ロリコンが魔道士になるらしいです〜もう1つの大罪〜   作:サツキとハヅキ

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シュウとアラタのちょっとしたやり取りです。


ロリコンと魔王候補

「おいアラタ…そこどけ…」

「はぁ?やだよ」

「その場所代われぇぇ!!」

 

 

さあ、〜数分前〜

 

アラタが暴走してそれを止めたあと、俺とアラタとレヴィ、そしてリリスが俺の部屋である場所に来ていた。

どうやらリリスは生徒の確認をしていたらしい。

それを終えて戻ってきたということだ。

 

「いやー、魔導書よ。その姿はホントにいつ見ても飽きないなぁ〜」

『そんなに気に入ったか?』

「もうずっとそのまんまでいて欲しいわ…」

 

俺は人の姿になった某の最強魔導書を眺めていた。

するとアラタが

 

「人の姿ならソラにだって出来るよな?」

【あぁ、出来るぜ】

 

と言ったのが聞こえたので少し興味を持った。

すると、ソラと言う魔導書、アスティルの写本が青く光出した。

そして、魔導書がペラペラとめくれていく。

 

【ープログラムサーチ…Convert(コンバート)Commit(コミット)Exe(エグゼ)ー】

 

詠唱みたいなのを唱えると手が出てきて、足が出てくる。そして体が出てきてやがて人間の姿になった。

 

その時俺はフリーズした。

何せ、ソラという人物が俺の範囲内だったからな。どう見ても12歳、完璧ではないか!!

 

俺はそう考えるとソラの方へと真っ先に向かっていった。

 

「お前…そんな可愛いのか!?ちょっとでいいから来てくれ!悪いことはしないから!」

【マスターあいつマスターよりも変態だぞ!】

 

とソラはアラタの体に抱きついた。

 

そして今この状況になってるという訳だ。

 

「頼む!少しだけでいいからルアみたいに膝枕でもいいから!」

「ソラはそんなことしねぇよ」

「ぐぬぬ…ならば仕方が無い!」

 

俺はポケットに手を突っ込み、ポケットから大量の写真を取り出して地面に広げた。

 

「さあ!好きな娘を1枚だけやるから頼む!」

「なに!?ホントか!?」

【おいマスター!釣られるんじゃねぇ!!】

 

アラタは数分悩み答えを出した。

 

「ごめん、タイプ居ないわ」

「は…?嘘だろ…?」

「俺はなぁ!おっ〇いが大きい人の方が大好きなんだよ」

 

そう言うとその場にいたリリスが顔を真っ赤にして叫ぶ。

 

「もぅ!!アラタ!!」

「まーぁまぁリリス先生落ち着いて」

 

同じくその場にいたレヴィが止めてくれた。

さあ戦争しようじゃないか!

 

「いやおかしいだろ、ロリッ娘だぞ?萌えるだろ?」

「確かに萌えるが大好きまでは行かないな。やっぱり貧乳ばっかりじゃあなぁ…」

「まてまて、貧乳・ザ・ベストだろ?普通に考えて」

「まあ確かにいいとは思うぞ。だがな、巨乳には勝てないんだよ」

「嘘だろ?じゃあお前は小中学生よりも高校生とかが好きってことか…?」

「少なくともそうだな」

「ならいいだろ。触らせてくれ」

「断る」

「何故だ!」

「お前にはそのルアって()がいるじゃないか」

「物足りないんだよ!!」

「はぁ、なぜお前はそんなに貧乳ロリッ娘が好きなんだ…理解出来ん…」

「俺からだとお前が理解できんな」

「まずな、女の1番の武器ってなんだと思う?」

「そりゃあ年だろ」

「いや、1番の武器はあのイヤラシイ胸だ!」

 

といいアラタはリリスを指さす。

リリスはもう顔が真っ赤で今にも倒れそうだったが気にしない。まずはこいつを倒さないと…

 

「胸で判断するもんじゃねぇだろ」

「貧乳は巨乳に勝てないんだよ(2回目)」

「しょうがないわかったよ。ちょっと耳貸せ」

 

と言い、俺は女性陣2人に聞こえないように言った。

 

「後でリリスの胸を思う存分揉みしだいでいいからさ」

「よし、いいだろう」

「交渉成立だ」

 

 

 

 

そんなこんなでソラを触ることが出来た。

幸せだ…

 

「さあさっき言った通りに」

 

とアラタが言う。

 

「あぁ、分かった」

 

俺はそう言うとリリスの元へ行き、そのまま通り過ぎた。

アラタは焦って俺を呼び戻す。

 

「おい!話と違うぞ!」

「俺はソラを触れたからもう十分なんだよ。後は頑張るんだな」

 

といい俺は部屋から出ていく。

 

「なんというゲス対応ッスかね…」

 

忍者さんはさっきの話が聞こえていたらしく呆れていた。

 

 

「ふ…ふ………」

 

 

「ふざけるなぁぁぁぁぁぁあああ!!!!!」




次回トリニティセブンの1人出てきます。
みんな予想してね

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