ロウきゅーぶで貞操観念とか逆転もの   作:ワンコ派

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サブタイに意味なんてないです。あえて言うなら空耳です。
そしてまだ小学生達は登場してませんすみません。



一話 ロリmyペドアニメーション パンチラあるよね?

七芝高校男子バスケット部が活動停止処分になって三日目のことだった。

授業が終われば学校に残ったところですることのない俺は、早々に帰宅して夕飯までの間、日課である自家発電に勤しんでいた。

 

「うっ、くぅ……」

 

生命の神秘がエレクトリカルパレード。

小さきものが生まれると書いて性。

何億という命の輝きが、しかし実ることなく儚く薄紙に包まれて死を迎える。

人生は儚いからこそ気持ちいい。

俺の部屋が栗の花のごとき香りに包まれた。

どうでもいいけど、イカの臭いよりも栗の花という表現の方が詩的でいいと思うのだがどうだろうか?

まぁ栗の花とか実物嗅いだことないけど。

どっちでもいい? あらそう。

俺も別にどっちでもいいよ。

重要なのはそこじゃない。

 

「いよーう昴ーぅ‼︎」

「ミホ姉……」

 

問題は、鍵を閉めたはずの扉を意図もたやすく解錠してノックもせずに入ってくるこの合法ロリである。

名前は篁美星、俺の母方の叔母である。

母さんとは姉妹とはいえかなり年が離れていて今年23歳。

むしろ母さんよりも俺のほうが年齢が近い。

よくて中学生、下手したら小学生に見えるほどのちんちくりんで小柄なドラム体型。

ツルペタというと怒るので、浴衣が似合う体型だよねと適当にはぐらかすのが正解だ。

童顔で笑うと八重歯が見えることから、子供にしか見えない。

容姿も10年くらい前からあまり変化ないよなぁ。

性格はかなりはた迷惑な人種である。

勝手に人の部屋の鍵を開けて入ってくることからもお察しだろう。

こんなので小学校教諭なんて職についているが、泥棒家業でもしていればかなり儲かるんじゃないだろうか?

もしするなら俺の与り知らないところで勝手にやって勝手に警察に捕まって欲しいが。

昔から俺の父の第二夫人の座を狙ってよく家に遊びに来ている。

本人は順縁婚は浪漫だとかぬかしているが、父さんにその気はないし、何よりも母さんが許すはずもないので未だに何の進展もないが。

義兄にちょっかいかけては姉にアイアンクローで黙らされるを繰り返しているが、もしかしたらそれも姉妹でのスキンシップ的なサムシングなのかもしれない。

最近はむしろ、父さんより俺へちょっかいをかける方が多い。

現状はご覧のとおりである。

 

「いつもノックくらいしてくれって言ってんじゃん」

 

そしていつもノック以前の問題じゃん。

本来ならもう一発テイクオフしようと思ったのだがそんなわけにもいかないし。

俺のアーボックがアーボに退化してしまったのでいそいそとズボンにしまう。

 

「にゃはは、気にすんねぇ。私とお前の仲だろう?」

 

叔母と甥っ子の仲である。

思春期としては、少なくともオナ○ーのタイミングぐらい気を使う仲だと思う。

まぁ、初めて夢精してガビガビになった甥っ子のパンツを振り回してはしゃぎ回るこの叔母にデリカシーを期待する方がまちがっているのだろうが。

ちなみに、精通は前の世界でいう初潮と同じように家族の間で祝われる。

赤飯ではなくちらし寿司なんだがね。

当然、俺を溺愛している母は怒り狂った。

細い腕のどこにそんな力があるのかは解らないが、ミホ姉をアイアンクローしながら腕一本でもちあげて振り回していた。

それだけ怒られたのに、次の日にはケロッとして普段通りだったミホ姉マジ鋼メンタル。

家ではこんなんなのに、学校では子供たちに理解のあるいい先生で通っているらしいから納得がいかない。

 

「んで、聞いたぞ昴。部長が顧問の娘に手を出して一年休部だって?」

「なんだよ耳が早いな。まだ一週間も経ってないぞ」

 

どうせ口の軽い母さん経由なんだろうけど。

 

