絶望を希望に変える指輪の魔法使い《リメイク》 作:アスハラ
《町の広場》
〈朝〉
ドン!
女性
「いったい!ちょっと何処見てんのよ!」
女性はぶつかった誰かに怒鳴るが・・・・。
虎?
「カァァァァ!」
女性
「キャアァァァァ!」
男性
「ウ、ウワァァァァ!何だあの集団!」
覆面
「イー!」
イカ?
「ゲソゲソ!さあ!暴れろ暴れろ!“スペースショッカー”の戦闘員と怪人達よ!」
怪人達
『ガアァァァァ!』
男性達
『に、逃げろー!』
女性達
『ヒ、ヒイィィィィ!』
イカ?
「さあ、現れろ指輪の魔法使いウィザード!」
謎の怪人が人々を襲い始め何故かウィザードを狙っている。
《ジェイル・スカリエッティ研究所/信の部屋》
打鉄を研究所内を案内夜も遅かったし晩御飯が出来た為中断した。
信、打鉄
『zzz』
信の部屋には、打鉄が一緒に寝ている。打鉄が「一緒に寝てほしい」といわれ信は一緒に寝てあげた。
ドンドン!
信
「zzZ」
ウーノ
『信君起きて!』
信
「んが?」
ガチャ!
信
「フワァァァァ!どうしたのウーノ姉さん?」
ウーノ
「信君テレビ見て!ファントムじゃない変な連中が町で暴れているのよ!」
信
「何!?」
バタバタ!
信はウーノに言われ慌てて居間に向かった。
打鉄
「ファレ?信?」
《ジェイル・スカリエッティ研究所/居間》
アナウンサー
『一体あれは何でしょう謎の集団が人々を襲っております!』
信
「こいつら確かにファントムじゃないな何者だ?」
ジェイル
「まさかあの“老人”が言っていた・・・・。」
老人
『地球に大いなる驚異が現れます。ウィザードはこの驚異と戦える唯一の希望です。』
信
「あの老人は目を覚ましたの?」
ウーノ
「いいえ、あの老人はかなりの疲労であの警告を言った後深い眠りについたのよ。」
信
「あ~そうだった。あの老人一体・・・・。」
ウーノ
「でも、時々ご老人魘されているの。確か“士君”“夏海”って言ってたは・・・・。」
信
「そうかあの老人・・・・。」
ジェイル
「信君何か分かったのかい?」
信
「あの老人も失ったんじゃないかな?まあ、あの老人はこの怪人達に奪われたようだけどね。」
ジェイル
「信君・・・・。」
イカ?
『ゲソゲソ~それ日本中の人間が見ているゲソか?』
アナウンサー
『う、ウワァァァァ!』
ガシッ!
イカ?
『おっと逃がさないゲソ~。指輪の魔法使いウィザード見ているゲソか?』
信
「カメラ奪いやがったな・・・・何者だ一体?」
イカ?
『ゲソゲソ~我々の名は“スペースショッカー”指輪の魔法使いウィザード今すぐ我々の元に来るのだ来なければ今は人間達を痛め付けているだけだが・・・・後は分かるゲソな?』
信
「・・・・・。」
カチャ!
ウィザード・ドライバー
『ドレスアップ・プリーズ!』
バサァ
ドレスアップリングでパジャマから私服に変わった。
ジェイル
「・・・・行くのかい?」
信
「ああ、次いでに転送装置も起動させといてミノタウロスファントムが動いたらIS学園にリニスと“アルフ”と“ザフィーラ”に行ってもらうから・・・・。」
ジェイル
「分かった。気よ付けてね?」
信
「おう。」
ガチャ!
信はジェイル達と別れた。
ドラゴン
『信、キツい戦いになるな“奴”を呼んでおくか?』
信
「ああ、出来ればそうしてくれ。」
ドラゴン
『分かった。』
打鉄
「信?何処に行くんだ?」
信
「ちょっと朝の散歩だよ。」
打鉄
「私も・・・・。」
信
「悪いけど此処で待ってな。」
打鉄
「え、でも・・・・。」
信
「ジェイルと一緒にテレビ見て俺の活躍でも見てな。」
打鉄
「テレビで活躍?どういう事?」
信
「悪いが急いでんだまた後でな!」
ガチャ!
信は、打鉄と別れた。
打鉄
「な、何だよ一体?」
ポン!
ウーノ
「打鉄ちゃん、朝御飯出来ているから食べててね!」
打鉄
「う、うん。」
ウーノは打鉄に伝えた後慌てて打鉄の前から去った。
《面影堂》
ガチャ!
女性
「ん?おはよう信。珍しいな研究所から面影堂に来るなんてどうしたの?」
信
「詳しい事はテレビ見ててトーレ姉さん。」
信に声を掛けたのは青髪女性のトーレ。この人も信は姉と慕っている信に格闘を教えている。
トーレ
「あ、ああ、分かった。」
ガチャ,バタン!
ウィザード・ドライバー
『コネクト・プリーズ!』
ブォ,ブォーン!
信は、コネクトリングでマシンウィンガーを出しスペースショッカーの待つ町の広場に向かった。
《町の広場》
イカ?
「ゲソゲソ~奴が来ないゲソね~。」
虎?
