Four worlds with each season Ver.Woman   作:@1319

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前回は4人の主人公たちが博士のラボに集められた大まかな意味を聞き、戦うことを決めました。
そして今回は自分たちが戦うために何をすればいいのかを決める回となっています。

自分の使いたい武器が使えるのか、そしてどんな戦いが彼女たちには向いているのか、どうぞその目に焼き付けてください!


適性検査

 私たちが時雨ちゃんという女の子に連れていかれたのは病院にあるCTのようなものがある部屋だった。きっとここがシズン博士の言っていた計測場所なんだろう。そしてガラス張りされている壁の向こうには先ほど別れた博士がいた。博士のいる部屋はモニターが数多くあり、そのモニターの前にはいくつかのコンピュータを操作する機械が並んでいた。

 そうやって私が部屋を観察いていると、興奮が抑えきれなくなった蛍ちゃんがこの計測部屋にきて初めて声を発した。

「ここでどうすれば何を計測できるんだ!? おれは何をすればいいんだ!?」

 かなり興奮が高まっている蛍ちゃんはそのテンションのまま時雨ちゃんにこれから何をやるのかを聞いていた。確かに計測をするという話は聞こえていたので知っていたけど、どういうのを計測するかは聞いていなかった。

 

 私の疑問を蛍ちゃんが代弁してくれたため別の部屋にいる博士がマイクのようなものをもってそこに話しかける。

「まずやってもらうのはそのままの服装でいいから1人ずつそこにある機械に寝ていてほしい。そのあとあるスキャン作業が終わったら一度は終わりだ。あとはこっちに結果が出てくるから終わったら時雨君にここに連れてきてもらって」

 これからやる一通りの流れをシズン博士は私たちに教えてくれた。すると一番やる気のある蛍ちゃんがどんどんと機械のほうに近づいた。

 

 そして私たちのほうに振り向いて笑顔で口を開く。

「なぁ、先におれがやっていいか? 本当に興味あるんだよ!頼む」

 目を輝かせて私たちに行ってくる蛍ちゃんは本当に早くやりたそうにしていた。私としては先でも後でも構わないからいいけどほかの人たちはどうなんだろう?

「……構わないわ。結局はみんなできることなんだし、早くやったところで結果は変わらないはずだと思うから」

「……右に同じ。あたしも構わない。さくらは?」

「私もいいよ。蛍ちゃんのそんな顔見たら自分が先に、なんて言えないよ~」

 どうやらみんな蛍ちゃんに順番を譲る気だったようでそれをそれぞれの言葉でその旨を伝えた。みんなも多分私と同じようなんだろう。だってあんな目を輝かせていた蛍ちゃんを見たら……ね~?

 

 自分が先にできることが分かった蛍ちゃんは時雨ちゃんのところに行って自分が先にやることを告げた。

「先は俺ってことになった! よろしく頼む」

 そういって蛍ちゃんは計測器のほうに寝転がった。すると今度はまた博士が私たちに話すためマイクから声を発した。

「じゃあ先にやるのは蛍くんだね。じゃあこれから始めるから少し目をつむっててくれないかな。少し光が強いから」

 博士はこの機械で測定する方法として注意する点を先に教えてくれた。そして蛍ちゃんはその指示通りに目をつむった。

 

 博士が蛍ちゃんの目が閉じたことを確認して機械の操作を始めた。すると眠っている蛍ちゃんのところが輪の中心を通り3回ほど通り、動きが止まった。

「はい。もういいよ。蛍くん。次の人は横になって待ってて」

 止まった後にすぐに博士の放送がかかる。すると寝ていた蛍ちゃんは起き上がりその機械から降りた。

「もう終わりなのか。じゃあ次はだれがやるんだ?」

 そして首などを回しながら3人のいるほうに歩いてくる。

「では、次は私が行くわ。いいかしら?」

 次に行こうといったのは紅葉ちゃんだった。確かに紅葉ちゃんは蛍ちゃんの次に参加したいといっていたからやる気はあるんだろう。確認のために私と雪ちゃんに聞いてきた。

「私としては問題はないよ。雪ちゃんは?」

「あたしも問題はない。むしろ最後でいいよ」

 私たちの答えを聞いた紅葉ちゃんは口角が少し上がった。

「そう。じゃあ先にやらせてもらうわね」

 私と雪ちゃんにそう言い残し、入れ替わりで蛍ちゃんと場所が変わる。今度は紅葉ちゃんが計測器の上に寝転がって計測の開始を待つ。

 

 紅葉ちゃんが寝ているのを確認した博士はまた放送を入れる。

「それじゃあ、さっきと同じだから目を閉じてもらって少し待っててね」

 そうして紅葉ちゃんも目を閉じてその間に紅葉ちゃんを中心に輪っかがまた3回ほど往復していた。またすぐに終わりそれを確認した紅葉ちゃんが立ち上がり蛍ちゃんと同じように戻ってきた。

