親馬鹿な加賀さんが着任しちゃいました   作:銀色銀杏

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皆さん、光作戦は進んでいますか?筆者はまだ新人のレベル四十前なので第一海域は乙で行けましたが、第二海域は丙で行ってます。(言えない…札の存在忘れてたなんて…)あとこんな事がありまして……

バレンタインの不思議な事件(筆者命名)

あれは第一海域のゲージ破壊後、空母ヲ級改flagshipと相対した時でした。此方の艦隊は空襲マスにより運悪く北上改が軽めの中破と同艦隊の赤城が小破でしたが行けると判断、空母ヲ級改flagshipのいるMマスへと進行しました。
空母ヲ級改flagshipの攻撃により北上が大破し、撤退しようとした時に事件はおきました。

「あ」

何ということでしょう夜戦ボタンを間違って押してしまうという余りにも初歩的なミスをしてしまったのです、これも徹夜でやって来たツケか。

「沈むなよ!頼む!」

しかし、その祈りは聞き届けられませんでした。

「次生まれる時はやっぱ戦艦でおねがいします、ガクッ」
「北上ぃー!」

パソコンの前で思わず絶叫しました、自分が間違ったばかりに……仇は川内がとってくれましたが、かなり落ち込んでいました。そんなとき、

《新しい仲間を発見しました!》

「どうせ北上さんのかわりなんか……」
「アタシは軽巡、北上。まーよろしく。」

(゜ロ゜)

(゜ロ゜)

( ;∀;)

(;▽;)b

その時北上がこう言った様に思いました。

「沈むの避ける為に大事な魚雷捨てちゃったし、改造前に戻っちゃったけど…ただいま、提督。」

泣きました、君の名はを見たとき以来に泣きました。
そしてその後、初詣で買った安全お守りが無くなっていました。北上の身代わりになってくれたのでしょうか?





これ、随分美化してますが北上が沈んで戻ってきたのとお守りの話はマジです。
皆さんの作戦、ご武運を祈っています!



十三、運命、開始五秒前

日本国首都東京、そしてその中枢である二十三区。そしてその中でも常に活気があり人々が行きかう銀座、しかし今そこは普段の様子とはかけ離れた様子であった。まず人が居ない本当に人っ子一人居ない、そして明かりが無い、オフィスビルの明かりは勿論信号や電光掲示板の光さえも無い、つまり電気が通っていない。また各種ライフラインも止まっている。

そんなゴーストタウンと化した銀座を走るワゴン車が一台、勿論それに乗っているのはただ民間人ではない。そんなワゴン車のなかで……

 

「ふぎゃー!!ピヨったクマ!誰か蹴ってクマ~!」

「球磨、そんなんレバガチャすりゃ治る!」

「そんな事より明石さん、閃光玉はよう。」

「そう言う夕張さんは後ろで薬草笛だけ吹かないでください!このゆ〇た、地雷!」

「ねぇ運転してるんだから静かにしてくれない!」(#^ω^)

「「「「(´・ω・`)」」」」

 

球磨、明石、夕張、青葉そして車を運転する北上は横須賀鎮守府と呉鎮守府が誇る技術班である、と言っても殆ど明石が中心で他はそのサポートという色合いが強いが。しかしてその五人はなぜモン〇ンをやっているかと言うとぶっちゃけ暇だから、である。実は決戦まであと三日となった今、明石達がしているのはトラップが正常に稼働するかを確認する作業であり、またそのトラップは都内各所に設置されていると言う都合上、移動に時間がかかるのでこうして暇をつぶしているのだが……

 

「何かこんなことしていていいのかな?」

「何だ、そんな事きにしてるクマ?別に気にすることじゃないクマ、例えば秋雲なんか…」

 

 

 

 

 

秋葉原 神田川周辺

 

「くぉら~!!まてぇーい!!」

「ひぃぃぃぃ!!」

 

