今回の話は割とご都合主事というか、割とそんな感じのお話です。
作者の足りない脳みそではこれ以上の改善が出来ませんでした……
大変申し訳ありませんでした。
それと、この話で投稿はしばらくできないかなーって感じです。
地獄が待ってる……
最近、町の広場に旅芸人たちが来ていて賑やかになってきている。様々な人が芸や音楽や珍品を持って街に訪れた。こんな辺鄙な街には娯楽が少ない。だから、そういった人は一般的に受け入れられる。かくいう俺も楽しみに待っていた。
…………中には、花を売っている人もいるが、病気持ちでないならいいか。この街の童貞の冒険者は、そんな人たち相手に捨てているだろうし、あまり売れないだろうしな。ここ、そういった店がないし、あってもサキュバスサービスの方が便利だしなぁ……
彼らはたくさんの人に見てもらって己の芸を磨くための人もいれば、珍しい風景や物を見たいがために旅をしている人もいる。中には行き場のない者やアクシズ教信仰者が混じっていることが、それもずっと旅を続ける故なのだろうか。まあ、そんな風にとにかく旅をしている人たちだ。
そんな彼らもいつもは野宿で済ませているが、街に来たのなら芸の道具を置く場所や、街に来たのなら柔らかい寝床を求めて宿屋に来る。
まあ、そんなことで、今めっちゃ忙しい。真冬の時と同じくらい忙しい。冬以外にあまり人がいないのに宿屋が経営できる理由が分かった気がする。
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「それで最近ギルドで依頼を受けていなかったのか」
「……ええ、本当、ここまで忙しくなると思いませんでしたよ」
本日は商人一家から休ませられ、現在はギルドにてカズマと話している。一家の方が働いているのに心苦しいが、働き過ぎだと言われ無理やり休ませなくてもいいじゃないか。別に楽しくやってはいるし。
「……ところで、他の方たちはどこに行ったのでしょうか?せっかくのお祭りみたいな感じですし、こういったことには楽しそうに行きそうな方たちのはずですよね?」
「それなんだがな、アクアはもう先に行ってるんだ。旅芸人たちに負けじと宴会芸で勝負をしにな。で、今はめぐみんとダクネスを待っているってところだな」
ふむふむ、仲が良さそうで何よりだ。鬼畜変態でも人を待ってやる優しさはあるみたいだしな。
「というかユタカ、今日は休みなんだろ?それだったらお祭りに行ったりしないのか?」
「……んー、興味はあるのですが、一人だけで行くのはお兄ちゃんからやめておけ、って言われているので……」
正直、ものすっごい興味はある。元の世界のサーカスみたいなことだけでなく、魔法やスキルでもっと様々なことをするそうだから見てみたいんだよ。ただ、それで行って何かあったら思いっきり怒られそうなんだよな。こういった時は怪しい奴が紛れ込んでくるから危険だって……別に冒険者だし、二十歳ではあるんだからそこまで過保護にならなくてもいいのに。
「あー、それならさ、俺たちと一緒に行かないか?何かあったらダクネスを盾にすればいいし、あいつも盾になるのなら喜んでやるはずさ」
「…………いいのでしょうか?私としてはありがたいのですが、迷惑になったりしないでしょうか?」
「ああ、ユタカならちゃんとマナーとかは守ってくれるだろうし大丈夫だろ。むしろ、めぐみんのフォローを頼めるとありがたいというか……」
ああ、そういえばめぐみんも可愛らしい見た目とは裏腹に結構好戦的ではあるからな。それを抑えるくらいなら任せてくれ。
「……というわけで本日はよろしくお願いします」
「ああ、いざとなったら守ってやるから任せてくれ。むしろ、全力で厄介ごとを起こして、それに巻き込まれて……んっ!」
「何言ってるんですかね、この人は。まあ、そんな事情でしたらこの紅魔族随一の魔法使い、めぐみんにお任せあれ!どんな悪人でも、私の爆裂魔法には敵いません!」
