投稿ない間も感想や評価頂いた方ありがとうございました。
本当はエイプリルフールくらいには投稿をと思っていたのにいつのまにやらゴールデンウィークが終わっていた。
それもこれも「転職しよっかなー(チラッチラッ)」とちょっとアピールしたら携帯ド⚪︎モしか通じないというど田舎に出張に行かせた上司が悪い。a⚪︎が通じない。
上司「ワンコ派君、出張するなら日本のど田舎とお隣の国、どっちがいい?」
ワンコ派「出張しないっていうのは?」
上司「……にっこり」
ワンコ派「……ど田舎で」
まぁ帰ってきてからも時間あったのに書けなかったのは作者のせいですが。
土曜日の朝。
現在俺は三沢家へ向かう車に乗っているのだが、隣に座る真帆がまるで別人のようにおとなしい。
顔を真っ赤にしてうつむきながらも、時折ちらちらとこちらを窺っているのがわかる。
普段なら静かな事に堪えられないかのようによく喋るのだけど……
練習の時間までには元に戻ってくれる事を祈りつつ、ちょっとばかりやらかしたなぁと今朝の出来事を思い出していた。
全国的にはどうかは知らないが、少なくとも俺の地元は第二第四土曜日は学校が休みだ。
練習も三沢家に11時集合ということもあり、朝はいつもよりゆっくりと寝ているつもりだった。
いつもなら目覚まし時計も6時にセットしているところを今日は9時。
昨晩はいつもより夜遅くまで内職に勤しんでいたので、その分ゆっくり寝るつもりだったのだ。
ゴミ箱の中身をいくら量産しても金にはならないけれど。
あ、いや……売れば買うというやつも実際にいそうだけど、それはさすがにねぇ?
それはともかく。
朝早く、すやすやと俺が眠っている所へ侵入者が現れたわけだ。
「へへー、すばるん朝だぞー?」
お察しの通り、それは俺を迎えに来た真帆だった。
久井奈さんが俺を迎えに行くと聞いてついてきたらしい。
家に着いたはいいが、父さんからまだ寝ていると聞いて起こしに来てくれたみたいなんだが、いたずらっこな真帆は俺がすぐに起きないと見ると悪戯したくなったのだろう。
「おーい起きろー。すばるんは寝坊助さんだなぁ……起きないと悪戯しちゃうぞー?」
真帆が掛け布団を捲ると、彼女の目に飛び込んできたのは股間に建てられたテントだった。
「……うわ」
その頃になるとさすがに目を覚ましかけていた俺だったが、起きぬけの思考回路は寝ぼけていた。
目の前に、真っ赤になって俺の股間を凝視している美少女がいるわけで。
発育はまだまだだが、こちらに好意的な将来有望な女の子である。
ここは俺の部屋で、悲しいかな小3くらいから女の子を部屋に入れたことはない。
ミホ姉?……いやあの人叔母だし中身もあれだしカウントしなくていいでしょ。
まぁそんなわけで、これは夢だなと。
夢ならちょっとくらい悪戯してもええやないかと。
「うひゃあ!?」
寝ぼけた思考のまま、俺は真帆の左手首を掴むと強引にこちらへと引っ張った。
体勢を崩した彼女は仰向けで寝転ぶ俺に覆いかぶさるような格好となった。
互いの顔が数センチ先にある。
俺の視界には真っ赤になりながらあわあわと狼狽する真帆の顔があった。
空いている真帆の右手を掴むと、彼女の手を俺のへその下5センチほどの場所へと誘導する。
もう少し下へ移動すれば、彼女の手がテント内へとお邪魔することになるだろう。
陰毛に触れるか触れないかといった所で止める。
「あわ……あわわわわ」
いつも騒がしく、恥じらいなく下ネタの単語を口にする真帆らしくない反応。
その反応を見てなおさらこれが夢だと思った。
夢にしては触れた感触がやけにリアルだとも思ったけれど。
「男の寝床に入ってくるなんていけない子だね」
「へ? あの……起こそうと……ひゃう!?」
真帆の左手首を掴んでいた手を離し、その手でハーフパンツに包まれている彼女の尻を撫でた。
今思えば完全にアウトである。
羞恥心やら驚愕やらでわちゃわちゃとしているが、こちらに対する嫌悪感は見えてこない。
上半身を少し起こし、彼女の耳元に口を近づけた。
「……真帆のエッチ」
囁いて、彼女の耳たぶをぺろりと舐めた。
「……にゃぁあああああああああああああああああ‼︎」
鼻血を出しながら真帆が叫んだ。
その確実にご近所迷惑なレベルの声量に、耳を痛めつつ思考がクリアになっていく。
あれっ、これはさすがに夢じゃないんじゃない?