人気の無い秋葉原その周辺の神田川近くの裏路地で海軍所属のムキムキマッチョな憲兵とヒョロヒョロのオタクもやしが追いかけっこするという、誰得だよ…な光景が繰り広げられていた。しかし所詮は民間人でしかも普段は運動などしないもやしっ子、すぐに憲兵に腕を掴まれるいや逆にここまでよく逃げおおせたと言うべきか、その能力をもっと他に生かせないのか……

 

「ほら、大人しく我々とくるんだ!」

「いやだー!生の艦娘の素顔が見られるなんて一生に一度あるかないかなんだ!」

「四の五の言わずにこい!」

「畜生めぇ~~!!!」

 

今の会話にあったように只今秋葉原では絶賛潜伏オタク狩りが進行中である、首都全域に艦娘が来るという一大チャンスを誇り高きオタク達が見逃すはずもなく、こうしてこっそり潜伏して一枚パシャリ……という魂胆だったり、自分の嫁が入ったフォルダと運命を共にと言う者や果ては戦闘を実況しようと言う者まで出てきた。しかも普段から引きこもっている故に隠れる精度がものすごく高い、そうでなくともただでさえ入り組んだ秋葉原に散らばったオタク達を見つけるのには時間が掛かった。

 

「見つけたぞ!」

「アイエエエエエ!?憲兵サンナンデ!?」

「こちらも発見、息がいいのが一人!」

「嫁と一緒に死ぬまでここを動けるかぁぁぁ!!!」

「こっちもだ!秋雲さんは凄いな!」

 

しかし、そこに同じ穴のムジナもといオタクである提督、秋雲、夕張、明石によって大体の場所は把握されていた、なぜわかったかと言う理由は簡単でただ「自分たちならどうするか」を考えて地図に書き込んだだけなのだから、要するに「考えることは皆同じ」なのである。

秋雲の指揮によってまた誇り高きオタクが一人、回収されていった……

 

 

 

場所は戻って車内

 

「ふ~ん、秋雲はそんな事を……」

「てゆーかあとどれくらいで着くクマ?球磨はもう疲れてきたクマ~」

「う~ん後五、六分ってトコロかな?」

「もうそろそろですね、明石さん。」

「にしてもこの車どこに向かってるクマ?」

「あ、それ聞いちゃうんだ。」

 

内心ガクッとする明石、着いてきておいて目的地知らないってどういうことよ……と若干呆顔になりながらも説明を始める。

 

「今は第三簡易泊地に向かってるの、そこで最後だから終わったら横須賀に帰るわよ。」

「やったー!次で終わりクマ!なら球磨ちゃん頑張っちゃうクマ!」

 

そんな風に後部座席でわいわい四人が話す、話題は徐々に思い出の話題へ。それぞれ皆が知らなかった事をカミングアウトしたり、鎮守府の噂を話したりと他愛のない話が続いていった。事件が起こったのはお正月の過ごし方を話していたときだった。

 

「それで~母ちゃんがお年玉くれなかったんだクマよ~!」

「へ~そうなんですか。」

「ホントなんでくれないクマ、母ちゃ~ん!」

「駄目に決まってるじゃん、もうお年玉って年でもないでしょ。」

「クマ~、でも何で初詣も一緒に行ってくれないクマ?」

「予定入ってたの!ホントごめんって!」

 

家族の微笑ましいやり取りを聞いていた夕張、しかし何か引っかかる。もう一度会話を思い出してみよう、球磨が自分の母の愚痴を言っている、これは普通だ。しかし何故その愚痴に明石が謝る必要があるのか、続いて導きだされた結論に自分で驚き声が漏れる。

 

「え」

「「え?」」

「まさか球磨さんと明石さんって……親子?」

「い、今更……?」

「いや私初耳ですけど!?」

 

今明かされる衝撃の真実、なんと呉鎮守府所属の球磨と横須賀の明石は親子だった!……がじつはこの事実はある程度の古参組なら知っていることであり、別段隠すつもりも無かったのだが横須賀と呉という位置関係で会う機会も少なく、知っている者もあまり居なかった。そのことを問いただしていく夕張、それに答えていく明石と球磨であった。しかしそのうち状況を飲み込めおちついたころ……

 

「クマー!クマクマー!飽きたクマー!」

「クマクマ恥ずかしいから止めてよ……」

「これは艤装の影響クマ、強いられているんだクマ。」

「北上さん、姉妹艦がそんな口癖持つのって恥ずかしいんですか?」

「いやー自分の母がこんな口癖ってなんかいやじゃん。」

 

 

 

 

 

 

 

…………………………え?

