VividStrikeScarlet!   作:tubaki7

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♯32

 どうしてこうなった。そんな何度目かももうわからない程に溜息をつくアスカはまるで重荷でも背負っているかの如く背中を丸め、肩を落とす。

 

  視線を上げれば、美女と美少女。なのにだ。

 

「いったいどういうつもりかなルーテシアちゃん?」

「どうもこうも、私はアスカの保護者(・・・)として来てるんです。ミカヤさんこそなんですかその破廉恥な恰好は。アスカのいい餌食になってしまいますよ」

「どうも服のサイズが合わなくてね。はて、また大きくなってしまったかな?」

 

 ルーテシアの煽りをさらに倍以上の質量で返すミカヤ。舌戦で負かされつつあるルーテシアを見るのは初めてのことでそれに新鮮さを感じつつも二人の間に割って入る。

 

「はーいはい、二人とも喧嘩しないで。ここはショッピングモール、大衆の目もあるんだから自重してよもう」

「・・・これではどっちが保護者かわからないね」

「むっ・・・フン、アスカ。さっさと行くわよ」

 

 強引に、しかししっかりとアスカに腕を絡ませるルーテシア。しかし表情はなわばりを荒らされ相手を威嚇する猫が如く敵意むき出しでミカヤを見るルーテシア。対し、そんなことなどどこ吹く風ですまし顔。それがさらにルーテシアの苛立ちを煽る。ここに来る前まではやれダブルデートだの両手に花だのと浮かれていたが、実際なってみるとこんなにも疲れる事だったとは。しかしこのまま放っておくのもマズいので。

 

「まずはどこから行こうか」

 

 そう切り出して、当初の目的だったミカヤの用事をすませることにした。まず最初に訪れたのは和物のアンティークショップ。戦闘スタイルといいジャケットのデザインといい、彼女はどうやら地球の日本文化が好みのようだ。ちなみにミッドでも有数のこのアンティークショップはフェイトの義母であるリンディ・ハラオウンも御用達の店として一部ファンから根強い人気の店舗だ。棚に並ぶ商品は食器類からちょっとした小物、中には用途不明の物まで幅広く取り揃えており、敷地もそれなりに広い。

 

「お、湯呑か。家にあるのもう古いしこの際だから買い換えようかな」

「な、なら私も・・・」

「ん?メガーヌさんへのお土産か」

「アスカ。こう言ってはなんだがきみは素で言ってるのかい?」

 

 やれやれ、と今度はミカヤが溜息。

 

「あ、このお茶碗かわいい・・・」

 

 と、ミカヤはデフォルメされた犬の絵が描かれた茶碗を手に取る、見かけはシンプルでその絵以外は真っ白で言ってしまえばごくありふれたものである。しかし彼女はそれが大層気に入ったようで早速買い物かごに入れていた。

 

「ミカヤさんってああいうのが趣味なのね。少し意外」

「ああ見えて可愛いもの好きか・・・ギャップ萌え!3ポイント進呈」

「・・・聞きたくもないけど、ちなみにそのポイントが貯まったらどうなるのかしら」

「俺からのあっつぅ~いキッス」

「もしもしはやてさんですか?お宅のお子さんちょっとイってるんですけど」

《元からやで》

「ひでぇ扱われかたしてんなー」

 

 そんなこんなで、買い物はおおむね順調。途中フードコートで昼食を済ませてから再び買い物を再開する。が、その前に銀行へ行きたいとのことで施設内にある銀行へと足を運ぶ三人だが、ここでアスカが何やらダルそうな顔でお金を降ろすミカヤを見ていることに気づく。

 

「なんて顔してんのよ。ていうか、今度は何?」

「あいやな。この前読んだ電子ノベルによくある手法が使われてたんだ。だいたい決まってこういうパターンは銀行強盗がだな――――」

 

 と、言いかけて後ろから悲鳴が聴こえてきた。その直後、黒ずくめの男たちが六人がかりで入ってきた。

 

「――――そうそう!こんな風にありきたりなセリフ言って銃持って入ってくんの。つかよくよく考えたら騒ぎ起こしたら警察来るのわかんのにどうして彼らは銀行強盗だってわざわざアピールして入って来るのか到底理解できねーよな。だいたいそんなマシンガンだのなんだのってどっから入手してくるんだっつの。脈絡ない上に典型的なイベントパターンで使い古されてる感すげーけどさ?まあ俺としては嫌いってわけじゃないんだよね案外」

「ほう、だったら好きなのか坊主?」

「実はいい人でしたパターンが多かったりするからねそういうのって。で、おじさん誰?」

「その銀行強盗だよッ!」

「マイッチングぅ!?」

 

 

 

 

 

 

 

  ◇

 

 

 

 

 

 

 

