不死者と英霊達のネギま録   作:羽撃鬼

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短いです。


第11話 サンソンの冒険in魔法世界

麻帆良

 

 

「ですから今我々連合は戦争中なのです!兵の派遣をお願いします!」

 

 

何だよ!こいつら。行きなり来て兵を寄越せとか!つーか俺ら連合に所属してないし!所属することもねぇしな!

 

 

「おい!精霊魔術師!貴様!我々との約定を忘れたか!」

 

「黙れ!貴様では話しにならん。下の者は引っ込んでいろ!」

 

「本性露にしたな!自称魔法使い共!」

 

『我は不快だ。故にそやつ追い出せ!』

 

「はっ!精霊魔術師!貴様たちを手伝う理由はない!故に出ていけ!」

 

「何を?!」

 

 

自称魔法使いは強制転移で本島の何処かの肥溜めにランダムで跳ばされた。

 

 

「して、これからどうします?」

 

『奴等は戦争をしていると言っていた。ならば我らは連合ではなく帝国に派遣しよう。なに、お前達を向かわせるのではなく、こちらが用意しよう!』

 

「はっ!了解いたしました!」

 

 

 

神殿奥

 

 

「つー訳で、誰を送ろうか?」

 

「私は防衛や調練があるので無理ですね。」

 

「私と王も同じく。」

 

「すみません。」

 

「余はそのような雑事好かん!」

 

「余は服職業の社長としての仕事も有るし無理だな。」

 

「私は主の敬語がありますゆえ。」

 

「「「「「となると!」」」」」

 

「僕ですか?」

 

「そうだ。行ってこい!」

 

「転移陣用意しました。」

 

「帝国への連絡完了したぞ!」

 

「転移陣へのサンソンの固定完了しましたぞ!」

 

「なっ!いつの間に!」

 

「ほら、行ってこい!」

 

「やはり一人では!」

 

「何だ。寂しいのか?英霊召喚セット一人分あげるから、ほら。行ってこい!」

 

「転移陣、起動します。」

 

「待って・・・」

 

 

転移陣は光輝きサンソンを送った。サンソンがその場から消え、俺達は、

 

 

「解散!」

 

 

という俺の号令と共にそれぞれの持ち場へ戻っていった。

 

 

 

帝国

 

 

皇帝は喜びながらサンソンを迎えた。そして数日後、

 

 

「処刑人殿!連合が我々の領土の村を数時間後には襲うという知らせが入りました。」

 

「それは確定情報か?」

 

「連合は我々亜人を差別しています。確実に殺すか奴隷として捕らえます!」

 

「そうか。君!」

 

「はっ!」

 

「部隊を編成しろ!」

 

「はっ!それでは!」

 

 

ハァー、案外難しいものだな。将というものも。少しの時間を利用して召喚といくか!えーと、召喚陣はナニコレ折り畳み式の紙か。これを広げて、触媒台の代わりに段ボールを設置。これは触媒があるときに使うのか。触媒は・・・入ってないだと!どうしようか?もういい!何でもいい来いや!

 

 

「素に銀と鉄。礎に石と契約の大公。祖には我が友たるシュマ。」

 

「降り立つ風には壁を。」

 

「四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ。」

 

「みたせ、みたせ、みたせ、みたせ、みたせ。」

 

「繰り返す都度に五度。ただ満たされる時を破却する。」

 

「ーーー告げる。」

 

「汝が身は我が下に、我が命運は汝の剣に。」

 

「聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ。」

 

「誓いをここに、我は常世全ての善と成る者、我は常世全ての悪を敷く者。」

 

「汝三大に言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ!」

 

 

これでなにか来るだろう。魔力がすごいな。当たりかな?

光が収まると、そこには白髪の男がいた。

 

 

「クハハハ!バーサーカーのクラスで召喚された。ヴィレム・ハーケンベルグだ。よろしくな!」




やっぱり主人公サイドも出した方がいいと思い、サンソンを出しました。序でにFGOもサンソンを鍛え始めました。

召喚した英霊は現在停滞している。闇の不死鳥(仮)よりヴィレムくんです。
ヴィレムくんの仮設定
英霊

真名 ヴィレム・ハーケンベルグ(ブルート・カズィクルベイ)

クラス バーサーカー

ステータス
筋力A
耐久A(EX)
敏捷A++
魔力E-
幸運C+
宝具S+

スキル
永劫破壊EX
聖遺物でないもの若しくは宝具でないものでは傷一つつけられない。

殲滅者EX
大量の敵を少人数に殲滅したことから付けられたらスキル。大軍を相手する場合、ステータスを2ランク上昇。

神喰者(ゴッドイーター)EX
神性を持つものに対してダメージを与えると魔力を回復する。神性を持つものに対しては宝具の連発が可能。

心意A
加速世界でイメージによる事実の書き換えを行うもの。しかし現実では身体強化、自らの武器の強化等しか使えない。

狂化D
言語、理性共に問題なし。ただ戦闘中ノリに乗ってマスターの指示に関係なく宝具を使用したりする。マスターの令呪が効かない。


宝具

『暴風纏う破壊獣(リングヴィ・ヴァナルガンド)』 A
対人宝具
ドイツの軍用バイク ZundappKS750 を展開する。

『死世界・狂獣変生(ニブルヘイル・フェンリスヴォルフ)』 B(A++)

偽 高速移動。相手よりも一手速く動くことが可能。

真 暴走。狂化S相当。理性は飛び獣のごとく行動する。相手の攻撃パターンを学習して襲い掛かる程度の知能はある。

『修羅曼陀羅・犲狼』EX
対国宝具
巨大な銀狼となる。『死世界・狂獣変生』の真偽両方の特性を持ち、心意を使用することにより理性ありで行動が可能。


『闇の賜物(クリフォト・バチカル)』A
対人宝具
体から赤い杭を生やす。射出も可。

『死森の薔薇騎士(ローゼンカヴァリエ・シュバルツバルト)』S
対軍宝具
周囲から赤い杭が生え、空には赤い月、赤い空の空間が展開される。固有結界とは似て非なるもの。周囲に対してエネルギードレイン、杭に触れたものからは血や魔力、気、魂を吸い尽くす。


『強制変遷グラズヘイム』EX
対界宝具
本来加速世界のフィールドを強制的に帰るアイテム。グラズヘイム内には彼が今まで一度でも倒した者、他に加速世界から去った者の分霊のような者が存在する。チートな存在の詰め合わせ。

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