東方紅転録   作:百合好きなmerrick

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3章まで後1話。時間過ぎるのって早いなぁ......。と言うか、3章短いなぁ()

というわけで、6話目です。因みに、異変についての詳しいことは次回です。


6、「暇な妹達 『異変』の準備」

 side Renata Scarlet

 

 ──紅魔館(フランの部屋)

 

「ふぁ〜......え!? ......あ、そう言えば、ミアを召喚していたのですね。すっかり忘れていました」

 

 目が覚めた時、目の前には私がいた。ミアを召喚していたことを忘れていた私は普通にビックリしてしまった。

 目の前に鏡でもあるのかと思ったよ。鏡に写らないけど。

 

「んー......うるさいよ、お姉様......」

「あ、すいません。起こしちゃいましたか?」

「うん、起こされたよ。ふぁ〜......あ、ミアも寝てる。......お姉様、いつミアを消すの?」

 

 消すって言うのは少し言い方悪い気がするけど......まぁ、合ってるから仕方ないか。

 

「昨日召喚した時と同じ時間です」

 

 そうしないと、『異変』に召喚するのに間に合わなくなるだろうからね。いつ巫女や魔法使いが『異変』を解決しに来るか分かれば、調整も出来るんだけどなぁ......。

 

「そう......次会えるのはいつ? 今までは特に何も思わなかったけど、会ったら会ったで、また会いたくなっちゃうんだよね......」

「......人間が『異変』を解決しに来た時ですね。ミアにはその時に上の様子を見ててもらいたいので。......それと、フラン。『異変』が終われば、いつでも召喚出来るので安心して下さい。まぁ、魔力をほとんど使うので、たまにしか出来ませんけど......」

「充分だよ、お姉様。......ありがとうね」

 

 フランが嬉しそうな声でそう言った。

 やっぱり、ミアと会えるの嬉しいんだね。私なのに、私に会うよりも嬉しそうなのは、ちょっと妬ましいけど。まぁ、私はいつも会ってるから仕方ないか。

 

「ふぁ〜......むにゃむにゃ......あ、おはよう。二人とも、起きるの早いんだね」

 

 そう言って、ミアが起きた。

 一応、私と同じ存在なのに、起きるのは遅いんだね。まぁ、全く同じってわけではないから仕方ないけど。身体能力は妖怪としての力が強い私の方が高いしね。まぁ、魔力はミアの方にほとんど割いてるから、魔法はミアしか使えないんだけど......。

 

「あ、おはようございます。昨日はよく眠れましたか?」

「うん、よく眠れたよ。それにしても、久しぶりに寝た気がするなー。まぁ、いつもレナの中で寝ているんだけどねー」

「ミアが召喚されてない時って、お姉様の中にいるんだね。初めて知ったよ」

「あれ? 言ってなかったっけ? ま、いっか。それよりも、いつもレナとフランって、遊んでるよね? だから、私も遊びたい!」

「私も遊びたいなー。お姉様、何して遊ぶ?」

 

 ......本当に妹が増えたみたいなだなぁ。これはフランと遊ぶ時以上に疲れそうだ......。

 

「レナー、何して遊ぶのー? ちなみに、私は何でもいいよ。ただ、貴女の中に戻る前に遊びたいだけだからね」

「......ミアの言う通りだね。お姉様、ミアが戻る前に何するか決めよ?」

「んー......そう言われましても、何をするか全く思い付かないのですが......」

「えー! ......はぁ、お姉様は役に立たないなぁ......」

「レナ、つまらなーい。面白いの考えてよー」

「うっ、すいません......」

 

 ......ミアは私なんだし、ミアも何も思い付いてないよね? それと、フランは私に冷たくなってない? 普通に悲しい......。

 

「まぁ、いいや。ミアは何かしたいことはないの?」

「私がしたいこと? んー......三人で遊べて、楽しいのなら何でもいいけど......」

「それなら......お姉様、トランプゲームでもいい? 大体のゲームは遊び尽くしたから、飽きてるかもしれないけど......」

「いえ、大丈夫ですよ。フランがほとんど勝つであろうことを除いてはですけど」

 

 フランは運がとても良いのか、トランプなどの運要素があるゲームで負けることはほとんどない。要するに、勝つのは大抵フランなのだ。だから、ゲームを遊び尽くしたと言うことでは飽きてはいないが、フランが大抵勝つから飽きている、と言うことはあるかもしれない。

 

「え? そんなに勝つことあったっけ?」

「貴女は何をとぼけているのですか。口がニヤけていますよ。それに、いつも賭けをして、好き勝手に命令しているくせに......」

「ふふ、憶えてなーい。それに、賭けに乗るお姉様も悪いでしょ? だから、私は悪くないよー」

「いや、その理屈はおかしいのですが。と言うか、憶えているじゃないですか」

「レナ、フラン。早くトランプ出して。貴方達が言い争いしている時って、本当に周り見えなくなってるよね。まぁ、レナは私だし、私も変わらないんだろうけど」

 

