絶望を希望に変える指輪の魔法使い《リメイク》   作:アスハラ

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はい、お待たせしました今回も千冬ファンの方々申し訳ありません。分けわかんないと思いますがなるべくご了承下さい。では、どうぞ。


尋問?イヤイヤ!拷問でしょ!?

《IS学園/尋問室》

 

ドカ!バキ!ドガ!

 

ガシャァァァァン!

 

織斑教員

「どうだ!喋る気になったか!?」

 

「い、いや、あの・・・・。」

 

バキ!

 

織斑教員

「誰が喋れといった!」

 

「理不尽な・・・・。」

 

前回、IS学園に出現したミノタウロスファントムを操真 信がウィザードに変身しミノタウロスファントムと戦いミノタウロスファントムを退かせたが織斑教員率いるIS部隊に信は、囲まれ信は、あっさり捕まり尋問室にいるが何故か織斑教員に殴られていた。

 

織斑教員

「フッ、どうした?抵抗しても構わんぞ?」

 

ドラゴン

『良し、信、ムートンショットのキックコースを殺れ。』(⌒‐⌒)

 

「(無茶言うな監視カメラがあるんだぞ!それに・・・・まだ、此処にミノタウロスファントムがいるんだろ?)」

 

ドラゴン

『ああ、いるが黙って殴られているより良いだろ?』

 

「(こんなパンチで俺にダメージがあると思っているのか?)」

 

ドラゴン

『まあ、それは、そうだが・・・・さっきからやられっぱなしではないか・・・・。』

 

「(しょうがないだろ?この女理不尽過ぎるんだよ!喋ろうとしたら殴る。喋らなかったら殴るんだからね。)」

 

バキ!

 

織斑教員

「何故喋らん!?」

 

「あ、あんた、俺に何か聞きたいから俺を尋問しようとしているのにこれじゃあ拷問じゃねえかよ。」

 

織斑教員

「拷問じゃない尋問だ!」

 

「あんた、頭大丈夫か?」

 

織斑教員

「私は、正常だ!」

 

ドカ!

 

「ゲフッ!」

 

信は、腹を殴られた。

 

ドラゴン

『この女自分は偉いとか言っているようなものだな。』

 

織斑教員

「さて、本題だ貴様あの怪人とグルだとハイかYESで答えろ!」

 

グリ!

 

織斑教員は、信の顔に足を乗せた。

 

「の、NOだ。」

 

バキ!

 

織斑教員

「NOなどないハイかYESだ。」

 

「(な、何だか初めて同じ人間に対して殺意が出るんだが・・・・。)」ピクピク!

 

ドラゴン

『あ~それは我もだ・・・・誰か来るぞ?』

 

バァァァァン!

 

???

「織斑先・・・・信!?」

 

織斑教員

「これは、シグナム先生調度良かった。」

 

尋問室に入って来た人物はシグナム教員だった。

 

シグナム教員

「織斑先生一体何をしている!?」

 

織斑教員

「何とは愚問ですね尋問ですよ?」

 

シグナム教員

「何処がだ!?山田先生!信を医務室に早く連れて行ってください!手錠は外して下さい責任は私が取ります!」

 

山田教員

「は、はい!?」

 

織斑教員

「摩耶!?勝手な事をするなそいつの尋問はまだ終わっていない!」

 

山田教員

「ヒッ!」ビクッ!

 

シグナム教員

「山田先生・・・・。」

 

「シグナムさんと山田さん大丈夫ですよ?」

 

山田教員

「え?」

 

「せ~の!」

 

バキィン!

 

「フィ~あ~肩こった~」コキコキ!

 

信は、手錠を引きちぎった。

 

カチャ!

 

ウィザード・ドライバー

『ヒーリング・プリーズ!』

 

パァァァァ!

 

「あ~治った。」

 

カチャ!

 

ウィザード・ドライバー

『キャンサー・プリーズ!』

 

「ホイっと。」

 

カチャン

 

キャンサー

『キシャァ!』

 

「悪いけどキャンサー、この手錠切ってくれない?」

 

キャンサー

『キシャッ!』

 

パキン!

 

「ありがとうキャンサー。」

 

信は、ヒーリングリングで傷を治し今度は指輪を変えてカニのプラモが表れ指輪をカニの甲羅に嵌めてカニのプラモは動き引きちぎった手錠をキャンサーに切らせた。

 

織斑教員

「この化け物めやはり貴様はあの怪人と同じ化け物だなこれではっきりしたぞ!?」

 

山田教員

「お、織斑先生そんな言い方・・・・。」

 

「いやいや、山田さん、その人の言った通りですよ?」

 

山田教員

「え?」

 

シグナム教員

「信、何を言っているんだ?」

 

「俺は、あの、ミノタウロスファントムと同じ化け物何ですよ。まあ、出来損ないですが・・・・。」

 

シグナム教員

「出来損ない?・・・・!?まさか!」

 

「お察しの通りあの“集団行方不明事件”で俺は、半分人間半分ファントムの血が混ざっているんですよ。」

 

シグナム教員

「ファントム?」

 

「ファントムとは、人間の深い絶望から生まれた存在です。まあ、元わといえばISが出来たせいでファントムが誕生したんですがね。」

 

山田教員

「あ、あの、私からも質問良いですか?」

 

「どうぞ?」

 

