ハイスクールU×O   作:あいーんチョップ

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久々で申し訳ありません!

お気に入りが400超えていて凄い嬉しいのと驚きがフュージョンアップしてます!!


プールとドラゴン

「ここは……いつもの空間じゃない?」

 

イッセーが目にしたのは白い空間ではなかった。むしろ逆だ。暗い闇の空が出てる深い森だった。いつも意識がなくなって、決まってウルトラマンの人間態が現れてこれからを説明するのだがいつもの白い空間ではなかった。

 

「どこかにウルトラマンさんがいるのか?」

 

イッセーは周囲を観察しながら森の中を進みウルトラマンがいないか探し続けた。

 

ドゴォン!!

 

「何だ!?」

 

イッセーは爆発音の元へ歩むとそこには見知った顔があった。

 

「黒歌さんと部長と白音ちゃんと……アイツは誰だ?それにあのドラゴンは一体?」

 

イッセーが目にしたのはドレスを着たオカルト研究部のメンバーの一部とティアマトと同じくらいの大きさの紫のドラゴンとそれと戦っているミラとは違う長い棍を持った中華服を着た茶髪の活発そうな青年だった。

 

「あの男は誰だ?なんで顔が見えないんだ?」

 

イッセーが一番気になったのは顔の見えない男だった。理由は分からないが男の顔は白いモヤみたいなもので隠されていたが駒王学園の制服を着ていたのでますますイッセーは混乱する。

 

「部長と白音ちゃんとアイツはなんで黒歌さんと敵対しているんだ?」

 

イッセーがそう言うのも無理はない。リアスも白音も戦闘体勢となっていたからだ。リアスは全身に滅びの魔力を滾らせているし白音も殺気と覚悟が籠った目で黒歌を見据えていたのだ。

 

「あの男、何をするつもり………何!?」

 

イッセーは目を疑った。男が左手に具現化した武器それは

 

「兄さんの……赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)!?なんでアイツが兄さんの神器(セイクリッド・ギア)を!?」

 

イッセーが目にしたのは本来自分の武器であるはずのものを一正が奪い取ったのだがイッセーは知らない。だが何故か違和感がしなかった。

 

「なんでだ……なんでこんなきもちが湧き上がってくるんだ……ってハァ!?」

 

イッセーに頭に酷い痛みと胸に強い苦しさが襲いかかるがあるものを見たらそれらは吹き飛んだ。

 

「ぶ、部長!?なんで胸を出してるんですか……って、テメェ!!何こんな状況で部長の胸を触ろうとしてやがる!?」

 

イッセーは飛び出して男に殴ろうとするがそこで意識は途絶えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「テメェ!部長の胸を触るんじゃねえ!!」

 

ムニュ

 

「いやんっ……」

 

「あれ?」

 

イッセーが目覚めて触れた物はリアスの柔らかくも弾力のある芸術品のようなリアスの乳房だった。

 

「もうイッセーったら他の男が私に触る夢でも見てたの?心配しなくても私はあなたのものよ?この胸だって」

 

リアスはイッセーが戸惑っている隙に手を取り自分の服をずらして自分の胸に直接触らせようとする。

 

「イッセーさん、イッセーさんは大きな胸が好きなんですか?」

 

「いいえ!そんなことありませんよ!?」

 

イッセーは目が笑ってない笑顔のアーシアにリアスの手を振りほどいて必死に否定する。

 

「まったく、少しは私にだって……」

 

「えっとゴメンなアーシア?ってそう言えばどうしたんですかこんな休日に?」

 

「ああ、それはね……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「学校でプールですか?」

 

「ええ、ソーナたちにお願いしてみたんだけど掃除をしてくれるなら好きに使ってもいいって」

 

リアスはイッセーの腕を恋人のように絡みながら学校へ連れて行く。

 

「俺も掃除を手伝えばいいんですよね?」

 

イッセーはやる気を出しながら学校へ向かうがリアスは可笑しそうに笑った。

 

「もう終わらせたのか!?」

 

「うん、今回の目的はこの頃頑張りすぎのイッセーくんを楽しませるために僕たちがやっといたから」

 

祐斗の言葉に驚くイッセーだったがメンバーの中で足りない人物がいた。

 

「あれ、兄さんは?」

 

「ああ、一正くんは誘ったんだけど「悪いけど用事があるから無理だ」って言ってた」

 

イッセーは少し残念な気分だが黒歌と白音は内心せいせいしていた。

 

「それじゃあみんな水着に着替えましょう!」

 

リアスの言葉にイッセーたちは男子用の更衣室へ、リアスたちは女子用の更衣室へ行くがその顔には何かの企みを浮かべていた。

 

「よしそれじゃあ俺は先に泳いでくるって言いたいけどウルトラマンさんたちをどうしよう……」

 

