NEW GAME! LEVEL UP!! 作:naogran
ある日のイーグルジャンプ。優斗のスマホにメールが受信された。
優斗「ん?」
LINEを見ると。
優斗「えいすけか。」
LINEの相手は、「栗谷えいすけ」からだった。
優斗「フフッ。」
りん「あら優斗君?嬉しい事あったの?」
優斗「ええ。えいすけが旅館を誘ってくれたんです。」
りん「えいすけ君って確か、優斗君と美佳さんの結婚式に来てた?」
優斗「はい。今度旅館行こうぜってメールが来たんです。」
後日。優斗と大輝が東京駅で待っていた。
大輝「まさかえいちゃんが俺達を飲み会に誘ってくれるなんてな。」
優斗「そうだよな。殆ど会ってねえからな。」
???「おーい!お2人さん!」
優斗「来たか。」
そこに4人の男女が来た。
優斗「ようえいすけ!」
えいすけ「おっす優斗!久し振りだなぁ!」
大輝「えいすけ久し振り!」
えいすけ「よう大輝!久々〜!!」
テンションMAXの2人がはしゃぐ。
優斗「昔から変わんねえなぁ・・・」
???「本当よね。優斗久し振り。」
優斗「そうだな。みさと。」
野々崎みさとも居た。
大輝「おっすいおり!」
いおり「大輝、お久し振りです。」
そして、大空いおりも居た。
優斗「こずえ、また会ったな。」
こずえ「あの時以来ね。」
そしてこずえも来ていた。
大輝「おおこずえ!お前大きくなったな!」
こずえ「何よその子供扱いは。」
大輝「いやいや冗談冗談。どうだ足は?」
こずえ「前より歩けるようになったわ。」
大輝「そうか。」
えいすけ「この面子が揃うと、学生時代を思い出すな〜。」
いおり「確かにそうですね。」
みさと「あの頃に戻りたい気分〜。」
えいすけ「よっしゃ!これで全員と言う事で、行くか!」
大輝「おう!」
優斗「まずは、こずえをえいすけの車に乗せるか。」
駐車場。
こずえをえいすけのNOAHに乗せるみさと。
みさと「こずえ、大丈夫?」
こずえ「大丈夫よ。」
そして車椅子を後ろに乗せる。
みさと「じゃあ、それぞれ乗りましょ。」
えいすけのNOAHにいおりとこずえが乗り、優斗のCX-3に大輝とみさとが乗る。
優斗「おいえいすけ、準備良いか?」
えいすけ「何時でもOKだ!」
優斗「じゃあ行くか!」
2台の車が走り、旅館へ向かった。
旅館に到着した。この旅館は車椅子対応のバリアフリーの旅館である。
客室。
優斗「さてと、今からどうする?」
えいすけ「温泉入るか?」
大輝「だな。早く入りてえよ・・・」
みさと「もう?早いわね。」
いおり「こずえはどうします?」
こずえ「私も入りたい!」
優斗「じゃあ入るか。外はもう夕方だし。」
女子露天風呂。
みさと「はぁ〜良い湯ね〜。」
こずえ「露天風呂久し振り〜。」
いおり「景色が綺麗です〜。」
みさと「こずえはどう?ファッションデザイナーの仕事は。」
こずえ「絶好調よ!もう以来殺到よ!いおりは?」
いおり「私も絶好調です!ドラマとかバラエティの出演が以前より多くなってます!」
こずえ「みさとはどう?」
みさと「私は・・・まぁまぁかな?」
こずえ「どうして?」
みさと「いや、仕事は順調よ?けど私・・・ちょっと・・・」
こずえ「あ、もしかして・・・好きな人が居るとか?」
みさと「うっ!」
こずえ「やっぱり〜!そうじゃないかな〜って思ってたのよ〜。」
みさと「・・・でも話す機会があんまり無くて・・・」
いおり「みさとは昔からそうでしたのよね〜。」
みさと「・・・」
男子露天風呂。
大輝「ひょえ〜風呂気持ち良い〜!」
えいすけ「あ〜生き返る〜!」
優斗「テンション高えなお前ら・・・昔と変わんねえな・・・」
大輝「なぁえいすけ、PECO買ったか?」
えいすけ「買った買った!めっちゃ面白えぜ!」
優斗「良かったな。写真家の方はどうだ?」
えいすけ「良い写真が沢山撮れたんだ。お陰でうちの写真展が繁盛さ。」
大輝「良かったな。今度遊びに行っても良いか?」
えいすけ「おう!何時でも来い!」