 

いやまて落ち着こう、こんな時こそ素数を数えて落ち着くんだ。1、2、3、5、7、11…よし落ち着いた、状況を整理しよう。今北上さんは自分の母親の口調を恥ずかしいと言った、このセリフから推測するに球磨さんは北上さんの母ということになる。あれ、待てよ、球磨さんのお母さんが明石さんで北上さんのお母さんが球磨さん、ということは北上さんにとって明石さんって……

と、夕張が頭でそこまで考えた時だった。急に背筋に走る寒気、その発生源は明石、明石は無言で笑いながらこちらを見つめていた、顔では笑っていたが目はあからさまにこう言っていた。

 

「それ以上考えてみろ、殺すぞ。」

 

と、早急にこの疑問を頭から振り払った夕張は必死に話題を切り替えんとする。が、そこに北上が爆弾発言を投下、そしてそれに続く球磨たちの追撃。

 

「あ~今多分おばあちゃんがガンを飛ばしているんだろうけど気にしなくていいよ、何時ものことだし。」

「お、おば……」

「そうクマ、せっかく艦娘になって老化が止まったのに歳をきにするなんて、だからおばあちゃんって言われるクマ。」

「ぐふっ……」

「それに自分で言ってましたよね、最高の若作りは艦娘になることだって。」

「……………」

 

と、同時にチャララランというBGMと共に明石達が持っているゲームにこんなテロップ。

 

《 アイテム屋 が力尽きました 報酬金が0zです》

 

リアルでもバーチャルでも力尽き、白い灰となった明石を乗せて車は走る。そんな中誰に話すでもなく北上はポツリと呟いた。

 

「そういや加賀さん、今日はやけに機嫌よかったけどなんでだろう?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後、何処かの公園

 

夕方、海が見える公園に加賀はいた。わざわざ私服姿だった、勿論人は誰も居ない。それでも加賀は公園のベンチに座ると水平線に沈む太陽をぼっーと見ていた、そしてそのまま過去に思いを馳せようと――

 

「よう、相変わらずだな加賀。」

「貴方は本当に雰囲気をぶち壊すのが得意ね。」

「開口一番辛辣な毒舌ぅ!」

 

そこに来たのはT督、加賀の夫にして現在は家で一人寂しくもとい自由な暮らしを満喫している。

 

「貴方から電話が来たときは驚いたわ、どうやって憲兵の監視をくぐり抜けたか知りたいわね。」

「お前の夫だぞ、何てことはない。」

「意味が解らないわ……」

 

そう言いながら隣りに座るT督、二人揃って静かに夕日を眺める。これだけ聞けばロマンチックに思えるだろうが、実際はそんな物など欠片もない。何故ならば話す内容が何の変鉄もない世間話や、痴話話だったからだ。

 

「それにしても、貴方からこんなタイミングで呼び出すなんてどうしたのかしら?」

「いや、瑞鶴の様子を聞きたくってな。」

「あの子は元気よ、色々な悩みもあるけど乗り越えられる。そう私は信じてる。」

「そうか……」

 

会話が止まる、恐らく瑞鶴のことを聞くのが目的だったのだろう。そのせいかさっきまで下らない話を話していた口が急に閉じられる、何も言い出せない無言の空気の中で数分が経過した頃、T督が口を開いた。

 

「本当に若返ったんだな、加賀。」

「ええ、白髪もしわもなくなったわ。」

「なんか、昔を思い出すな……」

 

