力が無かった。家だけが俺を押し上げた。決して俺は強くなく、ただ一芸に特化し、その芸すらもちょっと褒められる程度の物で。だから、俺は違う強さを手に入れた。古きを殺す新しき力を。愚かなる古きに牙を向き、古きからは馬鹿にされ貶され笑われ、しかし新しきからは頼られた。

そして、俺は何の因果か世界を救う任を背負わされた。報酬は明らかに割に合わないが、やってやろう。それが俺の仕事だ。外道と呼ばれ畜生とも呼ばれ、しかし成し遂げてやろう。俺のために。自分のためだけに。
  其の一()
  其の二2016年12月09日(金) 12:00()
  其の三2016年12月09日(金) 17:00()
  其の四2016年12月11日(日) 00:00
  其の五2016年12月12日(月) 00:00()
  其の六2016年12月12日(月) 08:18()
  其の七2016年12月14日(水) 00:00
  其の八2016年12月15日(木) 00:00()
  其の九2016年12月16日(金) 00:00()
  其の十2016年12月17日(土) 00:00()
  其の十一2016年12月17日(土) 20:32()
  其の十二2016年12月19日(月) 00:23()
  其の十三2016年12月21日(水) 09:47
  其の十四2016年12月22日(木) 02:17
  其の十五2016年12月23日(金) 19:17
  其の十六2016年12月27日(火) 03:43()
  其の十七2017年01月02日(月) 04:11()
  其の十八2017年01月04日(水) 04:19()
  其の十九2017年01月08日(日) 01:18
  其の二十2017年02月22日(水) 05:45
  其の二十一2017年02月28日(火) 03:14
  其の二十二()
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