戦国†恋姫X 犬子と九十郎   作:シベリア!

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完走した感想

 

ここでは犬子と九十郎を完走した感想を書き連ねていきます。

ネタバレに対する配慮はありませんので、ご承知おきください。

 

1 はじめに

この作品を描くにあたり、作者が密かに目標としていた事が2つあります。

一つ、負けた後の再起を描く事(なので主人公が頻繁に負ける)。

一つ、男爵様の作品の面白さを探求する事。

 

2 ごめんなさい

 

という訳で……男爵様お許しくださいっ!!

 

男爵様はやる夫スレの製作者様で、中聖杯シリーズやゴブリンスレイヤーTRPGリプレイ、トライマキナシリーズ等、(良い意味で)笑える作品が多い方です。

 

男爵様のネタを自分なりの解釈を加えつつ模倣した箇所が頻繁にあり、そのうち怒られるのではとヒヤヒヤしながら書いていました。

結局、男爵様の作品の面白さを模倣するという無謀な挑戦は見事に失敗したように思います。

 

また、こちらは意識的に真似した訳では無く、無意識の内に寄って行ったというものですが、最近のエロシーンは◆WRVdP.MTx6様の影響を受けているように思います。

仲間が犯されていくのに助けられず、自分もどんどん追いつめられていくシーンとか、普段なら絶対に負けないような雑魚に数で押されるなり薬を盛られるなりして屈服させられるシチュエーションは来るものがあります(ユ〇カゼが明らかに自分より弱い連中に手加減して戦った結果強姦されるシーンや、寅〇星が薬を盛られて手籠めにされるシーン辺りは最高でした)。

 

3 ハイ悪化したー!

 

「セイバー、宝具を使え!」

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお! ハイ悪化した――――ッ!!」

 

男爵様の第4次中聖杯戦争の一幕、個人的に男爵様のギャグの中で一番印象深いものです(上から二番目はバネ足による黒幕捏造から中聖杯に黒幕の情報を求めた辺り……いや、強すぎたエ〇スロボットの如く大暴れする強すぎたメ〇リと劇辛も捨てがたい)。

拙作『犬子と九十郎』のストーリー作りの中で何度も何度も「ハイ悪化したー!」が出てきました。

 

ハイ悪化したー! の例その1

「ついカッとなって拾阿弥斬っちゃった」←状況

「しゃあねぇ、逃げようぜ」←行動

「「蓄電逃亡成功!」」←結果

前田利家はそのまま戻って来ませんでしたとさ←悪化した状況

 

ハイ悪化したー! の例その2

「オーディンの野望を阻止するために剣丞が晴信を誑すのを阻止するわよ」←状況

「弾薬もドライゼ銃も十分あるし、先に武田晴信ブッ殺そうぜ」←行動1

「それじゃあ千曲川を氾濫させて甲軍の退路を断っておこうかな」←行動2

「サヨナラ!(爆発四散)」←結果

「光璃ぃ! 何で死んだぁっ!?」←悪化した状況1

「御屋形様が九十郎の幼馴染って、そんなの分かるかぁっ!!」←悪化した状況2

 

他多数。

読み返してみると、ハイ悪化したー! が思ったよりも多くあり、男爵様の影響は大きいなぁと思いました。

 

他には、主人公チームの特殊能力(今回は犬子)が、ラスボス(蘭丸)相手に高相性だった点や、最終決戦(オーディン戦)の一個前の中ボス戦(蘭丸)が盛り上がりつつ、最終決戦は談合で終わるといった要素は男爵様の中聖杯戦争シリーズの『あるある』かなと思います。

 

それと、主人公を斎藤弥九郎にしようと考えたのは第九次中聖杯戦争を見ていた時で、蘭丸の切り札を戦闘=セックスへの常識改変にしようと考えたのは、第八次小聖杯戦争や(別作者様の)蒼〇石は敵にチートされるようですを読んでいる時でした。

 

意図的に寄せた描写もあり、無意識のうちに影響を受けていたなと思う描写もあり、男爵様の作品のファンの方は、その辺を探してみると面白いかもしれません。

 

4 森蘭丸

森蘭丸はこの作品におけるラスボスです。

 

オーディンはラスボスではありません。

この作品における説明困難な事象やご都合主義展開のつじつま合わせをするための舞台装置です。

なので今まで物語に全然関わってこなかった人がほぼ単独で勝負を決めるというギャグに繋げつつさっくり退場してもらいました。

敵も味方も孫子の兵法に則って最適解の行動した場合、戦闘開始前に和睦なんてトンチキな状況が起こるのではという考えも多少はありました。

 

蘭丸との最終決戦は、作者が考えた最強のNTR・凌辱描写をこれでもかと盛り込めて、割と楽しかったです。

 

5 これからの活動について

蘭丸戦からどうなったのかを描写していない数名について、省略された幕間シリーズとして投稿していくつもりです。

その後は、他の作品を書くか、引退するか、トチ狂ってやる夫スレ作品に挑戦するか、色々考えていますが、未定です。

 

6 最後に

ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。

ご感想をいただけますと嬉しいです。

 

男爵様、ネタを何度も模倣して本当にごめんなさい。

 


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