山田教員

「あの、ミノタウロスファントムは人間何ですか?」

 

「ええ、正確には“元人間”ですがね。」

 

シグナム教員

「“元人間”だと?」

 

「彼奴等ファントムは人間の体を使いある上級ファントムの指示があるまで人間社会に紛れ込むんですよ。」

 

シグナム教員

「どうやって信も含めその集団がファントムになったんだ?」

 

「すいませんがまだ、その先は話せません・・・・。」

 

信は、顔を暗くさせた・・・・。

 

シグナム教員

「・・・・すまない、思い出したくもなさそうだな・・・・唯でさえ晴人さんとコヨミさんの事があるのにな・・・・。」

 

「気にしないで下さいシグナムさん。すいませんがもう良いですか?久しぶりに父さんと母さんに会いたいので・・・・。」

 

シグナム教員

「ああ、構わない。」

 

織斑教員

「な!?八神先生!?」

 

シグナム教員

「責任は私が取ると言った筈だが織斑先生?」ギロ!

 

織斑教員

「!?」

 

シグナム教員

「山田先生もそれで良いですか?」

 

山田教員

「あ、はい、私は構いません・・・・此方が恩を仇で返してしまいましたから・・・・。」

 

「ありがとうございます。シグナムさん、山田さん。」

 

信は、二人に頭を下げた。

 

山田教員

「いえいえ、いいんですよ、生徒を助けてくれたお礼です。」

 

シグナム教員

「所で信、このIS学園に“高町 なのは”“アリシア・テスタロッサ”“フェイト・テスタロッサ”“八神 はやて”“アリサ・バニングス”“月村 すずか”がいるんだが晴人さんとコヨミさんに会う前に会って来たらどうだ?」

 

「すいませんが、俺は、部外者何で今は、会えませんが何れ会いに行くと伝えてもらえませんかね?」

 

シグナム教員

「はあ、分かった・・・・信、携帯は持っているか?」

 

「ええ、持っていますよスマホですがね。」

 

シグナム教員

「あのミノタウロスファントムがまた来た時に連絡をしたいんだが構わないか?」

 

「構いませんが・・・・。」

 

織斑教員

「こんな得体の知れん奴の力など借りる必要などない!ISで奴等を始末すればいいんだ!」

 

「・・・・と言ってますが。」

 

シグナム教員

「無視しろ私が許す。」

 

「あ、はい、どうぞ。」

 

信は、スマホをシグナムに預けた。

 

シグナム教員

「感謝する・・・・信、久しぶりに会えて良かったぞ。」

 

「・・・・俺もです。それじゃあ、シグナムさんと山田さん何れまた会いましょうね。ミノタウロスファントムが出たら直ぐに電話して下さい。」

 

シグナム教員

「ああ、分かった。」

 

山田教員

「あ、あの、色々ありがとうございました。」

 

織斑教員

「ま、待て!?」

 

ウィザード・ドライバー

『テレポート・プリーズ!』

 

パァァァァ!

 

信は、テレポートリングで尋問室から姿を消した。

 

織斑教員

「クッ!八神先生何故奴を逃がしたのです!」

 

シグナム教員

「責任は私が取ると言った筈だが織斑先生?」

 

織斑教員

「チッ!」

 

バァァァァン!

 

織斑教員は、尋問室から出た。

 

シグナム教員

「はあ、山田先生申し訳ない、こんな事に付き合わせてしまって・・・・。」

 

山田教員

「いえいえ、いいんですよ。所でその晴人さんとコヨミさんと言う方は操真君のご両親ですか?」

 

シグナム教員

「そうだ晴人さんとコヨミさんは信の忘れ形見だ。」

 

山田教員

「忘れ形見?」

 

シグナム教員

「もう、あの二人はこの世にいないという事です・・・・。」

 

山田教員

「す、すみません、不謹慎でした。」

 

シグナム教員

「構いません。(あの、忌わしき“白騎士”さえ現れなければ・・・・。)」ギリ!

 

シグナム教員は、山田教員に聞こえないようゆ歯ぎしりをした・・・・。

 

 

 

 

 

《???》

 

ミノタウロスファントム

「フッ、次に奴が現れればこれを使ってウィザードを倒してやる!」

 

 

 

《海鳴市/墓地》

 

〈操真家の墓〉

 

「一年ぶりかな父さん、母さん・・・・久しぶりだね。」

 

ドラゴン

『随分とキレイにされているな・・・・。』

 

「多分高町家の人達がやってくれたんだろ?」

 

ドラゴン

『信、良かったのか?』

 

「何が?」

 

ドラゴン

『織斑 千冬だ。奴は白騎士だぞ?』

 

「フン、あんな“女殺す価値もない”」

 

パサ

 

信は、墓に花を置き手を添えた。

 

ドラゴン

『まあ、確かに殺す価値もない・・・・一応“ガルーダ”“ユニコーン”“クラーケン”“キャンサー”をIS学園に置いた。』

 

「そうか・・・・一旦ジェイルのとこに帰るか?」

 

ドラゴン

『そうだな・・・・。』

 

「また来るよ父さん、母さん。」

 

信は、墓地を後にした。

 




ヒーリングリング
回復リングです。信の魔力で回復します。

キャンサーリング
カニのプラモンスターでキャンサーの鋏で何でも切っちゃう信の髪が伸びたらキャンサーに頼んでるそうな。

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