 怒った表情でミアがそう言った。

 私に怒られるのって、なんか変な感じ。まぁ、私が悪いんだけど......。

 

「......ミア、ごめんなさい」

「うっ......ミア、ごめんね」

「別にいいよ。それよりも、トランプ早く」

「は、はい。フラン、何処になおしているか、憶えていますか?」

「え? お姉様が最後になおしたんでしょ?」

 

 ......あれ? 嫌な予感がする。と言うか、私が最後だっけ? んー......最後にやったのって数年前だし、全く思い出せないや。

 

「......お姉様? もしかして、憶えてない?」

「は、はい......全く思い出せないです......」

「......はぁ、仕方ないなぁ。不正とかで疑われたくなかったから、魔法で作ろうとは思ってなかったけど、この際仕方ないよね」

「ミア、ありがとうございます」

「いいよ、別に。(レナ)の責任なんだしね。はぁ、お姉ちゃんにたまに似るよね、(レナ)って。まぁ、お姉ちゃんと似ている部分があるって言うのは、少し嬉しい気もするけどね」

 

 なんだろう、(ミア)に言われると、少し悲しくなってくる......。

 

「お姉様って、頼りにならないこともあるけど、頼りになることもあるよね。レミリアお姉様に似てきたんじゃない?」

「それはフランも同じだと思うのですが......」

「え? なんか言った? お姉様」

「絶対、聞こえていましたよね? まぁ、何も言ってなかったことにしますけどね」

 

 ......なんだろう、後ろから何か嫌な感じがする......。あ、ミアか。あ、これ絶対──

 

「はぁー、二人とも! 私が居る時は喧嘩しないで! 貴方達は楽しいかもしれないけど、私は暇になるから。と言うか、レナっていつも火に油を注ぐようなことをするよね? そんなんだから、最終的に損をするのよ。そもそも、レナはフランのお姉ちゃんなんだから、少しは自制心とか持って欲しいよ。負けず嫌いにも程がある。少しは黙って流した方がいいんだよ? それか、何? フランと喧嘩したいの? いや、まぁ、本当にそうなんだろうけど。それでも、周りに人が居る時はやめてよね。正直言って迷惑だから。まぁ、今は私だったからいいけど。美鈴や咲夜、パチュリーとかと一緒に居る時にもやってるでしょ? まぁ、お姉ちゃんはいいや。見てて楽しそうなのが、中にいる私にも分かるし。それで、話戻るけど──」

 

 うー......めっちゃ怒られてる。かつてない程に怒られている。お姉様にもこんなに言われたことないのに......。うぅ......あれ? 目から汗が出てきた......?

 

「レナ! ちゃんと聞いてるの!」

「うっ、き、聞いています......すいません......」

「謝っても、説教はやめないから」

「み、ミア、もうそのくらいにしてあげたら? お姉様も反省していると──」

「フランもフランですよ! 貴女も一言余計なことを言うのはやめてよね。レナがそれに乗っかるから。それに、いつも貴女はやり過ぎよ? フランは賢い娘なんだから、分かるでしょ? 抱き締める力がいつも強いから、痛いんだよ? それと、レナはレナでそれを止めてよ。何受け入れてるの。だから、貴女はフランに良いようにされてるんだよ。それに──」

 

 また私に戻ってきた......。と言うか、フランが涙目になってるんだけど。泣きそうになってるんだけど。ミアもそれを分かってて話を続けているみたいだけど、本当に私なんだよね? もう別人に見えてきた。最初は妹っぽいと思ってたけど、今はすっかりお姉ちゃんになってるし......。

 

「レナ、また聞いていなかったでしょ?」

「い、いえ、聞いていました......」

「うぅ......グスン......」

「フラン、泣かないで聞いて」

「うっ、は、はい......」

 

 泣く子も黙るってこのことなんだね。怖い、この私。絶対恨まれているよね? なかなか召喚しなかったから、恨んでいるよね、これ。じゃないと、こんなに怒らないよね? いやまぁ、ミアは呆れている気もするけど......。

 

「......はぁー、もういいや。怒るの疲れた。さ、遊ぼっか。あ、フラン、ごめんね。いつも(レナ)が怒ってないから、怒られるのに慣れてないんだよね。本当、レナにもっと怒りたいくらい」

「うっ、すいません、フラン......」

「グスン......ううん、別にいいよ。大丈夫だから。ミアも、大丈夫だから、心配しなくてもいいよ。だから、もうお姉様を許してあげて」

「......(フラン)に言われたら、しょうがないかって、思えるんだね。......今回だけだからね、レナを許すのは。と言うか、少し怒り過ぎちゃったかもね。......レナ、ごめんなさい。私も言い過ぎちゃった」