「じゃあ次は私が行くね。雪ちゃん」

「うん。先どうぞ。さくら」

 先ほど最後でいいといっていた雪ちゃんの言葉を聞いて私が譲ったらいつまでたっても決まらない気がして私が先に名乗り出た。雪ちゃんも大丈夫だったようで問題なく話は進んでいった。

 

 私も紅葉ちゃんたちと同じように計測器に眠りながら機械が動くのを待った。少し待つと機械の動く音が自分に近づいたり離れたりする。その間も私は目をつむったまま計測が終わるのを待った。

 

 今までと同じようにすぐに検査が終わり私は寝ていたところから起き上がりみんなの待っている場所に戻った。

 

 私が戻ってくると次は雪ちゃんの番。もう最後だから私と入れ違いに検査をしに向かった。

 

 雪ちゃんも今までの私たちと同じように装置に寝て、目をつむりただただ計測が終わるのを待っていた。本当にすぐに終わり雪ちゃんもちょっとだけ駆け足気味に私たちのところに戻ってくる。

 

「なんか、何もしてないから実感わかないね……」

 私は先ほど体験して思ったことをそのまま口にしてみることにした。本当に何もせずに待っていたから今ので何が分かるのかが全く分からなかった。

 

 そう話していると、後ろから時雨ちゃんが話しかけてきた。

「それでは、博士の待っている部屋に向かいましょう。結果がそこで見ることができます」

 どうやらここにいてももう何もできないらしい。そのため結果が分かる部屋に行く事になった。その話を聞いた瞬間結果に余程興味があるのか蛍ちゃんがまたもや目を光らせ時雨ちゃんについていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私たちもそのあとを追い、博士のいる機械がびっしりと並んで、先ほどの部屋が見える場所についた。

「博士、連れてきました」

 時雨ちゃんはついた瞬間に報告を博士に入れる。……時雨ちゃんの話し方に抑揚がないから少し違和感があるけどここまで来て変わらないからずっとこのままの話し方なのだろうと私は思った。

 

 入ってきた私たちに時雨ちゃんの声で気が付いたみたいで博士がこちらを見てくる。

「お疲れ様。って言っても何見してないから何が起きているのかよくわかってないと思うけど、今の時間で君たちに向いている攻撃方法を見つけることが出来たんだ。早速だけど見てくれるかな」

 私たちにそう言って博士は目の前にあるモニターを見せてくる。それを私たちは確認した。

 

「まず最初に計測をした蛍くんだけど。一番いいのが筋力値と瞬発力だね」

 博士は出ている結果から私たちの力を数値化して特質した面を教えてくれている。それが五角形のグラフになってモニターに映し出されている。そしてその結果が一番気になっていた蛍ちゃんはそれをまじまじと見ていた。

「それでおれに向いている武器って何なんだ!?」

 蛍ちゃんはかなり興奮しているみたいでかなり食い気味に話せにその話の続きを訊ねた。

 

 テンションの上がっている蛍ちゃんに驚きながらも博士はそのあとの言葉を続ける。

「そうだね。ここからだと、筋力値があるから大剣とか、大斧とかが向いていると思う。多分速さを求めるより蛍くんの場合は一撃一撃を重くしていったほうが戦いやすいと思うよ」

 数値を見ただけでいろいろと判断が付いているようですらすらと言ってのける博士。

 

 一応、今まで普通に生活いていた女の子なのにいきなり大斧や大剣を使いこなせるということを言われている蛍ちゃんは無茶な言葉なのに対して目をキラキラさせながら話を聞いていた。

「いいじゃんその武器! おれは好きだぜ!」

 博士の提案の武器に関して自分の思っている部分を蛍ちゃんは言った。武器をついている蛍ちゃんを想像するとしっくりくるから少し不思議な感じ……。

 

 今まので話の中で蛍ちゃんの武器に関しては大方決まっているようなものだった。

「じゃあ、蛍くんはある程度の武器に関しては決定ということでいいね。今度は紅葉さんのほうなんだけど……」

 この話自体、蛍ちゃんだけに関係しているものではなく私たちにだって関係のあるものだ。だから博士は次に計測をした紅葉ちゃんのほうを向き少し困った様子で話しかける。

 

 そんな様子の博士に疑問を感じた紅葉ちゃんは気になった部分に関してすぐに訪ねる。

「何か問題でもありましたか?」

 今の様子だと何かがあったように感じたのは紅葉ちゃんも私も同じだった。今も難しい顔をしている博士はいったい何を見つけたのだろうと気になる。

 ただ問題があるという私たちの考えは間違っていたようだった。そのことについて博士の説明が入る。

「いや問題ではないんだ。ただ、少し習得するのに時間がかかりそうなものがあったんだ」

 大体は全くの知識がないから時間がかかると思うけど、それは博士も織り込み済みで話しているのだろう。そういった考えの中でも時間がかかるといっているからにはものすごい時間が必要なものなのだろうということが分かった。

