グレモリー家の次男   作:EGO

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本日も連続でいきます!
では、どうぞ


life07 仲間、守るぜ

俺、シドウ・グレモリーは急いでいた。セラのいるところに敵幹部がいると報告が来たため、そこに増援として行くためだが、

「ここから先にはいかせん!」

なんて言いつつ前に堕天使が五人か。邪魔だな。

右手にブレードを発生させ、すれ違いざまに斬り、突き進む!

1人2人と斬り,最後の3人は大剣でまとめてっと、一人避けたか、だったら!

俺は俺の周囲に三本ブレードを展開し、放つ!

「何!?」

驚くわな、ここで初披露だし。そのブレードは、ジグザグに飛び全弾(?)直撃する!断末魔もあげさせずにやっちまったが今は止まれない!

 

 

そのまま飛びこと数分。

ポイントについたが、そこには今にも殺されそうなセラが!やらせるわけねぇだろがっ!

そこで一気に速度を上げ、そのまま奴が振り下ろした槍をブレードで防ぐ!

「セラ……。待たせたな」

「シドウ?」

俺にちゃん付けしないくらい余裕ないのか。

「貴様は!?」

と言いながら、一旦奴は距離をとる。

「『貴様は』って言ったな?そうだな俺は……」

紅髪の斬り裂き魔(クリムゾン・リッパー)か」

「あら?知ってた?」

「紅の髪にそのブレード……わからん奴はいない」

「まぁ、そんな事はどうでもいい。随分こいつを可愛がってくれたらしいな」

自分でも分かるぐらい殺気出てるな。兄さんに私情でなんて考えてたのに俺もまだまだあまいな。

「いい殺気だな、貴様なら楽しめそうだ」

「俺もイラついてるんだ、いいぜ遊んでやるよ」

「なめるなよ!ガキが!」

と言いながら突っ込んでくる!それに対して俺も突っ込んでいき、

ガキィィン!

お互いの武器がぶつかりそのままつばぜり合いになる!

なんつーばか力だよ!

「どうしたリッパー、その程度か?」

うるさいやつだな。こちとらセラが近すぎて全力で行けねぇってのに!

すると突然奴が距離をとる。

「どうした、ビビってんのか?」

「いや、貴様がどうすれば本気になるかと思ってな」

こいつなに考えてんだ?勝つよりも戦いそのものを大事にしてるのか?

「貴様、その女を見て殺気が高まったな?ならばその女を殺せば本気になるか?」

なにいってんだこいつ。セラを殺す?そんな事……。

「………やらせるわけねぇだろ」

自分でもヤバいと思うぐらい低い声でそう言い放つ。それと同時にブレードを大剣に変え、奴に突っ込んでいく!それを奴は笑みを浮かべながら受け止めるが、そのまま俺は押していく、今はこいつとセラを離さなくては!

「いいぞ、もっと!もっとだ!」

そのまま押していき、だいぶセラとの距離を稼げたところで、奴との距離をとる。

「成る程、あの女がいたから本気になれなかったと?」

「だったらなんだ」

「いや、これで貴様と本気で戦えると思ってな」

こいつ…戦闘狂ってやつなのか?まぁ、それはいい。

「これで俺は本気でいける」

「ならば、こちらも本気でいこう」

………しばしの沈黙そして、

「はぁぁぁぁ!」

「うぉぉぉぉ!」

お互いの全力で攻撃を放つ!

 

 




次回が本格的な戦闘になると思います
誤字脱字、アドバイス、感想などよろしくお願いします

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