グレモリー家の次男   作:EGO

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本日ラストです
では、どうぞ


life04 悪神襲来だぜ

俺たちがオーディン様のボディーガードとしてうごいてから早くも数日が経ち、今はオーディンの空飛ぶ馬車でリアスたちと移動してる(俺とバラキエル、リアスの"騎士"木場祐斗は外で警戒してる)。

「アザゼル、次はどこじゃ!この間のヤマトナデシコは良かったのう!」

「そうだろ!そうだろ!わかってるじゃないか!」

外にも聞こえる大ボリュームで喋るツートップ。もうやだあいつら!

それにしても、皆疲れてるだろうな~。まぁ、俺もキツいものがあるけどさ。いちいち俺も行く先々の店に入れるのはやめてほしい。無駄に疲れるから。すると

ヒヒィィィィン!

何だ馬がうるさいな。

「何だ!?」

「何か嫌な予感がするな…」

木場とバラキエルがそんな事を言っているが、確かに嫌な予感がするぜ。アザゼルは馬車から飛び出し、戦闘態勢をとる。見ると、前方に男性がいた。誰だあれ?

「はじめまして、諸君!私は北欧の悪神!"ロキ"だ!」

うるさいのが増えたな………。

「これは、これはロキ殿。どんなご用時で?」

アザゼルがそんな事言うと、何か笑えるな。

「いや、なに。オーディン様が他の神話の者といることがひどく苦痛でね。邪魔をしに来ただけさ」

なるほどね。そこにロスヴァイセも飛び出してきた。

「ロキ様!これは明らかな越権行為です!そのようなことは…」

「ヴァルキリーが口を出すな!私はオーディン様に用があるのだ!」

やれやれ。こういうのは解決してから来てほしいぜ。この感じじゃ、禍の団とは繋がってない感じかな?とオーディン様も出てきたな。

「オーディン様!このままこのようなことを続けるおつもりですか!」

「そうじゃよ、お主らよりもこやつらといる方が楽しいのでな」

「認識した。では、ここで黄昏を行おうではないか…!」

その瞬間、ロキをオーラが襲う!

「先手必勝だと思ったんだがな。やはりダメか」

リアスの"騎士"ゼノヴィアか。いい攻撃だったが、神にダメージは通せんない。すると、ロキはオーラを溜め始めた!あれはヤバイな!その瞬間、

「だったら俺が!」

イッセーが突っ込んでいった!

「神を相手にするには早いな!」

ロキがそう言い終わるとオーラを飛ばす!

『BOOST!BOOST!BOOST!BOOST!BOOST!BOOST!』

イッセーもそれに対してオーラを飛ばした!?マジか!神と勝負するのか!

ロキの波動とイッセーの魔力弾がぶつかるが、相殺しきれたのか?いや、ロキの手から少し煙が出てようだ。つまり、イッセーのが通ったのか?

「手を抜いた訳ではないのだが、うれしくなるぞ。ふはははは!」

なに笑ってんだかね、そこにリアスたちも出てくるが、

「悪魔に堕天使に天使、随分と警戒していたようだな!」

ロキがそう言うが、

「お主が来たんじゃ、正解だったわい!」

オーディンが返す。その通りかもな!

「ならば、呼ぶとしよう、わが息子よ!」

その声と共に空間に穴ができ、そこから十メートルぐらいの狼が出てきた。あれはヤバイ奴だろ!だいたい察しはつくが、一応確認しておくか。

「おい!アザゼル!あれってまさか……」

「ああ、あれは神喰狼(フェンリル)だ!」

アザゼルが絞り出すように答えてくれる…

「だよな!」

俺はそう返すが、できれば外れてほしかった!フェンリルって、神をも殺せる最悪最大の魔物だ。うん、ヤバイわ。

「北欧のもの以外に使いたくはないが、北欧以外の血を覚えさせるのも良いか」

何か嫌な予感がするな。

「"魔王"の血統なら尚更だ…」

ロキはそう言いながら、リアスに目を向ける。くそ!そっちかよ!その瞬間フェンリルが動き出した!てか速っ!

俺は、自分どうこうを考えるよりも早く動いていたが、フェンリルが早すぎる!するとイッセーがフェンリルよりも早くリアスの元につき、フェンリルを殴り飛ばした!流石赤龍帝だ!だがイッセーが血を吐いた!よく見ると腹部に深い傷がつけられていた。やっぱ斬られてたか。イッセーを助けようと皆動いているが。

「一瞬とはいえ、フェンリルに反応したな。危険な芽は摘んでおくか!」

殺らせるかよ!俺はロキに突っ込みブレードで斬りかかるが、ロキはオーラを纏った手刀で防ぐ!

「お前も魔王の血統か、まぁいい!」

俺には興味無しってことか!あっちの準備は出来たよつだな!俺は確認したその瞬間に、ロキから距離を取った!その瞬間、光の槍と雷光がロキを襲いかかったが、やつは北欧の魔方陣を展開して、全て防ぎきって見せた!アザゼルとバラキエルの一撃を完全防御か。流石神様だ、強い!

「だったら私が!」

ロスヴァイセも仕掛けるが、やはり防がれていた。するとロキとフェンリルの殺気が高まっていく!今度こそヤバイなその瞬間、俺たちの視界に"白い閃光"が映った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




本日はここまでです!
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