「バスケ部も大変だなぁ。高校生ならなんとでもなるが、妊娠したの小学生なんだろ?」

「らしいね」

「私も中学あがる頃には○ックスしたいってばかり考えてたから、その年頃の娘の気持ちもわからんでもないけど」

 

にゃははとミホ姉は笑うと勝手知ったるとばかりに俺のベッドに腰掛ける。

大股開きで座るもんだからパンツがもろに見えているんだが、叔母のが見えても全然嬉しくない。

同級生のパンツが偶然見えた時は、相手が地雷と理解していてもなんだかんだで嬉しいはずなんだが、ミホ姉相手だと全く嬉しくない。

それどころかなんか損した気分になるのは何故だろうか。

これが血の運命か。

 

「昴もハメるのはいいけどゴムは外すなよ?」

「へいへい」

 

当たり前だろ。準備大事。

ゴムは自分で持参しないと、女が用意したものは信用できないからな。

かつてのチームメイト田中は罠にはまり、穴を開けられた近藤さんを使用した結果宝くじに当選してしまい、高校進学せずに囲われるはめになったんだから。

この世界では、女子から見た処女の価値というのは前世ほど大事にされていない。

だから平気で襲ってくる処女ビッチは大勢いるし、当然のように妊娠を口実に結婚を迫るのを狙ってくる。

個人差はあるのだろうが、少なくとも俺に群がってくる性欲100%の女子はそのタイプに近いだろう。

そして悲しいことに、容姿に恵まれなかった娘ほど生き残る本能かガンガン来る。

気弱な蝶々である男子は、美人で一見大人しい華に誘われる。

だが高確率でその華は食虫植物のように止まったが最後離してくれない。

そのまま受粉の手伝いをさせられて囚われるはめになる。

どうせ受粉するなら俺も見目麗しい女子にしたい所だが、いかんせん群がってくるのが多すぎてそこまでたどり着けていないのが現状である。

とにかく、避妊は男子にとって死活問題なのである。

 

「そんでさ、昴に頼みたいことがあんだけど……」

「何?」

「んー、女子バスケのさ、コーチやってくんない?」

「……んあえ?」

 

思わず変な声が出てしまった。

普段は何も言わず無理難題をふっかけてくるミホ姉が、今回はちゃんと頼んでくるから何事かと思えば……意味が解らない。

しかも話の流れ的に、水崎先輩が小学生を妊娠させたとかの話から、女子小学生にコーチしろとな?

そこはむしろ忌避するとこじゃないのか。

計画段階のまま目処が立っていない光源氏計画を目論んでいる身としては、ありがたい申し出ではあるのだが。

 

「いやー実はさぁ、何やかんやあって男子バスケの顧問のババァと喧嘩してね」

「その喧嘩と俺がコーチすんのに何か関係があるのかよ?」

「にゃはは。そいつことある毎に私を目の敵にしてきてさぁ。なんやかんやで女子バスケの顧問になった途端男子バスケ部と試合させろって言ってきたんだよね」

 

なんだそりゃ。巻き込まれたバスケ部達はいい迷惑だな。

基本的に今生の世界では、女子の方が男子よりも身体能力が高いといってもそれはあくまで第二次性徴が本格的に始まる中学からだ。

正直、小学生であるならそこまでの開きはないと見ていいだろう。

 

「私はバスケのルールも碌に知らんし、あの子達に何も教えてあげられないんだよね。

でも売り言葉に買い言葉でさ、負けた方は体育館の利用権利を渡すことになっちゃって……」

「……ちなみに喧嘩の理由は?」

「んー、たぶん私があのババァが30超えた処女だって馬鹿にしたから根に持ってるのかな?」

「アンタが全部悪いんじゃねぇか」

 

