NEW GAME! LEVEL UP!!   作:naogran

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番外編2話です。


9・5話「夫婦の愛って素晴らしいんですね」

ある土曜。青葉が旅行カバンを持って阿佐ケ谷駅で誰かを待っていた。そこに1台のCX-3が停まった。中から優斗が出て来た。

 

青葉「あ!」

 

優斗「お待たせ青葉さん!」

 

青葉が走って来た。

 

優斗「待たせてごめんね。」

 

青葉「いえ、とんでもありません。」

 

優斗「ありがとう。じゃあ行こうか。」

 

青葉「はい!」

 

 

 

 

旅行カバンを後部座席に置いて、助手席に青葉が乗って、運転席に優斗が乗って運転する。

 

優斗「今日から3連休だから都合良かった。両親から許可貰った?」

 

青葉「はい。お母さんは喜んで行ってらっしゃいって言ってました。でもお父さんはちょっと怒ってました。『青葉にはまだ早い!』って。」

 

優斗「早い?あ〜そう言う事かぁ。俺の事、青葉さんの恋人だと思ってたのかぁ。」

 

青葉「でも、優斗さんは既婚者だよって言ったら、『楽しんでおいで。』って許してくれました。」

 

優斗「面白い親父さんだね。もし俺が独身だったら許してくれなさそう。」

 

青葉「私、先輩の人の家にお邪魔するのは初めてなんです。」

 

優斗「そうなんだ。まぁこの間は銭湯で寝泊まりしたしね。それに青葉さんが家に来る事大輝に話したら怒ってたな〜。」

 

 

 

 

 

 

数日前の出来事。

 

大輝『この野郎。青葉ちゃんを取ろうとしてんのか?』

 

優斗『誰がそう言った。美佳さんが誘ってくれって言われたんだ。』

 

大輝『クソッタレ!』

 

優斗『今度変な言葉言うと口を縫い合わすぞ。』

 

大輝『お願いだ!まだ死にたくないよ!』

 

 

 

 

 

 

そして現在。

 

青葉「優斗さん、大輝さんに対して容赦ないですね・・・」

 

優斗「大輝は昔からああだからね。」

 

 

 

 

 

 

そして数分後。優斗と美佳の家に到着した。

 

優斗「着いたよ。」

 

青葉「素敵な家ですね〜!」

 

優斗「そうかな?」

 

車から降りて家に上がる。優斗と美佳の家は一戸建ての家。そこに美佳が出て来た。

 

美佳「青葉ちゃんいらっしゃい!来てくれてありがとう!」

 

優斗「美佳さんただいま。」

 

青葉「お、お邪魔します!」

 

美佳「良いのよそんなに緊張しなくても。ささ!上がって上がって!」

 

青葉「は、はい!」

 

 

 

 

 

 

リビングに入る。

 

美佳「ようこそ青葉ちゃん!我が家へ!」

 

青葉「あ、はい!あ、ありがとうございます。」

 

優斗「美佳さん、青葉さんちょっと戸惑ってるよ?青葉さん大丈夫?」

 

青葉「は、はい、美佳さんは本当に元気なお方なんですね。」

 

優斗「うん。・・・それに引き換え、何で大輝がここに居るんだ?」

 

そして何故か大輝が来ていた。

 

大輝「いやぁ〜実は美佳先輩から誘われて来ちまった。テヘペロ☆」

 

優斗「きめぇ。」

 

美佳「折角だから大輝君も誘って賑やかにしようと思ってね。」

 

優斗「そう言う事なら良いが。大輝、もし変な事したら追放するからな。」

 

大輝「任せろって。」

 

子猫「ニャ〜。」

 

すると何処からか子猫の鳴き声が聞こえた。

 

青葉「え?子猫の鳴き声?」

 

美佳「あの子起きたのね。おいで〜!」

 

猫用ケージを開けると茶色の子猫が出て、美佳の胸に飛び込んで来た。

 

青葉「わぁ!子猫だ!」

 

優斗「実は子猫飼ってるんだ。種類はスコティッシュフォールド。」

 

美佳「青葉ちゃん持ってみる?」

 

青葉「え?良いんですか?」

 

美佳「うん。この子人懐っこいから喜ぶよ。」

 

すると子猫が青葉に向かって飛び、青葉が見事キャッチした。子猫が青葉にスリスリした。

 

青葉「わぁ〜可愛いです!この子何て名前ですか?」

 