 

 ミアがそう言って、頭を下げた。

 ......結局、悪いのは私なんだよね。フランが我が儘になったのも、ほとんど私のせいなんだろうし......。

 

「いえ、いいですよ。悪いのは私なんですし......」

「お姉様、もういいよ。それよりも、早く遊ぼっ?」

「......私のせいで時間無駄にしちゃったね。ごめんね」

「いえ、全然大丈夫ですよ。さ、何します?」

「んー......アメリカンページワンにしよ? 確か、お姉様との勝率が半々だったやつだから。まぁ、やった数少ないけど」

 

 ......それを最後にやったのって、何十年も前だよね? よく憶えていたね、フランは。まぁ、私よりも記憶力良いから、憶えていてもおかしくはないか。

 

「それでいいですよ」

「いいよー。レナ、フラン。負けないからね」

「ふふ、私に勝てるとは思えないけどねー。ま、ミアはお姉様よりは強い感じするけど」

「多分、運をほとんど持っていかれていない限り、ミアには勝つと思いますよ。運を持っていかれていない限りはですけど」

「じゃ、始めるよー。あ、ジョーカーは無しだからね」

 

 こうして、私達の勝負が始まった。最初から最後までフランが優勢だったけど、一回は勝てたからいっか。ミアとは五分五分だったから、丁度良かったなぁ......。

 こうして、私達はミアが消えるまで、色々なトランプゲームをして楽しむことにした────

 

 

 

 

 

 side Remilia Scarlet

 

 ──紅魔館(図書館)

 

「ふぁ〜......あぁ、眠い。あ、集まったかしら?」

 

 日が沈んでからすぐのことだった。私は日が沈むとすぐに、咲夜と美鈴を呼び、図書館へと連れてきた。

 そして、図書館に居たパチェと小悪魔も含めて、図書館で『異変』の相談をすることにした。

 

「集まったわよ。そうそう、一応報告。アリスはさっき帰ったわよ」

「そう、分かったわ」

「お嬢様、門番の仕事はいいんですか? 誰かが攻めて来たら、すぐに対応出来ないのですが......」

「大丈夫よ。パチュリーが結界を張ってるから」

 

 この結界に感知されずに入ってくるとしたら、あの八雲紫とか言う妖怪くらいだろう。あいつ程の妖怪は少ないはずだから、一応は大丈夫のはずだ。

 

「え、わ、私の仕事の重要性が......」

「さぁ、そんなことはどうでもいいわ」

「え!? そんなこと!? どうでもいい!?」

「美鈴、うるさい。さぁ、どんな『異変』にするかを決めるわよ。何か案はない?」

「うっ、お嬢様、酷いです......」

「美鈴、案を考えてから発言しなさい」

「酷い......あ、人間を攫うとかはどうです? これなら、確実に助けに来ますよ!」

 

 人間を攫う......ねぇ。それだと来るだろうけど、無闇に人間を襲うのは駄目だったはずよね......。人間を襲うのも、攫うのと同じに見られるかもしれないから、この案は却下でいいか。まぁ、一番の問題は派手さに欠けると言うことなんだけど。

 

「残念だけど、それは却下ね。無闇に人間を襲ったら駄目らしいから」

「あぁ、それなら仕方ないですね......」

「お嬢様、紅茶を持ってまいりました」

「あら、ありがとう。咲夜、貴女は何かないかしら?」

「私ですか? 私は何も......」

 

 はぁ......咲夜にも自分の意見を持って欲しいわね。今までも、ほとんど意見を出さなかったし、ここに来たからには、変わればいいんだけど......。

 

「咲夜、何でもいいから言いなさい。本当に何でもいいから」

「そう言われましても、何も思い付かないので......」

「......そう、それなら仕方ないわね。パチェ、小悪魔。貴方達は?」

「私は何もありませんよー。楽しめれば何でもいいのでー」

 

 ......小悪魔(こいつ)、何も考えてないわね。聞いた私が間違ってたわ。

 

「......レミィ、貴女は何がしたいの?」

「え? 私? 私は......派手だったら何でもいいわよ」

「そうじゃなくて......もしも、『異変』で私達が勝ったらどうするの?」

「え? で、でも──」

「勝ったら駄目と言うルールは無かったでしょ? ただ、『人間が異変を解決し易くする』と言うだけよ」

 

 た、確かにそうだけど......。

 

「負けても勝っても良いような『異変』にしなさい。例えば、そうねぇ......貴女の弱点を克服するような『異変』を起こせばいいんじゃない?」

「弱点を克服......? 弱点......銀、流水、太陽......あ、そうだわ! 昼間でも外に出れるようにしましょう!」

 

