グレモリー家の次男   作:EGO

4 / 265
いつの間にかお気に入り20になっていて驚きました!
これからも作者のグダグダ小説応援お願いします!
それではどうぞ!


life04 戦争始まっちまった……

あれから更に時は流れ、俺ももう人間的に言えば23、4くらいになった。

これからも今までどうり兄さんやセラフォルーとふざけながらのんびりやっていける……なんて思っていたんだが今は………。

「ハルマゲドンじゃー!」

「「「「「おー!!」」」」」

なんて声が聞こえてくる。これにも訳があるんだが、簡単に言うと"堕天使"そして"天使"との三つ巴の戦争が始まっちまったんだ。

そして、悪魔である俺も、兵士としてこの戦争に参加する事になったんだ。

「いた、シドウ」

「兄さん。兄さんもですか……?」

「ああ、兄として弟だけに危険はさせないよ」

ありがたいが、心配だな……。

「いたいた、シドウちゃーん!」

「"セラ"もか……」

「あったり前じゃない☆」

やっぱりセラフォルーもか。ちなみにセラとよんでいるのは俺がちゃん付けで呼んだことに調子にのられて、

呼び捨て→ちゃん付けあだ名→あだ名だけ、さらにため口。

みたいな感じで"セラ"と呼んでる(呼ばせられてるとも言う)

にしてもそろそろ時間かな……。

「よーし!時間だ!移動するぞ!」

「「「「「おー!」」」」」

つー訳で戦闘開始間近って感じだ。

 

悪魔の翼を展開して、空を飛んで移動すること数分。

前方からスゲェ戦意だの、殺気だのを感じた。つまり、そういうことだ。

「敵確認!戦闘開始だ!」

「「「「「おー!!」」」」」

誰かの声と共に魔法でそれぞれが攻撃を始める!

俺は遠距離系苦手だからそのまま突撃するわけだが、向こうの一団から光の槍が無数に飛んでくる!数十じゃきかねぇなこりゃ!

俺や同じく突撃しているやつらは、縦横無尽に動き、回避もしくは魔法なりで防いでいく。

そんでようやく射程にとらえた!こんだけ近づけば、あとはいつも通りに紅のナイフを両手にそれぞれ発生させ、

「うぉら!!」

手近な堕天使二人を切り伏せる!そのまま両勢力の前衛組による乱戦が始まる!!

一人や二人切った程度じゃやつらの士気は下がらない、何人いんだよこいつら!

なんて考えつつ、左手のナイフを消して右手のナイフに魔力をこめ"ブレード"に変化させる。そこからペースを上げていい、さらに数人だか数十人切ると。

「誰か奴を止めろ!」

今の声は堕天使か?奴って誰だ?堕天使を斬り伏せながら、そんなことを思っていると。

「「「うぉぉぉー」」」

なんて叫びつつ三人一気に突っ込んでくるって"奴"って俺か、まったくよ!

今度はブレードに魔力をこめ"大剣"に変化させ、まとめて三人斬る!ついでに斬撃のように滅びの魔力を飛ばし、後ろの奴等もついでに撃ち落とす!

……ッ後ろから殺気!?振り向くとそこには光の剣を今にも降り下ろしそうな堕天使がってヤバッ!!

すると、どこからか飛んできた紅の球体によってそいつは消し飛んだ!ってことは。

「シドウ!無事か!」

「ありがとうございます!兄さん!」

「兄としておt」

「弟を守らなきゃ……ですよね!」

「その通り」

戦闘に私情を挟むのはどうかと思うが助かったのは確かだしな。それにしても、今さらのような気がするが。

「囲まれてますね……」

「あぁ」

俺たち二人を囲むように堕天使が数十人か。

「兄さん……行きますよ!」

「よし!」

 

 

 

 

 

 

 

 




また長くなってしまいそうなのでここで区切ります。
戦闘描写は本当に難しいですな
誤字脱字、アドバイス、感想などありましたらよろしくお願いします

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。