優斗「ユユだよ。美佳さんが名付けたの。」

 

美佳「猫可愛いでしょ?」

 

優斗「そうだね。見てるだけで和む。」

 

大輝「本当本当。子猫は癒しの切り札だしな。」

 

青葉「何時から猫飼ってるんですか?」

 

美佳「つい最近なの。この子捨て猫だったの。」

 

青葉「え!?捨て猫だったんですか?」

 

優斗「そうなんだよ。工事現場の近くのゴミ捨て場から発見したんだ。目立った外傷や障害が無くて良かったけど。」

 

青葉「酷いですよね・・・こんな可愛い子猫を捨てるなんて・・・」

 

優斗「やっぱり分かる?俺も子猫を捨てた奴許さないからね。」

 

大輝「もし会ったらボッコボコにしてやりてぇよ!」

 

優斗「見付けるの不可能に近いな。」

 

 

 

 

 

 

その後美佳がお茶を出した。

 

美佳「紅茶お待たせ。」

 

優斗「ありがとう。」

 

大輝「どうもです先輩。」

 

美佳「青葉ちゃんも。」

 

青葉「はい。頂きます。」

 

紅茶を啜る。

 

青葉「あ!この紅茶美味しいです!」

 

美佳「良かった〜!」

 

優斗「うん。やっぱり美佳さんが淹れる紅茶は美味いな。」

 

大輝「そうそう!先輩の紅茶は最高だな〜!」

 

青葉「あれ?美佳さん、前に会った時よりお腹が。」

 

以前会った時よりお腹が膨らんでる事に気付いた。

 

美佳「気付いた?私妊娠中なの。」

 

青葉「え!?妊娠!?」

 

美佳「そうなの。そろそろ子供が生まれそうなの。」

 

青葉「あ、だから子供用のおもちゃがあるんですね。」

 

リビングには子供用のおもちゃやベッドなど沢山あった。

 

優斗「そうそう。1ヶ月前に買ったからね。」

 

大輝「もうそんな時期になりましたね先輩。」

 

美佳「それで今は保育園をお休みしてるの。」

 

優斗「青葉さん、うちに結構ゲームあるけど見る?」

 

青葉「あ!見たいです!」

 

 

 

 

 

 

液晶テレビ50型フルハイビジョンの下にある棚からゲームを見せる。持ってるゲーム機はWiiとWii UとPS3とPS4。そしてスーパーファミコンとニンテンドー64までもある。

 

青葉「結構ゲームあるんですね。」

 

優斗「まあね。まずは俺が好きなゲームがこれだね。キングダムハーツシリーズとメタルギアシリーズ。」

 

キングダムハーツとメタルギアソリッドのゲームを見せる。

 

青葉「あ、キングダムハーツは昔やった事がありますけど、結構難しかったです。」

 

優斗「やった事あるの?」

 

青葉「はい。このメタルギアって言うゲーム知らないですね。」

 

優斗「メタルギアはステルスゲーム。つまり潜入をテーマにしたアクションゲームだよ。隠れながらステージを進むと言うアクションが堪らないんだよこれが。」

 

大輝「俺のバイオハザードも負けてられないぞ!」

 

優斗「何でバイオで張り合ってるんだ?」

 

美佳「こっちが私の好きなゲーム揃い。」

 

今度は美佳のゲームを見せる。

 

美佳「マリオとカービィだね。子供から大人まで大好きなゲームよ。」

 

青葉「あ!マリオとカービィなら今でもねねっちと遊んでます!」

 

美佳「後マリオパーティは何時も優斗君と楽しく遊んでるの。」

 

優斗「本当にマリオは面白くてさ。将来子供が出来たら一緒に遊びたいって言ってた。」

 

大輝「俺も早く子供が欲しいよ〜優斗ちゃ〜ん。」

 

優斗「何度も言わせんなよ。早く自分の彼女見付け出せよ。あ!そうそう。これもあった。」

 

取り出したのは、フェアリーズストーリー1と2。

 

青葉「あ!フェアリーズストーリー!」

 

優斗「本当に良いゲームだよこれ。2から俺と大輝が携わった。」

 

大輝「優斗のVFXと俺のCGが迫力あるぜ!」

 

優斗「おいキャラと背景とストーリーの迫力はどうした?」

 

 

 

 

 

 