……早まったかもしれん。
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はてさて、目的の広場に着いた。道化師が手足で炎の玉をジャグリングしつつバク転していたり、吟遊詩人と踊り子がタッグを組んで踊り歌っていたり、色とりどりの装飾品を出店があったりと大変騒がしくも面白い光景があった。中には小さな竜が氷のブレスを吐いていたり、魔道具か何かで空を飛んでいたりする人もいた。
「おおー!これだよこれ!こんなファンタジーな物を求めていたんだよ!」
「全く、こんなもので喜ぶなんてカズマは子供ですか?いつも私の爆裂魔法を見ているくせにこんなものを喜ぶとかどうかしていますよ」
「うるせえよ、こういったのは実際に見たことはなくて楽しみに待っていたんだよ。あと、お前の一発限りの花火とは違うんだよ」
カズマとめぐみんはこんな所でも仲良く話している。コントでもしていないと気が済まないのだろうか。
「全くあの二人は……ユタカ、いつもすまないな」
「……いえ、こういった騒がしさは嫌いではありませんから、大丈夫です」
それよりも、俺もこの祭りの風景は楽しみに待っていた。まさか、こんな風に見れるとは思わなかった。やはりファンタジーなだけあって、サーカスのとは違ったものがあっていい。それに、いざ怪我をしても治療ができるからか、過激なこともできるから見てて面白い。
「そうだ、ただ歩くだけのも何だし、何か食べながらでも見物しないか?ここでしか食べれない物もあるから楽しみなんだ」
「…………そうですね、私も少しお腹減ってますしちょうどいいですね」
取っ組み合いを始めそうになっている二人を引き剥がしつつ、何か食べれそうな店を探す。
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「おや、あそことかどうでしょうか?あそこ、わたしが見たことのないやり方でトウモロコシを焼いてますし」
「……そうだな、あんな風な調理の仕方は初めて見たな。食べてみないか?」
ふむ?二人が何か見つけたようだが……とりあえず、近寄って……あ、これ見たことあるわ。
「へいらっしゃい!お嬢ちゃんたちに坊ちゃんか、ここのトウモロコシは他のと違って面白いやり方で作っているから美味しいよ!」
「……なるほど、それで、このトウモロコシ、幾らくらいですか?」
「そうだな……可愛いお嬢ちゃんたちだし、ここはまけて、4つで500エリスでどうだい?」
後ろでダクネスが「か、可愛い!?」とか聞こえたが、安くしてくれるならラッキーだ。
「……ん、お兄さん、それでお願いします」
「はっはっは!お兄さんなんて年じゃないさ、生憎これでも安くしているからオマケはできないよ。ま、嬉しかったよ、串を刺してあげるからこれで手を汚さないようにしてくれよ」
おやラッキー。あれ、そのまま持つと熱い上、手がべとべとするからこうしてくれるとありがたい。
「はいよ、後ろのハーレムな兄ちゃんには女の子一杯連れて羨ましいぞこの野郎!っとでも伝えてくれよ!それじゃ、毎度あり!」
結構長めの棒だから持ちやすくしてくれてありがたい。お兄さんに頭を下げて、カズマ達に手渡す。カズマは驚いているが、気にせずかぶりつく。
さて、味は……まあ、こんなもんだな。祭りだし、あの値段でくれるだけでも十分だろう。にしても、この世界でも焼きトウモロコシがあるなんて驚いた。どこぞのチート持ち日本人が作り方でも広めたのだろうか。というか、醤油とかよく作れたな。
「えっと、これはどうやって食べればいいのだろうか?」
「ユタカがあんな風に食べていますし、ああ食べればいいんじゃないでしょうか?」
俺は口が小っちゃくいるからちまちま食っているだけだから、豪快にかぶりついてもいいんじゃねえか?女の子がそんな食べ方は、はたしないかもしれないが。
「……なあユタカ、なんで食べ方を知っているんだ?」