 銀行強盗さんがログインしました。人質なう。そんな感じでSNSにでもアップしようものなら絶対頭に風穴開けられる感が満載なほどピリピリとした空気の中、手足を縛られて座らされているにも関わらず、ルーテシアは器用に指を動かしてアスカの腕を思いっきりつねる。悶絶しようにも口がふさがれている為声を出すことすらできずに「ん~ッ!」っと、バレない程度に悶える。

 

《困ったね、これじゃ身動き取れない》

《ですね。無理矢理やろうと思えばできないこともないですけど、今は私達の他にも多くのお客さんがいる》

《けど幸運なのは、アイツらが俺達を魔導師だって気づいてないことかな。エリート選手のミカを見ても何も反応なかったし》

 

そう三人は予想を述べる。デバイスで既に通報はした、後は管理局の到着を待つばかり――――だが。

 

「・・・ん?」

 

 犯人グループの一人がいぶかし気に此方を見ている。気づかれたか、不審がられたかもしれない。緊張感が一気に高まる中、もしもの時に備えてアスカは覚悟を決めた。

 

「・・・そこのおまえ、こっちに来い」

 

 ニヤリ、と口角を歪めていびつな笑みを浮かべる。そんな男が指名したのは――――ルーテシアだった。

 

(ちょ、私!?)

 

 視線を向けられた時から何やら悪寒はしていたが、まさか本当に自分に来るとは。ヘタに拒否反応や騒いだりしないよう注意を払い、ルーテシアは男の指示に従う。足の拘束は解かれたが、手は後ろで縛られたままだ。男はルーテシアをボスらしき男の元へと連れて行く。

 

「・・・誰かと思えばガキじゃねーか。俺の趣味じゃねぇな」

「そうは言ってもですぜボス。このガキ、見た目に寄らず中々でっせ」

 

 下っ端の口調のクセが凄い!?そうツッコミたくなる衝動を抑えるアスカ。

 

「ほう。言われてみりゃ・・・・ん?おまえ、どっかで見た顔だな・・・・」

 

 まじまじとルーテシアの顔を見つめる男。そこで、ハッとした顔になった直後に彼女の顔へと男の裏拳がさく裂した。

 

「ボス、どうしたんです!?」

「どーもこーもねぇ!此奴ぁ魔導師だ!」

 

 気づかれた。焦りが三人を揺さぶる。今動くべきか、動かざるべきか。

 

「俺も昔魔導師でな。随分前に事故で使えなくなっちまったが・・・それでも魔力を感知することぐらいはできるんだよ。舐められたもんだ、ったく」

 

 そう言って銃を倒れたルーテシアに突きつける。向けられる目は冷徹で、人を殺めることに対して一切の躊躇いのない鋭い眼光を放っている。そして引き金に指を懸けた――――次の瞬間。赤い閃光が駆け抜け、銃を真っ二つに斬り裂いた(・・・・・・・・・・)。小脇にルーテシアを抱え、アスカは男たちから距離を取る。その一部始終を男たちは唖然とし、ルーテシアは驚愕の表情で見ていた。そして、ミカヤは。

 

「今の・・・!」

「できた・・・?」

 

 自身の右手を見てぼんやりと呟くアスカ。ルーテシアは切られた銃とアスカの手とを交互に見る。

 

(まさか、手刀で斬ったっていうの?)

 

 あっけらかんとする空気。そこにようやく正気を戻した男たちがあわただしく出張ってきた。金を詰める為金庫に潜っていた者も合わせれば目視だけで10人と言ったところか。

 

「ちょっとアスカ、何してんのよ!?」

「ごめん!けど、ルーが酷い事されるかもって考えたら躰が動いてた。後でいくらでも説教聞くから、ここは俺に任せてくれ」

 

 そう言ってルーテシアの肩を抱き寄せる。そのことに顔を真っ赤にさせるも、今度は強引に頭を胸に押し付けられる。ちょっと痛い、そんな苦言を言おうとしたところで、アスカがボソッと囁く。

 

「見ないでくれ。見せたくないから」

 

 その言葉の次に、今度は悲鳴が聴こえた。それは・・・・そう、言うなれば断末魔。

 

「な、なんだこれ!?」

「体が、俺の体がァァァァァァァ!」

「熱い、熱い!」

「助けてくれェェェェ!」

 

 アスカのいう事を無視して振り向けば、そこには体の内側から(・・・・)炎を噴き出して苦しみ悶える犯人グループの姿があった。その光景はまさに地獄絵図のようで中にはもう気絶している者もいる。

 

「・・・・ッ!」

 

 翳していた手を引っ込めるアスカ。息を荒くし、額からは大粒の汗が滝のように雪崩落ちている。

 

「アスカ!」

「ハァ・・・ハァ・・・できればこんなの、使いたくなかったんだけどさ・・・ごめん、イヤなもの見せて・・・」

 