鬼畜ぅ‼︎ ミホ姉鬼畜‼︎

30歳まで守り続けたからって魔法使いにはなれないし一角獣がファンタジーの世界に逃避させてくれるわけじゃないんだぞ。

自分だって処女じゃないだけでさして経験多くもないだろうによくもまぁ。

知ってるんだからな、相手がいなくて風俗で卒業したの。

ちなみに、興味本意で調べたことがあるのだが、この世界には風俗嬢はいない。

代わりに男娼がいる店があるのだがくっそ高い。

ただでさえ男が少ないのに、仕事にできるほどの性欲を持っている男はもっと少ない。

需要1000に対して供給1か2といった具合だろうか。

一回平均うん十万する上に予約待ちとか普通にあるらしい。

年収いくらくらいなんだろうか。

物凄い金額なんだろうが、そういう男は大抵借金まみれで身動きできない奴がなるのだ。

なにそれ怖い、超怖い。

 

「何にせよ、決まってしまったもんは仕方ない。負けるとあの子達の大切な居場所がなくなっちまうからさ……負けるわけにはいかないんだよ」

 

しんみりとした表情で何か決意したようなこと言ってますけど全部あーたのせいですからね?

 

「男子バスケはさ、小さいころからの経験者も何人かいて上手い子が多いんだよね。あんたなら中学でインターミドル優勝までしたんだし、あの子達を鍛えてやれるだろ?」

「どうだろうな、自分たちで練習するのはともかく人に教えるってのはまた別だし」

「別にただとは言わんよ。褒美にほれ、引き受けてくれたらお姉さまを一晩好きにしていいぞ?」

「チェンジで」

 

俺は真顔で即答した。

 

「何でだよ! 自分で言うのもなんだがまだまだ若いぞ!」

 

ある程度ロリでもいける口だけど、叔母と鬼畜ロリBBAは対象外です。

 

「むぅ、ならその辺で釣った子でどうだ?」

「釣った子てあんた……」

 

また適当なことを。

自慢じゃないがモテる俺なら相手が誰でもよければすぐにでもテイクオフできるんだぞ。

ただ選り好みしてるだけなんだからな?

 

「例えばそうだなぁ、確かこの辺に……」

 

ミホ姉は何かぶつぶつつぶやきながら部屋を出て行くと、物置にしている部屋から釣竿を持ってきた。

確か昔母さんが買ったはいいものの、あまり使いこなせなくて放置していたやつだ。

俺でも忘れていたものを、当たり前かのように場所まで覚えているミホ姉。

この人この家の住人じゃないのになぁ。

 

「そんでもってこれをこうしてっと」

「おい」

 

ミホ姉はあろうことか、ゴミ箱をあさると餌の代わりに丸まったティッシュを針にくくりつけた。

何してんのこの阿呆は。

 

「まぁいいから見とけって。よっと」

 

そしてそのまま窓を開けると、家の前の道路へとテイッシュを投擲した。

えー、この人本当に何やってんの?

あれ俺の叔母らしいですよ奥さん、信じられます?

 

「おっ、さっそく釣れた!」

「えっ、本気で!?」

 

数秒もしたらすごい勢いで竿に反応が出た。

こんな住宅街でこんなゴミで何が釣れるっていうんだよ。

俺は見ないほうがいいんじゃないかと思いつつ、窓の外を見た。

 

「昴の! 昴の使用済み‼︎」

 

そこでは俺の知り合いである荻山葵が、針からティッシュを強奪しようと躍起になっていた。

えー、あの人本当に何やってんの?

あれ俺の幼馴染らしいですよ奥さん、信じられます?

 

「なぁ昴、報酬にあの子はどうだ?」

「チェンジで」

 

俺は真顔で即答した。

 

 

 




ロリっ子の尻を撫で回すのを期待していた人は申し訳ありません。
件の友人が、叔母と同じ年の幼馴染はロリコンとして論外とのことだったので早々にヒロイン枠から退場していただく描写を先に出しました。
友人曰く、幼女が年齢に合わずボインなのに性知識薄かったりするのはギャップ萌えだけど、高校生がボインなのはただのボインでいらないそうです。難しいね。

ミホ姉:鬼畜ロリBBA
葵:小学生時代に初恋の照れから昴に攻撃的な振る舞いをしてしまい、そのまま昴に距離をおかれた幼馴染。恋慕の念と性欲が日に日に増大したが、過去の言動から思うように近づくことができず色々こじらせている処女。
彼女にはこのまま健全にこじらせて喪女の道を進んで欲しいですね
  

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