 そう言えば、フランは一度しか外に出てないのよね......もっと色々なことを知って欲しいから、もっと外で遊べるようにした方がいいわよね。この数百年間、ほとんど地下に居たし......本人はそれでもいいって言ってたけど、本当はフランも外に出て遊びたいはず。レナもフランと一緒に外で遊べるなら、喜んでくれるわよね......。

 こんなことを考えていると、余計に昼間でも外に出れるようにしたくなったわ。......『異変』で人間に勝ちやすくすると言うルールはあっても、勝ってはいけないと言うルールはない。それならやっぱり、勝つ気で行こうかしら? まぁ、人間を少しくらい有利にしても、勝つ可能性はこちらの方が高いはず。

 

「さて、どうやって外に出れるようにしようかしら......」

「レミィ、私にいい案があるわよ。それも、貴女が好きそうな案よ」

「へぇ......聞かせてくれる?」

「紅い霧を出す。それで太陽も隠れるし、貴女が好きそうな派手さでいいでしょう?」

 

 紅い霧ねぇ......まぁ、悪くはないわね。

 

「それで行きましょうか。さぁ、準備に入りましょか。まぁ、実行するのは八雲紫から詳しい決闘方法を聞いてからにするけど」

 

 こうして、『異変』の方針が決まり、私達は八雲紫が来るまでに準備することとなった────

 

 

 

 

 

 side Renata Scarlet

 

 ──紅魔館(フランの部屋)

 

「はぁ......また負けましたか」

 

 トランプゲームをしてから数時間後、勝率はミアとはほとんど同じだが、フランとはかなりの差がついた。

 やっぱり、フランには敵わないや。

 

「レナって、弱いねー」

「貴女もほとんど同じような勝率ですけどね......」

「お姉様達弱いねー」

「フランが強過ぎるのですよ。......もう時間ですね」

 

 もう時間が来たか......。ミアをもう消さないと駄目な時間になってしまった。

 ......やっぱり、時間が過ぎるのって、早いんだね。

 

「......うん、そうだね。フラン、次会えるのは『異変』が起きてからだね。......寂しくない?」

「寂しいけど......ミアはお姉様の中にいるって知ってるから、大丈夫」

「......そう、良かった。レナ、フランとお姉ちゃんを頼むね。ま、多分、特に危険とかは無いだろうけどね」

「それでも用心にこしたことはないですよ。......ミア、少しだけ、おやすみなさいですね」

「うん、おやすみ。......別にいいんだよ。無理して私と会話しようなんて。せめて、『異変』が終わった後にしてよね」

 

 あ、考えも共有してたんだった。

 あ、今まで考えてたことって、全て筒抜けだったんじゃ......。いやまぁ、切り忘れてた私が悪いんだけど。

 

「レナって、お姉ちゃんって感じしないよねー。やっぱり、私がレナのお姉ちゃんにも──」

「何を考えているのですか。ミアは妹っぽいですし、妹のままでいいです」

「え、無理。私がレナとフランの姉になるー」

「......お姉様とミアって、同じ存在なんだし、姉とか妹ってあるの?」

 

 いやまぁ、無いとは思うんだけどね。初めて召喚した時に、何気なくそれを話したら、ミアは『もしも、双子で産まれてたとしたら、私がレナのお姉ちゃんなんだろうねー』とか言って聞かないんだよねぇ......。私が召喚したんだし、私が姉に決まってるのに。

 

「レナ、せめて思考を切ってから考えて。それと、私がお姉ちゃんだから」

「はいはい、分かりましたよ」

「分かってないじゃん。......ま、いいや。じゃ、もう寝るね。おやすみ」

「......おやすみなさい、ミア」

 

 そう言って、ミアは光となって、私の中へと吸い込まれていった。

 ミアを魔力に戻して、私の中へと戻したのだ。

 

「......ふぅ、終わりましたね」

「......おやすみ、ミア。また会おうね。まぁ、目の前に居るんだろうけどね」

「ふふ、まぁ、そうですね。......さ、私達も寝ましょうか」

「うん、そうだね。早く『異変』起きないかなー」

「慌てては駄目ですよ。......一ヶ月以内に、必ず起きると思いますから......」

 

 そう、絶対に起きるはず。......八雲紫が来るのが遅くなかったらだけど。

 

「お姉様の勘って当たりにくいんだけどなー。まぁ、今回は当たる気がするから信じるけどね」

「じゃ、お先に寝ますね。魔力が空なので、今すぐにでも、寝たいので」

「あ、そうだったね。......じゃ、おやすみ、お姉様」

「はい、おやすみなさいです......」

 

 そう言って、瞼を閉じた。

 魔力が少なく感じる。しばらくは移動魔法も使えないんだろうなぁ......。まぁ、ミアに会えたからいいんだけどね。

 ......ミア、また会おうね。

 そう思いながら、私は夢の中へと落ちていったのであった────




次回は土日のどっちか。多分、日曜かな()

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