グレモリー家の次男   作:EGO

40 / 265
巻と巻の間のことは、一通りストーリが終わって、更に時間があればおまけのような感じでやっていきたいと思います。
では本日二話目、どうぞ。


修学旅行はパンデモニウム
life01 修学旅行開始だぜ


ロスヴァイセがリアスの眷属になってから時間が流れ今俺は、

「シドウ!今度京都に行くんでしょ!」

「ああ、その筈だが、どうしたんだ急に」

セラと久しぶりに話をしている(リアスたちはグレモリー家に帰っている)

「うん!実はね、妖怪と協力関係を築くことになったのよ☆」

「…………で?」

「私も京都に行くのよ!」

「ああ、なるほどな」

「うん☆」

「………それで?」

「時間があれば"デート"しない?」

それは願ったり叶ったりだが。

「時間あるのか?俺は一応教師なんだが…」

「会議の前か、終わった後なら大丈夫☆」

「そっちはな、俺がどうするか聞いたんだか…」

「変装すれば?」

「どうやって?」

「これを使うのよ☆」

まさかそれって、

「あの時の任務で使ったものの色違いよ☆」

「今度は何色だよ。青か?」

「ううん!今度は白よ☆けど目の色は変わらないし時間で戻るから大丈夫☆」

まったく、こいつは言い出したら止まらないからな。

「りょーかいだ!ソーナにはどう説明する?」

「……どうしよう?」

はぁ、まったく、無計画な奴だ。今までのは思い付きで言っていたのか?にしては準備がいいんだよな。

「また、セラのワガママって言っとくよ」

「うん、お願いね☆」

しれっとセラを生け贄にしたんだが気付いてないのか?

とりあえず、セラとの話はここでやめ、お互いの職場に戻っていったのだった。

 

 

 

 

 

そして修学旅行当日になった。

今イッセーたちはリアスと話しているところだ。俺は早めに通行証(これで京都の寺などに入れる)を貰って、新幹線に乗り込んだのだが、

「いや~楽しみだぜ!京都!芸者に舞妓が待ってるぜ!」

「アザゼル先生!自重してください!」

もう恒例行事になってきているアザゼルとロスヴァイセの会話が、俺の前の席で繰り広げられていた。まったく元気だな二人とも。

その後、無事時間通りに新幹線は出発。駒王学園の修学旅行が始まった!

 

その新幹線でイッセーとよくつるんでる二人がじゃれあっていた。どうしたんだ急に、男同士で気持ち悪い……。

 

 

 

 

 

 

 

 

無事京都に到着。

そして俺たちは集合場所の"京都サーゼクスホテル"に向かうのだが…

「うぉぉぉ!おっぱい!」

なんか痴漢がいるな。まったくどこにでもいるんだな、ああいうのは。

 

 

 

 

そして集合した後部屋の鍵を渡していくのだが、

「イッセーはこっちだ」

「何で俺だけ?」

「いいから!」

イッセーには別の部屋の鍵を渡してから行かせる。まぁ仕方ないね、悪魔だしね。"話し合いの場所"は大事だし。イッセーには犠牲になってもらったのだ!

 

 

その後各班自由時間となったのだが俺は、

「シドウ待ってたのよ☆」

「へいへい」

セラと合流していた。まさか到着後すぐに呼ばれるとはな。俺は例の染色剤で髪を染め上げ、髪の色を白に染める。

 

 

 

それから俺とセラは色々な寺や名所を回っていったのだが、突然俺たちのケータイに着信が入った。イッセーから?まさか、緊急事態か!

「どうした!イッセー!」

「どうしたの!」

「「なに!(なんですって!)」」

妖怪に襲われったってなんだよ!セラの方もヤバそうだ!

「セラどうやら」

「デートはここまでね」

「だな」

まったくイベントが尽きないな。

「じゃ、また後でな!この調子じゃ"仕事"で会いそうだ!」

「出来ればそうならないことを祈るけど…」

そう言ってから俺たちは別れたのだった。

 

 

 

 




誤字脱字、アドバイス、感想などよろしくお願いします

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。