その夕方、皆で夕飯を頂く。今回は餃子、焼売、小籠包、麻婆豆腐の中華料理フルコース。ユユもご飯を食べる。

 

美佳「青葉ちゃん沢山食べてね。私と優斗君の共同中華料理よ。」

 

青葉「はい!どれも美味しいです!」

 

美佳「良かった〜!」

 

優斗「どうだ大輝?俺と美佳さんの共同料理は。」

 

大輝「ガチ美味だぜ!これなら毎日食っても飽きないぜ!」

 

優斗「後でレシピ送るわ。」

 

大輝「サンキュー。」

 

美佳「ねえ青葉ちゃん。」

 

青葉「はい?」

 

美佳「聞きたい?」

 

青葉「何をですか?」

 

美佳「私と優斗君の出会いを。」

 

青葉「あ!今それを言おうと思ってました!聞きたいです!」

 

大輝「先輩!俺も聞きたいです!」

 

優斗「お前結婚式の時に聞いたろ。」

 

美佳「じゃあ話すわね。あれは高校時代の時だったの。私が学校へ行ってる途中に、中年男性が私をナンパして来たの。私は恐怖のあまり動けなかった。でもその時助けてくれたのは優斗君だった。私は助けてくれた優斗君に惚れたの。」

 

優斗「そうそう。その男は俺に喧嘩したがあっさり負けて『ナンパしてごめんなさい!』って深く反省したんだ。」

 

青葉「そうだったんですか。優斗さん凄いですね。」

 

優斗「あの時は助けたいと思ったから動いたんだ。」

 

美佳「それと私が優斗君に惚れたのはこれだけじゃなかったのよ。」

 

青葉「え?」

 

美佳「確か2年前だった頃、休みの時にパパが私と一緒にショッピングモールに行ってた時にね、パパが突然体調を崩したの。病院へ連れて行こうとしたけど、病院は遠かったの。私はあの時免許も車も無かったし、ママもこの時居なかったの。その時にたまたま優斗君と高校以来に会ったの。」

 

優斗「そして俺が事情を聞くと急いで親父さんと美佳さんを俺の車に乗せて病院へ連れて行ったんだ。」

 

美佳「そしてパパに胃癌が見付かった。でも早期発見だったから奇跡的に1週間で完治されたの。私のパパを救ってくれた優斗君に感謝しなきゃね。」

 

大輝「お前余程先輩が好きだったのか?」

 

優斗「いやあの時は本当に偶然だったんだ。」

 

青葉「優斗さん凄いですね。美佳さんのお父さんを助けてくれたなんて感動です!」

 

優斗「いやぁ、褒められると照れるよ青葉さん。」

 

美佳「そして私はその後パパに優斗君と結婚したいって話したら快く許してくれたの。」

 

優斗「その後美佳さんの親父さんから『娘を幸せにしてやってくれ。』って言われて結婚を勧めてくれたんだ。俺もその言葉を受けて去年に結婚したんだ。りんさんやコウさん、それにゆんさんやはじめさんやひふみさんやしずくさんやうみこさんやイーグルジャンプの皆も祝福してくれたんだ。」

 

青葉「それが切っ掛けだったんですね!でも途中に喧嘩とかありました?」

 

美佳「それは無い無い。私と優斗君は共に優しい性格で喧嘩とか無くてもう毎日幸せに過ごしてるの。」

 

優斗「何時も俺の弁当は美佳さんの愛妻弁当だしね。」

 

青葉「成る程。夫婦の愛って素晴らしいんですね。」

 

優斗「それと、何で大輝は泣いてんだお前?」

 

大輝「だってよ、全部感動するんだよ〜!」

 

優斗「お前本当涙脆いよな・・・」

 

 

 

 

 

 

そして夕飯を食べ終えた。

 

青葉「ご馳走様でした。」

 

美佳「お粗末様でした。」

 

大輝「ご馳走さん!食った食った〜!でも物足りん気がする。」

 

優斗「お前の胃はブラックホールかよ。」

 

美佳「あ!そろそろお風呂が入る頃ね。青葉ちゃん、一緒にお風呂入る?」

 

青葉「え!?私とですか!?」

 

美佳「そうだよ!秘密の花園で2人きりでお話しでもしましょうよ〜。」

 

青葉「あ!ちょっと美佳さ〜ん!」

 

美佳が青葉を連れて浴室へ向かう。

 

大輝「先輩!俺も同行しま〜ぐへあ!?」

 