「それじゃあ僕が預かっておくよ」

 

イッセーはウルトラマンたちのカードが入ったホルダーをどうするかと迷ったが祐斗が親切に預かってもらうというのでその厚意に甘えた。

 

「ありがとな祐斗」

 

「どういたしまして」

 

「イッセー、ちょっと見てもらえるかしら?」

 

イッセーは更衣室から出て泳ごうとするがリアスの声がしたので振り向いた。

 

「どうしまし……っ」

 

イッセーが言葉を失うのも無理がなかった。

 

リアスを筆頭にアーシアたちも現れそれは魅力的な体に水着も相まって、彼女たちの美貌を引き立たせた。

 

「誰が一番似合っているか言って欲しいんだけど」

 

呆然とするイッセーに苦笑しながらも褒めて欲しいリアスは挑発するような表情で感想を求める。

 

「いやいや!そんなことしなくてもみんな綺麗だから大丈夫ですよ!」

 

「そんな釣れないことを言うと今度からみんなでイッセーの部屋へ行って水着を着て起こすわよ」

 

「別に私はそれでもいいけどにゃ〜♪」

 

イッセーはハイかイエスの選択肢しかない脅迫に近い形の命令に従いなんとかリアスたちを褒めたが何故か木場はゴメンねと心の中で思った。

 

 

 

 

 

 

 

「ふう、たまにはこんなのもいいかもな」

 

「先輩……」

 

イッセーはプールに浮かんでおり、気ままに流れていたが顔を赤くしながら近づいた白音にどうしたと聞くと

 

「私、泳げなくて……先輩、教えてくれませんか?」

 

「ああ、いいよ」

 

かわいい後輩のためにイッセーは白音の手を取りバタ足から練習させ、徐々に水に慣れるように手伝う。

 

「イッセー、白音ばっかりズルいにゃ〜ん!私にも構ってよ〜〜!!」

 

「く、黒歌さん!?」

 

黒歌はイッセーに抱きつきその豊満な乳房の感触で誘惑する。黒歌が着けているのは朱乃が着けてる白いビキニとは対照の黒いビキニだ。少しでも動かせば黒歌の桜色の大切なものが見えてしまうのでイッセーは下手に動くことができなかった。

 

「わっぷ!?」

 

「姉様、今は私の番です!」

 

「むう〜〜!妹のくせに生意気ニャ〜〜!!」

 

黒歌は白音に水をかけられたからかその癖がある黒髪を猫のように逆立たせた。

 

「あの二人とも……って部長の使い魔?」

 

幸か不幸かリアスの使い魔のコウモリがイッセーに近づきリアスの元へ案内する。

 

「部長、どうしました?」

 

「イッセー、私にオイル塗ってくれないかしら?」

 

「えっ?」

 

リアスはオイルのボトルをイッセーに見せるついでにグラビアアイドルのような際どいポーズで誘惑する。

 

「それは黒歌さんたちにやらせてくださいよ!」

 

イッセーは見ないように回れ右をし後ろを向く。

 

「イッセーったらいつも戦っているところはカッコイイのにウブなところはかわいいわね」

 

「ちょっ、部長!?」

 

リアスイッセーが後ろに振り向いたことをいいことに抱きつき胸を押し付け耳元に息を吹く。

 

「さあイッセー、どうする?私にオイルを塗るかそれともこのままオモチャにされるか選びなさい」

 

「オイルを塗りますから離れて下さい!」

 

リアスはイッセーの体を触りながら艶やかな声で言い、イッセーも応じるしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「疲れを癒すためのプールなはずなのになんでこんな疲れんだ?」

 

あれからイッセーはリアスの他に朱乃たちにもオイルを塗ったのだがその時の女体の感触と艶やかな喘ぎ声に悩まされた。

 

「ハア〜〜こんなんじゃあコレは扱えねえな」

 

イッセーはホルダーから白紙のカードをアンニュイになりながらも取り出すが落ち込んだままだった。

 

「ウルトラマンさんたちももっと助言して欲しいよ」

 

ないものねだりをするイッセーだがカードをホルダーに戻し表情を変え光の力を巡らせながら足を進ませ、ある場所へ向かう。

 

「初めて、ではないな先日会ったんだからな」

 

「ふふ、やはり気付いていたか」

 

イッセーが進んだ先には妖しい魅力を持った銀髪の青年がいた。イッセーを見るなり満面の笑みを浮かべる。

 

「素顔では初めましてだな」

 

「そうだな、あの時は顔を出していなかったからな」

 

イッセーは光の力を青年は悪魔の力を身に宿らせながら相対する。互いのオーラがぶつかり合い空間に悲鳴が上がる。

 

「久しぶりだな白龍皇」

 

「久しぶりだ。ウルトラマンオーブ」

 


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