「…………?ナイフやフォークがあるわけでも無いですし、こうして食べるんじゃないでしょうか?」
あ、流石に真っ先に食べるのは不味かったか?まあ、これぐらいは誤魔化せるし大丈夫か?髪色とか肌色も日本人とはまったく別のになってるし。
「……むしろ、何でそんなことを聞くのでしょうか?」
「ん、いや、ちょっと気になることがあっただけだ、気にしないでくれ」
げ、藪蛇だったか?これで疑いの芽が一つできてしまった気がするが……ま、いいか。流石にこれくらいでバレたりするようなことはないか。
「……とりあえず、これは歩きながらでも食べれますし、他の所も見に行きませんか?他にも、どんな芸をやっているか楽しみでもありますし」
「それもそうだな。ほら、めぐみんもかじりついていないで歩こうな?」
取りあえず他の二人を扇動して誤魔化す。
「そういえば、アクアはどこ行ったのでしょうね?あんな芸に負けていられないわ!って真っ先に走っていきましたし」
「まあ、アクアのことだし一番目立つところにいるんじゃないか?あの宴会芸ならここらの旅芸人でも敵わない良さを持ってるしな」
……なんで元女神が宴会芸に勤しんでいるのだろうか。それも、水の神だろうが。芸術の神ならわからんでもないが、いまいち理解できない。
「ま、歩いていればいつかは見つかるんじゃねえか?大方、崇められて調子に乗っていてわかりやすいかもしれんし」
「……流石にそれは……ないとは言い切れませんね。その後、失敗してまた借金とかの面倒ごとを起こしそうでもありますね」
本当、おだてられている姿が似合うな。そして、調子に乗り過ぎて失敗する未来しか見えない。今度はどんな厄介ごとを引き起こしてくれるんだろうか、他人事だからこうして眺めていられるが、今回は俺も巻き込まれそうだしな……どうにかならないだろうか。
「……すまん。それ聞いたら急に不安になってきたからちょっとあいつを探してくる。ユタカはその二人と楽しんでいてくれ!」
……え、ちょっと……行っちゃったよカズマ。この三人でどうしろというのだろうか。
「……まあ、行ってしまったのは仕方ないし、ここは三人で回ろうか。あんまりユタカをここにいさせると保護者さんが困るだろうし、程々でいいか?」
「…………私は、それで構わないですが、二人はいいのでしょうか?迷惑になるのなら、ここで別れても構いませんよ?」
「私は構いませんよ。なにせ私は、大天才魔法使いのめぐみんです!これくらいの事を受け入れない冒険者は裏切られても問題ありませんからね」
「私も平気だ、というかこういったことでは気にする方が無粋だぞ?こういった時は素直に受け入れるのが一番さ」
「……そうですか。それでは二人とも、よろしくお願いします」
……本当、根は良い奴らだ。
それだけに、俺の秘密がばれたときの反応が怖い。
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その後、吟遊詩人の勇者たちの唄を聞き拍手し、楽器を触らせてもらったりした。俺はリコーダーを小学生にやってはいたから小さな笛ぐらいは吹けるんだが、二人はどうなのだろうか?
「むむむ、流石に初めて触ったので演奏するのは難しいですね……」
残念ながらめぐみんはそういったのに触ったことが無いらしく何も弾けなかった。それでも、にこにこと笑っていて、楽しそうで何よりだ。
「もちろん悔しくもありますが、新しい知を得られたのですよ。これで、もっと天才魔法使いとして完成していくのですよ!もし、この経験で新しい爆裂魔法の使い方が思いつくかもしれませんし」
「…………流石にそれは無理があるのではないでしょうか?」
後、ダクネスはピアノやらハープやらなんやらを綺麗に弾いていて、これには吟遊詩人も褒めていた。俺たちがいるゆえか羞恥で顔真っ赤で可愛かった。というかピアノにハープ……もしかして、本当にやんごとなき身分の人なのだろうか?
