という訳でがんばっていきます!
では、どうぞ
兄さんに連絡してから何日か経ち、遂に作戦が開始された。
これで旧魔王派全滅してくんないかなぁ。
「よし、リアス・グレモリーがフィールドに入った行動開始だ!」
シャルバがそう言うが、兄さん、リアスに言ってあるのか?心配だな。だご、行かなくては。
てな訳で到着したんだが……。
ドォォン!ドォォン!
爆発が起こりまくっている。まぁ、先にリークしといてなんだけど、ひでぇなこれ!一方的に殺られてるだけだぞ!まさか他の神様まで巻き込んで来るとは思わなかった!ちなみに今俺は、北欧神話の主神"オーディン"と戦闘している(蹂躙されているとも言う)いやぁ~、流石主神強いな~。何て考えていると、
ドカァァァン!
今までよりも一際大きい振動が俺を襲った!今のは聖剣の波動か?てことは、デュランダル使いがやった?主神の後ろにある遺跡からのようだな。にしても今のはスゴかった。
それから更に数分上手く神様の攻撃を避け続けていたんだが、急に嫌な気配が遺跡から感じ始めた。
ドォォン!
少し離れた所から爆音が響いてきた。いい感じに俺は孤立しているようだ。ちょっと見に行くか。
え~と、いたいた!
「シャルバ様!ご無事ですか!」
「ジャックか、ああ、今しがた一人消したところだ」
なに!じゃあリアスの仲間の誰かがまさか!すると、赤龍帝の少年がフラフラと歩き出した。なんださっきの気配はあいつか。けどさっきよりもでかくなってんのかこれ?
『シャルバと言ったな』
いつかに聞いた時とは比べ物にならないくらい冷たく、低い声だ。てか、声が全然違うじゃねぇかよ!
『貴様は選択を……間違えた!』
ドォォォォォォン!
突然遺跡が大きく揺れ、少年から赤いオーラが発せられた!なんだこれ!?俺が驚愕していると、少年は何か呪文を唱え始めた。しかも少年だけの声だけじゃない、誰かの声も聞こえ始める。
『我、目覚めるは……』
〔始まったよ〕〔始まってしまうのね〕
『覇の理を神より奪いし二天龍なり……』
〔いつだってそうでした〕〔そうじゃな、いつだってそうじゃった〕
『無限を嗤い、夢幻を憂う……』
〔世界が求めるのは〕〔世界が否定するのは〕
『我、赤き龍の覇王と成りて……』
〔いつだって力でした〕〔いつだって愛だった〕
【何度でも滅びを選択するのだな!】
少年の鎧が有機的なものになっていく…
「「「汝を紅蓮の煉獄に沈めよう」」」
『ジャガーノートドライブ!!!!!』
その音声と共に少年の周囲のものが破壊されていく!
「ぐぎゃぁぁぁぁぁぁ!」
なんなんだあれは!?てかやばい!俺は急いで回避行動をとり、遺跡から脱出した!その瞬間!
ビュッ!!
風斬り音と共に
「ぐぁぁぁ!」
シャルバの悲鳴が聞こえた。噛まれてんのかあれ!まぁ、いいや!距離を取らねぇとな!
よし!脱出成功!すると、
ビィィィィッ!
なんだあれ?レーザーか何かか?
「ジャック!何をしている!貴様も戦え!」
シャルバはそう言いながら俺の左側に着地した。無茶言うね、たく。てかこいつ、ボロボロだな。
ドゥゥゥゥ……。
何の音だ今のは?
俺が今の音の主を見ると、赤龍帝が何かしようとしているのが見えた!ヤバイヤバイ!どうする!
「ここで死ぬわけには…」
シャルバが逃げようとするが、
赤龍帝王の目が光ったと思ったら、俺の左半身と、シャルバの足が動かなくなった!これは!?止められたのか!?赤龍帝にそんな能力ないはずだぞ!?
『BOOST!BOOST!BOOST!BOOST!BOOST!BOOST!BOOST!』
これはヤバイな!
『ロンギヌス・スマッシャー!!!!』
奴が技を放った瞬間、停止が解けた!回避間に合うのかこれ!いや、やるしかねぇ!
その瞬間、俺の視界は赤く染まったのだった。
区切りがいいのでここまでです
誤字脱字、アドバイス、感想などよろしくお願いします