 

 いまだ正体のわからないことがもどかしいようで紅葉ちゃんはストレートにそれが何なのかを聞く。

「それは……?」

 博士はモニターに移されているグラフを私たちに見せてくれる。そこにはグラフがあり、魔法と書かれたところを指さして私たちに説明をしてくれる。

「魔法特性が4人の中でもダントツでいい。そして次にいいのが俊敏性かな。それで難しいといったのは多分かかると思うけど魔法のことについてだ」

 いまだ私や雪ちゃんのデータは見せられてないけど、比較として蛍ちゃんとグラフを比べると申し訳程度にある蛍ちゃんのグラフ値は違い、紅葉ちゃんの魔法の部分はとても大きく伸びていた。

 

 ただ、単純に魔法といわれても何が何だかわからない。それは、紅葉ちゃんも同じだった。

「魔法といいますが、いったいどんなものなのでしょうか?」

 この世界には魔法については様々な作品で定義されている。魔法陣を書くものだったり、呪文を唱えるものだったりと。逆に多くの定義があると本来の魔法はどういうものなのかはよくはわからない。

「その疑問はもっともだね。魔法というのはいろいろな解釈があるとは思うけど、素質……魔法適性がある人がその魔法に関係する呪文を読んで頭の中で魔法陣を想像すると発動することができるものだ。これを使える人はある程度限られてはいる」

 博士はそんな疑問を持っている紅葉ちゃんに対し、現実の魔法の定義を教える。漫画やアニメみたいに見せるような魔法の使い方ではないけど、きっと一番効率的で大変な使い方なんだろう。

 

 それはなぜなら魔法陣を詳しく理解してそして呪文までも覚えないといけないという。こういう場合難しい魔法の呪文は長いし、覚えるだけで苦労しそうだった。

「それは本のようなものがあるのですか?」

 そう私が考えていると意外に簡単そうに紅葉ちゃんは博士に魔法の知識をえようとしていた。

 

 紅葉ちゃんの問いかけを少し驚きながら博士は聞いていた。紅葉ちゃんの言ったその言葉は間接的に魔法を使うことを決めているような言葉だったからだろう。

「もちろんあるが、魔法を覚えるより俊敏性を生かした戦闘スタイルのほうがいいと思うよ」

 そう言って難しい魔法から遠ざけるかのように次に目立っているグラフの部分を指さしていた。だけどそのグラフは魔法ほど突き抜けているわけではない。

 

 自分のことを甘く見られているのかと思ったのだろう紅葉ちゃんは冷静な状態を維持していたけどむきになっているようだった。

「私を見くびらないでください。しっかりとした見本があるのならそれを使うことができるのは当たり前です。私に魔法を教えてください」

 真剣な目で紅葉ちゃんはシズン博士のことを見る。その瞳の中には魔法を使うという確かな覚悟があった。その勢いにやられたシズン博士は折れることにした。

「……わかった。じゃあ後でその初歩の本を渡そう」

 これで紅葉ちゃんが魔法を使うことが決定した。博士がそう言ってくれた瞬間紅葉ちゃんは嬉しそうに笑顔を見せてくれた。

「ありがとうございます」

 

 そして蛍ちゃん、紅葉ちゃんの後を続けるように博士は次に雪ちゃんに話しかける。

「では次はえっと……、雪くんだね」

 ただ、もう雪ちゃんは使いたい武器が決まっているみたいなんだけどそれでも今回の計測したデータを見せてくれる。

 

 雪ちゃんは相変わらず人見知りを発揮して少し言葉が突っかかってしまうがそれでもその計測されたデータのほうに視線を向けていた。

「はっはい……」

 っと元気に返事をした雪ちゃんだったがそこで博士はあることを思い出したみたい。

「とはいっても君には使いたい武器があるんだよね」

 そう。雪ちゃんはどうしても使いたい武器があった。それを使うことを条件としてこのメンバーに入ったようなものだからその武器が使えないとなるときっと出て行っちゃうだろう。

 

 ここまでの流れで雪ちゃんの使いたい武器が変わるなんてことはなく素直に雪ちゃんは使いたい武器をこたえる。

「銃を使いたいと思っています」

 銃の話になったとたん急に人格が変わったようにはきはきとしゃべるようになった雪ちゃん。どうやら銃関連の話になるとこういう感じになるみたい。

 