あ、お兄さん、予備の笛とか持ってない?もしあるのならそれ買ってみたんだけど。そろそろ他の趣味でも見つけてみたいし、その笛で何かできないか試してみたい。
メインの場所では見事な宴会芸を披露していたアクアが周りの道化師や旅芸人から褒めたたえていて、まるで女神のような扱いをされていた。これには思わず笑ってしまった。というか、なんかアクシズ教団の奴が、アクアを見た瞬間に素早い動きで丁寧な奉仕をしていた。本能で分かったりするのだろうか?
「ほら、私の芸を見たいのならもっと讃えなさい!」
「少しぐらい謙虚という言葉でも学んだらどうだ?この駄女神」
「だから、なんで駄女神よ!そこまで虚仮にするのなら、本気の私の宴会芸を見せてあげるわ!」
その後になんか失敗しそうな気配がしたから皆で撤退しておいた。案の定何かトラブルが起きたらしく、カズマが怒っていてアクアが大泣きしていた。物でも壊して借金でも作ったのだろうか、合掌。
「…………何をそこまで面白そうに見ているのですか、ほら、いつまでもそこで商品を見ていないで行きますよ」
「……ま、待ってください!あと少しだけ、あと少しだけですから!だから首根っこ掴んで引きずろうとしないでください!」
もしかしたら有効活用できそうな道具なんだ。もしかしたら俺専用の武器に使えそうな魔道具を作れるかもしれないんだ。だからめぐみん、あと少しだけ考えさせて!
「うーむ、私にはただの黒水晶にしか見えないのだが……」
「……上手くいけば、見つからなかった武器とかになるかもしれないのです……やっぱり決めました。これ、お願いします!」
良い買い物になるかどうかはわからないが、とりあえずの投資だ。貯金的にはダメージだが、それでもウィズ頼りよりかはましかもしれない。
「だからと言って50万エリスを出すというのもな……まあ、それで後悔しないのならいいのだが」
「……うぐ、そう言われると、ですね……」
ままま、まあ、もしかしたらうまくいくかもしれない程度で考えておこう。これで失敗したら割とへこむことを避けれる心構えはしておこうそうしよう。
「……まあ、それでユタカが良いのならいいですが。あまり無駄遣いはしてはいけませんよ?ウィズのお店で何か買っていたりするそうですし」
「………………えっと、御二人もこういった買い物とかはしないのですか?」
「今話題を逸らしたな」
ダクネス、うるさい。
「そうだな……私は実家に元からあった鎧と、懇意にしている武具屋から良い剣を買っているが、めぐみんはどうだ?」
「私ですか?私はこのマナタイト製の杖をキャベツ狩りの時の報酬で買っていますが……待ってください、ユタカは今まで武器とかなしに冒険していたのですか?」
「……そもそも、
というか、何の補助も無しでデュラハンとかデストロイヤー討伐に参加していたとか俺ヤバくない?この体、どんだけすごいポテンシャル持っているんだよ。
「それでも、あの火力とか出せれたのですか……爆裂魔法の使い手としてはどのようにして制御しているのか興味がわきますね……体の隅々を調べればわかりますかね?」
はっ、殺気!?ま、まあ、体の隅々といっても、何もないはずだから大丈夫だが……大丈夫だよな?なんか変なフラグが立つ前に逃げるか。
「……そ、そろそろ帰る時間が近づいてきたのですが、今日付き合ってくださったお礼として、何かお返ししたいのですが……」
こういう時は誤魔化そう。話題転換だ。物で釣って誤魔化そう。
「また話題を逸らしたな。」
うるちゃい。
「うーん……私個人としてはこっちも楽しませてもらったのでそういったのはいらないのですが……あ、それならおじさん、その眼帯ください」
「……あの、それが欲しいのでしたら、私がお支払いしますよ?」
「ああ、これに関しては払わないでください。欲しいのはちゃんと決まっていますので」
……?何でめぐみんが買っているんだ?というか、欲しいのって何だろうか?