6人が風呂から上がった。優斗は何時ものパジャマを着てる。6人は自販機で飲み物を買って部屋に戻った。優斗はポカリスウェット、いおりは麦茶、こずえはカフェオレ、大輝とえいすけとみさとはビールを飲んでる。
優斗「こうして集まると、中学時代を思い出すなぁ。」
えいすけ「分かる分かる。あの頃は色々やったもんだな〜。」
大輝「俺が転校して、えいすけが俺を見て気に入ったよな?」
えいすけ「そうそう。大輝を見た瞬間面白そうな奴だな〜って。」
いおり「そしてすぐに大輝に近寄ったんですよね。」
みさと「えいすけの好奇心旺盛な所は相変わらずよね〜。」
優斗「でもえいすけのその性格のお陰で、こずえは救われたんだよな。」
こずえ「本当にあの時はありがとう。えいすけ。」
えいすけ「いえいえとんでもない。」
大輝「そう言えばこずえは、小学校時代虐められていたっけ?俺あんまりお前達の小学時代の事知らないからな。」
こずえ「ええ。大輝も知ってるでしょ?私生まれ付き足が不自由だって。」
大輝「ああそれは知ってる。」
こずえ「小学1年の頃だったね。それが理由で3人の同級生の女子に虐められてた時に、えいすけが真横から私を助けたのよね。」
えいすけ「ああ。真横から現れてそのままこずえを押して去って行ったなぁ。」
大輝「何でそのまま去って行ったんだ?」
えいすけ「答えは簡単。ナンパだ。」
大輝「ナンパ?」
えいすけ「ああ。俺昔から可愛い女の子を見付けるとナンパしたくなるんだよなぁ。でもあの時はナンパせずにそのままこずえを助けたんだよなぁ。」
優斗「えいすけ、お前今でもナンパしてんのか?」
えいすけ「いやもうやってない。これ以上やってたらナンパ依存症になっちまう。」
するとえいすけが、旅行バッグからニンテンドースイッチを出した。
えいすけ「優斗、大輝、ニンテンドースイッチ持って来たか?」
優斗「ああ。」
大輝「勿の論!」
ニンテンドースイッチ3台。
えいすけ「折角だから、皆でマリオカートやんね?」
こずえ「やりたいやりたい!」
いおり「私も久し振りにやりたいです!」
みさと「私もやるわ。」
えいすけ「じゃあやるか!」
6人でマリオカート8デラックスをプレイする。優斗のニンテンドースイッチは優斗と大輝ペア。大輝のニンテンドースイッチはえいすけとみさとペア。えいすけのニンテンドースイッチはいおりとこずえペア。
優斗はルイージ。大輝はキングテレサ。えいすけはクッパ。みさとはデイジー。いおりはロゼッタ。こずえはマリオ。
6人でグランプリをプレイ。コースはスペシャルカップで200cc。
えいすけ「あそうだ。俺この前宝くじ当選したんだ。」
全員「え?」
大輝「あのぉえいすけ君?もう1回言ってくれますかね?」
えいすけ「宝くじ当選したんだ。」
優斗「またかよ!?」
こずえ「何を当選したの?」
えいすけ「ロト6だったな。1億当選。」
大輝「僥倖あり過ぎるだろお前・・・」
優斗「お前って昔からそうだよな?よう宝くじ当たるよな。それで当選した1億はどうした?」
えいすけ「半分は実家に送った。」
大輝「実家の写真館に送ったか。」
みさと「貯金は今どれくらい?」
えいすけ「それは言えねえな。機密事項だ。」
スペシャルカップグランプリ。結果は、1位ルイージ。2位デイジー。3位クッパ。4位ロゼッタ。5位マリオ。6位キングテレサ。
優斗「よっしゃ勝った。」
みさと「ああもおもう少しだったのに〜。」
大輝「ちくしょー!」
そして翌日。6人が旅行を終えて帰る。
優斗「今日までサンキューな。えいすけ。」
えいすけ「どういたしましてだ。今度また誘ってやるよ。」
大輝「サンキューえいすけ!」
えいすけ「どうせなら優斗、今度美佳先輩と奈々ちゃんも連れて来いよ。」
優斗「あ〜、聞いてみるわ。」
みさと「今度紹介してよ!優斗と先輩の子供を!」
こずえ「私も優斗の家族見たい!」
優斗「テンション高えな2人は・・・」
こうして優斗と大輝は、親友達と楽しい旅行を楽しんだのだった。
「END」
キャスト
相葉優斗:石井マーク
秋山大輝:下野紘
栗谷えいすけ:鈴木達央
野々崎みさと:鬼頭明里
大空いおり:茜屋日海夏
美作こずえ:上坂すみれ
遠山りん:茅野愛衣