだと、解っている。

「私、……は、」

 守りたい。……その、根底にある思い。それと、もう一つ。芳佳は真っ直ぐに母を見て、

 

「みんなと、一緒にいたい」

 

 そんな、言葉を伝えた。

 娘から真っ直ぐに向けられる視線に清佳は微笑み。

「ええ、なら、そうしなさい。……けど、」

 苦笑。

「芳佳、ウィッチはほかの人にはできない魔法が使えるわ。だから、他の人より優れている、何でも出来る、なんて思ってしまう事もあるの。

 けどね、ウィッチにも出来ない事はたくさんあるわ。……それは、私も同じ。魔法でも治せない病気はあるし、死者は蘇らない、怪我は癒せても、その理由となる事象までは消せない。だから、怪我を根絶することはできない。

 ウィッチにだって不可能な事は、たくさんあるの」

 ウィッチに不可能はない。芳佳にとって尊敬する女性。美緒の言葉を母は否定する。

 けど、ミーナも、他のウィッチたちも、誰も否定しない。女性として、医者として、母として、自分たちよりも多くの経験を積んだ清佳の言葉に耳を傾ける。

 清佳は微笑。芳佳を撫でて、

「けどね、他のお医者様と助け合えば一人でやるより多くの病気だって治せる、死者は蘇らないけど、その縁者と思いを分かち合い、その人を忘れないようにすることはできるわ。

 怪我を根絶することは出来なくても、怪我をした周りの人たちと言葉を交わして、注意を促して、原因を取り除くことはできる。……ウィッチに出来ない事はたくさんある。……けど、人は人と繋がって、協力していけば多くのことが出来るようになるわ」

 ウィッチだから、ではなくて、

 誰かと繋がる人としてなら、より多くのことが出来る。清佳はそういって芳佳を撫でる。

「……芳佳、貴女は私にとって大好きな、大切な、自慢の娘よ。だから、娘が助けを求めれば、全力を尽くすわ。

 私のこの言葉、信じてくれる?」

 問われて、撫でられて、ぽろぽろと涙がこぼれる。

「う、……うん、うんっ、わ、私も、私もお母さんのこと、大好きだよ。……ごめん、ごめんなさい、我侭言って、ごめんなさいっ」

 清佳は立ち上がり、涙をこぼす娘を抱きしめる。背中を撫でて、

「それに、貴女には素敵な仲間もたくさんいるでしょう。

 だから、一人で背負わないで、迷ってもいい、苦しむこともあるでしょう。膝をついてもいいわ。……けど、貴女はたくさんの人に支えてもらっている事を忘れないで、膝をついたら、一人で立ち上がろうとしないで、それより手を伸ばしなさい。貴女の大切な人は貴女が膝をついたら手を伸ばして欲しいと思っているわ。

 芳佳、貴女も、友達が伸ばした手を取りたいと思っているでしょう?」

 問われて、清佳に抱きしめられたまま、頷く。清佳は微笑。背を撫でるのをやめ、軽く叩く。

 もう大丈夫、と。それを契機に芳佳は名残惜しさを感じながら清佳から離れた。

「行ってらっしゃい」「うん、行ってくるね」

 清佳から離れて仲間の所へ。さっそく、リーネに抱きしめられて、仲間たちに押し倒される。ルッキーニがそこに加われなかった事を嘆いて、皆で楽しそうに笑って、…………そんな姿に微笑。

「ミーナさん。娘をよろしくお願いします」

「…………はい、……はい、頑張ります」

 頷き、清佳は微笑。

「けど、芳佳は私の自慢の娘ですから、ミーナさんも頼ってあげてね?」

「ええ、もちろんです」

 …………そう、ウィッチにだって出来ない事はたくさんある。

 けど、仲間と一緒なら、……一人のウィッチではなく、《STRIKE WITCHES》なら、自分とつながる、大切な人たちとなら。

 

 出来ない事はない。

 

「あの、……清佳さん。

 もしよければ、連絡先を教えてもらえないかしら? ……今後もいろいろ、相談したいこともできる、と思うから」

「あら、軍のお偉いさんに頼ってもらえるなんて、光栄ね」

 茶化すように笑う清佳にミーナは口をとがらせて、「お偉いさんなんて言っても、私だって二十歳前の小娘よ」

「なんか、開き直りっぽいね」

 そんなやり取りを微笑ましそうに見ていた豊浦。清佳に「なんか、お年寄り扱いされている気がするわ」と、不機嫌そうに応じられ、ミーナは言葉に詰まり、

「…………意地悪な大人たちね」

 そんな、子供っぽいことを言ってみた。

 


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