そう言った瞬間優斗に殴られた。

 

優斗「俺達は待機だ。」

 

大輝「へぇ〜い・・・(待てよ?先輩と青葉ちゃんが入った後の浴室も良いかもな〜。)」

 

優斗「何て考えてねえだろうな?」

 

大輝「読まれた!?」

 

 

 

 

 

 

美佳と青葉が風呂に入ってる間、優斗はキングダムハーツ2ファイナルミックスをプレイしている。

 

優斗「そう言えば最近どうよ。CGの出来は。」

 

大輝「順調だぜ。お前はどうなんだ?」

 

優斗「お前と同じさ。爆発の加工も良い具合に出来上がってるぜ。」

 

大輝「このまま良い感じに出来上がったら良いゲームの完成も夢じゃねえな。」

 

優斗「まだ分からんぞ。最終マスターが成功しなきゃ発売中止になってお蔵入りになって俺達の苦労が徒労になるぞ。」

 

大輝「それだけは嫌だな・・・だが俺達で発売中止のフラグをゴミ箱に捨ててやるぜ!」

 

優斗「それが大きな大惨事を引き起こしそうな感じ。」

 

数分後に青葉と美佳が上がり、優斗と大輝の順に風呂に入った。

 

 

 

 

 

 

その夜。大輝が風呂に入ってる間、優斗と美佳がリビングで布団を敷いてた。

 

優斗「布団OK。」

 

青葉「ここで寝るんですか?」

 

美佳「寝床は何時もここなの。」

 

そこに大輝が風呂から上がった。

 

大輝「優斗〜上がったぞ〜。風呂も抜いたぞ〜。」

 

優斗「おうサンキュー。」

 

美佳「さてと青葉ちゃん、折角だから皆で一緒にマリオパーティやらない?」

 

大輝「お!良いっすね!やろうよ青葉ちゃん!」

 

青葉「私も?」

 

優斗「あはは。」

 

 

 

 

 

 

早速マリオパーティ5をWiiに入れてプレイする。1Pの美佳はマリオを選択。2Pの優斗はルイージを選択。3Pの青葉はピーチを選択。4Pの大輝はテレサを選択した。

 

 

 

 

ゲームの中。優斗はルイージコス。大輝はテレサになってる。美佳はマリオコス。青葉はピーチコス。

 

優斗「おお、俺ルイージコスチュームか。」

 

美佳「私はマリオね。青葉ちゃんのピーチ姿可愛いね。」

 

青葉「そ、そうですか?」

 

大輝「俺テレサそのものになってんな。」

 

優斗「結構似合ってんなお前。」

 

大輝「この姿でも良いな。ケケケ〜!」

 

美佳「負けないわよ〜!」

 

優斗「よっしゃ!」

 

青葉「頑張ります!」

 

大輝「勝っちゃるぜ!ケケケ!」

 

ミニゲームスタート。

 

 

 

 

最初はラッキーコインマシーン。

 

『スタート!』

 

美佳「はい!」

 

優斗「よっと!」

 

青葉「それ!」

 

大輝「どりゃ!」

 

結果は。マリオは1コイン。ルイージはドッスン。ピーチは30コイン。テレサはドッスン。

 

優斗「ぐえっ!」

 

大輝「ぶえっ!」

 

「フィニッシュ!」

 

マリオ・ピーチ勝ち。

 

美佳「やったー!勝ったー!」

 

青葉「やりました!」

 

 

 

 

ペンギンだいこうしん。

 

『スタート!』

 

4人が次々とペンギンを避けながら進む。

 

青葉「退いて下さ〜い!」

 

美佳「ごめんね、通して!」

 

優斗「この野郎通せ!」

 

大輝「退きやがれ!」

 

次第にペンギンが多くなり。

 

大輝「落ちた〜!」

 

美佳「あ〜!」

 

青葉「落ちちゃいました!」

 

『フィニッシュ!』

 

ルイージ勝ち。

 

優斗「おっしゃ〜!」

 

 

 

 

ギリギリワンワン。

 

『スタート!』

 

徐々にワンワンが近付く。最初に照らしたのはピーチ。記録9m。

 

青葉「あ、早過ぎちゃったかも・・・」

 

次に照らしたのはマリオ。記録は5m。

 

美佳「良い感じかな?」

 

そしてテレサはアウト。

 

大輝「ぎゃ〜!欲張り過ぎた〜!」

 

そして最後にルイージが照らした。記録は7m。

 

優斗「惜しい!」

 

『フィニッシュ!』

 

マリオ勝ち!