 そしてそのことを再確認した博士はモニターのほうを見ながら雪ちゃんに話しかける。

「先ほどの計測の結果を見ると、完全に使いこなすのは難しいと思うけど一番合っているのは銃装備になると思う」

 できるということを聞いてすぐにうれしそうな顔をすると思われた雪ちゃんの表情がいまだすぐれなかった。でいるといわれたのになんでだろうと思っているとそれはすぐに雪ちゃんの口から伝えられた。

「……何かが足りなんですか?」

 確かゲームをよくやっているということを聞いていたからそれみたいに使いたかったんだろうと直感で私はそう思った。今までたとえゲームの中でもイメージ通りに仕えていた武器が使えなくなるのは嫌な感じがするのはなんとなくわかる。……え? なんで私ゲームをあまりやらないはずなのにこういう気持ちが分かるんだろう?

 

 私がそんなことを思っている間も話の流れは続いていく。雪ちゃんの問いかけに博士は隠すことも遠回りもせずに話を進める。

「筋力が少し足りてないかな。銃を撃った反動に耐えられないと完全には使いこなせないよ」

 確かに銃には反動がある。家に引きこもってゲームをしていたみたいだから筋力が落ちてしまっているのはなんとなくわかる。そこまで考えた点で博士の先ほどの言葉だった。

 

 しかし、いくら使いこなせないといわれても銃に対してプライドのある雪ちゃんは銃を使うことを諦めなかった。

「……そのトレーニングもサポートしてくれるんですよね」

 私もそうだけど、いろいろとサポートしてくれるということで私たちは戦うということを決めた。その中にも使いこなすためのトレーニングがあるかどうかを確認のため雪ちゃんは博士に聞いたのだろう。私もそういうことは聞いておきたいからちょうどよかった。

 

 そして帰ってきた言葉も私たちにとってはありがたいものだった。

「もちろん。特に視力の部分がいいし心拍数が落ち着いているようだから超長距離狙撃が向いていると思うよ」

 これで心置きなく武器を使うための練習を行うことができる。そういうことが分かるようにしてくれた雪ちゃんには感謝しないと。

 

 そのことが分かった瞬間いろいろと考えていたのであろう雪ちゃんが口を開いた。

「わかりました。メインにスナイパーライフル。サブでハンドガンを使わせてもらいます」

 今までの会話の流れから自分の武器を大まかにどういうものを使うのかを決めていたみたいだった。超長距離がいいって言ってたしスナイパーとして後ろから援護してくれたら結構やりやすいかも。

 

 雪ちゃんの使う武器の提案にシズン博士は何の異論もないみたい。

「うん。それがいいと思うね。ある程度の種類は用意してあるから、好きに選んでね」

 すぐに博士は雪ちゃんのその発言を受け入れた。さすが銃に関係しているゲームをやってるだけあって状況からの武器の選択はすぐに思いつくみたいだった。

 

 博士からもお墨付きをもらった雪ちゃんは先ほどの熱心な反応を見せずに人見知りな雰囲気に戻っていた。

「……了解」

 先ほどまでの自分の行動をおぼいだしているのだとは思うけど雪ちゃんの顔が赤くなっていた。照れているみたいだけど、どうやらそれだけじゃないみたい。興奮?かな銃を持つことができるのがそんなにうれしいみたいだった。

 

 そして雪ちゃんの使用する武器も決まり残るはあと私だけとなった。蛍ちゃんは近接戦闘で、紅葉ちゃんは魔法で攻撃。雪ちゃんは超長距離狙撃で援護……。あれ?私って必要?

「…………最後にさくらくんなんだけど……」

 そんな考えをしていたからなのか博士から私にとってはあまりいい響きでない言葉が発せられる事に私はまだ気が付いていなかった。

 

 少し重苦しい雰囲気になったことから異常があったのかと私は不安になった。紅葉ちゃんの魔法を打ち明ける時とは違うもっと驚いた表情だった。

「はい。なんかあったんですか?」

 ただ何に驚いているのかは私にはわからない。だから私は博士に聞いてみることにした。すると帰ってきた言葉は……、

「それが……。ほかの3人と比べて特に特質したところがないんだ」

 もう私はいらないのだといっているように聞こえた。まだ何もしていないのに。でも、そんな言葉を聞いても私は不思議と落ち着いていた。

「え……?それって私は全く使い物にならないということですか?」

 もっと取り乱すかと思ったけど冷静に博士の言葉の意味を聞いてみる。本当に私自身は無意味にここに呼ばれたのかを確かめるために……。

 

 




……さくらにはとてもつらい言葉が最後に浴びされましたね。でもここで話が終わるわけがない! もちろんこの後も壮大な話が続けられます!

博士に特出している部分がないといわれたさくらは次回どんな風になるのでしょうか? お楽しみに!

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