「奴が来なかった場合は?」
イカ?
「決まっているゲソ。周りにいる人間を殺せ。」
虎?
「了解。ショッカー戦闘員此処にいる人間を殺せ!」
ショッカー戦闘員達
『イー!』
男性
「た、助けてくれー!」
女性
「イヤー!」
スペースショッカー戦闘員は広場にいる人間を殺そうとしたが・・・・。
ドキュ,ドキューン
ショッカー戦闘員達
『イ゙ー!』
イカ?
「何だゲソ?」
ブォーン!
ドキュ,ドキューン!
虎?
「グワ!」
イカ?
「ゲソー!」
サボテン?
「グオ!」
さそり?
「ギャ!」
ギャルルルル!
ドカドカドカドカ!
ショッカー戦闘員達
『イ゙ー!』
キキィー!
信
「決まった?」
ドラゴン
『決まったぞ。』
信は、マシンウィンガーをスライドさせ戦闘員達を吹き飛ばした。
信
「さて、ん~とイカと虎とサボテンとさそり見たいな奴等スペースショッカーだっけ?」
スペースイカデビル
「その通りゲソ俺の名はスペースイカデビルそして此方は!」
ハサミジャガー
「俺は、ハサミジャガーだ。」
サボテングロン
「俺は、サボテングロンだ。」
サソリ男
「俺は、サソリ男だ。」
信
「あっそ。まあ、こんな朝っぱらから俺を呼び出すなんて最悪だ今、お前等に構っている暇ないんだけどね。」
スペースイカデビル
「ゲソゲソ~ミノタウロスファントムの事ゲソね~」
信
「何だファントムとスペースショッカーが手を組んだのか?」
スペースイカデビル
「その通りゲソファントムはスペースショッカーと手を組んだゲソよ今頃ミノタウロスファントムがIS学園を襲っているゲソよ~。」
《IS学園/校内》
ガシャァァァァン!
ミノタウロスファントム
「ブオォォォォ!グール共暴れろー!」
グール達
『カァァァァ!』
IS生徒1
「キャアァァァァ!」
IS学園2
「た、助けてー!」
山田教員
「お、織斑先生!シグナム先生!ファントムが出ました!」
シグナム教員
「チッ!山田先生生徒達をシェルターに避難させて下さい!ファントムとはなるべく戦闘を避けて生徒の命を最優先に・・・・。」
織斑教員
「その必要はない!」
シグナム教員
「織斑先生・・・・。」
織斑教員
「我々にはISがあるファントムなど恐るるに足らん!」
シグナム教員
「何故そう言いきれるんですか?」
織斑教員
「我々は戦闘のプロだ生徒と違い我々だとファントムを倒せる。」
シグナム教員
「軽率な行動は控えた方がいいですよ。」
織斑教員
「何処が軽率ですか?」
シグナム、山田、その他教員
『(この人ダメだ。)』
織斑教員
「では、シグナム先生は生徒の避難させて下さい私達だけで奴等を撃退します。よし、お前達私に付いてこい!」
織斑教員派達
『はい!千冬様!』
織斑教員は、織斑教員派を連れて行った。
シグナム
「はあ~考えもなしに特効してもファントムには通じないと何故分からないんだ・・・・。」
IS教員
「心中お察ししますよシグナム先生。」
シグナム
「はあ、ありがとうございますドゥーエ先生。」
ドゥーエ
「いえいえ、私は織斑先生嫌いですからね~」
シグナム、山田教員
『え?』
ドゥーエ
「以外でした?」
山田教員
「え、ええ。」
ドゥーエ
「まあ、今はあの人達は放っといて生徒達を避難させましょう・・・・指輪の魔法使いの青年は今は来れないし。」
シグナム教員
「え?ドゥーエ先生それはどういう・・・・。」
IS教員
「こういう事よ。」
パチ!
パ!
信
『ハア!』
ズバァ!
ショッカー戦闘員
『イ゙ー!』
信
「楽勝。」
丸眼鏡で茶髪のIS教員はテレビをつけてシグナム教員達は信がファントムじゃない何かと戦っていた。
山田教員
「シ、シグナム先生これじゃあ操真君此処に来れませんよ!?」
シグナム教員
「ク!」
IS教員
「大丈夫ですよあの指輪の魔法使いの青年は必ず来てくれますよ。」
シグナム教員
「クアットロ先生?」
クアットロ教員
「今、私達は生徒達をシェルターに避難させる事だけを考えたらいいんですよ。彼が来たら戦いやすいようにしないと行けませんよ。」
シグナム教員
「そうですね・・・・では、此処にいる先生達は生徒達をシェルターに避難させる事だけを考えて下さい!」
山田教員達
『分かりました!』
ガラッ!
ドゥーエ教員
「さて、急ぐわよクアットロ先生?」
クアットロ教員
「そうねドゥーエ先生信が戦いやすいようにしないとね。」
ドゥーエ教員
「全く信の頼みじゃなかったら此処には来なかったわよ。」
クアットロ教員
「私は信の新しいトレーニングマシーン作ったりしたかったな~。」
ドゥーエ教員
「まあ、私達は私達で出来る事やるわよ!」
クアットロ教員
「そうね!」
次回に続きます。