 

美佳「やった〜!また勝った〜!」

 

青葉「これ凄く楽しいですね!」

 

大輝「いてて〜・・・ワンワン強烈過ぎだろ・・・」

 

優斗「お前大丈夫か?」

 

 

 

 

フラワーガーデン。

 

『スタート!』

 

4人が落ちて来た花を多く取る。

 

『フィニッシュ!』

 

結果は、マリオ23。ルイージ25。ピーチ34。テレサ33。ピーチ勝ち。

 

青葉「あ!また勝ちました!」

 

美佳「青葉ちゃん強いね!」

 

青葉「そ、そうですか?」

 

大輝「今の所俺0勝・・・」

 

優斗「まあ後にラッキーが来るかも知れねえぞ?」

 

 

 

 

ころころペッタン。

 

美佳「じゃあ大輝君、鬼宜しくね〜。」

 

大輝「え〜!?」

 

優斗「ほいっと!」

 

青葉「それ!」

 

美佳「よっ!」

 

3人がでかいブロックに入った。

 

大輝「・・・先輩に言われたからやるしか無え!」

 

小さいブロックに入った。

 

テレサVSマリオ、ルイージ、ピーチ。

 

『スタート!』

 

大輝「助けてくれ〜〜!」

 

優斗「待てやこの野郎!」

 

青葉「大輝さん覚悟です〜!」

 

美佳「潰すわよ〜〜!」

 

だがテレサは華麗に避けながら逃げ回る。

 

優斗「くそ此奴!」

 

青葉「待って下さ〜い!」

 

美佳「速いよ大輝君!」

 

『フィニッシュ!』

 

テレサの勝ち。

 

大輝「よっしゃ〜!初勝利獲得!」

 

優斗「やるなお前。」

 

大輝「何せ俺ドッジボールでは回避のプロとも呼ばれてたからな!」

 

青葉「そうなんですか?」

 

優斗「自称だけど。」

 

 

 

 

UFOでつかまえろ。ルイージVSマリオ、ピーチ、テレサ。

 

『スタート!』

 

優斗「逃げろ逃げろ!」

 

美佳「優斗君大人しくしなさ〜い!」

 

大輝「逃げても無駄だぜ優斗〜!」

 

青葉「優斗さん捕まえちゃいますよ〜!」

 

そして遂に。

 

優斗「あ〜捕まっちゃった〜!」

 

『フィニッシュ!』

 

マリオ、ピーチ、テレサ勝ち。

 

大輝「やったぜ〜!また勝ったぜ〜!」

 

 

 

 

ボムへいどうかせん。マリオ、ピーチVSルイージ、テレサ。

 

美佳「さぁ〜優斗君大輝君!私と青葉ちゃん組の対決よ〜!」

 

青葉「勝負です!」

 

優斗「望む所だよ!」

 

大輝「負けへんで〜!」

 

『スタート!』

 

優斗「おい大輝そっち消してくれ!」

 

大輝「任せろ!」

 

ルイージとテレサは余裕で火を消し続ける。

 

青葉「美佳さんそっちを頼みます!」

 

美佳「任せて青葉ちゃん!」

 

マリオとピーチも余裕で消し続ける。そして後半になると。

 

美佳「青葉ちゃんそっち大丈夫?」

 

青葉「大丈夫です!」

 

優斗「おい大輝そっち消してねえぞ!」

 

大輝「あーしまったー!!待ってくれー!」

 

優斗・大輝「ぎゃああああ!!!」

 

ルイージとテレサが負けた。マリオ、ピーチ勝ち。

 

美佳「やったね青葉ちゃん!」

 

青葉「ふぅ〜。危機一髪でした〜。」

 

 

 

 

たたいてハンマー。

 

『スタート!』

 

4人が必死にハンマーを叩く。

 

美佳「うお〜〜〜!!」

 

青葉「お〜〜〜〜!!」

 

優斗「どららららら!!」

 

大輝「おりゃりゃりゃりゃ!!」

 

結果。マリオ、ピーチは171。ルイージ、テレサは256。ルイージ、テレサ勝ち。

 

優斗「勝った・・・」

 

大輝「体疲れる・・・」

 

青葉「2人共凄いですね・・・」

 

美佳「やっぱり連打は苦手だな〜私・・・」

 

