では、どうぞ
どうしたもんかな?カテレアとアザゼルが飛び出していき、俺はポツンと部屋の真ん中に取り残されてる。俺が悩んでいると、
キィィン!
デュランダル使いが斬り込んできた!いいパワーだ!だが、俺が剣を抜く余裕があったぞ!
「な!?」
まぁ、驚くよな。魔力もろくに(感じ)ない奴の、ただの(魔王様特性の)剣に、デュランダルが止められればな。
そのままデュランダル使い(剣士Aでいいかな)を吹き飛ばすと、次は聖魔剣使いのイケメン(こっちは剣士Bだな)が斬りかかってきた!それを、俺は部屋の外に飛び出すようにして避ける。
そうしたら、二人とも追ってきた。敵を追撃するのは当たり前か!
そこから着地と同時に剣士A、Bと斬り合いをしていく!いい動きだが、まだまだどちらも甘いな。
剣士Aの攻撃を右手で持った剣で防ぎ、空いている左手で腹部を殴り飛ばす!その後、間髪入れずに突っ込んで来た剣士Bの聖魔剣の振り下ろしを、逆に剣撃を当て返すことで折り、そのまま蹴り飛ばす!
その瞬間、時間が動き出した。
そうか、あっちはやられたか。
俺がホッとしていると、上空で戦っていたカテレアの力が高まった。てことは"蛇"を使ったのか?
確認しようと、上を見上げると、それを感じて構えたアザゼルが何かに吹き飛ばされた!誰だ!?誰がやったんだ!?
「ここで裏切りか…"ヴァーリ"」
白龍皇じゃねぇかよ!なんだよ、勧誘できてたのか!
「あぁ、悪いな、アザゼル」
「ごめんなさい、ジャック。これは私たち魔王にだけ知らせるように決めていたのよ」
カテレアが俺に言う。奴らが魔王と言うのはムカつくが、なるほど、知らない訳だ。
「では、改めて名乗ろう。俺はヴァーリ、ヴァーリ・"ルシファー"だ」
ルシファーだと!?嘘だろ!いや、だから奴らは黙ってたのか。
「そんな、嘘でしょ」
いつの間にか来ていたリアスがそうこぼす。だよな、驚くよな。
「アザゼル、あなたが神器研究に没頭しているからこうなるのよ」
蛇で力が高まっているから、調子に乗っているのか?挑発してる場合かよ。
「けど安心しなさい。新しい世界には"そんなもの"残しません」
「そうか、それを聞いて、ますますテメェらが気に入らなくなったよ」
そう言ってアザゼルは懐から何か取り出した。何だあれ?短剣か何かか?
「
アザゼルがそう呟くと同時に、黄金の鎧を纏った!あれは!?
「
どうすればあんなの作れんだよ、まったく。流石は総督だ。
「ヴァーリの相手をしたいところだが、そっちはそっちで仲良くやってろ」
"そっち"てのはあの赤龍帝の少年か?まぁ、俺じゃなきゃいい。
「凄まじいオーラね。それでも、真なるレヴィアタンの血を引く者として、忌々しい堕天使には負けません!」
やめときゃいいものを、まったく。
「行くぜ!」
アザゼルの声を合図に同時に突っ込んでいく!
「そんな、私が…?」
勝負は一瞬だった。アザゼルがすれ違いに一閃して終わりだ。
その時、カテレアが腕を触手のようにして、アザゼルの左腕に巻き付けた!あの術式は自爆か!
「これは私の命を使ったもの!あなたでも斬れませんよ?」
「確かにこれはどうしようもねぇな!だったら」
バシュ!
「左腕くらい、くれてやるよ」
アザゼルは、自分で左腕を斬り落とし、そのまま光の槍をカテレアに飛ばし腹部を貫いた。そのままカテレアは何か言う暇もなく塵となっていった。よし、指示どうりに撤収しようかね。
白龍皇はまだやりそうだから残して行こう。そう思った瞬間、俺は転移の光に包まれた。
一度全部書く→間違えて、のせる前に消去→書き直す→投稿(今ここ)。疲れた………。
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