もう一つの未来   作:蒲鉾侍

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さっきに言っておきましょう。
読みにくいです。


休息は突然終わる

俺の名前は孫悟飯。

今は 俺 なんて使ってるけど、昔は一人称は 僕 だったんだ。

昔は弱虫で泣き虫でお父さんやピッコロさんに迷惑を掛けてた。

僕が俺を使うようになったのは、トランクスが弟子になってからだ。

トランクスが僕の弟子になった時には、もう、べジータさんやピッコロさんはいない。ましてや、僕の父さん 孫悟空はいない。

甘えてばかりではいけないんだ。

トランクスが弟子になった頃には、俺 を使うようになった。

たぶん、カッコつけたかったんだろう と思う。

トランクスに心配をかけてはいけない。

稽古をつけて、いつか人造人間を倒せるようになって欲しい。

僕はトランクスのためなら死んでも良いんだ。少しでも希望にかけたいんだ。

トランクスはあれで結構強い。

一人で人造人間に挑んでボロボロに帰って来た時はビックリしたよ。

トランクスはそれから何日も寝込んだ。

ある日、ブルマさんの声が聞こえてきたんだ。

 

 

 

トランクスが目を覚ました……。この言葉で、僕は泣きそうになる気持ちを押さえて階段をかけ下りた。

トランクスは不思議そうな目で僕を見ていた、自分が生きているのに驚いてるのかと思ったがトランクスは急いで、洗面所に行って鏡を見ていた。

鏡から、ゆっくりと振り向いて俺に向かってこういったんだ。

 

修行をしましょう

 

ボロボロの体で心配したけれど、本人は本気だった。

その後に、いつもの修行場に行って修行をした、その時はビックリしたよ。

戦闘力が格段に上がっていたんだ、死にかけたから、サイヤ人の特性でパワーアップしたと思ったけど、そう言う上がり方じゃなかった。

まるで、幾戦を乗り越えてきた戦士のようだった。

 

まぁ、長い話はこれで終わりにして今も修行している。

 

 

 

俺とトランクスは瞑想をしている。

正直いって、人造人間を倒す方法を詳しく考えたことはない。

ずっと、戦闘力だけの力押ししか考えいなかった。

昨日、トランクスと話し合った結果

技量をつけるのも大切だと言う結論に至った。

瞑想しながら、作戦や闘い方を考えている。

 

それにしても、瞑想の修行は初めてだから、どうしたら良いのか良く分からない、トランクスと目が合うんだよな 気まずい。

 

「ご、悟飯さん、普通の組み手の修行にしませんか?瞑想とか良くわからなくて」

 

「そうだな、俺も良くわからなかった。

俺達は本気でぶつかった方がいいな」

 

さぁーて、手軽はなしだっ!

 

「いくぞっ!トランクス!」

 

「はいっ!本気でお願いします!」

 

 

 

お互いに向き合い、超サイヤ人に変身する。

じりじりと、距離を詰める。

先に動いたのは、トランクス。

拳を突き出すが、それを悟飯が蹴りで弾いた。

トランクスは脚を掴もうとするが、悟飯が気功波を打って腕を弾く。

互角に見える闘いだが、実際は悟飯の方が優勢である。

トランクスはそれを知っている。

だから、ある行動にでた。

 

 

 

「ハッ!」

 

「なっ!?くそっ!こんなものっ!」

 

トランクスは巨大な気功波を打ち出した、それ事態に威力はないが、悟飯はとっさに手刀で気功波を半分に斬り倒した。

 

トランクスは悟飯の視界には移らない。

悟飯は気を探って確かめるが、近くにいるのに姿が見えない。

 

「上かっ!?」

 

確かに、上にいた。気功波だけが……。

 

「ダァーーッ!!」

 

「が、がはっ!?」

 

悟飯が上を向いている間に、懐に潜り込んで腹に正拳突きを繰り出しさらに蹴りを入れる。

ダメージを受けた悟飯は起き上がってバックステップして、距離をとる。

 

「かめはめっ!!」

 

幾度となく、使用者を助けてきた、かめはめ波だ。

トランクスも構えとった、かめはめ波の構えだ。

 

「かめはめっ!!」

 

かめはめ波は簡単な技にある上に威力は高い、コスパがいい技なのだ。

 

「「波ーーっ!! 」」

 

ぶつかり合う青い閃光。

それは大きな衝撃を起こして爆発した。

爆風で揺るんだ体勢を立て直して再度構え直す二人。

 

「悟飯さん、どんどん行きますよっ!」

 

「あぁ!こい!」

 

トランクスは、気功波を細かく、たくさん打ち出して、悟飯を追いかける。

 

「ハッ!け、けっこう数多いな」

 

トランクスの気功波を避け続けて、動体視力を鍛えるのに役立つ修行である。

トランクスは気功波のコントロールとスピードを鍛えている、まさに一石二鳥である。

 

「あっ!よ、避けてっ!」

 

 

トランクスが一つの気功波のコントロールをミスして一般人の女性に当たってしまった。

 

 

なぜ、一般人の女性がこんなところにいる?

どう考えてもおかしい。

気功波が当たっても悲鳴を上げないし、動きもしない。

 

二人は戦闘体勢に入った。

 

砂煙が晴れると、そこにたっているのは、やはり女性。

しかし、ただの女性ではない。

金髪の髪を持ち、気功波が当たってもダメージ喰らわないほどの肉体を持つ人間。

 

「人造人間っ!!」

 

そう、二人の前に立っているのは、人造人間18号。

そして、その後ろから来るのは人造人間17号。

先程のかめはめ波の爆破を見て、こちらに来てしまったのだ。

二人が感じた感情は、悲しみ 怒り 恐怖 様々な感情がごちゃごちゃに混ざりあっていた。

今戦っても勝てる見込みは全くない、隙を見て逃げるしかない。

 




人造人間にとうとう見つかってしまった、二人。
どうなる?

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