【凍結】Fate/Grand Order 特異点X 東方戦国魔城 日本 〜戦国の三英傑〜   作:餌屋

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皆さん第七特異点やってますかー!
ガチャ引いてますかー!
自分はクリア後鯖追加考慮して10連1回だけ回したらギルが2体きました。やったぜ。しばらく金鯖当たる気がしません。
そして今日は龍が如く6発売。

切実に休みをください。


第1節 混迷の江戸

もう何度目か分からないレイシフトの光が収まるとそこは森の中だった。

側にはマシュを始めとする今回の突入メンバーが揃っている。

ちなみに今回のメンバーはこんなメンバーだ。

 

シールダー:マシュ・キリエライト

 

セイバー:沖田総司

 

アーチャー:織田信長

 

キャスター:諸葛孔明(エルメロイ二世)

 

バーサーカー:源頼光

 

以上の5名。

 

 

…何だかんだでバランス良いな。

 

 

「レイシフト終了しました、座標時間確認…はい、問題ありません。1603年の日本、現在地は江戸近くの山中です。」

「んー!久しぶりな日本の空気ですねー!」

「ええ、気分が良くなる気がします♪」

 

沖田と頼光母さんの嬉しそうな雰囲気に俺も気分が良くなるのを感じる。

 

「全く…私に休みはないのか…」

「はは…毎度助かります先生」

 

諸葛孔明の力を借り受けている疑似サーヴァント、ロードエルメロイ二世、通称先生がいつもの通り眉間に皺を寄せながらぼやくのに苦笑いで返すことしかできない。

カルデアの戦力でもあり、過労死枠でもある先生がいると安心できるのだ。メンバー入りは仕方ない。

まあ先生も理解してくれているからキチンと良好な関係を続けられているが。

 

「んー…匂うのう」

 

そしてノッブの方を向くと、いつも以上に真剣な顔を一方に向けている。

 

「どうしたんだノッブ」

「これは血のにおいじゃな」

「!」

 

その言葉に他のメンバーも警戒を始める。

 

「…確かに血のにおいがしますね。しかもこれは近づいてきています」

「殺気もないのに良く気付いたな」

「まあこれでも乱世に生きておったからな。この程度は造作もない」

 

とここでカルデアから通信が入る。

 

『皆!早速で悪いけど君たちに接近する反応が多数!サーヴァント反応はないけど警戒するんだ!』

「ドクター…」

 

 

ドクター…もうこっちで先に気づいているんだなこれが!

何でいつも後出しになっちゃうかなあ!

 

 

 

 

「何ださっきの光は…!貴様たち!一体何者だ!」

 

そして現れたのは返り血を浴びた鎧姿の侍達だった。

 

「現地人のようだが、あの返り血は良くないな」

「突然すみません…あの少しお話を…」

 

「まさかお主らも魔王配下の超人達か!ええい挟み撃ちとは…仕方あるまい!皆!かかるぞ!」

 

と、先頭の侍はこちらの話を聞かず刀を抜き、他の侍と一緒に俺たちへ襲い掛かってきた。

 

「ちょ、ちょっと!?」

「ダメです先輩!皆さん興奮して正常な判断力があるように見えません!応戦します!」

「くっ…一体何なんだ!」

「ハエどもが…私の息子に刃を向けるとは…」

「戦闘ですね?斬れるんですね?やったー!」

「何じゃ何じゃ!儂に歯向かうとは余程命を捨てたいらしいのう!」

 

ダメだ、三名ほど侍達を殺す気満々だ。

 

「皆!相手を殺さず無力化するんだ!まずは話を聞いてもらいたい!」

「「「えー…」」」

「えーじゃない!」

 

そして俺もカルデアでの自由時間に武闘派系サーヴァントに指南を受けた護身の格闘術で応戦する。

 

乱戦ではあるが、サーヴァント達は勿論の事俺自身も英霊による個人教授を受けたため、並の人間相手に後れを取ることは今は無くなった。

また侍達も刀や槍を持ってはいるが、大体が大ぶりの予測ができる攻撃しかして来ない。

 

 

まあ要するに。

 

 

 

 

「…くっ…ここまでとは…」

 

特に苦戦することもなく俺達は十数名の侍達を無力化することに成功した。

 

「はぁ…少しは落ち着きました?」

 

俺は地面に座り込むリーダー格と見えた初老の男性と目線を合わせ、なるべく柔らかく話しかける。

 

「…儂らを殺さないのか?」

「何で俺たちがあなた方を殺さなければならないんです?」

「…お主らは、魔王の手の者では?」

「魔王というのが何を指しているのかは分かりませんが、少なくとも今皆さんを害する理由が無いと言い切れます」

「そうか…ではお主らは一体?見たところ日本人と南蛮人に妖術使いまで混ざっているようだが…」

「俺たちはカルデアという集団に所属する者です。名前は藤丸翔太。遠い国からこの日本で異変が起こっていると聞き、調査に来ました」

 

俺はなるべく彼に理解できるよう言葉を選んで素性をある程度明かす。

 

「はあ…藤丸殿というのか。儂は平助と申す。よろしく頼むぞ」

「こちらこそ。それで?その返り血は一体何があったんです?今は戦国の世も終わって徳川様が太平の世を敷かれていると聞いていますが…」

「……あんたら、本当に何も知らずにここまで来たんだな」

「え?」

 

ようやく話が聞ける雰囲気になったので事情を聞こうと踏み込んで見ると、突然平助さんは曇った顔をしだす。

 

「…そこのすぐ先の開けた場所から江戸が見える。まずは自分の目で見ると良いだろう」

 

俺達は要領を得ないながらも只ならぬ状況を察し、平助さんが示した方向に走って向かう。

 

 

 

 

 

 

 

そこで目に飛び込んできたのは

 

 

 

 

 

 

 

「まさか!?」

「特異点というからよもやと思っておったが...」

「…酷いな」

「ええ…」

「先輩…!」

 

 

 

「あれが…江戸…?」

 

 

 

 

 

焼けて荒れ果てた江戸の城下町と、黒い霧に包まれた江戸城だった。

 

 

 

 

 

 

第2節へ続く

 

 

 

 




重課金兵作者「ところでぐだぐだイベント再実装まだですかね?」
おき太「この作者、前回の本能寺イベでガチャは爆死するわノッブの再臨素材は集めきらないわ等大ポカやらかしてるんですよ」
ノッブ「とにかく作者も反省しとるからせめて再臨素材再配布しとくれ!」
マシュマロ「しかしコハエースGO発売されましたが全くイベントの気配がないですね…って何ですかこの名前!デミ・サーヴァントです!」
重課金兵作者「話は変わるけどマシュケベやばかったですね」
ちゃりん娘「なお限凸出来なかった模様(失笑」




第1節でした。
プロローグで大体予想できたかとは思いますが早速とんでもない状況となっています。
一体何が起きたのか。

そういえば実はプロローグ少し変わっているのお気づきでしょうか?

第七特異点進めております。
書いている時点では第9節到着しています。
ネタバレなしで感想言うと、何でしょうね相手の強大さへの絶望感。
本当に最終決戦始まるまでにクリア出来るのだろうか...

それでは第2節をお楽しみに。

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