 相当集中力を酷使したのか、顔色が悪い。観てみると、犯人達の服には焦げ跡こそあるものの目立った外傷はない。精々軽い火傷を負っている程度の状態で全員倒れている。絶対に殺すことなく、一定の温度でキープしつつ魔法で炎を出す。脳には相当の負荷がかかったはずだ。ヘタをすれば対象を殺しかねない。そんな無茶を、彼はやったのだ。

 

「アスカ、大丈夫!?」

 

 自力で拘束を解いたミカヤが駆け寄ってくる。それと同じ頃に外で待機していた突入部隊が入ってきた頃には、アスカは気を失っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ◇

 

 

 

 

 

 

 

「そう・・・・まったく、無茶してくれるわね毎度毎度」

 

 ギンガはそう吐き捨て溜息をつく。

 

「すみません。その・・・私がしっかりしていれば」

「いいのよシェベル選手。貴女はアスカを気遣って今日の事を提案してくれたんでしょ?」

 

 ギンガの言葉にミカヤは驚愕する。

 

「どうして、それを?」

「最近、大会もあってこっちの・・・ああ、嘱託の方ね。色々やる事とか多かったから、私の方でもハードワークだってことはわかってたのよ。でも中々言う事聞いてくれなくってね。少しは羽目を外して遊ぶなり休息をとるなりしなさいって言っても、俺は大丈夫ですからって、こうやってね」

 

 苦笑いを浮かべながらサムズアップをするギンガ。なるほど、あの子ならやりかねないなとミカヤも苦笑い。

 

「しばらくはあの子にはこっちの方の仕事は回さないつもり。これ以上は無茶させらんないから。それじゃ、アスカの事お願いね」

「はい」

 

 ギンガと別れ、ミカヤはベンチでルーテシアに膝枕されているアスカの元へと戻る。

 

「怪我、どうだい?」

「私はなんとも。それよりも・・・」

 

 目線を眠っているアスカへと移す。気絶してから目を覚まさないが、ブレイブハートを通じてシャマルに診てもらった結果では特に異状はないらしい。極端に魔力を消耗したことと、疲れがたたった影響だろうと、シャマルは言っていた。もう直に迎えが来るらしい。

 

「まったくもう・・・いつもいつも、どうしてコイツは・・・」

「・・・ルーテシアちゃんは、アスカの事が好きなのかな?」

「ふぇっ!?どどどど、どーしてそうなるんですッ!」

「だって、わかりやすくて」

 

 そんなにわかりやすいか。隠しきれないほどに目立った行動はしていない筈だが、と今朝の事を思い返してみて色々と思い当たることが出てきて頭を抱えるルーテシア。その様子がどこかおかしくて、ミカヤは小さく笑う。

 

「たしかにこの子は無茶をするね。私との訓練の間も、よく無理をする。私が言えた事じゃないかもしれないけどね。でもそれは、きっと大好きな人達を守りたいからなんじゃないかな」

「大好きな人達・・・?」

「そう。きみやヴィヴィオちゃん達、家族の方々・・・自分が大事たと思うものを守りたいから。だからどんな無茶をしても・・・ってね。まぁあまり褒められたことではないけど」

 

 そう言ってアスカの額を撫でる。

 

「お、いたいた。ルーちゃん、ミカヤちゃん」

 

 と、そこへ迎えに来たはやてが駆けてくる。

 

「アスカ、どない?」

「はい。今は気絶して眠ってます」

「そか。・・・ホンマ、よう無茶をする子やね。そーいうとこ、なんだかなのはちゃんに似とるわ」

 

 我が子の寝顔に親友の姿を重ねつつ、はやては年齢の割には小柄な体型からは想像もつかないほど軽々とアスカを背負う。

 

「ごめんなミカヤちゃん」

「いえ、あの・・・目が覚めたら、アスカにありがとうと伝えておいてもらえませんか?」

「うん。しっかり伝えておくよ。・・・って、ミカヤちゃんも自宅まで送ってくよ?」

「あ、私は買うものがまだ残ってるのでここで」

「そか。じゃ、気ぃ付けて帰ってな?」

 

 そう言ってミカヤと別れ車に向かうはやてとルーテシア。その道中に何やら難しい顔をしているルーテシアにはやてがぽつりと話しかけた。

 

「アスカのあの技、見たんやね」

「・・・はい」

「私もブレイブハートからの映像観る前はにわかに信じがたかった。まさか人体から直接炎噴出させるなんてな。きっとその力もフロガから受け継いだもんやろな、きっと」

「・・・だとしたら、ちょっと心配です」

 

