グレモリー家の次男   作:EGO

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今日は早めに投稿します
では、どうぞ


mission02 作戦終了だぜ

どうしたもんかな?カテレアとアザゼルが飛び出していき、俺はポツンと部屋の真ん中に取り残されてる。俺が悩んでいると、

キィィン!

デュランダル使いが斬り込んできた!いいパワーだ!だが、俺が剣を抜く余裕があったぞ!

「な!?」

まぁ、驚くよな。魔力もろくに(感じ)ない奴の、ただの(魔王様特性の)剣に、デュランダルが止められればな。

そのままデュランダル使い(剣士Aでいいかな)を吹き飛ばすと、次は聖魔剣使いのイケメン(こっちは剣士Bだな)が斬りかかってきた!それを、俺は部屋の外に飛び出すようにして避ける。

そうしたら、二人とも追ってきた。敵を追撃するのは当たり前か!

そこから着地と同時に剣士A、Bと斬り合いをしていく!いい動きだが、まだまだどちらも甘いな。

剣士Aの攻撃を右手で持った剣で防ぎ、空いている左手で腹部を殴り飛ばす!その後、間髪入れずに突っ込んで来た剣士Bの聖魔剣の振り下ろしを、逆に剣撃を当て返すことで折り、そのまま蹴り飛ばす!

その瞬間、時間が動き出した。

そうか、あっちはやられたか。

俺がホッとしていると、上空で戦っていたカテレアの力が高まった。てことは"蛇"を使ったのか?

確認しようと、上を見上げると、それを感じて構えたアザゼルが何かに吹き飛ばされた!誰だ!?誰がやったんだ!?

「ここで裏切りか…"ヴァーリ"」

白龍皇じゃねぇかよ!なんだよ、勧誘できてたのか!

「あぁ、悪いな、アザゼル」

「ごめんなさい、ジャック。これは私たち魔王にだけ知らせるように決めていたのよ」

カテレアが俺に言う。奴らが魔王と言うのはムカつくが、なるほど、知らない訳だ。

「では、改めて名乗ろう。俺はヴァーリ、ヴァーリ・"ルシファー"だ」

ルシファーだと!?嘘だろ!いや、だから奴らは黙ってたのか。

「そんな、嘘でしょ」

いつの間にか来ていたリアスがそうこぼす。だよな、驚くよな。

「アザゼル、あなたが神器研究に没頭しているからこうなるのよ」

蛇で力が高まっているから、調子に乗っているのか?挑発してる場合かよ。

「けど安心しなさい。新しい世界には"そんなもの"残しません」

「そうか、それを聞いて、ますますテメェらが気に入らなくなったよ」

そう言ってアザゼルは懐から何か取り出した。何だあれ?短剣か何かか?

禁手化(バランス・ブレイク)

アザゼルがそう呟くと同時に、黄金の鎧を纏った!あれは!?

『堕天龍の閃光槍(ダウン・フォール・ドラゴン・スピア)』そしてこれは擬似的な『禁手(バランス・ブレイカー)』『堕天龍(ダウン・フォール・ドラゴン)の鎧(・アナザー・アーマー)』だ」

どうすればあんなの作れんだよ、まったく。流石は総督だ。

「ヴァーリの相手をしたいところだが、そっちはそっちで仲良くやってろ」

"そっち"てのはあの赤龍帝の少年か?まぁ、俺じゃなきゃいい。

「凄まじいオーラね。それでも、真なるレヴィアタンの血を引く者として、忌々しい堕天使には負けません!」

やめときゃいいものを、まったく。

「行くぜ!」

アザゼルの声を合図に同時に突っ込んでいく!

「そんな、私が…?」

勝負は一瞬だった。アザゼルがすれ違いに一閃して終わりだ。

その時、カテレアが腕を触手のようにして、アザゼルの左腕に巻き付けた!あの術式は自爆か!

「これは私の命を使ったもの!あなたでも斬れませんよ?」

「確かにこれはどうしようもねぇな!だったら」

バシュ!

「左腕くらい、くれてやるよ」

アザゼルは、自分で左腕を斬り落とし、そのまま光の槍をカテレアに飛ばし腹部を貫いた。そのままカテレアは何か言う暇もなく塵となっていった。よし、指示どうりに撤収しようかね。

白龍皇はまだやりそうだから残して行こう。そう思った瞬間、俺は転移の光に包まれた。

 

 

 

 

 

 




一度全部書く→間違えて、のせる前に消去→書き直す→投稿(今ここ)。疲れた………。
誤字脱字、アドバイス、感想などよろしくお願いします

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