ばたばたと暴れながら部屋を飛び出していく真帆を目で追えば、扉の向こうから久井奈さんがハンディカメラを構えてこちらを撮影していた。
目と目が合う−−−瞬間現実だと気がついた。
無表情でサムズアップしてくる久井奈さんに、苦笑いでこたえる。
「さすがです長谷川様」
「アッハイ」
そんなこんながあって、真帆は落ち着きを取り戻したものの、いつもの溌剌さはなく随分とおとなしいというわけだ。
「さっきは本当にごめんな」
「……いいよすばるんも寝ぼけてたんだし、そんなに何度も謝らなくても」
怒ってはいないようなんだけど、やはり恥ずかしいのだろうか。
前世の俺はどうだっただろう?
近所の憧れのお姉さんに、冗談で尻を撫でられたあの日を思い出してみる。
あぁ、今だからいい思い出だけど当時は嬉し恥ずかしかったなぁ。
うん?……じゃあ嫌がってはいないということは真帆も少しは嬉しいのかな?
ただ恥ずかしくてどう接すればいいかわからないだけか。
思春期的なサムシングですね解ります。
まだ少しぎこちないものの、三沢家に着くころにはだいぶ普段に近い態度になっていた。
ただやはりどこか違和感を感じるのか、智花と紗季の二人はいぶかしげに真帆のことをちらちらと見ていた。
コートの中で準備運動を終えると、軽く基礎練習を流す程度に終える。
明日は試合だ。
あまり練習に力を入れて疲れを残してもいけない。
今日は軽く確認するだけにして、この後は試合に向けて作戦を伝える時間にするつもりだ。
コートの中を駆ける少女達の未発達の尻を眺める。
目で見る限りはまだまだ肉付きが足りない気がするが、今朝揉んだ真帆の尻の感触はちゃんと女の子なんだなぁと少し感心した。
「はい、じゃあ次はオフェンスとディフェンスに別れようか。今日は試合のポジションでやるよ」
『はい!』
5人の元気のいい返事が重なる。
やる気十分で大変よろしい。
ポジションはあらかじめ伝えている。
経験者で実力が突出している智花は司令塔。
中央で指示を出しつつ攻撃と防御、臨機応変に対応してもらう。
彼女の負担は大きいが現状のメンバーでは頑張ってもらうしかない。
真帆と紗季はオフェンス。
二人は幼馴染という事もあってか、5人の中でも特に息のあった動きをする。
持久力にも優れる真帆には積極的に攻めるように、真帆よりもシュートの成功率が高い紗季には少し離れた位置からのシュートを積極的に打つように指示している。
二人でゴールの近〜中距離を攻めてもらう。
愛梨はだいぶオフェンスも動けるようになってはきたものの、男子相手だと萎縮してしまいかねない。
なので、その手足の長さを活かしたディフェンスをしてもらう。
彼女が相手のシュートコースに手を伸ばすだけで、相手はシュートを打つのをためらうだろう。
コンプレックスである長身を活かした戦法だけに、愛梨としてはあまり好ましいものではないだろうが、これを乗り越えてしまえばコンプレックスも緩和されるかもしれない。
ひなたちゃんもディフェンスだ。
一週間前と比べると、5人の中では一番成長したと言ってもいい。
しかしそれでも元々の身体能力の差か、スピードも持久力も心もとない。
だが観察力に優れているらしいひなたちゃんは、最近は相手の動きを先読みしようとしている。
だからこそ前半は適度に動きつつ、相手の動きを観察することに集中してもらう。
心理戦みたいだが、相手から彼女は戦力外とでも思われれば儲け物。
油断したところで後半から相手のパスやシュートの妨害をする作戦である。
「はぁ、はぁ……」
軽い練習といっても、練習中は本気で動いているわけだし汗もかく。
上着が肌に張り付いて体のシルエットがはっきりと見え出す。
相変わらず愛梨以外の4人はブラしてないんだよなぁ。
あれから言いつけを守ってスポーツブラをしている愛梨はえらいと思う反面、普通のブラなら練習中にホックが外れて慌てたりするシーンが拝めたのではないかと思うと勿体ないことをしたかもしれない。
いや、未来あるおっぱいのクーパー靭帯を守るためにはそれくらいの犠牲は涙を飲むしかあるまい。
……あれだけ大きかったら肩こるだろうなぁ。
もう少し仲良くなれたら肩を揉んでやりつつどさくさでホックを外す悪戯とかダメ?……あっ、逮捕? しないしないダイジョブ。
「はい、じゃあ今日はここまで」
「えー、まだ時間あるよ」
「試合は明日なんだし、もっと練習したほうがいいんじゃ?」
いつもの半分くらいの時間で切り上げることを告げると、真帆と紗季はどこか不満そうだ。
それだけ練習に熱心なのはいいことだが、試合前だからこそである。
「最初に言っただろ? 明日が試合だからこそだよ」
「おー、そういえば言ってた」
「そっか、疲れを残さないようにしなきゃいけませんしね」
納得してくれたなら、とりあえずシャワーを浴びてもう一度集合だ。
久井奈さんにはこの後、DVDが見れる場所を借りれるように頼んである。
ちょっとそこの君?