 

 

 

そろってスロット。

 

『スタート!』

 

4人がブロックを叩く。

 

『フィニッシュ!』

 

結果。マリオ100点。ルイージ70点。ピーチ100点。テレサ0点。マリオ、ピーチ勝ち。

 

美佳「勝った〜!」

 

青葉「偶然ですね!」

 

優斗「また負けたか。」

 

大輝「俺揃ってね〜・・・そうだ優斗!デュエルミニゲームで勝負しようぜ!」

 

優斗「お!良いだろう!」

 

 

 

 

ギリギリカウントダウン。大輝がマリオコスになった。

 

『スタート!』

 

風船に空気が入れられて徐々に大きくなっていき、タイムが迫って来る。

 

優斗・大輝「せーの!」

 

同時にカウントダウンをストップした。マリオ0,4秒。ルイージ0,39秒。

 

『フィニッシュ!』

 

大輝「うそ〜ん!」

 

ルイージ勝ち。

 

優斗「ギリギリだったな。」

 

青葉「優斗さんと大輝さん熱心ですね・・・」

 

美佳「2人は対戦になると凄く燃えるのよ?」

 

 

 

 

うえからブロック。

 

『スタート!』

 

最初はYブロック。

 

優斗「よっと。」

 

大輝「余裕余裕。」

 

次はBブロック。

 

優斗「おっと。」

 

大輝「これも余裕。」

 

次はXブロック。

 

優斗「うおっ!」

 

大輝「腕が!」

 

そして次はRブロック。

 

優斗「ちょ!?」

 

大輝「ちょ、ちょっと待って!」

 

そして今度はLブロック。

 

優斗「重過ぎる!」

 

大輝「だが負けるか!」

 

しかしマリオが負けた。ルイージ勝ち。

 

優斗「腕痛って〜!」

 

大輝「無理だろこれ・・・」

 

 

 

 

えらんでロープ。

 

『スタート!』

 

優斗「これだ!」

 

大輝「俺これ!」

 

マリオは左のロープ、ルイージは真ん中のロープを選んで引く。

 

優斗「ぐへ!」

 

ルイージは重り、マリオが紙吹雪。マリオ勝ち。

 

大輝「よっしゃ勝った〜!」

 

 

 

 

がんばってもダメなのだ。大輝がテレサに戻り、青葉と青葉が戻って来た。

 

『スタート!』

 

美佳「逃げて逃げて!」

 

青葉「あわわわわ!」

 

優斗「ちょちょちょ!」

 

大輝「当たるな当たるな!」

 

そして。

 

美佳「危ない!」

 

青葉「きゃ!」

 

優斗「よっと!」

 

大輝「あちゃちゃちゃ!」

 

ピーチとテレサが火の粉に当たってアウト。

 

『フィニッシュ!』

 

美佳「青葉ちゃん大丈夫?」

 

青葉「熱いです・・・」

 

大輝「負けた・・・」

 

優斗「此奴は影を見れば回避出来るんだよ。」

 

 

 

 

次はかんがえてもムダなのだ。

 

『スタート!』

 

大輝「なぁ試しに全員同じ壺入ろうぜ?」

 

美佳「一緒の?」

 

優斗「それ負けフラグ立てまくりだろ。」

 

大輝「負けても良いから早く。皆Xを選べ〜!」

 

青葉「あ、はい!」

 

優斗「仕方無え!」

 

美佳「待って〜!」

 

全員Xの壺に入った。クッパが壺を選ぶ。まずはAの壺にブレスした。今度はBの壺をブレスした。

 

『フィニッシュ!』

 

青葉「皆さん勝ちました。」

 

大輝「ほらな。」

 

優斗「フラグが折れたな。」

 

美佳「大輝君冴えてる〜!クッパごめんね〜!」

 

その後もミニゲームを楽しむ4人。

 

 

 

 

 

 

そして相葉家。

 

美佳「ふぅ〜。楽しかったわ〜。」

 

青葉「私も楽しかったです。こんなにはしゃいだのは久し振りでした。」

 

優斗「大輝お前汗掻き過ぎだろ・・・」

 

大輝「ハァ・・・ハァ・・・燃え過ぎた・・・タオル何処だ・・・?」

 

優斗「ほれ。」

 

タオルで汗を拭く。

 

青葉「凄い汗ですね大輝さん・・・」

 

大輝「ふぅ〜、しかしやり過ぎて眠気が・・・」

 