また無言になる二人、しかし今度は気まずい空気ではない。それぞれの思い出、昔の鎮守府の皆との思い出、結婚してからの思い出そして愛する娘との思い出。色々な思い出が二人の頭を走り抜ける、けれどもT督は心配であった。自分の娘と嫁が戦場に行ってしまう、それも自分の目の届かない遠いところで。この瞬間にT督はやっと自分の娘を艦娘として送り出すことを反対する親の気持ちがやっとわかった気がした。

 

「……死ぬなよ、加賀。」

「当たり前よ、娘の婿を見るまで死ねないわ。……………それに貴方は自慢の嫁も信じられないほどに、寂しさでおかしくなったのかしら?」

「よせやい、しっかし相変わらず艦娘になると表情が動かなくなるな。」

「表情筋を動かすことをあまりしてないだけよ。普通に笑えるわ。」

 

そういって顔を動かす加賀、しかしわずかに口角が上がっただけでお世辞にも笑ったようには見えない。だが鼻で笑っているようには見える、つまり見下しているように見える。

 

「結局、お前のその姿での満面の笑みを見るにはあれしかない、か。」

「なによあれって?」

 

するとT督は息を吸い込んでいきなり言った

 

 

 

 

「愛してる、加賀。」

 

 

「ほぇ?」

「ふっははは!あいっかわらず不意打ちには弱いな!」

「きゅ、急に何を言っているのよ……」

 

そう言って恥ずかしがる加賀の顔は果たして、さっきの顔とは打って変わった花をも恥じらう最高の笑顔が輝いていた。言っていることと表情が一致しない加賀、しかもそのことを本人は気が付いていないようだ。ニヤニヤするT督と意味が分からずとも一緒になって笑ってしまう加賀。

 

「………いってらっしゃい、加賀。」

「行ってくるわ、………アナタ。」

 

 

 

 

 

 

 

正反対に歩いていく二人、けれども目指す志は同じ。絶対に死なない、娘も守って見せると決意を新たにする加賀。もう軍人を引退し祈ることしかできない自分を少し情けなく思ってしまうT督。この二人の行く末は何処か、それは正に神のみぞ知る。

 

 

 

私服姿の加賀が青い弓道着に、T督が白い提督の制服に身を包んでいたように見えたのはきっと風が見せた幻影だったのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてその夜、執務室

 

 

提督は右手に書類、左手にマイクを持っていた。その場には瑞鶴、加賀、扶桑といつもの三人と大淀がいた、ここに集まった理由は勿論大規模作戦についてだ。やがて鎮守府全体に放送する準備が整った時、大淀が手でGOサインを示す、提督は頷き話始める。

 

『えー提督だ、事前に通知した通り今この放送を横須賀と呉の艦娘全員が聞いていると思う。』

「始まった……!」

「シッ!」

『ついさっき明石達から全てのトラップの動作確認が終わったという連絡がきた。これにより戦闘前の全ての準備が終わった、後は敵さんが来るのを待つだけだ。だがその前に皆が気になっている編成を発表しようと思う。』

 

食堂

「始まったな、さーてウチは誰と組むんかな~日向?」

「さあな龍驤、だが大規模作戦は久しぶり、久しぶりに特別な瑞雲の出番のようだ。」

 

『まずは一番最初に接触、そして敵の数を減らす第一軍だが、これは数が多いので指揮権限を与える艦娘のみ発表とする。またどれにも名前を呼ばれなかった艦娘もここの所属とする。』

『第一軍、横須賀からは霧島改二、蒼龍改二、飛龍改二、天龍改、利根改二、長門改を。呉からは比叡改二、陸奥改、五十鈴改二、木曽改二、伊勢改、初月改を出す。』

 

「やった!同じ現場です、頑張りましょう霧島!」

「はい、比叡姉さん!」

「私は第一軍か、にしても、これにそれぞれ後最低五隻の艦娘か……どう見る日向?」

「私はまだ発表されてないから何とも言えん、だが第一軍だけで合計七十二隻以上とはな。」

 