DVDと聞いて真っ先にアダルトな内容を連想するのは間違っているぞ?
さすがに小学生にそんなもの見せるわけないでしょ。
まぁ、平行世界の俺は小学生と際どいシーンの映画を見ている気もするがこちらの世界はあくまで健全なので。
そう、我々は健全なので。
単なるバスケの試合の映像を見て、初試合の参考にしてもらえたらと思っただけである。
一旦解散して俺は映像の準備をすることに。
「長谷川様はこちらへ」
「えっ、ちょ」
と思ったら三沢メイド隊の面々に拉致られた。
雇う基準に容姿が優れていることが必須なのか知らないが、どのメイドさんも美女ばかり。
そんな女性陣に囲まれてパンツ一枚にひん剥かれる俺。
あーれー、犯されるー(カモーンヌ!!)
いや冗談よ、年上が少し苦手な俺としてはさすがに筆下ろしがお姉様ズとの大乱行スマッシュシスターズはきついわ。
貞操の危機を感じたけれど、実際はただの服の採寸だった。
あぁ、例のモデルの件ですねそうですね。
でも胸部のサイズやウエストを測るときに必要以上に抱きついている気もするし、わざわざ採寸する場所が変わるたびに人が変わる必要もないと思うんだけどな。
いろんなお山の感触が感じられて役得ではあるけども。
必要性をあまり感じない撮影係りまでいるし。
何々?……後ほどドキュメンタリー的な何かで使うから云々。
成る程なー。
お国の事業の一環だもの仕方ないのか?
「あんた達、何してるのかしら?」
と思ってたら違ったらしい。
いつのまにやら現れた真帆のお母さん。
額に青筋がたっていて、めちゃくちゃ怒っているのがうかがえる。
声が聞こえた瞬間には、メイドさん達は全員が土下座していた。
どうやら採寸を命じたのは真帆のママンらしいが、あくまで命じたのは1人にで10人単位にではないらしい。
あとから久井奈さんに聞いた話では、彼女達はこの後《三沢家愛の説教部屋》と呼ばれる場所で再教育が施されたらしい。
ちょっとエロスな名前の響きだと思ったけど、SMプレイのための部屋とかではないらしい。
ですよねー。
最近、近所に回覧板を回しにいった時のこと。
近所の幼稚園くらいの姉弟が「うわぁ、おっきいねー。ごりらみたい」と作者を見てのたまった。
物怖じしないのか、作者の足元まで三輪車でくると「おじさんはごりらのフレンズなのー?」と聞いてきた。
その子達のお母さんが謝ってきたが、このお母さんは子供と一緒にけものフレンズ見てるんだなーと思うとなんかほっこりした。
お母さんが恥ずかしそうにしていたのは、子供の失礼な態度のことよりもたぶん作者にけものフレンズ見てることばれたからだろうなぁと推測。
恥ずかしがらんでもいいんやで?
弟「うほうほやって、うほうほやって」
作者「……がおー!食べちゃうぞー!」
姉「ごりらはがおーっていわないんだよ。それににくしゃくじゃないからたべないよ」
母親「こら、せっかくお兄さん構ってくれたのに。すいませんすいません」
お姉ちゃんのほうにマジレスされました。
でも惜しい、にくしゃくじゃなくて肉食なんだよなぁ。