「はい、早速買ったコレ、付けてみてください!」
???なんで眼帯をなんだろうか。まあ、めぐみんにも何かあるのだろうし、大人しく付けておこう。
「ふっふっふ、これでユタカも眼帯を身につけた同士であり、魔法使いとしてのライバルです!」
…………???色々と訳が分からない。
「あ、何ですかその解ってなさそうな顔は!この私のライバルとして光栄に思ったらどうですか」
「……めぐみん、その言い方だと伝わらないぞ。素直に友達になってくださいと言ったらどうだ?」
「ち、違うわい!ユタカは敵を破裂させる超火力の魔法を使うのです!この爆裂魔法の使い手としては敵です!ライバルです!」
…………ああ、そういう事なのか。
「……ありがとうございます、めぐみん。友達として、宜しくお願いしますね。」
「だから違うって言ってます!私が欲しいのはライバルです!魔法の能力で切磋琢磨するライバルなんです!」
「…………大丈夫、分かっていますので」
むーむー言いながら怒っているめぐみんを宥める。子供らしくていいじゃないか。
「そうだな……私からはこのリボンを渡そう。知り合いから友達のランクアップといった形だが、それでもいいだろうか?」
「…………はい、ありがとうございます。これからも、よろしくお願いしますね、ダクネス。というより、このリボン二本買ったということは……」
「ああ、これでお揃いだな。ユタカも髪が長いし、纏めれる様にしたらいいと思ってな。それに、それだけ可愛いのに髪型が一つだけってのも味気ないしな」
かわっ…………!?ええい、そんな言葉はいくらでも聞いてきただろうが。落ち着け。
「…………あの、私がお返ししたかったのですが、むしろ貰いっぱなしなのですが……!」
「何、私としては数少ない友人が増えたのだ。お返しなんていらないさ」
「ふっ、私もまた新しきライバルが増えたのです。敵が増えたことで、より爆裂魔法に磨きがかかることでしょうしね!」
……………二人とも、本当に良い子だ。だから、本当に―――――
「……ありがとう、ございます!私、とっても嬉しいです!」
―――――怖いな。
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さて、宿屋での自室に新しいものが増えた。小さな木製の笛、魔道具の材料にする黒水晶、眼帯、細めの青色のリボン。
どれも、物寂しかった部屋を飾ってくれる貴重なものだ。とっても、貴重なものだ。
…………ダクネスは友達と言ってくれた。めぐみんはライバルと言ってくれたんだ。今はそれを信じよう。
……ふと思いついた。いつか紅魔族にあったときの挨拶でも唱えてみるか。ちょうど道具はあるんだし。
丁寧に眼帯を右目につけ、リボンで後ろ髪を一本にまとめる。黒水晶を左手でしっかりと持ち、軽く頭上程度に掲げる。右手は左ひじを支えるように持って、ポーズはこれで完成だ。
息を整えて、厳かな声のイメージで告げる。
「我が名はユタカ!あらゆる可能性の観測者にして、星の縁を調え、果てなき
………………ふっ、決まったな?思っていたよりも楽しいなこれ。また別のパターンで試してみるのも、いい、な…………
……あの、お婆ちゃん、いつから見ていたの?え、眼帯を目に付けたときから?それ最初からじゃない?
……
…………
………………
わ、忘れて!ニヤニヤしないで!今のは忘れてって、どこに行くの!?お爺ちゃんとお兄ちゃんにも言う、ってやめて!やめてってばあああああああああああ!!
TSメカニック娘……TS姫騎士……TSアルケミスト……
ああ、いつかこのすばとは関係ない話でも作ってみようか……
でも、TSアルケミストはどこかで聞いたことあるし……うーむ……