美佳「じゃあそろそろ寝ましょうか。おやすみなさい。」

 

青葉「おやすみなさい。」

 

優斗「おやすみ。」

 

大輝「おやすみです〜。」

 

電気を消して寝る準備に入る。青葉は美佳の左。優斗と大輝は個別の布団に入って寝る。ユユは青葉と美佳の間に入って寝る。

 

 

 

 

 

 

そして翌朝7時30分。青葉が目を覚ます。

 

青葉「ふわぁ〜・・・もう朝・・・?」

 

台所を見ると、優斗と美佳が朝食作っていた。

 

青葉「おはようございます・・・」

 

優斗「あ!青葉さん起きた?」

 

美佳「おはよう青葉ちゃん。」

 

優斗「大輝は?」

 

青葉「まだ寝てます。」

 

そして大輝は爆睡中だった。

 

美佳「そろそろ朝食が出来るから待っててね。優斗君、大輝君を起こして。」

 

優斗「分かった。」

 

そして寝てる大輝の方へ寄った。

 

優斗「おい大輝起きろ。」

 

大輝「zzzz・・・・」

 

優斗「おい起きろこの野郎。」

 

大輝「zzzz・・・・」

 

優斗「完全に絶賛熟睡中だな。こうなったら、美佳さんあれ。」

 

美佳「うん。」

 

すると美佳が優斗にある物を渡した。そして優斗はそれを大輝の口に突っ込んだ。すると大輝が一瞬にして目を開けた。

 

大輝「不味ーーーーー!!!」

 

優斗「起きたか。」

 

大輝「お前何しやがった!?」

 

優斗「お前が起きないからトマトを食わせた。」

 

大輝「がーーー!!お前俺がトマト嫌いだって知ってるだろ!」

 

優斗「起きないお前が悪いだろ。」

 

青葉「美佳さん、大輝さん起きましたよ?」

 

美佳「ありがとうね。皆朝食出来たわよ〜。」

 

 

 

 

 

 

その後朝食を食べる。今日はトーストとスクランブルエッグとサラダ。

 

大輝「朝から飯が生々しくなった・・・」

 

優斗「お気の毒。」

 

大輝「てめぇ・・・」

 

青葉「大輝さん大丈夫ですか?」

 

大輝「ありがとう青葉ちゃん!君は優しいね〜!」

 

青葉「あ、はい。」

 

美佳「朝から賑やかで良いわね〜。」

 

優斗「殆ど大輝が賑やかにさせてるしな。」

 

 

 

 

 

 

その後朝8時になり、朝食を食べ終えて優斗が皿洗いしてる。青葉と美佳は大輝がプレイしているスーパーマリオRPGを見てる。

 

青葉「この人の会話速いですね。」

 

大輝「これ早口で言える人居るんかいな?」

 

美佳「多分居ないでしょ?」

 

大輝「よっしゃ!ひまんパタこうらゲット!」

 

優斗「おい俺のデータで進むなよ。」

 

大輝「さっきのトマトのお返しだよ〜。」

 

全員が笑う。するとその時。

 

美佳「う・・・!」

 

突然美佳が苦しむ。

 

青葉「美佳さん!?」

 

大輝「先輩!?」

 

優斗「え!?美佳さん!?」

 

美佳「じ・・・陣痛が!」

 

優斗「陣痛!?大輝!美佳さんを車に乗せてくれ!」

 

大輝「わ、分かった!」

 

青葉「美佳さん大丈夫ですか!?」

 

美佳を急いで車に乗せる。大輝と青葉が後ろの座席に乗り、優斗が運転席に乗って病院へ直行する。

 

 

 

 

 

 

病院では美佳が大部屋に入って、優斗と大輝と青葉は廊下で待機してる。

 

青葉「美佳さんまさか・・・」

 

優斗「陣痛が来たって事は、念願の出産だ。」

 

大輝「やっとお前と先輩の間に子供が生まれるのか。」

 

優斗「あぁ〜・・・緊張する・・・」

 

青葉「わ、私も緊張しています・・・」

 

大輝「俺も・・・」

 

そして、遂にその時が。

 

赤ちゃん「おぎゃ〜〜〜!!」

 

優斗「はっ!」

 

青葉「あっ!」

 

大輝「おっ!」

 

遂に子供が生まれた。

 

 

 

 

 

部屋に入ると美佳がベッドで横になっていた。

 