『続けて第二軍、これは第一軍の防衛ラインを越えてきた敵の殲滅だ。これは多摩川、荒川、中川及び江戸川、そして隅田川の計四つの川をそれぞれ二艦隊別れて防衛。つまり計八艦隊に別れてもらう、多摩川班を【セイバー】、荒川班を【ランサー】、中川及び江戸川班を【アーチャー】、隅田川班を【キャスター】と呼称する。』

 

「ねぇ、北上、この班のネーミングって……」

「十中八九、夕張と明石さんと提督が絡んでる。」

 

『まずセイバー班、第一艦隊、扶桑改二、球磨改、夕立改、龍驤改二、筑摩改二、睦月改二。続いて第二艦隊……』

 

「ありゃ日向とは別艦隊かいな、お互い頑張ろな~!」

「お前こそ無理はするな。」

 

『次にランサー班第一艦隊、日向改、時雨改、神通改二、鈴谷改、熊野改、衣笠改二。続いて第二艦隊……』

 

「やった!同じ艦隊だね熊野!一緒に頑張ろう!」

「ええ、私たちの力を見せて上げましょう。」

 

『アーチャー班第一艦隊、赤城改、榛名改二、摩耶改二、江風改二、那智改二、山城改。続けて第二………』

 

「それにしても内陸の第二軍には必ず空母と航空戦艦か巡洋艦か……」

「提督はよほど航空戦力を警戒しているのですね。」

 

『最後にキャスター班第一艦隊、瑞鶴改、天津風改、島風改、鳥海改二、足柄改二、長良改。続いて第二艦隊加賀改、那珂改二………』

 

「私は隅田川か…あそこらへんはあんまし行ったことないなぁ……」

「やりました。(よっしゃぁ、娘と同じ現場ァ!提督に脅迫もとい根回しをした甲斐がありました。)」

 

『最後に第三軍、これは横須賀及び呉に所属する全潜水艦娘で構成された戦況報告の部隊だ。そしてこれから読み上げる駆逐艦娘は独立遊撃部隊として集まるように。えーまずは………』

 

「山城、ちょいと話があるクマ。」

「球磨さん…何ですか?」

 

 

 

『以上にて放送を終了する、詳しい作戦は三十分後にそれぞれの部屋に書類が届くのでそれを参照にしてくれ。またそれぞれの艦隊毎に会議室をとってある、自由に使用してくれ。』

 

ガチャ

 

「提督、お疲れ様でした。」

「正直もう肺活量限界だから後御願いね~」

「はい、おやすみなさい。」

 

提督が休むのを誰も止めようとはしない、何故ならば今の今まで提督はなんやかんや言いながらも不眠不休でこの編成を考え出したからだ。決して呆れているわけではない、それに三日後には総数百二十隻以上が参加する文字通りの総力戦だ、休める時に休まねばならない。

 

 

 

 

 

かくて三日後、時は矢のように過ぎ去り日の出。水平線の向こうに現れる黒い陰、深海からやって来た彼らを人は「深海棲艦」と呼んだ。

 

 

今ここに東京都を舞台にして、負ければ首都陥落、勝てば日本の全制海権獲得という一大決戦が始まる…!

 

 




皆さんおひさしぶりです!大和です!今任務の最中ですがそこから送っていまーす!
さて皆さん、バレンタインです。そしてバレンタインと言えばチョコです、というわけで私もチョコを作ってみましたー!

???「変な物でも作ったのか?」

失礼な、チョコですよチョコ!提督が私のチョコを食べたいとおっしゃったのでその練習ですよ、自信作です!

???「しかし…大和が作ったこれは…」

どうです!私の一/百スケールのチョコですよ!ほらこの辺の砲塔とか良くできてませんか?これなら提督も喜ぶはず……!

???「なるほど、確かによくできている。だが大和。」

?なんでしょうか?

???「軍艦の大和チョコを作ってどうする……提督が欲しかったのは大和が作ったチョコ、という意味ではないのか?」


~~~っつ!///

バタバタ!!   バタムッ!


???「行ってしまったか……可愛いな。次回」


燃える東京 

いよいよ戦闘開始だ、腕がなるな!



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