グレモリー家の次男   作:EGO

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今日ももうちょい行きます
では、どうぞ


life02 テロリストは倒すぜ

あの番組を見たその次の日。

俺たちはある場所に来ていた。その理由は…"テロリストの制圧"だ。禍の団は旧魔王派だけじゃないからな。

最近相手しているのは"英雄派"と呼ばれる、英雄の子孫を中心に、異能を持った人間"だけ"で構成される連中だ。

駄弁っている場合じゃないか、リアスたちだけで連中がいるところの一つに向かわせ、俺は、もう一つのポイントに一人で向かう。奴らが別れてるのは、こうするためだろうがあえて相手にのることにしたわけだ。

 

 

いたいた、一人かな?

「こちらにはお前が来たか」

「向こうの連中がよかったか?」

「いや、"シドウ・グレモリー"我ら禍の団は派閥は違えど"裏切り"を許さない」

やっぱ、バレてるのか。まぁいいけどさ。

「いいぜ、来いよ。テロリストども」

俺が言い終わると同時に、目の前のそいつが両手に白い炎を纏い殴りかかってきた!俺は滅びの"盾"で受け止める!

ジュ!

何かが焼けるような音がしたが、俺でも俺の盾でもないぜ?

「なんだと!」

一旦距離を取ってくるが、向こうの手が消えかけてたな。あの炎はやっぱ神器か。

すると、突然緑色の光を放つ矢が飛んできた!

流石に光はキツいな。悪魔には猛毒だ!それを出したままだった盾で防ぐ!

それにしても、ぞろぞろと何か出てきたな。たしか、これは向こうの使い捨ての戦闘員だったはず。捕まえれないんだよな。こいつら、すぐに消えちまうから。

すると三体が時間差で飛びかかってくる!俺は盾を消して、ブレードを出現させる。盾出したままでもいいんだが、盾があると振りにくいんだ。てな訳で、まず一体目は、飛びかかかりを避け、その背中を斬り撃破!二体目は脳天から一刀両断して撃破!三体目は面倒だからそのまま突き刺し、一気に滅びを流し込んで撃破した!

相変わらず弱いな。が、まだ四十体くらいいる。しかも囲まれているな。数だけいて、面倒だ!

俺はブレードを大剣に変え、時計回りに体を回し360度に斬撃を飛ばす!奴らは上半身と下半身がおさらばするが、神器もちの二人は避けていた。ところで、弓使いはどこだ。雑魚は殲滅完了したんだが、

「くそ、やるな!だがまだだ!」

まだやんのかよまったく。とりあえず正面から突っ込んできた炎使いを大剣で止める。

ジュュュュッ!

また肉が焼ける音がするが奴は止まらない。

「今だ!撃て!」

その瞬間、再び光の矢が飛んできたご、俺はブレードを十本空中に出現させ、一本でその矢を撃ち落とし、今のでだいたいの場所がわかったので、残りでその矢の主に攻撃していく!

「くそ!」

たまらず物影から本体が出てきた。その瞬間に炎使いを押し飛ばし、滅びの大剣をブレードに変え、更にその力を極力抑え、袈裟懸けに斬りつけて炎使いを倒す!

「バカな…」

一人!

「くそ!よくも!」

矢使いは矢を撃とうとしているが、

「隙だらけだ…」

一気に距離を詰め腹部を殴り意識を飛ばした。

これで終わりか?とりあえずこいつらを冥界に……。

「がぁぁぁ!」

炎使いが立ち上がった!何かヤバそうだ。俺が警戒していると、

突然炎使いを転移の光が包み込み、消えた、消えた!?

やば、逃がしちゃったよ。少し魔力を抑えすぎたのか?

とりあえず、リアスたちと合流するか。セラの眷属として、いきなりこれでは、最悪だ!

ちなみにリアスたちの方には"影使い"ともう一人の"弓使い"がいたそうだ。そちらは影使いが逃げたらしい。にしても、消える前に感じたあのヤバイ気配は何だったんだ?

 

 

 




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