優斗「美佳さん。」

 

青葉「美佳さん。」

 

大輝「先輩。」

 

美佳「優斗君、青葉ちゃん、大輝君。」

 

優斗「赤ちゃんは?」

 

美佳「私の横に居るわよ。」

 

横に小さなベッドがあり、そこに赤ん坊が寝ていた。

 

優斗「お・・・!」

 

大輝「お〜!」

 

青葉「わぁ〜!」

 

美佳「喜んで優斗君。元気な女の子だよ。」

 

優斗「女の子!願いが叶ったね美佳さん!」

 

美佳「うん!」

 

生まれた子供は女の子だった。

 

大輝「可愛い女の子だ〜!」

 

青葉「大輝さんちょっと静かにして下さい。」

 

大輝「おっと、ごめんごめん。」

 

青葉「私この出来事初めて見ました。感動しました!」

 

優斗「青葉さん、また良い物見れて良かったね。」

 

大輝「なあ優斗、お前と先輩の子供に名前付けねえのか?」

 

美佳「そうよ名前だわ!優斗君決めてくれる?」

 

優斗「俺が?う〜んそうだな・・・ん?」

 

すると優斗は外を見た。中庭で看護婦が水やりをしていて、水で虹が現れてた。すると優斗が名前が浮かんだ。

 

優斗「この子の名前は奈々だ。」

 

美佳「奈々?」

 

優斗「そう。ずっと家族を虹色に輝かせてくれるだろうと言う意味で名付けたんだ。」

 

美佳「良いわね奈々!可愛い名前だわ!」

 

青葉「私も賛成です!」

 

大輝「お前らしい考えだ。良い名前だな。」

 

優斗「ああ。お嬢さん、君の名前は奈々だよ。」

 

こうして優斗と美佳の間に女の子が生まれ、奈々と名付けた。

 

 

 

 

 

数日後のイーグルジャンプ。優斗が社内のカフェで弁当を食べてると。

 

りん「優斗君。」

 

優斗「あ、りんさん。」

 

そこにりんが優斗の方に来た。

 

りん「青葉ちゃんから聞いたわよ。出産おめでとう。」

 

優斗「ありがとうございますりんさん。この話コウさん何て言ってました?」

 

りん「コウちゃん凄く驚いてたわよ。」

 

 

 

 

コウ『嘘!?子供生まれたの!?』

 

 

 

 

優斗「そうなりますよね。青葉さんに昼まで内緒にしていてねって頼んでましたからね。他の皆はどんな反応してました?」

 

りん「皆も驚いてたわよ。」

 

優斗「あはは。」

 

りん「それで子供は男の子?女の子?」

 

優斗「女の子です。名前は奈々って言って、俺が名付けたんです。スマホに奈々の写真があるんです。」

 

スマホのギャラリーから、奈々の写真を見せた。

 

りん「あら可愛い!優斗君、これから子育ても頑張ってね。」

 

優斗「勿論です。子供を育てるのも親の仕事ですから。」

 

オフィスに戻ると、社員達から出産祝いが殺到した。

 

 

 

 

 

 

その日の夜、優斗が父親と電話していた。

 

優斗の父『そうか。お前と美佳さんの子供が生まれたのか。』

 

優斗「ああ。しかも女の子だ。名前は奈々。美佳さん喜んでたぜ。」

 

優斗の父『早いもんだな。もうお祖父ちゃんになったのか私達は。』

 

優斗「どうだ親父?孫が出来た気分は。」

 

優斗の父『最高の気分だ。今度是非顔を見せてくれよな。』

 

優斗「来てくれよ。可愛くてメロメロになるかもだぞ?」

 

優斗の父『おいおい。優斗、仕事も大事だけど子育てもしっかりな。』

 

優斗「承知してる。今の美佳さん、凄く嬉しそうだ。」

 

そして美佳は、奈々に乳を飲ませてる。

 

美佳「奈々、ママとパパが一生懸命育ててあげるね。」

 

子供が生まれてとても満足の優斗と美佳であった。

 

「END」




         キャスト

      涼風青葉:高田憂希

      相葉優斗:石井マーク

      秋山大輝:下野紘

      相葉美佳:榎本温子

      八神コウ:日笠陽子
      遠山りん:茅野愛衣

      優斗の父:浜田治貴

と言う訳で番外編全2話終えました。急展開として優斗と美佳の子供を誕生させました。

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