 古代ベルカ絡みの話は、決まって悲しいものが多い。ゆりかごしかり、エレミアの書記しかり。誰かが不安や理不尽な不幸にさいなまれてしまう。自分も、そんな内の一人だ。そしてアスカの力もまた、フロガ・スカーレット――――古代ベルカゆかりのもの。ルーテシアはどうやらアスカが自分の力を忌み嫌ってしまうのが心配のようだ。

 

「・・・だとしても――――」

 

 ややあって、はやてが口を開く。

 

「きっとアスカなら、乗り越えてくれる。そう私は信じとるよ。だって、そーいう子やから。この子は。いつだって私らの予想なんて知った事じゃないって具合に飛び越えてビックリするくらいの事をしてくれる。シグナムが言うとった、〝アイツは太陽みたいな人間です。どんな事でも、照らせないものなんてないんでしょうね〟って。それは多分、ルールーが一番ようわかっとるやない?」

 

 そう笑みを浮かべ、車の後部座席を空けてアスカを座らせる。倒れたりしないようシートベルトをしっかりと閉め、はやては運転席へ、そしてルーテシアは助手席へと座る。こちらもシートベルトをしたのを確認すると車のエンジンをつけ、道路へと躍り出ていく。

 

「私は、アスカに救われました。ずっと暗いところに閉じこもって、ゼスト・・・さんや、アギトにガリュー。自分の中の世界だけしか見れなくて誰も信じようとしなかった。でも、アスカが私の手を握ってくれたんです。だから・・・・だから私も、守りたい。守られてばかりじゃなくて。今度はちゃんと私が・・・・私が・・・・だぁぁぁぁッ、何言ってんのよ私は!?」

「ハッハッハ、おもろいなぁルールーは」

「はやてさんもからかわないでくださいよッ!危うく柄にもないこと言う所だったじゃないですか!?」

「もう言うとるよ」

 

 そう言ってどこからともなく取り出したボイスレコーダーを再生するはやて。それを聞いてまた沸騰するルーテシア。怒りを通り越して、今度は壮大に溜息。この日、ルーテシアは思い出す。

 

 

 

  あ、一番ヤバイのはこの人だった、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ◇

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヴェ!?俺が寝ている間にそんなことが・・・・」

 

 数日後の朝。八神家のリビングには愕然と項垂れるアスカの姿があった。原因はその後の事をはやてから聞かされたことにある。

 

「ヴィヴィちゃんとハルちゃんが試合してて、それがとぉーっても大事な試合で・・・・それを見過ごす俺って、ほんとバカ。あ、これなんだかよくわからないけどリオちゃんに言ってほしい」

「なんの電波を受信したか知らへんけどそれ色んな人から叩かれるで。あ、それからそのヴィヴィオからこんなものが届いとるよ?」

 

 そう言ってはやてが取り出したのは何やら長方形の紙だった。端っこが点線で区切られているあたりなにかのチケットのようだ。そこに書かれていたのは――――

 

「学院祭?」

「そそ。そろそろstヒルデの学院祭やから、アスカに是非ってお姫様からのあつーいご所望やで」

「はやてさん」

「なんや?」

「ヴィヴィちゃんは天使です」

「あ、うん。ソーデスネ」

 

 病み上がりなのにも関わらず「ヒャハー!」とテンションを上げるアスカ。そしてそこにどこからともなく取り出したハリセンでツッコミをという名の鉄拳制裁を加えるルーテシア。うん、いつもの光景だと満足げに笑みを浮かべつつ、アスカに此方に来るよう手招きし、耳打ちする。

 

  まあ、せやけど無茶したことは反省させんとな。

 

「あとでルールーに感謝しとき。寝とる間、ずーっと付きっ切りで看病しとったから」

「ちょっ、はやてさんそれ言わないでくださいよ!?」

「だって事実やもん。それにルールーってば、大胆にもな――――」

「OHANASI・・・しますか?」

 

 その後、何故か対象が自分へと移り変わってしまったはやてととばっちりを受けるアスカが八神家で見れたという。

 




 ~stヒルデ学院中等科、1年B組の教室にて~

ユ「そういえばアインハルトさんて、あのスカーレット選手ともお知り合いだったりするんでか?」
ア「はい」
ユ「凄い!で、スカーレット選手ってどんな人なんです!?」
ア「えっと・・・(言えない、どんな人かなんてとても言えない・・・)」
ユ「ワクワク」
ア「・・・えっと、個性的な人?ですかね」
ユ「あ・・・・うん、なんだろ。今のでだいたいわかったった気もするんだけど・・・そーいうことですかね?」
ア「で、でもいいところもあるんですよ!?優しいですし笑顔が素敵ですし、いざって時には頼りになるし、あでもボケのクセが凄すぎてついて行けない時も多々ありますけど・・・でもでも、それは場を和ませようとしてのことですし、それに先輩は――――」
ユ(あ、これフラグ建ってるやつだ)

 アインハルト、またしても他人に内心を知られる。

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